伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
陽気なギャングでも思ったけど、大人が四人くらいで未成年の子供の私生活に面白おかしく干渉してくるストーリーが伊坂さんは好きなんだろうな。読んでて面白いから自分も好きだけど。
そんな中でもこの主人公の由紀夫は元来の無感動気質が前面に出てて、大人に可愛がられながらもちゃんと可愛げのないタイプに描かれているし、熱くならない気質の割に友人のピンチへの介入の仕方が限度を超えていたりと若者的な矛盾が多い。
物語の終わり方がとても独特で、状況的にはハッピーエンドなはずなのにとてもそう言えないような、一抹のもの淋しさを与えてくる終わり方をしてて、今までの伊坂作品には無い読後感だった。 -
Posted by ブクログ
読書録「終末のフール」3
著者 伊坂幸太郎
出版 集英社文庫
p249より引用
“「あのさ、地球の環境もコントロールでき
ない人間が、どうして火星の環境を維持でき
るわけ?」”
目次より引用
“終末のフール
太陽のシール
籠城のビール
冬眠のガール
鋼鉄のフール”
終わりゆく世界に生きる人々を描いた、短
編連作群像劇。同社刊行作文庫版。
小惑星の衝突の予測によって、8年後の滅亡
が予告されてしまった地球。予告後の世界の
混乱から5年が経過し、少し落ち着きを見せる
世の中で、人々はそれぞれ残りの時間を過ご
す…。
上記の引用は、地球が駄目なら火星に住め
ばいいじゃない、と