伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    人はだれしも罪を背負っている。まったく穢れをしらない無菌室で生きらる場所は人間社会にはない。
    そんな二面性を『レ・ミゼラブル』を挿入しながら描いた巧みな小説だった。
    あまりにご都合主義だと思われそうなストーリーだが、「いろいろあるもんだ」と楽しめるくらいのエンタメ性を持ってれば気にならない。
    1番良かったのは、読者の心動かすのが大筋の白兎事件ではなく、夏乃目課長だったことだ。
    なによりも難しい正しいことをしなければならない警察官と、愛を失った傷と、復讐という罪。
    ミステリーとは別に、揺れ動く心理をユーモアで描く伊坂幸太郎節がサイコーだった。

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    2026年06月02日
  • 重力ピエロ

    購入済み

    懐かしい名作

    思いもよらず、競馬から話題になるとは思わなかった。
    伊坂先生のファンで未読の方がいたら、ぜひどうぞご一読を。
    期待を裏切りません。

    #切ない #タメになる #感動する

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    2026年06月02日
  • 逆ソクラテス

    購入済み

    どんな気持ちの時に読んでも楽しめる。読んでいると幼少期を思い出すだすだけではなく、どんどん今をもっと素敵に生きられる気がしてくる。

    #感動する #ハッピー #アツい

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    2026年05月31日
  • 砂漠

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    約10年ぶり

    大学生の時に読んで以来の『砂漠』。
    今まさに"砂漠"にいるから、いろいろ考えさせられる。
    こんなに西嶋の言葉が刺さるようになるとは思わなかった。

    #共感する #アツい

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    2026年05月29日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    平凡な会社員の話と、元いじめられっ子のスパイの話が交互に続く。別の話のように始まるのに、読み進めるうちに少しずつ響き合っていく。その重なり方が本当に気持ちよくて、タイトルのアンサンブルに思わず納得。

    伊坂作品を読んでいると、自分が知らないところで誰かを助けているかもしれないし、逆に助けられているのかもしれないと思わされることがある。この作品もまさにそう。派手に泣かせるわけじゃないのに、人の優しさがじんわり沁みてくる。

    それにしても、この構成はどうやって思いつくんだろう。読んでいる最中は自然についていっているのに、後から振り返ると、いや、よくこんな仕掛け考えたなと感心してしまう。やっぱり発想

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    2026年05月29日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    大学時代の教授を彷彿とさせる主人公。
    殺し屋でありながら人の心に解像度が低いながらも家庭はなんとか取り持とうとする。
    妻や子供に憎まれ口を叩かれながらも、良い父であろうと奮闘する姿が面白かった

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    2026年05月28日
  • チルドレン

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    読みやすくて面白くてどんどんページが進んだ
    いくつかの短編になっているので通勤時間中に読むのにちょうど良かった
    永瀬と陣内の関係性が心地よいなと思った

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    2026年05月27日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    再読。
    高い志を持った破天荒な議員でも、
    爽やかで大人気の俳優でもなく、
    平凡で誠実な会社員が主人公。
    3人で力を合わせて敵の獣をやっつける。
    協力者となる他の登場人物の活躍もナイス。

    走り幅跳びみたいな小説で、
    始めはとーんとーんと大股で進んでいたのが
    だんだんとスピードにのり最後は大跳躍!
    スピードに乗るテンポも心地よい。

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    2026年05月27日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    殺し屋の葛藤と日常のフフッとなるような話が上手く交錯しながら進んでいき飽きずに読めた
    最後にしっかり仕返しもできていてとても面白かった

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    2026年05月27日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    構成も視点も縦横無尽で、まんまと翻弄された。何度も「え?」と言いたくなったし、語り口も自由奔放で飽きないし、散りばめられたメタファーも面白い。何かに化かされたような読み味だった。

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    2026年05月26日
  • 死神の浮力

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    前作の死神の精度が好きで、続編の本作も読むのが楽しみでした。
    死神の千葉のキャラクターがたっていて、山野辺夫妻とのチグハグなやり取りも面白かったです。
    最後はどう結論づけられるのか、ハッピーエンドかバッドエンドか最後までわからないまま読み進め、最後の数行がなんとも言えない後味で最高でした。

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    2026年05月25日
  • チルドレン

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    陣内さいこう!だいすき!かっこいい!!こんなかっこいい男なかなかいないよ。すべてが最高にかっこよかった。どのお話も陣内がかっこよくて最高。全部すきかな。めちゃくちゃなのにすごいこと言ってる。かっこいい。どれも別に陣内が語り手じゃないのもすごくいい。陣内の頭の中をのぞきたいわけじゃない。
    ひさしぶりの読後大興奮かも。

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    2026年05月25日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    いやー、面白かった。4人のキャラ設定が見事だった。アメリカの映画を見ている気分になった。コメディ映画のようだ。ところどころに伏線が散りばめられて回収されていく感覚は堪らない。クセになってしまう。面白すぎて、ページをめくる手が止まらなかった。最高のエンターテイメントだ。

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    2026年05月25日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    最高に面白かった。今作は、前作でのキャラクターの深掘りかな?と思っていたが違った。1章は短編で深掘りするが、2章からは、実際に事件に巻き込まれていき前作のように解決していく。こういった構成は初めて読んだので斬新だった。相変わらずキャラクターが交わす会話が面白くて笑いが止まらなかった。こんなにも読んでいて笑いが止まらない小説は初めてかも。最高のエンターテイメントだ。

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    2026年05月25日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    これぞ伊坂幸太郎!
    って感じの心地いいリズムと展開で、読んでいて本当に気持ちいい。
    これが本当に大好き。

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    2026年05月25日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    久々の再読で伊坂ワールドを堪能。
    伊坂幸太郎作品は、映画でも演劇でも脚本でもなく「小説」としての存在意義を感じるからおもしろい。

    あとがきに「この小説自体は作り話ですので、現実とは離れたものとして楽しんで」とあるが、まさに私が小説に求めるもの。
    現実的すぎるリアリティだけの話ではなく、作り話と割り切って楽しめる小説が好き。そのバランスが絶妙。
    作り話だけど、てもどこかパラレルワールドみたいなところで、この人が生き生きと生活していたらいいな、と思いたくなる登場人物。

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    2026年05月24日
  • サブマリン

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    私は子どもと携わる職業についている人間なのですが、子どもと携わるにあたって、子どもとの約束を絶対に守るというのは1番大事だと思って関わります。そこに大小はなくて、子どもにとってこの人は自分との約束を守ってくれる、安心できる・信用できる大人なんだと思ってもらうことが必ず必要だと思うからです。陣内は変わっているし破天荒でめちゃくちゃだけど、子どもにとってどれだけ信頼に足る大人なのかとなんだか悔しくも爽やかな気持ちで読み終えられる大好きな作品の1つになりました。

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    2026年05月25日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    面白かった!
    ラッシュライフ読んでから読むとさらに良いかも
    内容はもちろん、話のコンパクトさもどんでん返しも伊坂幸太郎節あふれる台詞回しも語り手がちょくちょく話しかけてくる構成も、いつも通り教養が増えそうな知識の羅列も神がかってた。
    うさぎはサソリに追いつけないって話が出てたけど、たしかに結局兎田は折尾が生きている間に捕まえることは出来なかったのでちゃんと伏線として盛り込まれてたんだなと思った。
    勧善懲悪で最高すぎ!
    "ごめんね祇園精舎、悪いね沙羅双樹"が調子乗りすぎてて大好き。この後しっかり事件に巻き込まれてありえないくらい盛者必衰やったのもおもろい

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    2026年05月24日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    面白かった。

    久しぶりに伊坂幸太郎さんの小説を読んだけど、「これぞ伊坂幸太郎」と思える構成だった。

    色々な視点からの話があり、それが繋がっていく。登場人物たちが出会うまでは「早く出会って」と思える内容で凄く面白かった。

    出会った後も疾走感のある内容でよかった。
    一人ひとりのキャラクター性も立っていて、それぞれのその後が知りたくなった。

    でも今回一番良いなと思ったのは「ペッパーズゴースト」というタイトル。最後まで読んだとき、このタイトルの深さを思い知らされて、思わず「すごい」と唸った。
    ずっと持っておきたくなる1冊だった。

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    2026年05月23日
  • オーデュボンの祈り

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    物語の空気感がたまらなく好き。
    荻島という忘れ去られた島、そこに流れる独特な穏やかそうに見える時間。
    かと思えば本島と同じように犯罪は起きているらしい。

    カカシが喋る?は?
    カカシが殺された?へ?
    とあらすじだけで意味がわからない世界観なのに、淡々と書き綴られていく世界観が一気読みさせられていくマジック!

    カカシが殺される意味はあったのか?でも100年以上変わらない日々が続くと思うと優午の気持ちもわかる気がする。

    大好きな伊坂幸太郎さんのデビュー作。
    15年ぶりの再読だったけどいつ呼んでも褪せない面白さ安定感抜群すぎた…

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    2026年05月22日