伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 火星に住むつもりかい?

    Posted by ブクログ

    ディストピア文学。

    伊坂幸太郎さんの作風である、『人生はエスカレーター』とか『未来は神様のレシピできまる』という表現をいい意味で捉え直すにはいい作品だった。

    読んでいくと、どんどんと「未来はどうあがこうが良くならない」とネガティブに考えてしまいがちだけれど、実はそうではなくて未来は変わらないのだからせめて前向きに生きていこうと思うことができる。

    『終末のフール』をもう一度読みたくなった。

    0
    2026年03月04日
  • PK 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めての伊坂幸太郎作品。

    全体的にメタ目線な本文と、細かく分かれた章ごとに切り替わる点において脳が置いていかれてしまい、この著書に慣れるのには時間がかかりそう。
    ただ、この三つの短編をひとつの作品として出す上で著書としては 少し手を加えた 匙加減で成し得たというのが凄すぎる。
    そんな天才的な筆と独特なセンスにファンが多いのも納得。
    映画監督でいうクリストファーノーランっぽさを感じた。

    現段階では好きとはまだ言えないけど、何作品か読んで慣れていきたいな〜

    "私はあの時に学んだ。落ち着いていれば、どうにかなるものだ。"
    こんなセリフでふと思い出したのは
    小学生の頃、当時か

    0
    2026年03月02日
  • 死神の浮力

    Posted by ブクログ

    前作の短編集とは違い今回は長編。終盤まで、ヤキモキする展開が続き、ずっと苛立ちを抱えながら読み進めていたが、気持ちを溜め込んだ分、最後はスッキリと読み終えることができる。ここまでおつきあいしてくると、まるで社会不適合人物のような千葉の言葉も面白おかしいギャグのように変換され、愛着がわく。死がほとんど「可」であるとわかっているのに、どうなっていくのか展開がよめず、飽きることなく楽しめる作品だった。今回のお話はエピローグがとても好きだ。

    0
    2026年03月02日
  • PK 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「3部作」であって短編集ではないこととサッカーメインの話ではないことは事前情報として持っててもいいかと思います。一気読み推奨。

    全体像としては複雑な設定に感じた……というか要所が(伊坂作品の中では比較的)一読じゃ気付きにくい気がする。

    本来の違う場面同士が徐々に繋がっていく伊坂さんの手癖的?だったものを変えたのか、一場面ごとに一部二部三部と順序付けして〜って方式にしたのは多分何か作者のチャレンジも兼ねてたのかな。前後の整合性を取ろうとしたばかりに分かりづらい叙述が発生したのかなと想像します。想像です。

    時間スリみたいなしょうもない能力の設定は好きでさすがだなと思いました。

    0
    2026年02月28日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    珍しくストレートなハッピーエンドじゃない作品。エピソードの途切れ途切れ感はあるが、近年の作品で一番心に残った気がする。

    0
    2026年02月28日
  • 首折り男のための協奏曲

    Posted by ブクログ

    なんか、大きな事件が起こってるのに大きく見えないのも伊坂幸太郎って感じだし、小さな日常の変化の積み重ねが人生の転機につながるのも伊坂幸太郎って感じだった。

    0
    2026年02月27日
  • ジャイロスコープ

    Posted by ブクログ

    バラバラの作品とはいえ、整合性があるような雰囲気。

    「ギア」はなかなかの意欲作ではなかろうか。

    「彗星さんたち」が白眉。
    本書の中で一作選ぶとするならコレ。

    やはり「レアトラック集」的な印象は拭えない。
    伊坂先生の作品のなかでは初心者向けではないかも。

    0
    2026年02月27日
  • 残り全部バケーション

    Posted by ブクログ

    The伊坂幸太郎節な一冊。
    おもしろ登場人物たちがオムニバス調で描かれて最後に向かって気持ちよく収束していくのが、毎度さすがだなーと感心する。

    ただ最初の導入が面白すぎて、その後離婚夫婦がどうなったのか、娘ちゃんと岡田のやり取りに何の意味があったのか読んでる途中ずっと気になってしまって、結局プロローグの家族は岡田を紹介するための布石でしかなかったのがちょっとがっかりだった。岡田と溝口と毒島さんの関係性を描くためならもう少しあっさりしていてよかったな。

    0
    2026年02月26日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ●「あのバス」がなんなのか最後にわかると思ってたから読者に委ねる系だったのは個人的に残念だったし全体的に好みではなかったけど、こういうのもありだよねとは思う。
    ●こんなに唐突に終わってるのに、どうなったの?どういうこと?って感じではなくてその後のストーリーを誰しもが想像できるラストの書き方は秀逸だと思った。

    0
    2026年02月26日
  • 火星に住むつもりかい?

    Posted by ブクログ

    平和警察のディストピアっぷりの描写が大半を占めて、終盤の急展開まで読み進めるのに人を選ぶかもしれません。

    0
    2026年02月25日
  • 終末のフール

    Posted by ブクログ

    伊坂さん、11冊目!

    1話ごとに短編になっていて読み進めやすい。
    登場人物は短編とは言いつつ、いろんなお話に出てくる。

    一番好きな話は、籠城のビールでした。

    0
    2026年02月23日
  • 死神の精度

    Posted by ブクログ

    死神が担当した人間の人生を見守る短編集。パターン化されているのかと思いきや、それぞれに全く異なる入口や展開が用意されていて、伊坂幸太郎さんの振り幅の多さ、大きさを伺わせる。どのお話も結末が描かれていないところが少し不完全燃焼でもあり、この作品の良さでもあるように思う。

    0
    2026年02月19日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

    Posted by ブクログ

    シリーズ三作目。いつもの陽気なギャング四人組が事件に巻き込まれる。数々の伏線は凄まじいほどの面白さで回収されて行く。

    0
    2026年02月14日
  • 火星に住むつもりかい?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何日かに分けて読んだのでテンポに乗り切れなかったのがくやしみ。登場人物も多いし誰が誰か忘れないうちに一気読みが良さそう。衆人環視のディストピア(反理想郷)となった架空の日本(仙台)の話。平和警察やばい。拷問の描写エグくて怖かった。真壁捜査官好きだったから突然の爆死悲しかったけど、まさかの生きてて嬉しかった!ラストの床屋のシーンめっちゃ良い。あと、解説がぼくりり君だったのも嬉。彼の考察さすが。伊坂さん「火星に生物が?」を「火星に住むつもりかい?」に勘違いして生まれたタイトルなのも可愛くて推せた。

    0
    2026年02月12日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    関わることが無さそうな全く異なる職業の3人。あることがきっかけで思いもよらぬ共通点が見つかることに。夢での出来事が現実を左右する不思議なお話。今回も伊坂さんの世界観を楽しむことができました。

    0
    2026年02月10日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

    Posted by ブクログ

    正確には途中までで挫折してしまったのですが。

    伊坂幸太郎さん面白い!
    伊坂幸太郎が作家のなかで一番好き!
    という声を聞きすぎて期待値アゲアゲだったせいで、いや⋯割と普通やん⋯??ってなってしまいました。

    朝井リョウみたいなクセ強ばっかりでも困るけどね?!でもちょっと良識人すぎて物足りなかったの!(笑)
    ていうか、小説を読まずにエッセイで評価するなって話ですよね。ごめんなさい。

    途中で挫折したと書きましたが、特に面白くないエピソードを、そこそこオチがついた形でこれだけ書けるってやっぱりすごいと思いました。
    そして文中にすごくいろんな本や映画の話が出てくるのですが、それらがみんな面白そう。

    0
    2026年02月14日
  • シーソーモンスター

    Posted by ブクログ

    相性合わない人ってどうしてもいるけれど、山族と海族のような関係がもしもあったら仕方ないなって逆に安心できるかもな、、、 

    でも相手のことをすごく疑ったり自分の都合のいいように記憶をすり替えたりできてしまったら怖すぎる…

    時代によって対立の仕方は変わってくるけれど、どの時代の対立の仕方も恐ろしいと感じた…

    0
    2026年02月09日
  • 残り全部バケーション

    Posted by ブクログ

    明らかに悪者なのにどこか憎めない不器用でまっすぐで、ずるくもあり自分の興味や気持ちに素直な主人公たち。キャラクター設定が人間の弱さや複雑さを際立たせていて秀逸。時間もエピソードのつながりも飛びつつバラバラな時系列てつながる小編たちが最後のエピソードで収斂する組み立てが良き哉。

    0
    2026年02月08日
  • 仙台ぐらし

    Posted by ブクログ

    伊坂さんのエッセイ初めて読みました!
    伊坂さんの書くキャラクターは面白い人が多いですが、エッセイを読んで伊坂さん自身が面白いキャラクターだなと感じました。
    日常の出来事をこんなに面白く書くことができるのはやっぱりすごいと思いました。

    0
    2026年02月07日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    短編集は久しぶりに読んだが、たまに読むといいなと改めて思わされた。
    父がボブディランやストーンズ、ビートルズが好きで私も幼い頃から聴いていたのでフィッシュストーリーで出てきてなんだか嬉しくなった。
    作中に出てくる黒澤という人物は別の小説でも出てくるようなので、そっちも読んでみようと思う

    0
    2026年02月07日