伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 魔王 新装版

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    ※魔王と呼吸の2本の中編の作品で、魔王は星4、呼吸は星3で、3.5です。
    あらすじは知っていましたが、どうなるんだろうって思いながら読みました。
    魔王に関しては、結末も良かったんですが、呼吸は面白くなって来たところで、次のページを開くと、「あとがき」って書いてあって、思わず「えー、これで終わり」って、声に出しちゃいました。
    不満とかではなく、もう少し最後まで読みたかったって、思いました。

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    2024年12月28日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    伊坂さんの短編集!
    表題作「フィッシュストーリー」は
    私がめちゃくちゃ好きなタイプの伊坂さん作品!
    全然関係もしない、思いもよらない時と場所の出来事が
    何年か後に巡り巡って自分を助けるとか
    境地を脱出するとかそんな話が大好きなんですけど
    そこにユーモアたっっぷりに上乗せして描かれる
    伊坂ワールド〜〜!!!最高!!!
    最後のお話「ポテチ」での、コンソメと塩を間違えた話。
    最後まで読み切ると何故だか泣けてきてしまう…

    そういえば高校の時の演劇の題目案に
    フィッシュストーリーが挙がってたけど今思うと渋いな…

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    2024年12月24日
  • ジャイロスコープ

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    "サンタクロースもミスをする。"
    という帯に惹かれて手に取った短編集。
    伏線やユーモアがたっぷりの内容で、先日某奇妙な物語が放送されていたこともありその余韻のような不思議な世界観に魅了された。

    中でも『彗星さんたち』は新幹線の清掃を生業としている人にスポットを当てた作品。
    降車乗車を除いた7分間で新幹線内を掃除しているという事実にとても驚いた。
    仕事において大事なのは、冷静でいること親切でいること。私も心がけようと思う。

    最後の書下ろしは全人類の大好物。各話の登場人物が交差する世界線のやつ~。
    ぜひ、クリスマスのプレゼントにおすすめしたい1冊です。

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    2024年12月21日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    主人公 星野一彦が〈あるバス〉にの 乗り得体の知れない場所に連れて行かれるまで5股をかけていた女性たちに別れの挨拶に行く話。

    それぞれの女性毎に新鮮味のある出会いと別れがあり、監視役として巨漢女性の繭美が監視役に就く。

    内容としてはいたってシンプル。
    最終的に〈あるバス〉がなんなのか、どこに連れて行かれるのかは読者の判断に委ねられる。

    最初に出てきた「似合わないけど高価なもので着飾るか、似合うけど安価なもので着飾るか」のくだり通り、身の丈に合わない生活は身を滅ぼすことをかなりポップに伝えてくれる。

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    2024年12月20日
  • 仙台ぐらし

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    全てエッセイだとおもってた。

    半分くらいはエッセイ風小説。

    読みすすめるうちに小説になってた(笑)

    好きな作家さん、伊坂幸太郎さんのことが知れて良かった。

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    2024年12月15日
  • SOSの猿

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    あんまりやった。落ち着いたストーリーで引き込まれるって感じではなかったから好みではなかった。けど最後の章はつながってく感じで面白かった!暴力はいつだって悪いのか、どうしようもないsosへの対処が命題?

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    2024年12月14日
  • PK 新装版

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    ささいな事で未来は変わる。
    昨日までと今日でがらっと世界が変わる、という経験を最近した事もあり、心にとても響く作品となりました。
    私も◯◯を過去に送りたい。
    そうしたら緩やかに未来が変わり、また違う今があるかも知れない。
    A'の世界も気になるところです。
    行けないとは分かっていても、そちらの自分が幸せに暮らしていたらそれはそれで良いかなと思える。

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    2024年12月07日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    思ったよりひとつひとつの話が独立していた気がする。逆再生の話をして時系列の逆転に気づかせるのおもしろかった。

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    2024年12月06日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    連作で、それぞれ作者が違う。
    こういうのは、それぞれがお題に沿って書くのだと思っていたら、他の話の人物が別の話に登場したりするのが面白かった。

    単行本のタイトルは『蝦蟇倉市事件』と漢字だったが、文庫本ではひらがなに改題された。
    漢字の方が不思議町っぽい雰囲気がして合ってると思うけど、読めない人が多くて改めたのかな。
    私も読めなかった。

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    2024年12月04日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    繭美の辞書に人助け、救い、助っ人の文字はなかったけど、何とかその言葉を探そうとして必死になってる姿はかっこよかった。
    有須睦子の話は感動した。なんだかんだで星野くんは5人の恋人の利益となっていて、過小評価している星野くんに皆にとって大事な存在だということを繭美は気づかせてあげたかったんだと解釈した。

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    2024年11月28日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短編4部作
    脱走したオオカミの議論を重ねる物語、生贄文化を暴く黒澤の物語も面白かった。
    けど、特にラスト2作の伏線がすごい。

    フィッシュストーリーは時系列バラバラな描写。
    「届けよ、誰かに」「頼むから」
    彼らの想いが詰まった"無音"の部分。そのおかげで救われた命が連鎖していく、届いてる。

    『ポテチ』そのタイトルがかなり泣ける。
    「間違えてもらって、かえってよかったかも」
    この一言が知らぬ間に彼を救っていたんだね。

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    2024年11月24日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    男が女性に別れを告げにいくパターンが5回も続くのに全く飽きない。むしろ回をこなすほど面白い。

    ラストが曖昧にぼかされていて、自分の中であの"バス"が何なのかを想像するのが面白い。
    主人公は星野さんのようで、実は繭美だったのかも。

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    2024年11月23日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    なんとも憎めないけど、
    5股とかしちゃう星野くんの謎のお別れと
    繭美さんとの不思議な話。
    繭美さん、頭の中じゃランニングでムキムキなんだけど、、
    話が進むたびに姿形かわるわ

    謎が多すぎてまったくすっきりしないけど
    伊坂幸太郎のこの余白が好きで、
    読み終わったあとしばし、ふーーってなる
    でもはっきりしないところは気になるなあ

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    2024年11月19日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一部キャラがかぶるが、珍しく繋がりの薄い短編集。

    ◎動物園のエンジン
    動物園の元職員の謎について。

    ◎サクリファイス
    ある村の古くからのしきたりの謎について。少し怖さのあるミステリーチックな話。
    そういう絆もあるかーと。

    ◎フィッシュストーリー
    二十数年前、現在、三十数年前を起点にある文頭を元にした話。
    まぁ面白いけど、繋がりがわかりづらい。

    ◎ポテチ
    出来損ないの泥棒とその周りの人の話。
    個人的には1番好きだった。やはり全て幸せでなくてもハッピーエンドが好き。
    それぞれのキャラの人柄もよい。

    総じて、普通かな。ランキング上位だったので期待しすぎた。
    よくある連作短編集かと思いきやあ

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    2024年11月10日
  • 仙台ぐらし

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    口を付け、飲んでみる。コーラの味が少し、マイルドになり、美味しい。
    うん、美味しい、と内心で呟きながらも、やはりどこか、昔飲んだものとは異なっているようにも感じる。記憶というものは、常に変化し、誇張や嘘が混じるものなのだ。
    今回、このエッセイの序盤に、「仙台という街の大きな流れのようなものが観測できるかもしれない」と大きいことを書いたにもかかわらず、最終的には、小さな喫茶店の、ミルクコーラなどという、強末な話題になってしまい、少々、ばつが悪い気分ではある。
    ただ、様々な物が新しくなり、消えゆく中で、ミルクコーラが残ってたよ、というのもそんなに悪い話ではない。

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    2024年11月10日
  • 魔王 新装版

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    ネタバレ

    面白かった。まさか超能力バトルだとは。2005年の話なのに、憲法改正は割とタイムリーな話でもあり、「おっ」と思った。
    なんていうか、映像的だし読みやすい反面、登場人物がなんかアニメキャラみたいだなーと思った。超能力バトルだからかもしれない。弟の彼女、ふわふわした子だなと思ってたのに実際には結構考えているタイプだったりとか。職場で「っち」付けで呼ばんだろう、しかも「っち」はフルの名前にはつけなくないか。さとっちとか、短縮形+っちをつけるイメージ。まあそんな議論はどうでもいいんだけど。
    あとまさかの途中で終わると思わなかった。読むのを何度も中断しても話がわかりやすいから読みやすかったな。続編も読み

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    2024年10月23日
  • 夜の国のクーパー

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    勇敢で本能的なトムの描写がとにかく愛おしい

    序盤はなんとも恐ろしい、おぞましい展開。
    戦争で攻め込まれて、国王が殺されて、謎の化け物退治に行くために、勇ましくも報われない家族。

    そして何よりそんな人間の畏怖感情とは裏腹にとにかくのんきな猫たち。我を忘れて鼠を追いかける、大事な局面でも忘れぬ毛繕い、ここまで鮮明に猫の修正を描写に入れられる伊坂さんに脱帽。

    それでも要所要所に出てくるトムの活躍と、どんでん返しの物語がとても面白かった。

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    2024年10月20日
  • SOSの猿

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    んーーーわからん笑
    伊坂幸太郎ワールドなのかなぁ。作品によって使わなければいけない頭の場所が違うんだよなぁ。きっと。
    積読から調子に乗って読んじゃおう!ってなったは良いものの、続きを読もうとして毎回のように「で、何だったっけ?えっとー」ってなってしまいました。すいません。流し読みしてしまったので、また気が向いた時にリベンジします。

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    2024年10月15日
  • あるキング

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    いつもの伊坂幸太郎作品とは違うと前置きがあったのでそれなりに心づもりして読んだが、多分にもれず「なんだこりゃあ???」と面食らった。伊坂さんが書きたいように書くとこんなテイストになるのかぁ。謎めいた抽象的な表現が多く理解が追いつかず、今は正直おもしろいとは思えなかったが、何年かして読んだら変わりそうです。
    「マクベス」は読んだことないけれど、色んな作家さんに引用されていて、興味深い。 (なかなか食指は動かないんだが)“Fair is foul, and foul is fair.”この作品のキーでもあるが、奥の深い一文。

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    2024年09月27日
  • 夜の国のクーパー

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    読み始めてすぐに思ったことは、この物語は伊坂さんの処女作オーデュボンの祈りを想い起こさせるファンタジー小説なんだろうと言うことだ。

    はじめのほうは物語の展開が全く読めない。かと言って読みにくいかと言うとそうでもなく、どんな展開を見せてくれるのか期待に胸を膨らませて読み進めていった。

    ぼくの視点と、猫のトム君の視点からこの物語が語られる。猫や鼠が喋ったり、鉄国と呼ばれる国が出てきたりで、中盤まではこのストーリーは破綻せずにしっかりと収束することができるのだろうかと心配になるほどだった。

    トム君たち猫と人間たちが暮らす街が、鉄国との戦争に負けたことで鉄国の兵士たちに占領されてしまったというの

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    2024年09月22日