伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ジャイロスコープ

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    短編集
    知らずに手に取ったのでびっくりでした。
    本人も最後に書いてますが、伊坂幸太郎っぽくなくてよけいにびっくり。
    その辺りが物足りなかったかなと。
    最後の章で頑張って集めてくれた感は嬉しかったです。

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    2024年12月29日
  • シーソーモンスター

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    単行本なかったのでこちらへ。
    組織とか山の者と海の者の対決とかウェカセレリとか
    創作上のもののはずなのになぜかリアルなんだよなあ・・
    みやこさんとお義母さんのタッグもっと見たかった。

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    2024年12月28日
  • 魔王 新装版

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    ※魔王と呼吸の2本の中編の作品で、魔王は星4、呼吸は星3で、3.5です。
    あらすじは知っていましたが、どうなるんだろうって思いながら読みました。
    魔王に関しては、結末も良かったんですが、呼吸は面白くなって来たところで、次のページを開くと、「あとがき」って書いてあって、思わず「えー、これで終わり」って、声に出しちゃいました。
    不満とかではなく、もう少し最後まで読みたかったって、思いました。

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    2024年12月28日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    伊坂さんの短編集!
    表題作「フィッシュストーリー」は
    私がめちゃくちゃ好きなタイプの伊坂さん作品!
    全然関係もしない、思いもよらない時と場所の出来事が
    何年か後に巡り巡って自分を助けるとか
    境地を脱出するとかそんな話が大好きなんですけど
    そこにユーモアたっっぷりに上乗せして描かれる
    伊坂ワールド〜〜!!!最高!!!
    最後のお話「ポテチ」での、コンソメと塩を間違えた話。
    最後まで読み切ると何故だか泣けてきてしまう…

    そういえば高校の時の演劇の題目案に
    フィッシュストーリーが挙がってたけど今思うと渋いな…

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    2024年12月24日
  • 火星に住むつもりかい?

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    正義とは?
    自分にとっての正義は果たして本当に正義なのか?誰のために??何のために??自己満??

    改めてそんなところを考えてみたくなる作品。

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    2024年12月23日
  • ジャイロスコープ

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    "サンタクロースもミスをする。"
    という帯に惹かれて手に取った短編集。
    伏線やユーモアがたっぷりの内容で、先日某奇妙な物語が放送されていたこともありその余韻のような不思議な世界観に魅了された。

    中でも『彗星さんたち』は新幹線の清掃を生業としている人にスポットを当てた作品。
    降車乗車を除いた7分間で新幹線内を掃除しているという事実にとても驚いた。
    仕事において大事なのは、冷静でいること親切でいること。私も心がけようと思う。

    最後の書下ろしは全人類の大好物。各話の登場人物が交差する世界線のやつ~。
    ぜひ、クリスマスのプレゼントにおすすめしたい1冊です。

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    2024年12月21日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    主人公 星野一彦が〈あるバス〉にの 乗り得体の知れない場所に連れて行かれるまで5股をかけていた女性たちに別れの挨拶に行く話。

    それぞれの女性毎に新鮮味のある出会いと別れがあり、監視役として巨漢女性の繭美が監視役に就く。

    内容としてはいたってシンプル。
    最終的に〈あるバス〉がなんなのか、どこに連れて行かれるのかは読者の判断に委ねられる。

    最初に出てきた「似合わないけど高価なもので着飾るか、似合うけど安価なもので着飾るか」のくだり通り、身の丈に合わない生活は身を滅ぼすことをかなりポップに伝えてくれる。

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    2024年12月20日
  • 仙台ぐらし

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    全てエッセイだとおもってた。

    半分くらいはエッセイ風小説。

    読みすすめるうちに小説になってた(笑)

    好きな作家さん、伊坂幸太郎さんのことが知れて良かった。

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    2024年12月15日
  • SOSの猿

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    あんまりやった。落ち着いたストーリーで引き込まれるって感じではなかったから好みではなかった。けど最後の章はつながってく感じで面白かった!暴力はいつだって悪いのか、どうしようもないsosへの対処が命題?

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    2024年12月14日
  • PK 新装版

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    ささいな事で未来は変わる。
    昨日までと今日でがらっと世界が変わる、という経験を最近した事もあり、心にとても響く作品となりました。
    私も◯◯を過去に送りたい。
    そうしたら緩やかに未来が変わり、また違う今があるかも知れない。
    A'の世界も気になるところです。
    行けないとは分かっていても、そちらの自分が幸せに暮らしていたらそれはそれで良いかなと思える。

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    2024年12月07日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    思ったよりひとつひとつの話が独立していた気がする。逆再生の話をして時系列の逆転に気づかせるのおもしろかった。

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    2024年12月06日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    連作で、それぞれ作者が違う。
    こういうのは、それぞれがお題に沿って書くのだと思っていたら、他の話の人物が別の話に登場したりするのが面白かった。

    単行本のタイトルは『蝦蟇倉市事件』と漢字だったが、文庫本ではひらがなに改題された。
    漢字の方が不思議町っぽい雰囲気がして合ってると思うけど、読めない人が多くて改めたのかな。
    私も読めなかった。

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    2024年12月04日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    前作から間を置かずに読んでみた。

    伊坂作品独特のグルーブ感と言うかドキドキする展開ではなかった。

    軽快な道尾作品を思わせる感じがした。

    淡々と読み終えた感じ。

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    2024年11月29日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    繭美の辞書に人助け、救い、助っ人の文字はなかったけど、何とかその言葉を探そうとして必死になってる姿はかっこよかった。
    有須睦子の話は感動した。なんだかんだで星野くんは5人の恋人の利益となっていて、過小評価している星野くんに皆にとって大事な存在だということを繭美は気づかせてあげたかったんだと解釈した。

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    2024年11月28日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短編4部作
    脱走したオオカミの議論を重ねる物語、生贄文化を暴く黒澤の物語も面白かった。
    けど、特にラスト2作の伏線がすごい。

    フィッシュストーリーは時系列バラバラな描写。
    「届けよ、誰かに」「頼むから」
    彼らの想いが詰まった"無音"の部分。そのおかげで救われた命が連鎖していく、届いてる。

    『ポテチ』そのタイトルがかなり泣ける。
    「間違えてもらって、かえってよかったかも」
    この一言が知らぬ間に彼を救っていたんだね。

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    2024年11月24日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    男が女性に別れを告げにいくパターンが5回も続くのに全く飽きない。むしろ回をこなすほど面白い。

    ラストが曖昧にぼかされていて、自分の中であの"バス"が何なのかを想像するのが面白い。
    主人公は星野さんのようで、実は繭美だったのかも。

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    2024年11月23日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    なんとも憎めないけど、
    5股とかしちゃう星野くんの謎のお別れと
    繭美さんとの不思議な話。
    繭美さん、頭の中じゃランニングでムキムキなんだけど、、
    話が進むたびに姿形かわるわ

    謎が多すぎてまったくすっきりしないけど
    伊坂幸太郎のこの余白が好きで、
    読み終わったあとしばし、ふーーってなる
    でもはっきりしないところは気になるなあ

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    2024年11月19日
  • ガソリン生活

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    吾輩は猫であるの車verなのかな?
    何となく消化不良というか読者の想像に任せるといった感じで終わってしまったような気がする。

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    2024年11月17日
  • 首折り男のための協奏曲

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    2人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!って裏表紙に書いてあったけど、思ってたより繋がらなかった。でも話一つ一つは面白かった。

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    2024年11月14日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一部キャラがかぶるが、珍しく繋がりの薄い短編集。

    ◎動物園のエンジン
    動物園の元職員の謎について。

    ◎サクリファイス
    ある村の古くからのしきたりの謎について。少し怖さのあるミステリーチックな話。
    そういう絆もあるかーと。

    ◎フィッシュストーリー
    二十数年前、現在、三十数年前を起点にある文頭を元にした話。
    まぁ面白いけど、繋がりがわかりづらい。

    ◎ポテチ
    出来損ないの泥棒とその周りの人の話。
    個人的には1番好きだった。やはり全て幸せでなくてもハッピーエンドが好き。
    それぞれのキャラの人柄もよい。

    総じて、普通かな。ランキング上位だったので期待しすぎた。
    よくある連作短編集かと思いきやあ

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    2024年11月10日