伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • あるキング

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    ネタバレ

    小学生の頃、衝撃を受けて以来ずっと愛読している伊坂幸太郎さんの小説。他の作品とは全く別物といった雰囲気のお話で、驚きました。要所要所で伊坂さんらしいユーモアや遊び心を感じられ、読むスピードを落とすことはありませんでした。
    正義と悪、理不尽や不公平、勝利と敗北。それらは一体、どっちがどっちなんだろう。どれがどれなんだろう。ふわふわとそんな事を考えながら読める作品でした。正しさなど曖昧で不明瞭なものですが、真っ直ぐ芯のある王求が生きていく姿にはなんだか勇気を貰えた気がします。「我を張れ」自身にそう言い聞かせながら、生きていきたいですね。

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    2026年04月12日
  • サブマリン

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    時間が和らげない悲しみなどない。

    それは本当に嘘ではない。

    その出来事によって気持ちが薄れていく時間は人それぞれなんだろうけど。

    たまに思い出す事があったとしても、生きている限りその悲しみは薄れていく。

    少しずつ

    だけど忘れてしまう事は決してない。

    水中の潜水艦の如く沈んでいるけど、何かのきっかけで急浮上してくる。

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    2026年04月10日
  • ラッシュライフ

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    ネタバレ

    複数の世界線がクロスする、伊坂幸太郎らしい作品。楽しく読んだが、河原崎のエンディング後がどうなったか心配。

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    2026年04月10日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ファンタジー?と現実が交互に語られていく中で、この世界線はどうやって交わっていくんだろうと考えながら読んでいくのが楽しかった。あと、私的に身近な福島の猪苗代湖とかがでてくるのよかった〜
    ただ、冒頭とのつながりが弱かったかな〜と思う。結局何だったんだ?ってなったかな

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    2026年04月09日
  • 死神の浮力

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    死神調査員『千葉さん』の第2弾!今回は長編
    我が子を殺害されたのに無罪で釈放された犯人との対峙に一役も二役も買ってしまう千葉さん

    所々クドい言い回しもあるが結末が気になり読んでしまう内容

    そして伊坂幸太郎さんは伏線が散りばめられているのでシリーズ1作目から是非読んでほしい。

    死神とは無慈悲なようで暖かい存在なのか…神だもんな〜

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    2026年04月09日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    銀行強盗たちがわちゃわちゃと楽しそうに善業を積んでいくお話。

    章の冒頭にある広辞苑の引用で好きなのが、壁紙。
    かべーがみ【壁紙】 「親馬鹿のあの人のーは、いつも子供の写真だよ」「微笑ましくていいじゃない」「でも子供、二十歳だぜ」「げ」

    響野と久遠の会話の中で、祥子が言っていたという「わたしの夫以外はすべて良い夫に見える」という台詞にピンときてない響野のソレは鈍感力ってやつなのかな。必要だよね。

    「どんなものでも、予備があったほうがいいってことじゃないのか。恋人も妻も」というとんでもないことを口にしたのも響野。久遠、祥子に告げ口しちゃえば良かったのにー。でも、とてつもなく長い演説で切り抜け

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    2026年04月09日
  • 楽園の楽園

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    装丁も挿絵もすごく綺麗!
    だけど短編すぎて物足りない。長編でなくともせめて中編くらいで読みたい!

    自然の知能(NI)
    植物が誘い彼らを連れてきた、って話で植物学者である稲垣栄洋先生のいくつかの著書を思い出した。

    ・面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ
    ・面白くて眠れなくなる植物学
    ・眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話
    ・怖くて眠れなくなる植物学

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    2026年04月05日
  • 終末のフール

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    3年後に小惑星衝突で終わりを迎える世界に住む人々の生活を描いた短編集。
    不安や焦燥により一度は壊れかけた世の中。みな生きる事に必死が故に起こる暴動。我々は明日が絶対来る!という思い込みによって平生を保っているのかもしれないと感じた。
    明日が当たり前に来る事に感謝しつつ、必死に生きていく義務を果たして生きたい。

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    2026年04月05日
  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    伊坂さんがまた面白そうなの出してるぞ、と手に取った作品。そしたら、「螺旋プロジェクト」の途中の時代だったけど、まぁ作家ごとの色があるし、話はそれぞれ完結しているだろうから、と読み始め。
    嫁姑問題や苦手な人間関係が全て「海」と「山」のせいだったら、仕方ないよな、と思えるかな。それでも惹かれ合ったりする人もいるから不思議だし面白いよね、と思えた。そして伊坂さんお得意の殺し屋ワールド。その辺は現実離れしていて楽しく読めた。
    近未来の話は、人の記憶の不確かさが怖い〜!ってなった。私の目にもレンズ入れて数年後に客観的に確認してみたい。

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    2026年04月04日
  • グラスホッパー

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    「やるしかないじゃない」
    そう、生きていくしかない。

    ただ、死んでるみたいに生きたくない。

    見てきた物や聞いた事、今まで覚えた全部でたらめだったら面白いそんな気持ちわかるでしょ?

    「マナーが人をつくる」

    さあ、キングスマンでも観ようか。

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    2026年04月04日
  • 魔王 新装版

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    好きな作家さんだけど個人的に比較的読みづらく、いつもより時間が掛かった。かなりリアルに色んな事を考えさせられる、割と重めな作品だった。

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    2026年04月04日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    テンポよく読み進めて
    真ん中あたりから
    展開が変わって
    面白くなりそう!
    と思ったけど
    いつも以上に
    なんか話が難しくて
    後半ランストスパートから
    読むスピードが落ちて
    結局、どうなの?どうなったの?
    なんだったの?
    って
    私の読解力欠如なのか
    なんだかふわっとした読み終わり。



    ネタバレ備忘録


    学校の先生、実は他人の
    明日の光景が一瞬夢で見れる
    生徒が書く小説。
    生徒の父親のからむ事件
    途中からそれらが交差する

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    2026年04月04日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    嘘を見抜く名人の成瀬の安心感がすごい。彼が計画したことならなんでもうまくことが進みそう。それと、天才スリの久遠のやんちゃそうなところも良い。

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    2026年04月02日
  • 火星に住むつもりかい?

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    初の伊坂幸太郎さん作品、解説を含めると500ページ超で読むの大変だったけど面白かった、パラレルワールドの日本はもしかしたらこんな感じなのかなとか思いながら読んでた、こんな世の中になったら怖いとも思った

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    2026年04月02日
  • PK 新装版

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    登場人物の掛け合いが本当に面白い、思わずクスッとなるところが何箇所かあった笑

    握手で時間を盗める話、僕だったらどうするかな〜。
    考えても6秒じゃ何もできんと思うけど、三上のようにこの6秒に向けて準備はするかな。6秒のために使う30分。無駄と捉えるか有意義な使い方と捉えるか...笑

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    2026年04月01日
  • サブマリン

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    「チルドレン」の家裁調査官、陣内・武藤のコンビが再び。

    家裁調査官の2人が扱うのは少年事件。現実の世界でも、少年事件と言うのは、しばしば問題になる。罪に対して罰することよりも、更正を目的としている為、被害者や世の中の感情としては、甘すぎるのではないかと感じることも多いこと、被害者は名前も報道されてしまうのに、加害者の少年は守られていること。正直、私自身も、この被害者やその家族の辛さに比べ、守られている加害少年は、いったい何なのだろう?と思うことも、過去に1度や2度ではない。
    しかし、若林青年の苦しみを知った時に、確かに、加害者と言えど、背景は本当にそれぞれで、一括りで語るのは難しいな、と改め

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    2026年03月31日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    中弛みしてしまったけど最後の伏線回収は鮮やかだった。短編×4が本全体の前編になってて、そっから長編に繋がるのが新しくて良かった。短編部分の方が好きだったなぁ
    後半の長編にもちょくちょく短編の話が関わってきていて、あとは1巻の内容も入ってきててそれがとても良かった。成瀬やっぱりメロいなー
    成瀬が離婚してて響野が結婚してるのがまじで全然意味わからん。あとみんな面白いけど38で銀行強盗してるの結構嘆かわしいかも

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    2026年03月30日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    ・行ったり来たりで頭使う
    ・こんなことなら登場人物をメモしとけばよかった
    ・情景が思い浮かべやすくて楽しかった

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    2026年03月30日
  • サブマリン

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    前作チルドレンが良すぎたせいで、読む前から期待を膨らませ過ぎました。
    ただ、内容自体は著者らしさが存分に出ています。
    少年たちの犯罪に真っ向からぶつかる主人公の変化球だらけの熱さには、考えさせられることが多々あります。
    少年犯罪の加害者と被害者のどちらの気持ちの、自分なりの方法で解決しようとする陣内に、胸が熱くなりました。

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    2026年03月30日
  • サブマリン

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    若林少年みたいに、ちょっとした脇見運転で起きてしまう事件がある一方で、小山田俊がネットで見つける犯行声明や、実際にその人が起こそうとする事件もある。
    この二つって一見同じ「事件」に見えるけど、実は全然違うものなんじゃないかと思った。

    作中でも触れられていたけど、自分はやっぱり、前者みたいな「本人にそのつもりはなかったけど起きてしまった事件」の方が、後者の「明確な意図があったけど未遂に終わった事件」よりは、まだ情状酌量の余地があるんじゃないかと思う。あくまで個人的にだけど、この対比は結構印象に残った。

    あと、この作品で一番印象に残ったのは、陣内の「先入観のなさ」。
    自分も武藤と同じで、小林少

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    2026年03月29日