伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • AX アックス

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    殺し屋シリーズ3冊目!
    今回ばかり人の入れ替わりが少なくて、兜視点でずーっと語られる、っていう違いがあるのも良い。
    あとやっぱ伏線の張り方がすごくいい!わ〜って声出る笑!

    【印象に残った台詞】
    「感情って相殺されないんですよね」
    「どういう意味ですか」
    「いいこともあるから、不満を帳消しにできるかと言ったら、そうじゃなくて。プラスマイナスで計算はできないというか」
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    「死は恐ろしいものですよ。何もかも消えます。お父さんも例外ではありませんよ」
    「そんなことはないです」「父がこの世で一番怖いのは」
    「何ですか」
    「母ですから」
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    「君のお父さんは」
    「何

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    2026年01月05日
  • マリアビートル

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    殺し屋シリーズ2冊目!やっぱり最高!
    トーマス大好きな檸檬が個人的にはお気に入り♩
    王子は『死神の浮力』の本城くらい嫌な奴だった( ・᷅-・᷄ )
    人の入れ替わるタイミングがよくて、どんどん読み進められる〜!!

    【印象に残った台詞】
    「でも、トーマス君はいいこと言うんだぜ」
    「何て」
    「『記録なんて壊されるためにあるのさ!』」
    「相手の記録を勝手に壊したやつが口にする言葉じゃないな。そこまで、心の琴線に触れる触れない台詞も珍しい」
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    「いいか、ダックはこう言った。『僕には考えつきません!』とな。そりゃそうだ。そんな気の利いた悪口、そうそう思いつくわけがねえんだよ」
    ┈┈

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    2026年01月05日
  • グラスホッパー

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    伊坂さんの書く殺し屋ってなんでこんなに魅力的なキャラが多いんだろう!

    一人一人のキャラが濃くて、その周りとの関係性も良くて、伏線の張り方もよくて…!絶対もう1回読み返したくなる( ¨̮ )

    【印象に残った台詞】
    「じゃあな。死んでるみたいに生きたくない、ってのは本当にいい台詞だ」

    「無関心でいるといつの間にか洪水に呑まれてるんだぞ」

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    2026年01月05日
  • 777 トリプルセブン

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    本当に面白かった!!!殺し屋シリーズ大好き!
    おかえり七尾ーーー!!と思わず言いたくなった。
    今回も奏田と高良、モウフとマクラ、時代ごとのお名前の敵キャラたち…みたいないいキャラがたっくさん、そしてその全員が1つのホテルの中で暴れ回ってるの面白すぎるだろ…!!
    個人的に奏田さん良かった、みんなつよくてみんないい!!

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    2026年01月05日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    スラスラ読めた。
    読みながら作者に弄ばれているような感覚。
    遊び心ある地の文章に導かれるまま読み進めていくと、途中から物語を土台からひっくり返すような事を軽々しく告げてくるのだから面白い。
    人物の詳細な描写に重きを置いていないであろうことから一部どんな人間なのか想像がつかないままのキャラクターもいたけれどそれも味に感じられた。
    どこかフワフワした雰囲気のまま最後まで軽快に本格的なミステリーが展開される。
    まあ実際そんな上手くいかないだろうと冷静に考えると思うこともあるのだけどそれもこの小説の雰囲気の中でなら許される感覚があった。

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    2026年01月04日
  • 逆ソクラテス

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    小学生の生きる世界は学校と家ぐらいしかなく、その中で小学生なりに考え、理不尽に抗う姿や世界観にご都合主義や無理がなく、読みやすい作品。
    バタフライエフェクトのように、何気ない一言や特に意識していなかった物が後に影響しているなど、過去と未来が繋がっていく雰囲気も良かった。

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    2026年01月04日
  • AX アックス

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    久しぶりに伊坂幸太郎ワールドへ入国。

    やはりこの作者のワードセンスはずば抜けていると思う。
    話の本筋とは関係のないところで、感心したりハッとさせられる掛け合いが度々ある。

    本作は主人公兜が殺し屋兼会社員兼恐妻家として
    かっこよかったり、なさけなかったりの日常がコミカルに綴られている。
    冒頭読み始めは同じ父親として、憤りにも似た、もっと堂々としろよ!貴方はすごい人だよ!
    と思わずにはいられなかった。
    異常なまでに妻を恐れ、気を遣っている様子は息苦しくも感じた。
    それでも読んでいるうちにそれは苦痛ではなく、そういう形の幸せなのだと感じさせた(そうでなくてはきっと読後感はもっと妻に対して嫌なイメ

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    2026年01月04日
  • SOSの猿

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    引きこもり青年との面談を頼まれた青年と会社のミスを調べる会社員などを中心に繰り広げられる物語。狭い地域で起きている事なのに精神的スケールが大きかった。
    漫画なら分かりやすそうな展開や表現が多く、よく文章化できるなーと感心してしまう。あとがき見たら漫画とリンクする作品のようなので納得。
    いつもの怒涛の回収も素晴らしい。
    これって、もしかしたら未来や過去は変えられるという話なのでは?とか思うとむやみに希望がわく。
    伊坂幸太郎作品ではモヤモヤシリーズと言われる時期のものだそうですが、私にはかなりスッキリと刺さりました。
    ただ、語り手目線が変わるのと同時に口調も変わるので、読みにくいと思う人はいるかも

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    2026年01月04日
  • ラッシュライフ

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    殺人者や殺人の画策、不倫、強盗未遂に泥棒。
    世間的には悪事を働いている人々のそれぞれの物語がつながっていく。

    前半の出来事が最終的に全て繋がり合点が行く構成。
    時間軸に則り、出来事を整理すると面白いかも。

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    2026年01月04日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    河崎、ドルジ、琴美の物語の終盤に巻き込まれる椎名の話。

    高校卒業後、上京したてでまだあるべき自分がないなかで、何か刺激的な香りがする河崎にどことなく惹かれてしまう気持ちはすごくわかる。

    読者としては、そんな素直でどことなく頼りない椎名の考察や言動が頓珍漢であることにいじらしさを感じつつも、彼らの物語を受け入れ、人間的に成長したと思う。
    実家に帰り、家業を継ぐのかもしれないが、頼りがいのある椎名になるのではないか、と個人的には考えている。

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    2026年01月04日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    散りばめられた伏線の回収、始まりと終わりのつながりがとても気持ちよく、本を読む手が止まりませんでした。

    個人的には、元々臆病で心配性だったはずのイズミが、最終的には覚悟を決めるまでに至る成長が良いと思いました。
    とはいえ、親父の前では本来のイズミが出ている気がして人間らしさも感じました。

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    2026年01月04日
  • ジャイロスコープ

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    伊坂幸太郎短編集。久々に読んだが面白い。短い物語の中でも読者を裏切る仕掛けをしっかり仕込ませて驚かせてくれる。他にこの手の作家はあまり見かけないので定期的に読みたくなる。
    残酷な人物や描写も少ないため誰でも抵抗なく読みやすい作品。

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    2026年01月04日
  • AX アックス

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    後半は読んでて涙が出てきた…殺し屋稼業だが、父親であり夫である主人公。仕事(公)と私事(私)という意味では、世の中の会社員と変わらない境遇なのではないか?自分と重ね合わせ、感情移入してしまう。読後、(没入しすぎて)疲れたのは久しぶり…

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    2026年01月04日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    伊坂幸太郎の世界観満載。読みやすいし、期待している仕掛けもあるし、登場人物はみんな魅力的だし、SFだし。
    少し既視感があったのはまあ御愛嬌。

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    2026年01月04日
  • 重力ピエロ

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    放火と落書きと遺伝子と家族愛の話。
    「お前は俺に似て、嘘が下手だ。」の台詞でめちゃくちゃ感動した。家族みんな素敵すぎる。
    お母さんが絵で審査員の尻をぶったたくシーンと、ビルの管理人に萩の月を持って謝りに行くシーンすき。
    ジャンルを問わずいろいろな小ネタが文章中で出てきて、とにかく読んでておもしろかった。

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    2026年01月04日
  • オーデュボンの祈り

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    閉ざされた島という舞台設定に加えどこか風変わりで強烈な個性をもつ登場人物たちが次々と現れ、物語の終盤までまったく飽きることなく世界観に引き込まれた。

    一方で、過去に起きた事件や物語の途中で散発的に起こる出来事は残虐で救いのないものが多い。
    しかし島の住人たちは、それらを特別なこととしてではなく、まるで日常の一部のように受け入れている。その淡々とした態度が、かえって強い狂気を感じさせ、生々しい不安や恐怖を突きつけてた。

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    2026年01月02日
  • AX アックス

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    いやぁ、よかった。本当に良かった。
    あの強靭な兜が、きちんと妻を恐れて怖がっているのにも関わらず、そこに愛があることがきちんと読み手に伝わってくることが嬉しい小説でした。

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    2026年01月02日
  • グラスホッパー

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    目の前で押し屋という殺し屋に妻の敵を殺されてしまう。復讐が先を越された!悔しい!と押し屋を追いかけて居場所を突き止めたら、他の殺し屋たちも押し屋を探して集結してきた。殺し屋同士の殺し合いだ!という話。

    高校生の頃に読んで社会人になって再読。一回読んだはずなのにまた騙される。大人になってから読んでも面白かった。

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    2026年01月02日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ネタバレ

    とても上手に感情移入させてくれて、確り伏線回収もしてくれて、イヤミスより陽ミス?こそ読書の醍醐味だと心酔させてくれる、社会のどこかにあってほしくなる"勧戯懲悪⁉"の物語でした!
    チーム名をつけて呼びたくなる奴らです♪

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    2026年01月01日
  • 死神の精度

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    めっちゃ好き。
    千葉のキャラがとにかく素敵で、死神から見た人間界はたしかにそうかも、と思える描写やセリフが刺さった。
    ひとつひとつの短編としてもおもしろいし、まとめてひとつの作品としても楽しめるし、私が短編集に求めてるのはこれです!て感じだった。
    一度にロマンスもミステリも味わえてほんと楽しい作品。
    こんな風に第三者の視点でこの世界を捉えてくれると、なんだかあくせくして暮らしてるのもちっぽけに感じて、もっと気楽にゲームみたいに生きても良いんじゃないかと思えるな。

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    2026年01月01日