伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 死神の精度

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    死神の調査員『千葉さん』
    指示があった人に1週間付き【可】ならば8日目に死ぬ
    【不可】ならば死なない
    死ぬに値するかを調査する…と言う短編集

    まぁよくこんな設定を思いついたもんだ。死神の千葉さんは人間の感覚が分からないからちょっとチグハグな会話がすごく面白い
    これぞ伊坂ワールド!

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    2026年03月11日
  • ラッシュライフ

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    最後に全ての物語が交わっていくのが爽快で面白かった。あの日の仙台駅は誰かにとっては物語の始まりで、別の誰かにとっては終わりだった。人は皆毎日それぞれの人生を生きて、どこかで交錯しているのだろう。

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    2026年03月11日
  • 仙台ぐらし

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    初めて伊坂さんのエッセイを読みました。
    思っていた以上に心配性で、小心者w
    そりゃ、自分の心配にさせる"悪"の根元を小説で研究したくなるのも分かる。

    分からないことを分かっていないと、
    分からないことが分からない…の境地なんだろう。なかなか面白い人柄だと思った。

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    2026年03月11日
  • 楽園の楽園

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    100頁足らずの本なのでサクッと読めます。
    登場人物の名前が某有名な物語のパロディで楽しい話かと思いきや、実際は不穏な内容。
    偉大な自然の前では人間はちっぽけな存在ってこと。

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    2026年03月10日
  • 死神の精度

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    短編集ではあるものの、ラストではこれまでの物語が繋がるような形になっていて、ひとつの長編作品のような締め方が伊坂幸太郎らしい作品だと感じた。非常に良い作品。

    強いて言うといくつかの短編の中で、結末が読まれやすいというか、驚きがないというか、やや単調に感じる部分はあった。

    死神である千葉は(本人的に)真面目なことを言っているのに、人間には「面白いことを言うじゃないか」のような反応をされ、何も面白いことを言っていないのになぜそんなことを言われるんだと腹を立てたりと、死神と人間の感覚のズレにユーモアがあって面白かった。

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    2026年03月10日
  • 楽園の楽園

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    ​短い物語だが、伝えたいことがぎっしり詰まっている。さすが伊坂先生。 先入観なしで読んでほしいので詳細は伏せるが、一見ディストピアのような閉塞感がありつつ、視点を変えれば不思議とユートピアのようにも感じられる。 その表裏一体の空気感がクセになる、伊坂マジック全開の一冊。知能を持っているのは人間だけではない。動植物も人間の知らないネットワークを通じて繋がっているのではないか。自然の知能、NI。NIが人に対してNOを突きつけたその時、人は排除される。排除されるのは人だけだからそのほかの動植物の世界は生き続ける。驕りに対する警告なのか。破滅へのカウントダウンを予期しているのか。作者は何を伝えたかった

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    2026年03月09日
  • 楽園の楽園

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    小学生でもよめそうな軽め薄めの本。
    名前の癖が強くて笑っちゃう。
    そして冒険者のつもりがどんでん返しでこわくなっちゃうね。ゾッとします。そして良い。
    地球は広くて大きいな。自分はなにもできないちっぽけなものだとわからせてくれる物語。

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    2026年03月08日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    読み終わると心が温かくなる本だった。
    不器用な登場人物たちが、一生懸命に進んでいく様が想像できてほっこりしてしまう。短編小説だけどそれぞれの章が繋がっていて、一つの長い小説を読んだ感覚になり読後の満足感もしっかりと感じられた。

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    2026年06月12日
  • ラッシュライフ

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    2026年2月17日〜2026年3月5日 再読

    なんてことのない(なんてことなくはない)各々の人生がたまに交差する群像劇。
    老犬が幸福な犬生を全う出来たのかだけ気になる。

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    2026年03月05日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ディストピア文学。

    伊坂幸太郎さんの作風である、『人生はエスカレーター』とか『未来は神様のレシピできまる』という表現をいい意味で捉え直すにはいい作品だった。

    読んでいくと、どんどんと「未来はどうあがこうが良くならない」とネガティブに考えてしまいがちだけれど、実はそうではなくて未来は変わらないのだからせめて前向きに生きていこうと思うことができる。

    『終末のフール』をもう一度読みたくなった。

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    2026年03月04日
  • PK 新装版

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    ネタバレ

    初めての伊坂幸太郎作品。

    全体的にメタ目線な本文と、細かく分かれた章ごとに切り替わる点において脳が置いていかれてしまい、この著書に慣れるのには時間がかかりそう。
    ただ、この三つの短編をひとつの作品として出す上で著書としては 少し手を加えた 匙加減で成し得たというのが凄すぎる。
    そんな天才的な筆と独特なセンスにファンが多いのも納得。
    映画監督でいうクリストファーノーランっぽさを感じた。

    現段階では好きとはまだ言えないけど、何作品か読んで慣れていきたいな〜

    "私はあの時に学んだ。落ち着いていれば、どうにかなるものだ。"
    こんなセリフでふと思い出したのは
    小学生の頃、当時か

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    2026年03月02日
  • 砂漠

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    めっちゃ烏滸がましい感想を書く
    伊坂幸太郎さんの小説を何冊か読んだ私からしたら、あこれは、後で伏線になるやつだと勘ぐってしまってすこし物足りなさも感じた。殺し屋くらいハードなヒリヒリが私にはもう少し必要。
    麻雀も勉強が必要。

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    2026年03月02日
  • 死神の浮力

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    前作の短編集とは違い今回は長編。終盤まで、ヤキモキする展開が続き、ずっと苛立ちを抱えながら読み進めていたが、気持ちを溜め込んだ分、最後はスッキリと読み終えることができる。ここまでおつきあいしてくると、まるで社会不適合人物のような千葉の言葉も面白おかしいギャグのように変換され、愛着がわく。死がほとんど「可」であるとわかっているのに、どうなっていくのか展開がよめず、飽きることなく楽しめる作品だった。今回のお話はエピローグがとても好きだ。

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    2026年03月02日
  • 砂漠

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    思っていたよりもスラスラ読めていい、読んでいるうちにキャラクターに愛着や親しみが湧いてきて読み終わるのが惜しかった。
    作中に出てくる莞爾のような、キラキラしたザ・陽キャという物語ではないが、そこがいい
    大学や学生時代を懐かしみたい人はぜひ
    星3.9

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    2026年03月02日
  • ペッパーズ・ゴースト

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     これが生きるってことだったのか
      よし、もう一度!


    他人の少し先の未来を見ることができる国語教師の檀
    自作小説を書いている生徒を救ったことをきっかけに、徐々にある事件に関与し奮闘していく

    ある日突然理不尽な目に遭い遣る瀬無い日々が続くとしたら?
    どこにもぶつけられない負の感情を抱えてまた同じ人生を歩んでいくのか?

    これはきっと小説の中だけの話ではないと思う。
    それすらも受け入れて、震えるほどの幸福を希望に、もう一度!と立ち上がる人達の強さ、優しさ、心のしなやかさを本当に尊敬する

    改めて伊坂さんの小説には人間讃歌が根底にあるなと思った

    ネコジゴハンターの2人があるタイミングで現

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    2026年02月28日
  • PK 新装版

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    ネタバレ

    「3部作」であって短編集ではないこととサッカーメインの話ではないことは事前情報として持っててもいいかと思います。一気読み推奨。

    全体像としては複雑な設定に感じた……というか要所が(伊坂作品の中では比較的)一読じゃ気付きにくい気がする。

    本来の違う場面同士が徐々に繋がっていく伊坂さんの手癖的?だったものを変えたのか、一場面ごとに一部二部三部と順序付けして〜って方式にしたのは多分何か作者のチャレンジも兼ねてたのかな。前後の整合性を取ろうとしたばかりに分かりづらい叙述が発生したのかなと想像します。想像です。

    時間スリみたいなしょうもない能力の設定は好きでさすがだなと思いました。

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    2026年02月28日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    珍しくストレートなハッピーエンドじゃない作品。エピソードの途切れ途切れ感はあるが、近年の作品で一番心に残った気がする。

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    2026年02月28日
  • 首折り男のための協奏曲

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    なんか、大きな事件が起こってるのに大きく見えないのも伊坂幸太郎って感じだし、小さな日常の変化の積み重ねが人生の転機につながるのも伊坂幸太郎って感じだった。

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    2026年02月27日
  • ジャイロスコープ

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    バラバラの作品とはいえ、整合性があるような雰囲気。

    「ギア」はなかなかの意欲作ではなかろうか。

    「彗星さんたち」が白眉。
    本書の中で一作選ぶとするならコレ。

    やはり「レアトラック集」的な印象は拭えない。
    伊坂先生の作品のなかでは初心者向けではないかも。

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    2026年02月27日
  • 残り全部バケーション

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    The伊坂幸太郎節な一冊。
    おもしろ登場人物たちがオムニバス調で描かれて最後に向かって気持ちよく収束していくのが、毎度さすがだなーと感心する。

    ただ最初の導入が面白すぎて、その後離婚夫婦がどうなったのか、娘ちゃんと岡田のやり取りに何の意味があったのか読んでる途中ずっと気になってしまって、結局プロローグの家族は岡田を紹介するための布石でしかなかったのがちょっとがっかりだった。岡田と溝口と毒島さんの関係性を描くためならもう少しあっさりしていてよかったな。

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    2026年02月26日