伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • AX アックス

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズ第3弾。
    懐かしい名前が出てきて嬉しかったりした。
    今回はあまり人が殺されるシーンが直接的に
    描かれていなかった。たくさん殺されたけど。
    気になることはたくさん。
    あれどうなった?これ回収されて欲しかった。など
    (男の蜂、襲ってこなかったな。狙ってもいなかったの?とか)(最初の爆破の噂、爆破は本当に予定されていたの?とか)(宇宙服で寝転んでいた時のマンションから見ていて子どもと親、あれ以来登場しなかったな、とか)

    家族は大事だけど自分は人の命を奪いますという
    なかなかに矛盾した感じだけど、
    家族ができたからこそ自分のやっていることに
    色々考えることが出てきたのかなと思うと
    それはそれで。

    最後の伏線の回収のされ方は驚きだった。
    そしてスッキリ!

    息子が1番の理解者であることは
    きっと嬉しかっただろうな〜。

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    2026年08月25日
  • マリアビートル

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    電子書籍で読んだ。

    なんて面白い本なんだ!!!
    ストーリーの構成はもちろん登場人物全員味がありすぎる。

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    2026年08月25日
  • 透明ポーラーベア/I LOVE YOU

    購入済み

    恋愛というより人との繋がり

    人とのつながりは、会わなくなったからといって簡単に消えてしまうものではないのだと感じた。主人公は姉の元恋人たちと関わる中で、別れてしまえばその人との関係も終わってしまうものだと思っている。しかし、物語が進むにつれて、過去のつながりが思っていた以上に今の自分たちに残っていることが分かり、その描き方が印象に残った。

    #ほのぼの

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    2026年08月25日
  • 死神の浮力

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    最後の作者インタビューで触れられている部分に関して、まさに作者の思惑?通り、千葉に光をもらって、笑わせてもらって、最後もスッキリとさせてもらった。見事に。
    物語としては、サイコパスすぎるし、子を持つ親としても虫唾が走るしイライラするはずなんだけど、不思議と救われる。その一つが、千葉の力なんだろう。そして、山野辺の父、そしてパスカル。奥さんのケラケラ感も。

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    2026年08月24日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    伊藤さんの本は、噛めば噛むほどというより、又聞きではなく結果を知らずに自分で読んで一度で感動を味わう、そんな本だと思う
    伏線回収がすごい そしていつも驚かされる。全然気付かなかった。
    殺されて死ぬのではとは思ったが、それぞれがそういう最期とは。
    佐藤が良い味を出してるなぁ。しかも所々に笑えるフレーズがあるのと、各章の終わり方(結びの文章)が良い。

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    2026年08月24日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    刑事、犯人、人質、そして作者の視点で語られる物語。それぞれの目線によって、事件への見方が変わること、それにより事件が立体的に浮き彫りになっていくことが、ホワイト・ラビットの醍醐味である。途中で作者がいちいちツッコミや注釈を入れたりするのも、可笑しかった。

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    2026年08月24日
  • オーデュボンの祈り

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    この島に足りないものはなんなのか これを常に考えながら読み進める
    夜は短し歩けよ乙女の森見さんとはまた違う独特な世界観。これが処女作だとはびっくり。
    仙臺の話が多いので伊坂さんは宮城生まれかと思いきや、関西生まれで東北大卒らしい。
    サンファン館に行った時に、支倉常長の小説ということで紹介されていたが、支倉常長を追う物語ではなかった。 シュールオブシュール。そして城山来てどうなっていくのか、でも残りページが少ないなと思ったら桜に呆気なくやられる。大事なのは城山ではなく音楽だったから。シュールなのに情景が浮かぶ不思議な体験でした。

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    2026年08月23日
  • オーデュボンの祈り

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    仙台でコンビニ強盗未遂事件を起こした伊藤。事故に遭い起きるとそこは誰も知らない島「荻島」だった。
    そこには未来を見通すカカシ・優午、嘘しか言わない元画家・園山、殺人を許された詩集を好む男・桜など癖のある者ばかり。
    ー ある日カカシが殺された。未来が見えるカカシはなぜ自分の死を防げなかったのか。
    伊藤は島の案内役を買って出た日比野とともにカカシを殺した犯人を探す。
    古くから伝わる「この島に足りない何か」とは。


    みなさんが言うように前半は我慢、後半(ラスト100ページくらいかな?)から大伏線回収劇が始まる。
    不思議な物語だけど引き込まれる。読みながら予想してみたり推理してみたり。
    カカシが伊藤にこの島にいなければならないと言った理由。なるほど、全てが繋がった。

    伊坂さんの作品の中で突拍子もない、憎めないヤツが好きな私。今回は日比野でしたね。
    「自分の投げた矢が絶対、的に当たっているものだと思っていてさ、それがてんで外れた地面に突き刺さっていたら、寂しいじゃないか」と言う伊藤に対し「落ちた場所に、自分で的を書けばいいんだよ」とこたえる日比野が印象的。
    日比野のこういうところが好きなんだよなぁ、が詰まった会話だった。

    今更ながら伊坂さんデビュー作を。
    話の展開に使われる可愛らしいマーク、デビュー作から使われていたんですね。
    癖のあるキャラクターばかりで楽しめました。

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    2026年08月22日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    平和警察という架空の組織が出てきますが、似たように自分の正義をふるう〇〇警察って実際いるなと思いました。正義の味方も視点が変われば悪人になる。話が進むに連れてどんどんおもしろくなります。真壁のスタンスや終わり方もとてもよかったです。

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    2026年08月19日
  • チルドレン

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    それぞれの短編も、全ての台詞が伏線かってくらい、あとでびっくりした。
    短編同士も伏線なので、繋がっていくのが爽快だった。
    最初の銀行強盗のトリックも面白いし、チルドレン2つとも好き。

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    2026年08月19日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    いやー!これは面白い。

    流石デビュー作なだけあって、伊坂節が炸裂してる。

    桜が城山撃つシーン、スカッとしすぎてニコニコだった。

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    2026年08月18日
  • ラッシュライフ

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    4人の物語が交錯しながらテンポよく伏線が回収されていき、とても読み心地がいいです。
    伊坂作品の別のお話が随所に出てくるので、他の作人を読んでいるとより楽しめると思います。

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    2026年08月17日
  • ラッシュライフ

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    志奈子 画家
    黒澤 泥棒
    河原崎 父親が飛び降り自殺
    京子 カウンセラー
    豊田 無職

    それぞれのストーリーが絡み合い、展開していく。

    だけではなかった!
    様々なことが同時に起こっているだけでも目が離せないのに、時間軸が前後していたり、コレとアレが繋がってたり⋯。

    泥棒の黒澤が、金や外見やステータスという分かりやすいものが好きで、目に見えない愛情だとか、仲間意識だとかなんて胡散臭いとか言っている。
     
    だけど、
    物語の最後の方では、
    豊田は喉から手が出るほど欲しがってた仕事や金を選ぶのではなく、老いた犬を選んだ。

    金を選ぶ人もいる。金ではない目に見えない愛情を選ぶ人もいる。

    犬を選ぶエピソードを最後にもってくるあたりが、作家の思い入れの濃さを感じた。

    人生はリレーかもしれない。
    初めてそう思った。
    エッシャーの絵に例えられているように、階段を昇ってゴールしてみても、そこは誰かのスタート地点なのかもしれない。
    皆が次に繋がっている。

    おもしろかった。

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    2026年08月16日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    時間と語り手が次々と入れ替わり、徐々にその全貌が明らかになっていく立てこもり事件。正しいと思っていたものが、時間と視点のトリックによって変わっていく。とても面白かった。

    泥棒史上もっとも魅力的な男黒澤がまた登場した!序盤に出てきたから、ちょっと絡むくらいだと思っていたら、めちゃくちゃ重要な立ち位置だった。今回も黒澤大活躍でうれしい。

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    2026年08月16日
  • 死神の精度

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    死神が人間の考え方とか社会を俯瞰してるのが面白かった。6つの話はそれぞれジャンルが違うから、それらの話同士を比較したり、互いの共通点を見つけたりする趣もある。伊坂幸太郎の小説に出てくる、物事に対する「程よく軽い考え方」が感じられた。

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    2026年08月16日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    素晴らしいストーリー。やはり文章が私には合っているし、散りばめられた伏線も心地よく回収されて行く。映画を見ていたのでなんとなくストーリーは覚えていたけど、それでも一気読みするほど面白かった。

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    2026年08月15日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    昔話をする女から始まる物語
    珍しくファンタジーかなと思ったが
    現実の世界の物語が始まる

    二つの物語が行ったり来たりする
    片方はいつも通り違和感が物語となっていて
    2年目あたりでタイトルを見てそうかと気づく
    やはり伊坂幸太郎らしくなんじゃこりゃとなりながらも
    最後にはニヤリとさせられる
    面白い

    そしてあとがきも一つの仕掛けとなっておりそれもまた面白い

    マイクロスパイ•アンサンブル
    素晴らしい作品でした
    ただしちとわからんな感じもありました
    それも含めて伊坂幸太郎だなと感じました

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    2026年08月15日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    この本を読んで抱いた感想として、主に2種類ある。
    「嫉妬」と「労働の心構え」である。

    死神である千葉は、多様な人生を間接的に体感できる。また、死を恐れないどころか、死そのものや人間というものに興味を持っていない。その一方、我々人間は、今の一度きりの人生しかなく、他の人間が作り出す残酷な社会で生きていかなければならない。私は、そんな人間に生まれたが故に、他人を意識せずに多様な人生を間接的に体感できる千葉に対して、嫉妬心を抱いてしまった。
    また、死神の千葉は、時折、仕事に対する考えを洩らす。千葉の仕事に対する姿勢は、我々人間が持つべき仕事に対する姿勢であったように感じる。その意味で本書は、単なる死をテーマとした伊坂幸太郎文学ではなく、「労働者らしく気楽に無理せず労働をしよう」という現代風のプロレタリア文学的な側面を感じた。

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    2026年08月16日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    初めて読んだ伊坂幸太郎作品。2年前と現在の話が交互に描かれていて、途中少し混乱したけど、読み進めるうちにつながっていく感じが面白かった。作中に書かれていることがほぼ伏線になっていて、後から意味に気づくたびに楽しめた。

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    2026年08月14日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    前半の親父の虐待、ワタボコリの虐めなど辛くて読むの辞めようとかなと考えた。途中のめり込み一気に読んだ。結末が途中の下りから大きく期待したハッピーエンドかと思わせるながら少し余韻を残した寂しい終わりかた。これが大作家、人気作家のテクニックかも知れない。双子ではないが若い時の弟を亡くした私は、最後の場面、もうこれは優雅と変わるだろ。涙の再会だろうと思い。アレー、入れ替わりせんのかーい。やられた。でもこれだから良いんでしょうな。最高でした。

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    2026年08月12日