伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ラッシュライフ

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    ネタバレ

    100点。

    すごく良かった。自分が読みたい伊坂幸太郎っていう感じ。これぞ伊坂。
    それぞれ登場人物の人生が交錯して、リンクしていくのすごく楽しかった。まず個性豊か。特に泥棒の黒澤が好き。みんな好きなんじゃないかな。
    空き巣のシーンで、佐々岡が家主の体で黒澤が超能力さながら特徴を言い当てて、「いやー、突拍子もなく超能力出してきたなー。」と腑に落ちなかったら、後に、同級生だろ俺ら、ってネタバラシするの最高に伊坂幸太郎。そしてこの家はこういう特徴で、って言い当てて、まあ入念に下調べして家主の特徴見てたら出来る範囲の言い当てなのかなーと思ってたら実は黒澤の家でしたーって、思ったより伊坂幸太郎だった。思

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    2026年03月25日
  • マリアビートル

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    東北新幹線の車内で起こる様々な出来事を描いたストーリー。伊坂幸太郎を避けていたのが残念に感じられるほど、面白かった。これは読者を笑わせようとしてるのか?って思うような痛快なストーリー。
    幼い息子の仇討ちを企むアル中の元殺し屋と、幼く可愛い顔を持ちながらも、人を支配し苦痛で歪む様を楽しむ悪魔のような中学生。闇社会で仕事を請け負う凄腕の二人組の蜜柑と檸檬。他にも、殺し屋なのに気が弱く運も悪い男など、次々と殺し屋や復讐者、闇社会の業者などが現れ、互いの利害が交錯する。
    疾走感のある面白さで、この分厚さでも一気に読めてしまった。

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    2026年03月25日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    夢と現実世界がリンクしているという、とても面白い設定の話でした。
    相変わらずサクサク読めて、没入感もちょうど良かったです。
    コロナを意識した話かと思ったらたまたまだったという、これまたびっくりでした。

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    2026年03月23日
  • 楽園の楽園

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    近未来の話だが、昨今のウィルス蔓延、異常気象など、世の中を取り巻く様々な出来事はもしかして…と思えた。
    千里眼というか、なんか納得して信じてしまう。不思議なお話。

    科学的で哲学的でありながら、サラサラ読めてしまう伊坂幸太郎ならではの小説で、とてもよかった。

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    2026年03月23日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    やっぱり好きな伊坂ワールド。自分の知らないところで、誰かが誰かの役に立っている。気づかないけれど、自分は世界と関わっている。そう感じられる短編集だった。

    カメオ出演で黒澤が出てきていて嬉しい!あと表題作で飛行機に乗っていた老夫婦はラッシュライフの老夫婦強盗かな。

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    2026年05月31日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    面白い。
    未来を見ることができる「先行上映」
    アメショーとロシアンブルのやり取り
    見えた未来とそれを変えるための行動

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    2026年03月18日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    とてもおもしろかった。岡田、後半全然出てこないのにどんどん好きになっちゃってるよ。サキさんが岡田っていうの最高。毒島さんが人を生かしてるのは意外すぎるけど、第一章で岡田は甘いものに目覚めるし、サキは早坂さんちの娘の名前だし、これはもうハッピーエンドに決まってる。

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    2026年03月18日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズ、ほかのとはまた違ったテイストを感じました。
    それにしても、何回泣かすねん!!!

    シリーズ4作読みましたが少し志向の違う感じ

    恐妻家の殺し屋の笑いと涙のストーリー

    幼い頃から不遇な人生で、仕方なく歩んだ裏世界。自分には日なたを歩く人生は来ないと思っていた兜に、ふとやってきた人生を変える出会い。

    もしかしたら自分にも光が差す人生が歩めるのではないか、と感じさせてくれた『チケット』

    他人から見たら恐妻家に怯える情けない夫・父親かもしれないけれど、その妻に対する絶対的な感謝、自分の人生を変えてくれた人への感謝が滲んでいて泣けた。

    作中に出てくる人々の爆発する思い。他人からみ

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    2026年04月25日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    死神の千葉は、選ばれた人間の元へ行き1週間調査する。
    そして「可」か「見送り」か判断して報告する。
    「可」の場合は、その人間は死亡する。
    死神は皆、「可」とする方が圧倒的に多い。

    千葉を含め死神は、人間の作った音楽が大好き。
    千葉の嫌いなものは渋滞。
    千葉の仕事中は必ず雨が降る。

    【死神の精度】
    コールセンターの苦情受付係の女

    【死神と藤田】
    ヤクザの藤田と子分、その他勢力のいざこざ

    【吹雪に死神】
    吹雪の旅館でのサスペンス

    【恋愛で死神】
    ブティック勤務の男が一目惚れした女とのあれこれ

    【旅路を死神】
    殺人を犯した男との逃亡

    【死神対老女】
    海の見える高台で美容院を営む老女

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    2026年03月16日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ⭐️5
    再読。映画も好きだけど、やっぱり原作の方が何倍も好き。しばらくマイブームがボブ・ディランになっていました。我ながら単純。

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    2026年06月13日
  • 砂漠

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの『砂漠』。

    仙台市の国立大学に入学した主人公・北村は、軽薄なプレイボーイの鳥井、超能力を持つ南、大学一の美女の東堂、パンクロック好きで熱血漢の西嶋という個性豊かな4人と出会います。鳥井が「東西南北の苗字を持つ仲間を集めたい」と言って麻雀に誘ったことをきっかけに、5人の交流が始まります。

    日常は大学生らしいボウリング勝負、合コン(長谷川藍子ら短大生を相手にしたもの)、アルバイト、学園祭、音楽(パンクロック談義)などで彩られています。一方で、非日常的な事件も次々と起こります。

    仙台の街では「プレジデントマン」と呼ばれる通り魔が出没します。中年男性に「大統領か?」と問いかけては

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    2026年03月15日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    過去と現在の話が交互に進み、読者は断片的な情報を少しずつしか得られない。物語を読み進めるうちに情報が繋がり、謎が解ける感覚を味わうことができる。さらに物語の終盤でミスリードに気づき、それまでの解釈が一気に覆される瞬間がこの作品の魅力だと思った。
    ドルジはひとりぼっちになり絶望や無力感を抱えていたと思う。だからこそ、隣に引っ越してきた椎名がディランの歌を口ずさむ姿を見て、彼がどのような気持ちになったのかを考えると胸が熱くなる。また、琴美や河崎から受け取ったさまざまな考えや言葉を覚え続けていたドルジの健気さも愛おしい。
    この作品は読む前と読んだ後で主人公が変わるところも見どころだと思う。物語を追っ

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    2026年06月12日
  • フーガはユーガ

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    今、私と同じ、今を生きていて、現実にこうして怖い思いをしている人がいる事を想像して、とても怖かった。せめて子供がしっかりしなくても生きていけたらみたいな文章を読んで本当にそうだよな…と思った。平和だと良いよなぁ。簡単な言葉だけどみんな安心して眠れたら、起きれたら。と思った。
    私も双子なので、双子は2人でひとつだ。特別だ。みたいな描かれ方をするお話は、んーちょっと夢見すぎでしょと思って生きてきたものの、生まれた時から同じように育ってるんだから、そりゃやっぱりお互いが特別だし、一緒にいたら強いよなと思う。私も相方を大事にしようと思う

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    2026年03月13日
  • オーデュボンの祈り

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    殺し屋シリーズが大好きで
    デビュー作を読んでみたがすごかった

    仮の世界に感じさせない
    素晴らしい世界観でした

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    2026年03月10日
  • 死神の浮力

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    死神シリーズの続編が出たと知り、すぐ購入した。

    山野辺夫妻の置かれた状況は、言葉にできないくらいに辛い。私自身は親を経験していないが、犯人に向けられた激情は痛いほど伝わってきた。
    しかし、合間に挟まる千葉のシュールな言動が、作品の雰囲気を崩しすぎることなく、読み進めやすさを加速させていた。2日ほどで読み切ってしまうほどに。

    最後はスカッとした展開であったが、このシリーズは「死」を扱う作品でもあるため、ほんのりと寂しさ、悲しさは残った。
    それもまた醍醐味だと感じる。また続編を読みたい。

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    2026年03月10日
  • ラッシュライフ

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    やっぱりすごい、伊坂幸太郎。それぞれの物語が繋がってひとつになる爽快感はダントツ。
    「オーデュボンの祈り」の伊藤が仙台に戻り働いていて、優午の話も少し登場。伊藤は前向きになれたようで温かくなった。桜のその後もどこかであるといいな。
    今回の登場人物の中で最も魅力的だったのは泥棒の『黒澤』、スマートで冷静が常態なのにクスッと笑ってしまうユーモアがある。特に、黒澤と後輩であるニュートンな若者のやりとりが面白かった。「重力ピエロ」を再読したい衝動に駆られる。

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    2026年03月09日
  • ラッシュライフ

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    繋がった!スッキリ!
    伏線はすごく散らばっていて、すぐ繋がることもわかるけど、そこが繋がるのかと思わぬところにあるのは面白かった!
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    人生に於いてなんか退屈だなと思った時に読みたい。

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    2026年03月09日
  • 楽園の楽園

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    ​短い物語だが、伝えたいことがぎっしり詰まっている。
    さすが伊坂先生。
    先入観なしで読んでほしいので詳細は伏せるが、
    一見ディストピアのような閉塞感がありつつ、
    視点を変えれば不思議とユートピアのようにも感じられる。
    その表裏一体の空気感がクセになる、伊坂マジック全開の一冊。

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    2026年03月06日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    大学に入学するために一人暮らしを始めた椎名、ブータン人と同居をする琴美の2人の視点で描かれる。椎名は現在、琴美は二年前という時間軸で進んでいくため、前半は2人の間に多少の伏線が張られつつも先が見えない状態が続いていく。そして、物語の終盤で一気に前半のモヤモヤが回収されていく。完全に一気読み作品。恥ずかしながら、前回初めて伊坂幸太郎作品に触れて、その時のあまりの読みやすさから早くも2作品目の本作を手に取った。作品としての満足度だけじゃなくて、事件をきっかけに変わっていく登場人物とか、ところどころ散りばめられるブータンの考え方が印象的でとても良かった。

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    2026年05月27日
  • 砂漠

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    大学2年生の春休み。
    1ヶ月の長期帰省をしている。実家で妹の勉強を教えるという時給2000円の高額バイトをこなしながら読破した。大学生の自分にとって刺さる1冊。普段あまり本を読まないがこれからは本を読んでいこうと思えた本。続けばええんやけどな

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    2026年03月05日