伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 砂漠

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    最初、あらすじを読んで大学生活かぁ…となんとなく敬遠して積読してた小説であるが…
    読んでみると春の章からすでに彼らと同じ大学生活を送っているような感覚に陥る…凄く良い…
    伊坂さんの小説で自分が好きな部分は何気ない日常の妙、会話の面白さにあるのかなと…それが最初から最後まで続いているという…
    今回は西嶋がクセはあるが味のあるキャラクターとして登場おり、〜なんですよ…の口調が特徴であるが最後にはみんなが彼の事を好きになると思う…
    西嶋は去勢を張ったような格言を本作でいくつも言っているのだがその格言よりも『笑ってる東堂の隣にいるのは僕じゃないと嫌だと思ったんですよ…』とか『友達には恵まれたと思うんで

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    2026年05月23日
  • 残り全部バケーション

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    めちゃめちゃ好きです。スタートから、書き下ろしの最後まで。それぞれの人間味が濃いから、どれを読んでも生き生きとしていて。最高でした。

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    2026年05月21日
  • グラスホッパー

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    ★★★★★ フルプライスで買いたい

    妻の復讐のため反社会的組織に属した元教師の鈴木、ターゲットを自殺させることを生業とする『自殺屋』の鯨。零細殺し屋業を営む岩西の下、実行役として活躍する蝉。彼らの人生が、鈴木の復讐相手である寺原が第三者によって殺されたことで交わっていく。

    伊坂作品は、一般市民の預かり知らぬところで治安が悪い世界が多いけど、そうした舞台設定ではなくて、中盤に入る少年漫画チックな戦闘描写の方が余程「この作品はフィクションです」と主張してくれる気がする。
    以下、考えたことダラダラと
    本作は鈴木、鯨、蝉の3人が主人公のオムニバス作品だが、私は蝉視点の話が一番好きだった。難しいこと

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    2026年05月20日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    優しくなれました。スパイ。失恋をし就活、そして結婚。宝くじが当たり、寄付する。様々な人のストーリーを言葉を通じながら感じると心が優しくなり、3度、いやそれ以上に心が上向きになれたような気がします。異世界の扉という御伽話のようなところからシンプルでワクワクするストーリーに楽しんで読むことができたように思います。それぞれの曲も聴いてみて改めて読んでみると違った感覚を感じれるのではないかという未知への昂揚感で一杯です!

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    2026年05月20日
  • AX アックス

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    とても面白かった。殺し屋シリーズで相変わらずのシュールな感じで。少し笑わせながら心地よい緊張感で読み終わりました。読後感の余韻も良く良かったです。

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    2026年05月20日
  • グラスホッパー

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    伊坂幸太郎作品のなかで初めて読んだもの。
    きっかけは、ネット上の まとめサイト で誰かが紹介していたから。本屋で目にとまって購入。

    買ってよかった。
    これをキッカケに、私は伊坂作品に傾倒していく。

    『殺し屋シリーズ』となる作品群の出発点に位置するもの。あまりにもサクサクとヒトが殺されちゃうから、感覚が鈍ってきちゃう(笑)

    くり返し何度も読んだというお気に入り。
    魅力的な登場人物も、物語を盛り上げてくれる。なかでも私のお気に入りは『蝉』です♡

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    2026年05月18日
  • ラッシュライフ

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    ずっと気になって、たくさん積読をためて、初めて読んだ作家さん。
    雰囲気は暗いけどとても読みざわりのよい文。
    後半からの疾走感。
    ほんとうに綺麗に終わった。清々しい。


    「消えた魂を探して、風の流れていく方向を確認してしまう」
    こういうの好き

    この方、さすが。
    全部読みたい。

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    2026年05月17日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    怒涛の後半!!期待を裏切らない面白さ。
    伊坂幸太郎はやはり凄い……!

    白兎事件。
    仙台のとある一家で起こる、人質立てこもり事件を軸に巻き起こるドタバタ劇!
     新妻を人質に取られ、渋々犯行に及んだ立てこもり犯、立てこもり事件に巻き込まれた空き巣、交渉を試みる警察。たくさんの情報が複雑に交錯しながらも、後半でまとまり一気に物語の真相へと迫る!

     誘拐グループ、立てこもり、空き巣、レ・ミゼラブル、オリオン座などの要素が多々あるのにも関わらず、しっかり一つに集約されていて読みやすい。
     時系列がどう繋がって行くのか、始めは戸惑いつつも読んでいくにつれて、ユーモアある説明が入るおかげで理解しながら楽

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    2026年05月17日
  • チルドレン

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    なんだろう
    どこか少しずっと可笑しみもあって、
    奇跡ってあるかもという気持ちになった!

    登場人物もそれぞれが浮かび上がってくるような、個性が光っていていいなと思う

    思いがけない方向から
    心に届くような言葉も散りばめられていて、
    新鮮な感覚になることができた

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    2026年05月16日
  • サブマリン

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    陣内シリーズ2作目。交通事故の加害者と被害者の問題と少年犯罪、と『チルドレン』より重いテーマを扱っているのに陣内さんは良くも悪くも変わらなくてそれがこの作品の癒しポイント?にもなっていた気がする。白黒はっきり付けられない、やるせなさが残る結末。だけど、誰か見ていてくれる、気にかけていてくれる人がいることは凄く幸せで救いがあることなのだと気付かされた。

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    2026年05月15日
  • チルドレン

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    久しぶりに再読。傍迷惑な人なのに何故か憎めない、かっこ悪いのにかっこいい。無茶苦茶言っているようで、実は筋が通っている…不思議な矛盾を抱えた主人公の陣内さんのキャラクターがとても魅力的。担当する子ども達すらも自分のペースに巻き込みんで振り回しつつ、なんだかんだ解決に導いている陣内さんは凄い人なのかも?周りが振り回されながらも、一緒に銀行強盗に巻 き込まれたり、 彼の失恋に付き合ったり。 そんな彼 が子供を導いたりする姿もコミカルで、読んでいて楽しい。 『 チルド レン』と『イン』のお話が好きだった

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    2026年05月15日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    二つの世界がつながっていて、戦いの結果が双方の世界に反映されるという“伊坂ワールド”全開のストーリーです。
    しかも新型コロナウィルスが蔓延する前にこの内容って、もはや予言書なのではと思ってしまいました。
    内容も構成も面白く、一気に読み終えてしまいました。

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    2026年05月14日
  • チルドレン

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    ひとに流されない正義を持つ陣内好きだなー
    近くにいると迷惑だなって思うこともあるけど、巡り巡って人のためになっているところもある

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    2026年05月14日
  • マリアビートル

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    新幹線の中で繰り広げられる、殺し屋たちの駆け引きと戦いを描いたサスペンス。テンポがとても良く、次の展開が気になってページを捲る手が止まらなかった。登場人物同士の掛け合いや緊張感のある展開も面白く、最後まで一気に楽しめた。読後感もすっきりしていて満足感が高い。『グラスホッパー』を読んだ後だったので、つながりを感じられたのも良かった。

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    2026年05月11日
  • 楽園の楽園

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    伊坂幸太郎さん、デビュー25周年記念描き下ろし短編。短いながらも面白かった。

    AI「天軸」暴走の謎に迫る、3人の選ばれし者。
    あの古典のキャラクターや設定のオマージュがテンポ感を良くしている。

    ディストピア小説とも言えるが、「神話」とか「神託」寄りにも解釈できる。
    ヒトという生き物について、そして、この世界の理について考えさせられた。

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    2026年05月10日
  • グラスホッパー

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    面白すぎて一気読み!
    家事を放り出して読み耽ってしまった…。
    殺し屋シリーズ、第一弾。『AX』が面白かったもんだから、原点に戻ってみた。
    殺し屋モノなのに、ほっこりしたり、笑えたり…シリアスだけじゃないのがいい!

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    2026年05月07日
  • 火星に住むつもりかい?

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    読み終えた今、妙に納得というか、開き直りに似た爽快感と、こうラストを持ってくるのか〜!さすがすぎる〜!という伊坂さんへの尊敬と、色んな気持ちが渦巻いています。振り子の喩え、凄すぎませんか。

    魔女狩り的な世界、伊坂さん自身が「怖い」と仰っていたもの、覚悟して読みました。「死神の浮力」と同様、読み始めは怖くて辛くてやり切れない気持ちでしたが。もしかするとの正義のヒーロー出現か、に期待しながら、あれよあれよという間に物語にのめり込んでしまいました。

    勝手に始まる国家の制度。胡散臭いけど事件を「起こしそう」な危険人物の公開処刑。当然冤罪が疑われる。けれど実際に何百年も続いた魔女狩りの歴史が、この物

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    2026年05月10日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    チルドレンのこの構成なんか既視感あるなと思っていたら、最近読んだ「#真相をお話しします」に収録されている話が似ていた。親子だと思っていたらそうではなくて、悪い奴が分かったと思ったらもう一人悪い奴がいて。


    収録されている5作の中ではレトリーバーとチルドレンⅡがお気に入り。
    何気ない日常に広がるスリルある展開。盲目の永瀬と接する陣内の普通過ぎる態度。登場人物の魅力たっぷりな伊坂さんの好きなところが詰まった作品。(レトリーバー)

    「俺たちは奇跡を起こすんだ」
    ダメ親父に落胆して飛行を繰り返す少年。妻に浮気されても何もできず、夜の遅いダメ親父。浮気相手と結婚し、娘の親権を譲らないという大学教授。

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    2026年05月05日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    94点

    面白かった〜。
    短編、中編集で、自由奔放な陣内という男を軸に物語が進んでいく。『砂漠』の西嶋みたいな奴。
    言動が一貫してなかったり身勝手だったりするけど、まっすぐでなんか納得させられるところもあって憎めない男。
    周りが振り回されながらも、 一緒に銀行強盗に巻き込まれたり、彼の失恋に付き合ったり。そんな彼が子供を導いたりする。ほっこりファニーな物語。

    まず最初また銀行強盗?!ってびっくりした。伊坂好きすぎるな。そこに巻き込まれた登場人物たちが不思議な繋がりを作ったり。永瀬がその後にも出てくるとは思わなかった。2章目でさっそく陣内が大人になって家裁調査官になっていてびっくりした。この職

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    2026年05月03日
  • チルドレン

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    個人的に良いタイミングで読んだかもしれない。母親と違い父親が出来る事、自身の父親からの影響も踏まえて多くはないし限界感じてた。伊坂先生、ありがとうございます。思い直しました。かっこよく生きます。

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    2026年05月02日