伊坂幸太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
もともとバラバラだった短編に加筆修正してなんとなく連作短編に仕上げた本作。
「首折り男の周辺」
疑う夫婦と間違われた男、いじめられている少年が登場する。首折り男のストーリーは一旦終了したかな?と思わせる序章のようなエピソード。
「濡れ衣の話」
子供を事故で亡くした男が警察と話をする。ここで「首折り男の周辺」の中の「時空のねじれ」「キャッチボールの約束」のエピソードが登場して繋がる。
この話は本当にこの後どうなったか気になる話。
残念ながら後日談なし
「僕の船」
「首折り男の周辺」で登場した疑う夫婦が登場。
あの、黒澤が出てくる。とてもほっこりして好きな話。
「人間らしく」
不倫の調査を依 -
Posted by ブクログ
んー、面白いが自分の好きなテイストの伊坂幸太郎じゃなかったかな。あとがきにも書いてあったが、「オーデュポンの祈り」から「オー!ファーザー」ぐらいまでのポップな感覚時代。その辺りが好きで、本作はシリアス寄りの中期よりの作品に感じる。
以下、短編なので一つずつの感想。
浜田青年ホントスカ
なんか、登場人物が好きになれなかったなぁ。人間味が感じられないのが、そう感じるかも。相談屋のトリック所はワクワクしたんだけどなぁ。
ギア
なんか、筒井康隆みたい。でも、セミンゴちょっとイメージしずらい。
二月下旬から三月上旬
結局、妄想なのか現実なのか?こういう作品嫌いじゃないが、なんか、ひきこまれなかっ -
Posted by ブクログ
"サンタクロースもミスをする。"
という帯に惹かれて手に取った短編集。
伏線やユーモアがたっぷりの内容で、先日某奇妙な物語が放送されていたこともありその余韻のような不思議な世界観に魅了された。
中でも『彗星さんたち』は新幹線の清掃を生業としている人にスポットを当てた作品。
降車乗車を除いた7分間で新幹線内を掃除しているという事実にとても驚いた。
仕事において大事なのは、冷静でいること親切でいること。私も心がけようと思う。
最後の書下ろしは全人類の大好物。各話の登場人物が交差する世界線のやつ~。
ぜひ、クリスマスのプレゼントにおすすめしたい1冊です。