伊坂幸太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
暴力を振るってきた夫を殺してしまった…
そこから先は…
まるで「鏡の国のアリス」の世界??
荒唐無稽な展開でどこまでが現実でどこからが夢なのか、伊坂幸太郎ワールドが広がって、読者も不思議な世界に引き込まれる。
「あまりにも恐ろしい出来事や、悲惨な事件、むごたらしい戦争が世の中には溢れていて、一向になくなりそうもないんです。僕が心配して心を砕いているのに、世の中はそれに応えてくれないばかりか、嘲笑するようにひどくなっていくんです。
これは現実ではなく、僕の脳が見ているだけなのかもしれない。そう思うようになってきたんです。」
伊坂作品は風刺が込められているが、この言葉をよりわかりやすく伝え -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編が幾つもある本で、違う物語の中で登場人物が登場してくるシーンも興奮した。物語の中でこのシーンは何のシーンだろうと思った箇所が最後まで読むとここに繋がるのか...!!となる事が多くてその度に鳥肌が立った。伏線回収される爽快感があってとても良かった。
「先入観」で最初からこうだと決め込んでしまったら、何も変わらない。先入観で悪く決めつけられた相手は萎縮してしまうし、可能性をなくしてしまう事に改めて気付けた。間違えた道を選んでも、軌道修正して真面目に続けていたら前を向いていけるいうのが物語の要になっていて好きな作品の1つになった。