伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人はだれしも罪を背負っている。まったく穢れをしらない無菌室で生きらる場所は人間社会にはない。
そんな二面性を『レ・ミゼラブル』を挿入しながら描いた巧みな小説だった。
あまりにご都合主義だと思われそうなストーリーだが、「いろいろあるもんだ」と楽しめるくらいのエンタメ性を持ってれば気にならない。
1番良かったのは、読者の心動かすのが大筋の白兎事件ではなく、夏乃目課長だったことだ。
なによりも難しい正しいことをしなければならない警察官と、愛を失った傷と、復讐という罪。
ミステリーとは別に、揺れ動く心理をユーモアで描く伊坂幸太郎節がサイコーだった。 -
Posted by ブクログ
最初、あらすじを読んで大学生活かぁ…となんとなく敬遠して積読してた小説であるが…
読んでみると春の章からすでに彼らと同じ大学生活を送っているような感覚に陥る…凄く良い…
伊坂さんの小説で自分が好きな部分は何気ない日常の妙、会話の面白さにあるのかなと…それが最初から最後まで続いているという…
今回は西嶋がクセはあるが味のあるキャラクターとして登場おり、〜なんですよ…の口調が特徴であるが最後にはみんなが彼の事を好きになると思う…
西嶋は去勢を張ったような格言を本作でいくつも言っているのだがその格言よりも『笑ってる東堂の隣にいるのは僕じゃないと嫌だと思ったんですよ…』とか『友達には恵まれたと思うんで