伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • さよならジャバウォック

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    ファンタジーもの。読みやすい。
    ジャバウォックという現実に存在しない悪と対峙するストーリー。主人公の視点から微妙な違和感を感じていたが最後に綺麗に伏線回収され、後味も悪くなく読める。ラストのネタバレ後もう一度最初から読み直した。
    気軽に読めるこの読みやすさ、伊坂幸太郎らしくて良い。

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    2026年09月27日
  • 楽園の楽園

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    初めての伊坂作品、不思議な世界だった。感覚的には森見登美彦(「夜は短し歩けよ乙女」とか)に近かったかも…?
    物語の序盤は作風に馴染むのに精一杯で読み進めるのが苦ではあったけど、後半から終盤にかけてで一気に物語が動いた感じがした。それと同時に、現代の人間の境地を何とも言えないうまさで描いていたと思う。今の環境問題や紛争状況とかを鑑みても、人間は地球にとってのウイルスで、いずれは滅びゆく存在なのかもしれない。自分にも突き刺さる問題提起が心から消えない一冊でした。

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    2026年09月27日
  • さよならジャバウォック

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    伊坂幸太郎だな。久しぶりに読んだ。読み始めたらするすると引き込まれるように読んだ。そして意外なオチだった。

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    2026年09月26日
  • シーソーモンスター

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    シーソーモンスターとスピンモンスターと二つの中編からなる作品、螺旋と他の小説家と繋がる作品とのこと、機会見つけて読んで見ようと思う。シーソーとスピン、断然シーソーが気持ちよく読み進めた。

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    2026年09月26日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    やはり伊坂幸太郎の世界観好きだな。

    現実と繋がっているようで繋がっていない。

    反省:同じ過ちを繰り返すことを確認する行為

    皮肉が効いててこ気味いい。

    なら「謝罪」は同じ過ちを繰り返すことを相手に伝える行為かな?

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    2026年09月25日
  • 砂漠

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    初めはなかなか馴染めず流し読みしてしまったが、最後の方はとても胸熱だった。
    読み終わる頃には、読み直したくなっている本かも

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    2026年09月25日
  • 重力ピエロ

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    重くて目を背けたくなる現実と深い家族愛の物語
    法律やルールなど超えては行けない一線について考えさせられたが、ユーモアがあり明るく読めた

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    2026年09月25日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    青柳雅春が濡れ衣を着せられ逃走する物語
    逃走する青柳の気持ちの表現がよかった
    青柳を信じる人たちも魅力的で最後はホッとした
    監視社会って怖いなって思ったし
    もしかしたらもうすぐそういう時代になるのかもって思う
    誰でも犯人にされる世の中はきちゃうかもな

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    2026年09月23日
  • マリアビートル

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    殺し屋シリーズ2作目。新幹線の車内で繰り広げられる殺し屋同士のお話。600ページ近くあるため、少しハードルの高さを感じたが、読み始めてからは面白くて全く気にならなかった。特に、最初は全く関係のなかった登場人物同士がそれぞれの思惑や事件によって交錯していくというグラスホッパーと同様の展開によって、物語が加速度的に面白くなっていった。
    私は漫画を読むのも好きで、特にバトルものが大好きなので、殺し屋同士の戦いの場面は非常に興奮した。また、伊坂幸太郎さんの作品は、キャラクター同士の軽妙な話し方が凄く好きで、この作品内に登場する二人組の殺し屋の檸檬と蜜柑の会話は特にそれを感じることができ、一番好きなパートだった。
    殺し屋シリーズ前作のグラスホッパーに登場した人物やそこで起きた事件についても作中で登場するので、続けて読むとより、おもしろいと思う。
    この作品の王子というキャラクターがかなり不快に感じる人物で、そこの場面を読むのが結構しんどかったが全体的には疾走感の溢れるストーリーでした。新幹線に乗って旅行に行くとき、この作品を旅行のお供に持って行きたいなと思う作品でした。

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    2026年09月23日
  • 楽園の楽園

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    ネタバレ

    『西遊記』っぽい3人の旅に引き込まれつつ、終盤で突きつけられる問いにハッとさせられた。AIの暴走という近未来的なテーマから、やがて「自然の知能」や「人がいかに物語を求めてしまうか」という本質とも言える内容に広がる展開はさすがと思えた。
    自然と人間とはと考えさせられた。

    ただ、どうしても100頁余りの短編なので深みがなく、ぜひ今後長編として深読みしたい気持ちでこの評価とした。

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    2026年09月23日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ハラハラが長過ぎ〜
    読んでいてずっと疑問で、私の読解力では、読み終わってもわからなかった( ; ; )。
    なぜ、青柳が標的になったのか?
    本当の犯人は?
    青柳が追われて痛い目に遭わされてた相手って、本当に警察だったの?(私の読み違いで、犯人グループの一味だったのかな?)

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    2026年09月23日
  • 777 トリプルセブン

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    物語としては面白かった。常にホテルの中で起こっているので、絵が変わらず、そこはマンネリだった。また様々な登場人物が出てくるので、少し忘れる

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    2026年09月23日
  • 死神の浮力

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    前作の方が好きだったな。
    酷い人すぎて、ちょっとイヤ。
    20年の延長後に、もう1回繋がってほしかった。

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    2026年09月23日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    こんな話だったのか!全然知らずに読み始めたから、一つ一つがめっちゃ短いのも、登場人物が多そうなのも不思議だな〜と思いながら読み進めて、仕掛けがわかってからなるほど!となった。
    もう会うことがなくても、幸せでいて欲しい、何かいいことあって欲しいって、ささやかだけど素敵な祈りだな。

    イベントで毎年少しずつ読めるって、当初は一回きりの可能性もあったみたいだけど、それでもアイデアがすごい。登場人物たちと一緒にリアルに年を重ねて行くんだもんな。

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    2026年09月23日
  • 777 トリプルセブン

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    何回か読んだような、サディスト、妙なキャラ付けの殺し屋が登場する、ザ・伊坂作品であった。

    目新しさはないが、こういう伊坂さんらしい、ちょうどいい息抜きエンターテイメント小説が欲しかったという、マスター、おすすめは?、で、ちょうどいいのが提供されたような安心感、期待に応えてもらえた感はある。

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    2026年09月22日
  • さよならジャバウォック

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    主婦の量子はつい夫を自宅で殺害してしまう。その時に大学の時のお友達が訪れて隠蔽の手伝いをしてくれる。ミステリーと思っていたのですがSF (?)でした。伊坂さんワールドが全開な感じでした。
    ジャバウォック、不思議すぎる。
    相変わらず名前のセンスが良すぎます。
    昔の作品、また読んでみようかな。

    他人と過去は変えられないが、
    自分と未来は変えられる

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    2026年09月21日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    デビュー作とは思えない。。

    喋るカカシだとか殺人が許されている住人だとか設定からワクワクした!

    島に欠けているものを、道徳的なことじゃなくて音楽にしたところがなんか好き

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    2026年09月21日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ▪️動物園のエンジン
    地面に横になったまま、夜の動物園で繰り広げられる男たちの会話を聞いていたのは永沢か、戻ってきたシンリンオオカミか、それとも…。
    シンリンオオカミは開放感に満ちた檻の外の世界からなぜ戻ってきたのか。
    『相棒』と、『あの時いなくなったシンリンオオカミ』は同じ『彼女』を意味しているのか。
    あの夜の数日前まで、うるさかった『男たち』は夜の動物園でなにをしていたのか。
    『あの夜』、なにがあったのか。

    舞台はマンションやガソリンスタンドが近くにある郊外のさびれた動物園。
    2年前にいなくなったシンリンオオカミの補充はなし。
    放置された、既にいなくなったレッサーパンダの看板。
    動物が脱走したのに破れたままのフェンス。
    市が運営する動物園とはいえ、経営がジリ貧なら閉鎖の判断は容易。
    永沢が自ら辞して尚、夜の動物園に来ていた理由は、本当に頭の調子がおかしくなったから?
    市長殺害の『犯人たち』は、本当に永沢と無関係なのか。

    いずれも、明確な答えはない。
    10年前、すっかり変わってしまう前の3人の男たちの会話を『お気楽で平和だなぁ』と読んでいる内に、気付けば私もすっかり憶測ゲームにハマっている自分に気付く。

    ▪️サクリファイス
    「ラッシュライフ」の黒澤が主人公として登場することで、自然に、異なる作品間の関連性を想像させられ、一気にページを繰る速度が上がる。
    著者の作品は2冊目だが、この凝った構成は新鮮でおもしろい。

    また、集落を守るため古くから風習として受け継がれる「こもり様」と、「集落を守るため」村長として自らの人生を捧げる陽一郎という、2つの『サクリファイス』。
    悪評は無名に勝るとはこういうことか。

    とは言え、本作にかぎらず、そもそも風習とは、他者が単純に評価できるものではないのだろう。
    『不都合なことを別のことでカモフラージュする』。
    そうせざるを得なかった事実を元に生まれ、受け継がれてきたものもあるだろうから。
    評価軸に『正しいかどうかは別』なのだ。

    そして、黒澤の言葉どおり『世代を跨いで伝達される慣習が存在しているのは、決してマイナスではない』と思う。
    本作が書かれたのが2004年というのは驚きだが、『今の日本では、代々受け継がれていく思想はほとんどない。思想や常識ですら使い捨てで、知恵や知識を蓄積しようという意識が低い』という状況は、2026年のいま更に加速している。
    使い捨ての時代だからこそ、古くから残る風習や歴史に新鮮さを覚え、改めて学ぶことがあるのも事実だ。
    いまから22年前に書かれた本作からも。

    たとえば作家が書く文章がもつ表現力。伝える力。
    モノがあふれ、情報を手軽に入手できる現代において、『伝え方』の大事さを説く声は多い。
    人間関係における『伝え方』と小説における『伝え方(表現力)』とは必ずしも直結するものではないが、著者の表現力の巧妙さ故に、『伝え方』の妙を想起させられる。

    ひと言で言えば『夕暮れどき』。
    それを『日が周囲の明るさを引きずって沈みはじめ、空全体が萎んでいく気配がある』とするだけで、読み手の中にその情景がゆっくりと浸透し、作品の中へ没入していく。

    『光が閉ざされ、周囲の壁や自らの肌に、黒々とした闇が染みてくるのを、茫然と眺めていたのだろうか』
    生贄として洞窟に入れられ、世間と遮断されていく情景や恐怖、喪失感という心の描写を、わずか一文43文字で読み手に伝えきる。

    これらはほんの一例。
    本作は、わずか72ページの短編なれど、内容だけでなく、そこかしこに散りばめられる文中表現の妙を味わうのも愉しい。

    ▪️フィッシュストーリー、ポテチ
    現実は、そんなうまい話はないよね…
    と思いつつ、いずれもハッピーエンドに爽快感を覚える自分もいる。
    まさしくフィッシュストーリーというところか。

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    2026年09月28日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    全体評価は星3だが、
    本書が短編集であるためである。

    後述の1つの例外を除き
    どの短編も個人的に刺さらなかった。

    最後の書き下ろし短編「ポテチ」だけは
    感想が星4以上となり、
    それだけ読むために1冊分の料金でも納得だし、

    個人的にお気に入り伊坂長編にも匹敵する満足度で、
    何なら伊坂初心者にこれをエントリー作として読ませたいレベルと感じるほど。

    伊坂ワールドならではの
    キャラクターの魅力、愛嬌、漫才、エモさ、天丼、秀逸な構成と展開が全部揃っていて、
    常に何か読ませるものがあり、
    牽引力が最後まで気持良くずっと面白い。


    仮に趣味が近い友人へ勧めるならば
    「『ポテチ』だけ読んでくれ。いいぞ」と言うのだろう。

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    2026年09月20日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    短編集としても面白く、最後に出てきた人々が絡め合う小説。
    それを伏線回収と言えるのかどうか
    次読む時は解説から読んで、相関関係図を書いて読まなければいけないなと

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    2026年09月20日