伊坂幸太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大規模停電や強毒性ウイルスの蔓延によって急速に混乱へと傾いていく世界が舞台。なんだか現実とリンクしてしまってソワソワする。原因とされたAIの開発者を探すために主人公たちが“巨大な木のある楽園”を目指す展開は、終末が近い緊張感の中でもファンタジーのような雰囲気があって、その奥には人間の傲慢さや人間がこれまで自然に与えてきた負の影響への風刺と、「いつかしっぺ返しが来るぜ」という警告が込められているように感じた。
ラストはなんだか後味の悪い終わり方で、もしかしたら、この先の未来をどうしていこうか?と読者に問いかけているのかも。
井出静佳さんによる装画・挿絵も作品世界に深みを与えていて、物語の余韻をよ -
Posted by ブクログ
正確には途中までで挫折してしまったのですが。
伊坂幸太郎さん面白い!
伊坂幸太郎が作家のなかで一番好き!
という声を聞きすぎて期待値アゲアゲだったせいで、いや⋯割と普通やん⋯??ってなってしまいました。
朝井リョウみたいなクセ強ばっかりでも困るけどね?!でもちょっと良識人すぎて物足りなかったの!(笑)
ていうか、小説を読まずにエッセイで評価するなって話ですよね。ごめんなさい。
途中で挫折したと書きましたが、特に面白くないエピソードを、そこそこオチがついた形でこれだけ書けるってやっぱりすごいと思いました。
そして文中にすごくいろんな本や映画の話が出てくるのですが、それらがみんな面白そう。