伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • サブマリン

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    チルドレンに続きめちゃくちゃおもしろい。
    読みやすくてつかまれる。

    少年犯罪にテーマを置いて今回はずっと書かれているが、相変わらず陣内の言動は読んでて飽きない。
    ぜひ続きを出してほしい。

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    2025年05月17日
  • オー!ファーザー

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    四人の父親を持つ男の子が事件に巻き込まれていく話。四人の父親それぞれが個性的で面白い。ちょっとした出来事が伏線で最後に繋がっていく伊坂ワールドをたっぷり堪能出来た。

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    2025年05月17日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    『ゴールデンスランバー』と同時期に書かれたとのことで、両者の共通点と相違点を考えるのも楽しい。
    物語の着地としては本作の方が好き

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    2025年05月15日
  • ジャイロスコープ

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    私の安易な予想など呆気なく裏切ってくれる意外な展開に唸ったり笑ったりした7つの作品集でした。
    ご本人そっちのけで妄想が炸裂する「彗星さんたち」と浜田青年の話が特に好き。
    〆の書き下ろしに仕掛けられた驚きと温もりが伊坂さんらしくてにんまり。

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    2025年05月14日
  • 魔王 JUVENILE REMIX 1

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    ネタバレ

    【今の私を構成した作品のひとつ】

    確か最初に読んだのは小学校高学年の頃。腹話術というパッとしない能力でどこまで戦えるのか、困った時に「考えろ、考えろ」という安藤がかっこよくて毎週週刊少年サンデーで追っていた作品。

    改めて思う。この作品が今の私にも影響を与えていたのだろうと。

    安藤は幼少期から、考えることを辞められず弟の潤也から考察魔と言われている。また、考えたことを周りに告げると雰囲気を害することに気づき、自らを納得させて周囲に溶け込みながら学生生活を過ごしている。

    そんな中で犬飼が作るグラスホッパーと出会い、その表裏を知り、熱狂の渦に包まれる周りを見て、ほんとにこれでいいのだろうか?

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    2025年05月10日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    ドキドキハラハラ

    面白すぎる!理不尽過ぎて可哀想だけどハラハラが止まらない。整形した後の主人公は幸せそうだしまぁハッピーエンドなのかなぁ。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年05月03日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    長編、長いようで一瞬で読み終わった。
    死ぬことはこわくない、怖いけど、こわくない、と言いながらも実際の潜在意識は怯えている、その感覚は私にも薄らある。死ぬというだけ、別世界にいくだけ、そういう風に捉えてはいるけど、未知でどうなるのかは誰にも分からないことって理由が人間に恐怖を植え付けるんだろうな。
    千葉が大活躍だったし、明らかに怪しい存在であるのに最後まで信じたのは、音楽以外の何にも興味がなく空気を読まない飛躍しすぎている発言、その千葉の人柄(人ではない)に救われたんだろうな。あからさまなアンパンマンみたいな人からの救いより、気遣いなど何もないその正直すぎる態度に救われることもある。
    夫の方は

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    2025年05月01日
  • あるキング

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    ネタバレ

    シェイクスピアやべーブルースの言葉から、あらゆる事柄の二面性について考えさせられる作品。

    野球少年である王求の一生とともに進むストーリーは、目覚ましい活躍とは裏腹に理不尽の連続で、不器用ながらに立ち向かう王求を応援せずにはいられない。ただただ野球が好きな少年が理不尽にその機会を奪われる。野球がしたいだけなのに。

    高校で普通に野球ができていたら、プロ野球人生を全うできていたら、どんな選手になっていただろうか。南雲氏のようになっていたのだろうか。

    次のキングこそ真っ当な野球人生を送れることを祈らずにはいられない。

    面白いストーリーに加え、両親や津田氏、謎の魔女など要所に散りばめられたコミカ

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    2025年04月29日
  • マリアビートル

    QM

    購入済み

    数か月にわたってちびちび読んでて今日やっと読了~!!殺し屋まみれの新幹線なのにどこかシュールで気が抜けてるのが伊坂ワールド。マリアビートル、ふむふむそういうことか~ってなった

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    2025年04月24日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    まんまと騙された。ひっくり返っていく展開の解説をされてるシーンでも、自分で推理してるような気持ちにさせてもらってとっても爽快だった。
    夏之目さん好き

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    2025年04月23日
  • 夜の国のクーパー

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    伊坂さんが書く人物は、みんな人間味が溢れててとても好きです。『何でも出来すぎ』の主人公ではない点にとても親近感が湧いて、物語に引き込まれます。
    今回もとても面白かったです。

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    2025年04月20日
  • 魔王 新装版

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    え、むりむり悲しいんだけど…
    でもすごく好みで、読後のモヤモヤはありつつとにかく伊坂作品に出てくる男性はいいなぁって思ってしまう。恋してきます

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    2025年04月19日
  • 魔王 新装版

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    伊坂幸太郎の作品は初めて読んだけれど面白い。他の作品も世界観が同じらしいので読んでみたい。あんまり夜更かししないでね。消灯ですよ。

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    2025年04月16日
  • オー!ファーザー

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    1人の息子に4人の父親という設定からして既に面白い。伊坂さん、凄いな。
    4人の父親も皆、個性豊かで息子への愛情もたっぷり、大車輪の活躍でした。
    中盤の「チンピラ牛蒡」には思わず吹いた。
    最高だわ。

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    2025年05月02日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    俺は今日、この日を摘んで生きていくしかない

    すっかり千葉のファン
    千葉がいるから7日間は安心して読める

    山野辺に対して「晩年も悪くなかった」という台詞
    前作で奥入瀬に行ったときの「下流のほうも、悪くなかったぞ」を感じて嬉しかった
    というか対象者に興味ないはずの千葉が確実に山野辺との7日間はそのあるのかわからない心に刻まれてるんだと思って涙が出た
    でも山野辺に「可」出したのもコイツだしな...とも思う、憎めない男(?)である

    本城はどうか20年間鰐に齧られ続けていてほしい

    人はいつか死ぬ
    それが決まってるだけでもありがたい
    「あなたは一生死なないよ」なんて言われることのほうが
    よっぽど絶

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    2025年04月12日
  • サブマリン

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    チルドレンと共に、すごく好きな作品。陣内さんが親戚のおじさんにいたらな!陣内さんが家裁にいてくれて、よかったなと思う

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    2025年04月11日
  • 残り全部バケーション

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    最後のスカッと感。
    なんとも言えない高揚感。
    岡田さんがこんな形で回り回って戻ってきて、溝口さんとの関係。たまらない、たまらない。
    もう一回読みたい、何度も読みたい。

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    2025年04月10日
  • サブマリン

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    家裁調査官2人の続編はまたまた面白い、かつ考えさせられる、そして答えの出にくい話だった。
    犯罪にかかわる方々の葛藤は容易に想像できるし、立場により色々な考え方があり、正解を1つに決めつけられないものと感じている。
    そんななかでの陣内の口癖、面倒くさい、は誰もが共感できる一言だと思う。私だったら面倒くさいと感じればなかなか行動に移すことはできないと思うので、行動力のある陣内を尊敬する。
    今作も様々な人々の立場に応じた思いがあり、答えを出せずにいたが、なんとなく清々しい読後感を味わせてくれる伊坂幸太郎さんの筆力には救われる気持ちになった。
    また2人の活躍?ドタバタが読みたい。

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    2025年04月10日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    5股をしていた主人公が付き合っていた女性たちと1人ずつ別れ話をしに行くお話。(ブッチャーみたいな女性と一緒に)
    出会う頃のエピソード、別れ話のあと少しストーリーが展開される。
    読書目線では繭美といる時間が長かったので、彼がどのように女性の心を開くのかという部分を見せられたように感じました。
    5話の女優女編がお気に入りです。

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    2025年04月05日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    1〜3まで期間を空けずに読んだ。
    今作が一番好き。
    面白すぎて早く次に進みたいけど終わってしまうのがもったいないな、と思ってたらすぐに読み終わってしまった。
    主人公の4人が魅力的で掛け合いをずっと見ていたい。今回は今までの敵より面倒な相手。でもさすが成瀬さんかっこいいな〜。みんなの良いところが出過ぎていて好きになってしまう笑
    伏線もすべてスッキリと回収!
    ああ〜本当に面白い。

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    2025年04月04日