伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • アイネクライネナハトムジーク

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    ネタバレ

    久しぶりの伊坂作品。

    データ会社の佐藤は妻と娘に出て行かれた先輩のミスのために、街頭アンケートを行っている。そこで出会った女性の手にはシャンプーと書かれていて…




    伊坂作品らしい平仄が合う話、なので、途中からメモを取って読むようにした。読後、解説されたネット記事を読んで、よし、と思った。

    見落としていたのは「メイクアップ」の結衣と結婚したのが高校の時の野球部の同級生だった、ということ。これ以外は大体、把握できたのだけれど。
    小野のラストの試合があのような形に終わってしまったのは、まさに伊坂作品、という気がした。完全勝利みたいなのはなくて、どこか欠けがあるような形に終わらせるものが多い

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    2026年02月15日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズ3作目。
    私はこの作品がこれまでの中で1番好きです。
    家族の前での兜は妻を恐れる普通の父親ですが、実は殺し屋。
    そのギャップがおもしろく、でも悲しい話でもあり、1日で読み切ってしまいました。
    終わり方も完璧!
    好きな殺し屋:もちろん兜

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    2026年02月14日
  • 777 トリプルセブン

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    シリーズ4作目、今回もハラハラとドキドキで楽しめます。このシリーズに、ハズレはないのか?と思うほど面白い。

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    2026年02月19日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ネタバレ

    あとがきにあるように寓意は込められていない。登場人物たちに親しみを感じられる人間味のある作品だった。人間というのはそれぞれが主人を持っていて、常に理性に従って動くわけじゃない、という人間の本質的な部分が描かれていたのだと思う。人間はいかなる場合も内なる主人の精神の満足を求める機械である、というマーク•トウェインの人間観が思い起こされた。

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    2026年02月14日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    一段、自分のレベルが上がった気がした。完読できるか不安だったけど、2日で読み切れた。あまり小説を読まないから群像劇や短編集を中心に読みあさってて、伊坂幸太郎作品繋がりで名前を知っていたが、長編のハードルもあって、しばらく購入を控えてた。積み本を消化したので意を決して会社帰りにこの本を含めて4冊購入。読み始めると次が気になりはじめて、普段は一章一夜くらいのペースだけど、休憩を挟みつつ日中読んで夜も読んだ。評判がいいことだけあって、たしかに面白かったし、これを基準にすると、過去読んだ逆ソクラテスやパズルと天気の評価が相対的に落ちるのも頷けた。自分は逆ソクラテスも好きだったけど。なんとなく予測できる

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    2026年02月15日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    特定の事象で他人の未来が少し見える能力を持った男が主人公のお話。教師である彼は過去に生徒の未来が見えたが何もできなかった。しかし、今回の事件では一歩踏み出すというストーリー。
    小説の中に小説が出てきたり小説から抜け出してきたりと登場人物が1の世界の人か2の世界の人か入り混じる感じが非常に面白かった。小説の中の2人組のキャラがとても好きでした。

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    2026年02月13日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    面白かった!!!!

    伏線が張られまくってそれを回収していくワクワクさ、想像していなかったハラハラさ、疑問がのこる余白部分、ザ伊坂幸太郎さんの王道作品だと思いました!

    すべてのことに意味があるんだと思うとともに、
    だからこそ出会う人を大切にしたいと思える作品でした。そして、結局信頼がどんな権力よりも強いものだと思いました。

    青柳さんは自分が危険な目に遭っているのに、
    周囲の人への気遣いを忘れず、良い人すぎてもっと自分勝手になって良いのにと何度も思いました。
    でもその人の良さがあるからこれまでそれだけ信じてくれる人や助けてくれる人たちが周りにいるんだろうなと思います。(もっと報われてほしいと

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    2026年03月30日
  • オーデュボンの祈り

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    ありえない舞台の中のミステリーです。しゃべるカカシの殺人?事件を軸にストーリーが進みます。すべての辻褄が合うラストシーンには、驚嘆を禁じ得ません。

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    2026年02月12日
  • オーデュボンの祈り

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    現実離れのした話だが、いつかその閉ざされた島に 入っていってしまう。 不思議な力をもつ小説で、面白い。
    伊藤は、突発的に退職して銀行強盗を思いつき、失敗して警官に殴られた、殴った警官は幼馴染で城山といい、整った顔に冷酷な心を隠している男だった。
    逃げたつもりが、気がつくと男鹿半島のはずれの島にいた。
    何がなんだか分らないままでその島になじんでいく。

    住人は、未来が見通せてしゃべることが出来るカカシの「優午」。
    家の庭で読書をしているが、悪いやつは有無を言わさず撃ち殺す「桜」という名の、美貌の静かな男。
    半身を地面につけて心臓の音を聞いている少女「若葉」
    足の不自由な「田中」
    何時も同じ時間に

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    2026年02月12日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    最高な奴らの最高の物語、成瀬さんが特に好きですね。強盗なのに、大好きです。
    うちの街にも、銀行強盗にきて欲しいです。

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    2026年02月20日
  • オーデュボンの祈り

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    デビュー作から名作です。なんて魅力的な世界観なんでしょう。登場人物も個性的で面白いです。

    さくら…いいよね。

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    2026年02月19日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    評判が良かったので手に取った一冊。
    殺し屋シリーズはグラスホッパーの映画を昔観た程度で、今回初めて読んでみた。他も読んでみたくなる内容だった。

    「殺し屋」と聞くと恐ろしい印象を受けるが、兜は敏腕の殺し屋であるにも関わらず恐妻家。そのギャップが殺人の内容でも和やかな雰囲気で、くすっと笑ってしまうような場面が散りばめられていて良かった。

    私は兜が主人公として読んでいたので最後死んでしまったのは残念だったし死んでほしくないと思ったが、殺された家族側の目線のストーリーだったら兜は今まで沢山の人を殺してきたんだし、死んでほしいと思っていただろう。
    誰目線で内容を読むかによって大きく感情が変わるのだか

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    2026年02月11日
  • 死神の精度

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    何度目かの再読
    「眩しいのと嬉しいのは似てる」という最後の言葉がかなり好きで、今回もやっぱり同じところに惹かれる

    夜眠れなくても朝日を見ると「また今日も寝れなかった」「ちゃんと今日も暗いところから明るいところへいけた」「なんとか無事に1日生きれた」「やっぱり今日も生きてしまった」と苦しさと安心で眩しさから逃げるように目を閉じれていたことむかしを思い出す
    朝が迎えられること、眩しいことは嬉しく思えていいと言われてる気になるからこの言葉が当時すごく響いた

    人生はある程度の流れが決まっていて、その流れに乗るしかない 乗るなら乗るで楽しい方、自分が信じたいと思う方、したいようにする方がいいよな、と

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    2026年02月09日
  • 死神の精度

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    千葉はちょくちょくハッとさせられることを言うなと思いながら読んでいた。読む前と後で、自分の死に対する考えがちょっとポップになった。、

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    2026年02月08日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    小説の中にマンガの挿絵があるなんて、とても新鮮で初めての経験でした。

    マンガと小説の世界観がまったく別物だったので、不思議に思いながら読み進めていくと、ありそうでなさそうな、まさかの繋がりがあり、どちらの主人公も応援したくなりました。

    特に、横柄な上司たちの尻拭いをさせられる場面では、思わず力を込めて応援していました。

    素敵な夢を見たときは、何か素敵な出来事が起こるかもしれない。
    そんなふうに思ってみたくなった一冊でした。

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    2026年02月07日
  • ガソリン生活

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    知り合いにおすすめされ、初めてこの作者の本を読んだ。
    車目線で語られるミステリー。
    10年前に出版されたものとは思えない。
    軽めで読みやすい文章だけどちゃんと伏線もあり、面白かった。最後は泣いてしまった。
    何より車に愛着が湧いた。大事に乗ろう。

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    2026年02月06日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    めっちゃいい。
    最初は視点はコロコロ変わるし、誰が誰なんかよくわからんくなるし、でだいぶ読みにくい!
    だけど、読み進めていったら、前半で散りばめられた点がどんどん線で繋がっていく。
    まさにオリオン座‼️

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    2026年02月06日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎の小説の中でも、1, 2を争うぐらいに好きな作品。黒澤が登場する作品にハズレなし。
    どんでん返しも、軽快な会話も楽しめる。

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    2026年02月06日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    読書録「フィッシュストーリー」5

    著者 伊坂幸太郎
    出版 新潮社

    p139より引用
    “「私はもとから、あまり慕われていない
    からな。そういう噂を流すと、みんなが飛
    びついた。情報というのは、真実味や証拠
    よりも、受け取る人間の需要に反応するん
    だ」”

    目次より抜粋引用
    “動物園のエンジン
     サクリファイス
     フィッシュストーリー
     ポテチ”

     表題作を含めた、中編小説集。
    同社刊行作、加筆・修正文庫版。
     妻と娘と共に地下鉄で家に帰る男性。
    人がそれ程いない車両の中で、学生達の
    会話に含まれていた一つの単語が、彼の
    記憶を引っ張り出した…。
    (「動物園のエンジン」)

     上記の引用は、

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    2026年02月04日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    最近伊坂幸太郎しか読みたくない

    全然泣くつもりじゃなかったのに気づいたらボロ泣きだった。
    兜は、殺し屋業界から見たら凄腕の殺し屋、家族から見たら妻にペコペコして少し情けない感じの父親。
    そんな兜が裏稼業から足を洗うために奮闘する話。

    結局無事に辞めることはできなくて死んでしまうけど、兜の想いはちゃんと息子や同業者には伝わってて、十年の時を超えて一矢報いることに成功する。
    本当は家族と一緒にずっと幸せに暮らしてて欲しかったけど、過去の行いを考えるとそれはやっぱりフェアじゃないから、これが考えられる中では一番良かった結末なのかも。

    息子が、兜の書いたノートを見るシーンは特に泣けてしまった。息

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    2026年02月01日