伊坂幸太郎のレビュー一覧
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伊坂幸太郎さんの名前はよく知っていたけど作品には初めて触れました。
千葉の飄々とした感じが時折クスッとなり、会ってみたいなと思わせるような人柄でした。(会ったら死んじゃうんだけど)
半分ほど読んでから3〜4ヶ月くらい間があいたのですが、久しぶりに読み始めると再びスッとスムーズにストーリーに入り込むことができてとても読みやすかったです。
サイコパスが登場する作品は道尾秀介さんの『スケルトン・キー』も読みましたが、本作のほうが犯人の頭のキレ方や夫妻を苦しめていく様子がサイコパスとしての理解がしやすいように感じました。
最後の犯人への仕打ちは「おぉ、まじか笑」と思ってしまいました☺️ -
Posted by ブクログ
何年かぶりに再読
白の説明が印象的だったけど今回もかなりそのシーンが心に残る。綺麗だなぁと思う。
川の中にいるみたいな気持ち、音や匂いが通り抜けていく感覚、感じたことがないのにあるような気になってくる。
今回心に残ったのは「絶対と言い切れることがないなんて生きてる意味がない」みたいなニュアンスのセリフがかなりよかった。
昔は居酒屋のシーンなんてあまり頭の中に入ってこなかったのに大人になっていろんなところに行ってきたからか、行ったことのない「天々」が頭に浮かんで、あぁこんなふうに話せる人とお酒を飲みたいなぁと思った。こんな大人になりたかった。
砂漠を読んだ時も四年生大学行ってみたかったなぁと -
Posted by ブクログ
初めての車を購入した日、この本を読みました。
初心者ドライバーだし、ぶつけるかもしれないから中古の安い車を購入しました。運転が上手になったら新しい車を買えば良いやと考えていましたが、この物語を読んでしまったので車に情が移って捨てられなくなりそうです笑笑
ガソリン生活というタイトルだから、車関係の話なのはわかっていましたが、まさか主人公が車だとは思いもよらず最初のページでとてもびっくりしました。
人間同士の冗談も車仕様に変わっていたり、車ならではの走馬灯があったり、めちゃめちゃ面白かったです。
最後の展開は感動!!デミオ良かったな〜!!!
とっても面白い物語でした。私のように車を購入した -
Posted by ブクログ
再読です。ストーリーも覚えていたけれど、またボロボロ泣いちゃいました。
前作までに出てきた殺し屋のキャラクターも好きだったけど、今回の「兜」には、人間らしい温度があって。すごく感情移入もしました。
妻と結婚し、息子が産まれて。自分がこれまで手にかけてきた人間も誰かの子なんだろう、なんて想像ができるようになってしまった。
殺し屋を辞めたい殺し屋。
妻の機嫌を常に伺いトリセツ?まで作ってしまう恐妻家。
とても不器用で人との関わり方が分からない。
でも妻と息子を何よりも大事にしている。
どこか応援したくなってしまうキャラクター。
シリーズ物といえど、どの作品も全然タッチが違う。今回はこんな角度で -
Posted by ブクログ
ネタバレチャットGPTにおすすめされて読んでみたけどめちゃくちゃ面白かった。
陣内は本当にめちゃくちゃな奴で、言葉に一貫性がないし、適当で粗雑な感じなのに、妙に人を惹きつける。初めはこんな奴好きになれないと思ってたのにいつの間にかどうしようもなく好きになってた。
一番好きなのは「チルドレンII」の最後、陣内のライブのシーン。奇跡が起きる(起こされる)瞬間が本当に良かった。
子どもは親の情けない姿なんて見たくないんだ、っていうのは本当にそうだと思った。
「俺は生まれてからこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」
死ぬ時にそんな風に言えるような人生を送りたい。