伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    イジメや暴力描写が多くて初めはなかなか気が進まなかったし、それなりに鬱展開ではありますが読み応えがあり、余韻が抜けないです。作中に出てくるシロクマの人形は象徴的な扱いなのかな?と少し疑問に思ったのでまた考えてみたいと思います。

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    2026年06月15日
  • 逆ソクラテス

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    どこにでもいそうな小学生達が主人公の日常のちょっとした出来事を描いた短編集。どの作品もちょっとだけ嫌な人が出てくるものの、変わったやり方でモヤモヤを解消してくれて心地良い読後感だった。

    伊坂作品によく見られるスケールの大きな事件や超能力などはないものの、所々に伊坂節が出ていて満足の1冊だった。

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    2026年06月15日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    逃げている時の緊張が伝わってきて、伊坂さんの表現の上手さを感じた。序盤の一見関係ないように見える何気ない描写が後に重要だったことがわかることが多く、爽快感があった。ラストは決してハッピーエンドとは言えないような状況だったが、心に響く終わり方で感動した。

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    2026年06月15日
  • 首折り男のための協奏曲

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    短編集なのに不思議とつながっている物語。

    なのに、それぞれのストーリーのタッチが異なっていて、非常に楽しめた!

    伊坂作品の中でも特に好きなジャンルかも!

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    2026年06月14日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ギャングシリーズの中で一番好きです。わかりやすい敵にすごくイライラさせられますが。近年の様相に合わせてギャングたちも困惑させられるのだなぁと楽しませてもらいました。みんなの、響野さんの扱いに何度も笑いました。

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    2026年06月14日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    ”殺し屋シリーズ”2作目と呼ばれる同著の舞台は東北新幹線車内、登場人物はほぼ全員が過去/現在において殺しを生業にしていたか、殺しを日常的に愉しんでいるという人物という一風変わった状況設定。章ごとに登場人物の視点が切り替わる構成ながら、キャラクターの倫理観や嗜好が細かに描写されているため新幹線の疾走感も相まってか、読者を飽きさせない作品だと感じた。

    全体的に登場人物間で交わされる台詞はユニーク混じりで飄々としたものが多かったが、その一見緩やかな雰囲気と反して密度が高いのが不思議だった。相手の言葉の中に含まれる意図が表情や行動と掛け合わさり、その場の力関係や攻勢が逆転する場面などはハラハラした。

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    2026年06月14日
  • 逆ソクラテス

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    子どもが主人公の短編集であり、本屋大賞にも入っていて、ずっと読みたかった本。
    東京へ向かう新幹線の車内でけっこう読み進められた。

    「逆ソクラテス」
     「ぼくはそう思わない」というフレーズが、子どもながらの心に響いていき、その効果が大きく現れて、教師期待効果=ピグマリオン効果もあり、プロ野球選手になる。話の最初で何気なく出ていたテレビ中継のシーンが実は最後につながっていて、いいラストだった。
    「スロウではない」
     この話の「ドン・コルレオーネ、足が遅いと馬鹿にされます」「馬鹿にするやつがいるのか」「では、消せ」と、リズムの良さと少し気難しそうに話す2人の語りがツボにハマって、新幹線内で声が出そ

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    2026年06月14日
  • マリアビートル

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    一気読みしたくなるほど面白かった。
    殺し屋シリーズの2作目?で、酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な面々を乗せた新幹線内で死体の山が作られます。
    それぞれの殺し屋はみんな特徴があって個性的。ユーモラスな部分も多くあって、暗い感じじゃないです。
    上記以外にもスズメバチなる毒殺専用の殺し屋も乗っていて、王子に屋上から落とされた木村の息子の周りを守るあさがお、木村の両親は殺し屋のレジェンドだったり。。凄すぎる!

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    2026年06月14日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    何度目かの再読。そうそう私はこのお話が大好きなんだった、って思い出した。★が5個じゃ足りない。生涯通してベスト5には入る。有名な書き出し「春が二階から落ちてきた。」からすでに恋。素敵すぎる。
    今作は映画版も昔見たので、春は岡田将生、泉水は加瀬亮で脳内再生されるけど、イメージ通りで最高。「最強の兄弟」って「お守りみたいな存在」なのすごく共感。私にもそんな最強と思える兄弟がいます。
    あと「オーデュボン」の伊藤さん、「ラッシュライフ」の黒澤さんの登場も胸熱…!これだから伊坂作品は再読からが面白い!

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    2026年06月13日
  • さよならジャバウォック

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    伊坂作品の中でも一、二を争うくらい好きな作品だった!
    隠されていた真実が明かされた時の衝撃と、スッキリ感がたまらない。
    桂凍朗の苦悩を思うと、胸がキリキリと痛むが、最後の凍朗の行動を知ったとき、救われた気持ちになった。

    家族の絆が裏テーマにある話に、ぐっと感情のツボを掴まれてしまう。
    前面に主張されると、思わず「ちょっと美談すぎない?」と斜めの目線で読んでしまうが、「実はこの行動の裏には…」と主張しない感じで書かれると、現実味があってぐっとくる。

    伊坂作品は割と人の命が軽やかに散っていくものもあるが、この作品は「命あるものとしての、人間の在り方」を描いているように感じた。

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    2026年06月13日
  • 逆ソクラテス

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    めちゃくちゃ面白かったです!
    伊坂さんらしい短編集で、全部が小学生とその先生、親が活躍していてどの話もとても好みでした!
    特にアンスポーツマンライクが好きでした!逆ワシントンにも繋がっていて良かったです。
    また読み返したいです!

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    2026年06月13日
  • 重力ピエロ

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    内容は兄弟と放火事件をめぐるストーリーであるが、その中で家族、善悪、物事の道理について新たな解釈を得ることができた。本として非常に読みやすいだけでなく、表現や描写も秀逸である。物語が進むにつれワクワク感が増していき、読み終えた後には多幸感に包まれた。是非あなたも”重力”を取っ払って読んで欲しい。家族愛

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    2026年06月12日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    伊坂幸太郎さんのことなど何も知らず、なにげなく手にとってもう夢中で読んだ思い出の一冊。ここから全作品追い始めた記念の本!

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    2026年06月12日
  • 砂漠

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    メチャメチャ面白かった!リアルな青春がここにある!不思議なエピソードやロマンスも織り交ぜられていて最高の展開

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    2026年06月12日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    おもっしろかったーーーー!!!
    ファンタジーと音楽とスパイ好きな私がすきじゃないはずがなく。
    伊坂作品では『残り全部バケーション』が1番好きなので、同じ嗜好の方はきっと好きなやつですよね。

    本編▶︎あとがき▶︎書き下ろし▶︎インタビューという本全体の流れも気持ちよかった。

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    2026年06月11日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    本屋大賞受賞作で以前から気になっていた本作。見えない大きな力で追い詰められていく主人公。3日間の出来事なのに読んでいるとすごく長い間逃走したような気になりました。緊迫した主人公の心情や状況が丁寧に描かれています。最後の場面、主人公の逃走が少し報われたような…そんな気持ちになりました。

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    2026年06月11日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    たしか20年前に読みました。初めての伊坂作品で、ファンになりました。「俺たちは最強の家族だ」というセリフが忘れられません。また読みます。

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    2026年06月11日
  • チルドレン

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    伊坂幸太郎が描くキャラクターの幅がすごいのは言うまでもないけれど、陣内はその中でもかなり好きな人物だった。
    実際近しいとこにいたら面倒くさそうだけど憎めないキャラクターって魅力的。
    そう考えると読者(ぼく)は鴨居の立ち位置にいた気がする。
    質の高いミステリー要素が根底にあるから飽きないし、チルドレン(子供と親)っていうメッセージ性あるテーマが良かった。
    この濃密な内容をあくまでもユーモラスに読者を驚かすように、軽やかに描くのが伊坂幸太郎だよなーと感じた。

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    2026年06月10日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    あまりにも、私の好きな小説だった。
    特に「死神と藤田」が好きで、「旅路を死神」「死神対老女」も好きだった。
    インタビューでは、「最初以外は全員"可"にすると決めていた」と伊坂さんが話しているけど、話によっては読んでいてもハッキリと結末が分からないものもあり、「死」を扱った暗くなることが想定できるストーリーにも関わらず光や希望のようなものが確かに存在していた。
    特に「死神と藤田」では、私の大好きなバンドの大好きな曲の歌詞「いつかは終わってしまうけど少なくともそれは今じゃないぜ」が思い浮かんで、それもあってものすごく好きだと思った。
    最後の「死神対老女」のラストシーンでは鳥肌が

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    2026年06月10日
  • 重力ピエロ

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    恐らくだけど、この物語はすごく単純なんだと思う。
    でも、不思議で、曖昧としていて、実体の掴めないぼやけた会話の応酬に頭がぼーっとしてきて、とても複雑な話のように錯覚してしまうんだと思った。この伊坂幸太郎を初めて読んだ人は特に。

    自分も今回、恐らく3回目にはなろうかという回数を重ねて、ようやくゆっくりと、しっかりと理解できて、そして、こんなにも面白い小説だったんだと分かった。

    どうしてああいう会話が思いつくのか不思議でしょうがないし、その発想力はとんでもないと思う。
    全てが伏線のようでいて、でも実はそうでもなくて、どうでもいい会話のやり取りが重要だったりする。

    本当に細かいところまで調べて

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    2026年06月10日