伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • AX アックス

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    前作、前々作ほどのインパクトはないけど、うまいこと飽きさせないように構成変わってて全く飽きないのはよかった。
    読後に あーこれ俺が知ってる伊坂幸太郎だな~~ってなった。

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    2026年09月02日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    恋人に振られたり、仕事に悩んだりしている青年と、いじめから逃れて不思議な世界でスパイになった少年の話が交互に展開していく

    知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり。
    二つのそれぞれの世界が、小さな奇跡や影響をもたらしているのが印象的で、優しい。

    福島県猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」で7年間にわたって毎年配られた連作短編に、加筆・書籍化された作品だそう。

    猪苗代湖に行ってみたくなった。

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    2026年09月01日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    『777』を読む前に殺し屋シリーズの1作目を久々に再読。蝉。鯨。槿。他にもあるが、ネーミングセンスや登場人物が個性的。3つの人物の視点でストーリーは進むが、特殊な狭い業界ということもあり、ストーリーが1つに繋がっていく展開が面白い。

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    2026年09月01日
  • 逆ソクラテス

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    そんなに夢中にはなれなかった。強いて言えばスロウではないが好き。後味のなんとも言えなさと言うか、形容し難い感じがいい。本編よりも後書きの伊坂幸太郎が何を思ってこれを書いたか、の方が面白かった。

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    2026年09月01日
  • グラスホッパー

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    3人の殺し屋の話。
    みんな個性があって、わかりやすくスラスラ読めた。
    読んでいると勝手に状況が頭の中で浮かんできて、映画を見ている感覚だった。

    一つ言える事は悪いことをすると周りから恨みを買い大変な目に遭うんだなという事。

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    2026年08月31日
  • 砂漠

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    評価:3.5
    うーん、私の日常では起こりえないけど、そういう日常も送ってる人もいるだろうなって感じ。けど、それが妙に現実味がありすぎて、面白い!って感じでは読めなかったなぁ

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    2026年08月31日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    ギャングシリーズ2作目。
    前作と同じくかなり読みやすかった。
    今回は前作と違って短編集のような構成なので、何なら前作よりも読みやすかったかも。
    カタルシスは前作の方が上だったかな。

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    2026年08月31日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    家族が背負ってきた苦しい現実に対する、希望や救いの象徴が「重力ピエロ」だと思った。
    人間は本当に遺伝子ですべてが決まるのか、重い現実の中でどうすれば少しでも楽に生きられるのかを考えさせられた。また、泉水たち家族がお互いを愛し、大切に思いながら生きる姿に温かさを感じた。
    悲しい物語が軽快な会話で書かれていること、「春が二階から落ちてきた」が最初と最後で違って感じられることも面白かった。

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    2026年08月31日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    3.9
    「そういう無駄なところが、物語を豊かにするんだから」
    205ページ。ハッとさせられたセリフ。

    人生において同じことがいえるのではないだろうかと考えてしまった。この本は思っていたよりもコメディー色が強かったのもあり、伊坂幸太郎作品の中でも軽めに読めた本ではあった。

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    2026年08月30日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    上手い小説と思うけど、ちょっと気が滅入る。
    この本の前に告白を読んだので、またHIVか、と思ってしまった。

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    2026年08月30日
  • 楽園の楽園

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    短いけれど示唆に富み、含蓄のある作品でした。
    人間にとっての「物語」の存在の大きさが、朝井リョウさんの『インザメガチャーチ』にも通じるところがあり、興味深く読みました。
    すぐ目の前にあるAIの脅威に対して、NIという知を対置するところが伊坂幸太郎さんらしい。それが人間の作り上げた世界への最期通告というのは、ある意味救いでもありAIの脅威からの逃げとも言えるのではないでしょうか。
    とにかくもう眼前に危機が迫っていることを、これから作家さん達がどのように捉え、それを作品に落とし込んでいくのかは、ここ数年が勝負だと思っています。伊坂幸太郎さんはそれを鋭く描いているのだと思います。それでも、人間の知る

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    2026年08月30日
  • 死神の精度

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    ◼︎総括
    ・気負わず手に取れ、引っかかりなく読み通せる短編集。
    ・主人公が死神という設定には捻りがある一方、各編の展開自体は平坦。感情を大きく揺さぶられる体験を求める方には不足が残る。

    ◼︎良かった点
    1. 心理的負荷の低い可読性
    ・文章・構成ともに障害がなく、どこから読んでも負担にならない作り。
    ・短編形式であることも相まって、読書の入口としてのハードルが極めて低い。

    2. 主人公の設定に独自性がある
    ・全編を貫く主人公の造形が通常の人物像から外れており、その視点が作品全体の統一感を担保している。
    ・設定そのものが各編を読み進める動機として機能している。

    ◼︎気になった点
    1.

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    2026年08月29日
  • 楽園の楽園

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    町田その子さんの
    「彼女たちは楽園で遊ぶ」がこのオマージュに
    なっているということで読む前に。

    なんというか...
    ゾワっとする花だけど納得できてしまう。
    自然界からしたら ヒトは害虫みたいなもの。
    これだけ温暖化や感染症とかが
    広がるとこういうことが起こりそうだなと
    考えさせられてしまう。
    薄いのですぐ読めそうだなーと思ったけど
    すごくゾクゾクする話しでした。

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    2026年08月29日
  • グラスホッパー

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    王道の復讐劇を予想して読み始めたため、なんとも言えない苦みの残るラストにちょっとモヤモヤ。主人公の鈴木、そして殺し屋の蝉と鯨という3人の視点が交錯するなかで、どのような結末へと結びつくのか期待していましたが、彼らが劇的に協力したり対決したりすることもなく。

    分かりやすい爽快感を期待して読むと不完全燃焼に感じる、一筋縄ではいかないビターな作品だった。

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    2026年08月29日
  • 楽園の楽園

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    『彼女たちは楽園で遊ぶ』から読みました。
    読んでから調べてみると、なるほど編集さんから「伊坂さんの原稿から物語を書いてみませんか」というところからあの作品が生まれたとの事。
    「この話を町田さんのフィルターを通してだとああやって作品に繋がるのだな」という意味で楽しめました。

    作品個体としては…近未来として、ちょっとありそうな話だなと思った。人が主体ではなく、自然が主体となる未来。自然の叡智で淘汰される世界。キャベツがアオムシを駆除するために蜂を呼ぶ話もしかり、自然も邪魔者を排除するために進化し続ける。うっすら怖い話。

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    2026年08月29日
  • 楽園の楽園

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎デビュー25周年記念作。
    終わり方の静かな感じが、綺麗で悲しかった。
    キャラクターのやり取りが相変わらず軽快で楽しかったので、もっと3人の活躍を読みたかった。ボリューム的に仕方ないかと思うが、少し物足りない。

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    2026年08月27日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    千葉さんのキャラがとても良い
    最終的に情がわくのかと思ったけど、湧かないか…
    死への恐怖について幾度も触れてて考えさせられる

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    2026年08月27日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズ第二弾。伊坂氏の2010年の作品。

    これまた驚く設定と展開、そして相変わらず秀逸な人物設定。今回も飛び切り面白いのですが、会話劇よりも人物造形が良かったと思います。とりわけトーマス好きの檸檬と文学好きの蜜柑。イイ感じでした。

    ・・・
    第一作では亡き妻の復讐を企てる鈴木が、いつの間にか多くの殺し屋に翻弄される話でありました。

    今回も多くの殺し屋が出てきますが、主人公は殺し屋の七尾、通称「天道虫」。

    伊坂氏のお得意の秀逸な人物造形ですが、今回のこの七尾は、とにかく運がない。運がないけどかなり優秀な殺し屋、という設定です。

    あと、中学生「王子」がマジで嫌な奴。世の中の一般を理

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    2026年08月26日
  • チルドレン

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    まず印象に残ったのは、五つの短編すべてに登場する陣内というトリッキーな人物。

    陣内の言動はとにかく予測できない。どこまでが本人の計画で、どこからがミラクルなのか分からないが、なぜか最後には物事を丸く収めてしまう。
    めちゃくちゃなことをしているように見えて、筋が通っている様な気もする。
    その不思議な力というか天性の才能のようなものが面白くて、陣内が登場するたびに「今度は何をするんだろう」と楽しみになった。

    物語そのものも、どこに向かっているのか、次に何が起こるのか、全く予想できなかった。伏線が多すぎて「あ、え? そういうこと?」となる瞬間が何度もあった。

    さらに、物語の時間軸が前後しなが

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    2026年08月25日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    【ネタバレあり】伊坂幸太郎『グラスホッパー』レビュー|殺し屋たちが交錯する物語の結末と魅力を徹底解説

    この記事には、伊坂幸太郎『グラスホッパー』の重大なネタバレが含まれています。

    未読の方は、できれば本編を読んでからこの記事をご覧ください。

    伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』を読みました。

    一言で感想を言うなら、

    「殺し屋の話なのに、どこかユーモラス。そして最後には人間の善悪について考えさせられる小説」

    でした。

    『グラスホッパー』には、一般的なミステリー小説のような「犯人は誰だ?」という謎解きだけではありません。

    登場するのは、

    * 妻を殺された元教師
    * 自殺させ屋「鯨」

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    2026年08月25日