伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • AX アックス

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    後半は読んでて涙が出てきた…殺し屋稼業だが、父親であり夫である主人公。仕事(公)と私事(私)という意味では、世の中の会社員と変わらない境遇なのではないか?自分と重ね合わせ、感情移入してしまう。読後、(没入しすぎて)疲れたのは久しぶり…

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    2026年01月04日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    伊坂幸太郎の世界観満載。読みやすいし、期待している仕掛けもあるし、登場人物はみんな魅力的だし、SFだし。
    少し既視感があったのはまあ御愛嬌。

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    2026年01月04日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    放火と落書きと遺伝子と家族愛の話。
    「お前は俺に似て、嘘が下手だ。」の台詞でめちゃくちゃ感動した。家族みんな素敵すぎる。
    お母さんが絵で審査員の尻をぶったたくシーンと、ビルの管理人に萩の月を持って謝りに行くシーンすき。
    ジャンルを問わずいろいろな小ネタが文章中で出てきて、とにかく読んでておもしろかった。

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    2026年01月04日
  • オーデュボンの祈り

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    閉ざされた島という舞台設定に加えどこか風変わりで強烈な個性をもつ登場人物たちが次々と現れ、物語の終盤までまったく飽きることなく世界観に引き込まれた。

    一方で、過去に起きた事件や物語の途中で散発的に起こる出来事は残虐で救いのないものが多い。
    しかし島の住人たちは、それらを特別なこととしてではなく、まるで日常の一部のように受け入れている。その淡々とした態度が、かえって強い狂気を感じさせ、生々しい不安や恐怖を突きつけてた。

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    2026年01月02日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    いやぁ、よかった。本当に良かった。
    あの強靭な兜が、きちんと妻を恐れて怖がっているのにも関わらず、そこに愛があることがきちんと読み手に伝わってくることが嬉しい小説でした。

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    2026年01月02日
  • グラスホッパー

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    目の前で押し屋という殺し屋に妻の敵を殺されてしまう。復讐が先を越された!悔しい!と押し屋を追いかけて居場所を突き止めたら、他の殺し屋たちも押し屋を探して集結してきた。殺し屋同士の殺し合いだ!という話。

    高校生の頃に読んで社会人になって再読。一回読んだはずなのにまた騙される。大人になってから読んでも面白かった。

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    2026年01月02日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ネタバレ

    とても上手に感情移入させてくれて、確り伏線回収もしてくれて、イヤミスより陽ミス?こそ読書の醍醐味だと心酔させてくれる、社会のどこかにあってほしくなる"勧戯懲悪⁉"の物語でした!
    チーム名をつけて呼びたくなる奴らです♪

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    2026年01月01日
  • 死神の精度

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    めっちゃ好き。
    千葉のキャラがとにかく素敵で、死神から見た人間界はたしかにそうかも、と思える描写やセリフが刺さった。
    ひとつひとつの短編としてもおもしろいし、まとめてひとつの作品としても楽しめるし、私が短編集に求めてるのはこれです!て感じだった。
    一度にロマンスもミステリも味わえてほんと楽しい作品。
    こんな風に第三者の視点でこの世界を捉えてくれると、なんだかあくせくして暮らしてるのもちっぽけに感じて、もっと気楽にゲームみたいに生きても良いんじゃないかと思えるな。

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    2026年01月01日
  • マリアビートル

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    「あいつはそういうタイプじゃない、、、」

    「役に立つ機関車になりたいやつだ」

    いやー、最近は連続で面白い本に当たるなぁ。

    不運の女神に魅入られた殺し屋の七尾
    文学好きの蜜柑とトーマス好きの檸檬の凄腕殺し屋コンビ
    アル中に半分足を突っ込んでいる木村
    そんな木村を狡猾にたくみに操る王子

    みんな良いキャラ!
    こんな個性的なメンツを作れる伊坂先生最高すぎる!
    さらに前作グラスホッパーとの繋がりで、物語はより濃厚に!

    いやー、きたねー。サイコパスキャラ。
    王子はマジで怖いわー。

    そして、七尾の運の悪さ!まるで、ついてない洋一君並!笑

    蜜柑と檸檬もいいコンビ!トーマス好きすぎ!!

    小説に限

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    2025年12月31日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ガイノイド脂肪が出てきて「あれ?」
    「田中徹と相葉時之の物語なんだなぁ」と思ってたら、田中が出てこなくなって「あれ?」
    最初から最後まで、作者の手のひらの上でぐるぐる歩き回ってました(笑)

    相葉が途中まで好きになれなくて(危なっかしくて見てられない) でも、その行動の裏には彼なりの理由があるっていうのが良い。
    井ノ原が正反対のキャラだからこそ、この2人のコンビが凄く映えるなぁと思いました。メンターが怖すぎる。強すぎる。「誰が倒せるんだよっ」とちょっと投げやり気味になってました(反省)まさか、あんな最後とは、、、
    終盤で序盤のあれがここで!と、思わず「あっ、、」と言ってしまいました。家で良かっ

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    2025年12月30日
  • 重力ピエロ

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    「家族」や「血のつながり」は色々な要因で多くの人を縛り付けるものだと思う。それは本書のような強固な絆であることもあれば、呪縛のようなものになってしまうこともある。ただ、そんな枠組みも考え方ひとつで、すべては自分次第になる、そう考えればそこまで気負いするものではないのかもしれない。

    春の内面や考え、思想をもっと掘り下げてほしいと感じなくもないが、そこをやり始めるとこの読後感にはならないだろうし、そういうのをある程度排するのが伊坂幸太郎の良さとも感じる。

    あとはとにかく、軽快でウィットに富んだ会話が心地よいので、伊坂幸太郎節を浴びるにはぴったり。

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    2025年12月31日
  • 逆ソクラテス

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    子供のピュアな面を際立たせ、大人に対して問いを投げかけるような一冊だった。疑う姿勢にこそ価値があり、それをせずに分かったつもり、理解したつもりになっているのは我々大人の方であり、これは良いことではない。なんでも無邪気に聞き回るのではなく、問いを手放さずに自分の頭で考え続けることの大切さを学んだ気がする。

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    2025年12月30日
  • 逆ソクラテス

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    理不尽に対抗しろ。
    子供のときに感じていた、大人への不信感を思い出したいときに読みたい本だった。
    この本を読んで、子供という存在は、大人よりも確信をつくことを発するのだと学んだ。
    この本を読んで、人としての原点に立ち直れた気がする。他者への先入観を捨てる、失敗したときにも素直に自分の非を認める、など。
    読者が子供だったなら、今信じている考え方は間違っていないことを伝えるために勧めたい。大人だったら、いわゆる「綺麗事」と言われる信念を思い出してほしい、捨ててはいけないということを伝えるために勧めたい。
    この本に共感できるところは、正直ほとんどなかった。それは、私が大人になって子供たちの純粋な気持

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    2025年12月30日
  • 777 トリプルセブン

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    ミステリとしての仕掛けも上等。アクションもドキドキ、ハラハラと楽しまさせてくれる。最終盤に驚くような展開もある。要はエンタメとして純度が高い。

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    2025年12月29日
  • グラスホッパー

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    伊坂さん大好きです。
    リズミカルな文体や表現や比喩のチョイス、読んでいて吹き出しちゃうくらいのユーモア。
    ご自身も小説を愛してるんだろうなと分かるような深みのある古典の引用、そして思考の深さを感じられる機知に富んだ文章。

    普段あまり一度読んだ本を読み返したりしないんですが、
    10年以上前にこちらのシリーズを読んで衝撃。(何も知らずマリアビートルから読み始めました、こっちも星5つ!)
    こんなに一気読みしてしまうくらい面白い作品って無かったので、これは絶対読み返すぞと思っていたものです。
    いやいや無いでしょう、あり得ないでしょう、でもあるんじゃないこんな世界、ってちょっと思わせてくれてハラハラし

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    2025年12月29日
  • 逆ソクラテス

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    伊坂幸太郎先生の作品で好きな構図の、突拍子もないことを言う人と、それに質問していく主人公という役割の話が多く、すごく読みやすかった。
    何がどう言う風になってるのが正解なのか今はわからなくて、もっと昔から知ってたら良かったなと思う章も多かった。
    どうしても大人になると枠にはまるけど、されて嫌なことは人にしないという初歩的なことを、忘れたくないなと思った。

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    2025年12月28日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    作者が自由自在に時間と視点を変えながら話が進んでいき分かりづらいかと思いきや点と点が繋がることが多々ありとても面白かった。

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    2025年12月28日
  • オーデュボンの祈り

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    デビュー作とは思えないほど、内容がしっかりしています。
    細かく言えば、今の熟練された著者の作品と比べて、少し粗があるように思いますが(デビュー作なので当たり前ですが)、それでも読み入ってしまう著者の才能に慄くばかりです。

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    2025年12月25日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    大好きなギャングシリーズ!
    今回は久しぶりの長編で、個々の能力を持ってして、それぞれが力を発揮し解決していくスッキリさが大好きだった。
    私が伊坂幸太郎さんを好きになったきっかけのシリーズをまた見れて嬉しかった。
    相変わらず響野さんが好きすぎる。

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    2025年12月25日
  • 逆ソクラテス

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    小学生が主人公の短編集
    伊坂幸太郎は短編集でも相互の話に緩く関わりを持たせてきたり同一人物が登場したりするけど珍しく話同士の繋がりがあんまりなくて新鮮だった
    小学生という行動範囲も交友関係も限られる中で自分たちで知恵を絞って問題を解決しようとするのが可愛くて良かった
    結構教訓めいたメッセージも多くて心に残る文章が多かったな

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    2025年12月25日