伊坂幸太郎のレビュー一覧
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事実とフィクションを織り交ぜながら話が進んでいくと、本当にあったことなのか?と思ってしまうリアリティさがあって面白かった。私は山形県出身なので、あぁ、あの道かとか、あの場所かと想像できてわくわくしながら読めたのが良かった。
結局ポンセのちゃんとした名前が分からずじまいだったけど、ポンセなんだよね?...続きを読むPosted by ブクログ -
死神の精度とか終末のフールとかと同じ感じで、とても爽やか。主人公の置かれた立場は まるで爽やかではないけれど、なぜかどこかとても爽やかな物語。
テンポがよくて とてもおもしろい。登場人物が皆、魅力的。最初は何じゃ?と思った繭美が最高に良きキャラ。マツコデラックスをイメージして読んだ。Posted by ブクログ -
親戚が引っ越すからと譲ってくれた本の一部。ギャングかぁ、絵も少し怖いなぁと気が乗らずに読み始めたのですが、あっという間にハマりました。
ギャングと言っても、人をむやみやたらに傷つけないところに安心。一人一人のキャラクターも魅力的です。きっと大丈夫なのだろうと思いつつ、ハラハラしながら読み進めました...続きを読むPosted by ブクログ -
高校生の時に読んだ本
読んでる分にはこんなに素敵なお父さんたちが居たら毎日楽しいし頼もしいだろうな、と思うけど実際はそうでもなさそう。
クイズ番組でみんなで手旗信号をして、明日迎えに行くから待ってろよ!と言うシーンでじわっと泣きました。Posted by ブクログ -
陽気なギャングシリーズ第3弾。
今作は人の不幸を食い物にする救いようのない悪役との対峙。銀行強盗の正体に勘付いた外道週刊誌記者の脅迫に4人はことごとく弱みをつけ込まれ、今回はついに万事休すと思わせたが、最後はお約束の怒涛の伏線回収による爽快な逆転劇。
響野が流用した「人生はクローズアップで見ると悲劇...続きを読むPosted by ブクログ -
めっちゃ面白かった。
SFのような、でもちゃんと人間たちの物語。
舞台は残酷だけど、クスッと笑えるところもたくさんあって読みやすかったです!
読後には「人生しんどいこといっぱいあるけど、綺麗じゃなくても良いから大切なものを守りながら泥臭く生きていこう!」と思える素敵な作品でした。Posted by ブクログ -
とても痛快な4人の銀行強盗のお話しで一気に読んでしまいました。考えの上の上を、そしてさらに上をいく話のおもしろさに釘付けでした。銀行強盗という恐ろしいものではなく、愉快通過に読めておもしろかったです。Posted by ブクログ
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陽気なギャングシリーズ第2弾。前半は4人が表の顔で過ごす日常に起こった怪事件の短編集、後半は裏の顔で銀行を襲撃した後に遭遇した誘拐犯を巡るドタバタ劇。
前作に引き続き、4人の軽快な会話がストーリーに爽快感をもたらしてくれる。
4人の個性が前作以上に際立っており、いい具合にポンコツぶりを振り撒き、周囲...続きを読むPosted by ブクログ -
好きです。この登場人物が。
なんだか会ったことのあるような、既視感がある、なんだか愛着をもってしまう面子。
描写はそれほどないのに、それぞれの顔を思いながら読んでしまう。
悪いことしてるのにそれぞれに幸せになってもらいたくなる、陽気なギャングたちがとても好きです。Posted by ブクログ -
野球、殺し屋?、特殊能力といった伊坂作品で頻繁に出てくる要素が盛りだくさんで楽しめたが、高校生の頃と違い今は伊坂作品を全部読んでいるわけではないので、他作品とどれぐらい関連しているのかが分からないのがもどかしい。
「考えろ」が口癖のお兄さんがいる男性がちらっと出てきたときは懐かしくなった。
作中人...続きを読むPosted by ブクログ -
好きな伊坂作品の中でもおそらく最上位グループのお気に入り。3度めの再読。怖い世界での半ばやけくそ、人間臭く、出来ること限定のヒーロー。昆虫のうんちくとリンクした話も面白いPosted by ブクログ
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本当は読みたい伊坂先生の別の本を求めて本屋へ、、、
しかし見つけられず目に入ったこの本を購入!
読み進めるとタイトルの意味が後半でやっとわかった。
そしてクジラアタマの王様=ハシビロコウのことなんだと初めて知る知識もゲット。
ところどころ絵もついていて最初はなんの絵かわからなかったけど、主人公達の...続きを読むPosted by ブクログ