伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 砂漠

    tk

    購入済み

    帰る場所

    大学生の時以来、10年ぶりに再読した。10年という歳月が過ぎ、人生における沢山のイベントを経験した。再読によって感じたのは"砂漠"は変わらないという事。また戻って来ようと思う。

    #感動する #エモい

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    2023年06月06日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    上下巻の下巻って割と好き。「一冊の長編の後半」ではなく、「上下巻の下巻」が。上巻で登場人物の掘り下げが完了していて、尚且つ展開も盛り上げている状態で、初速の勢いがいいのが下巻。
    上巻も面白かったが、下巻はそのまま疾走感を保ったまま走りきった感じでさらに良かった。
    とは言え、伊坂作品の中では中の下くらいの感じ。個人的な好みとしては。★3〜4。
    と思っていたけど、ラストのボーナストラックが良すぎた。最高の読後感。

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    2023年05月31日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    ネタバレ

    SF、アクション、サスペンスと熱い要素てんこ盛りのうえ構造的な話や創作論まで入っていてめちゃくちゃ面白かった。「小説で世界なんて変えられねえ。ただ、1人くらいに、届くかもしれねえ。」なんてセリフを”胡散臭い小説家”井坂好太郎なるキャラクターが放つものだから、季節外れの炎天下ひとり昼休み中華屋の行列に並びながら読んでいたのにも関わらず泣いてしまった。いやーちょっと舐めてました。
    「モダンタイムスを読みなさい、絶対。」

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    2023年05月22日
  • 魔王 新装版

    匿名

    購入済み

    まず、これが20年近くも前に書かれた話であることに驚きました。
    物語の中にスマホが出てこなくて違和感を覚えたほど。
    最後は「え、ここで終わり?!」という感じでしたが、続編といわれる作品も読みたくなりました。

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    2023年05月18日
  • フーガはユーガ

    匿名

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    ずっと気になっていて、ようやく読むことができました。
    シリアスでいやな気分になりそうな場面でも、なぜかさらっと読めてしまうのが
    伊坂幸太郎さんのすごいところですね。

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    2023年05月16日
  • PK 新装版

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    なかなか理解が及ばないけれど、なんとなく感じられる勇気の連鎖。読みやすい文体の中の深い思考。だから伊坂幸太郎を読むことをやめられない。

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    2023年04月26日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    裏表紙のあらすじに惹かれて読んでみたけど、読めば読むほどに面白さが増してくる。下巻に向けての謎の深まりが十二分にあり、早く下巻を読みたくなる。…というか、不倫を疑い怖い筋の人を差し向ける奥さん…ワイルド過ぎだろって思った。

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    2023年04月16日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂幸太郎の頭の中を垣間見た気になり面白かった
    日常の出来事から楽しい?空想を膨らませて毎日が楽しそう 奥さんのツッコミも的確

    震災で何もできないことに対する苦悩とkeep going,and keep doing what you'er doing ... going dancing には涙が出た メッセージを送った方の被災した人への寄り添う気持ちを感じた

    これからも楽しみにしてます♪

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    2023年04月08日
  • PK 新装版

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    読みながら感じる違和感。
    あれ❓と思うことが続きながらも読み進めた。
    最後まで読んで全体像がなんとなく見えてくる。そこからページをめくり直し、ひとり、この物語の全体像を考える時間が続く、、、

    なんて面白い物語なんだ。

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    2023年03月30日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    魔王から続く、何十年後かの世界の話。
    SEの主人公はとある仕事で怪しげなサイトを見つける。関わる人々がみなアクシデントに見舞われる、そのシステムの謎とは?
    国家とはシステムであり、コロニーであり、誰かの大きな意図で動いてるものでらない。みなその部品なのだ。でも、みんな目の前のことくらいは変えられるかもしれない。そんな話。
    浮気を許さない謎の妻、謎の小説家、拷問担当の髭男、などユニークな登場人物で重いテーマも軽快です。面白かった!

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    2023年03月01日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

    進化する伊坂文学

    描絵が効果的に差し込まれており、何か新しいワクワク感があった。

    #深い #胸キュン #ドキドキハラハラ

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    2023年02月26日
  • オー!ファーザー

    購入済み

    良かったです…

    初期設定が現実的じゃなくても、読み終えると当たり前の事実みたいになっている、不思議な感覚でした。4人もいる父親一人一人がみんな由紀夫のことを愛していて、父親であることに喜びを感じているところが愛らしかったです。登場人物に誰1人憎める奴が居なくて、読み心地も最高でした!
    伊坂さん大好き。

    #切ない #笑える #ドキドキハラハラ

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    2023年01月30日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    複雑だけど良い

    動物が痛めつけられている描写はすごく不快で、犯人が最終的にどうなったか分かるまでとても長く感じた。
    途中、過去から現在へ場面が変わって全ての話がつながった瞬間は、伊坂作品の良さを感じられて良かった。
    それぞれの場面での人の顔や風景までイメージの沸く読みやすい作品で、かつストーリーも満足度の高いものだった。タイトルの伏線回収までしっかりされており、気持ち的には晴れないけれど、スッキリ読み切れた感じ。

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    2023年01月08日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

    購入済み

    伊坂ワールド

    ある瞬間から??となって読む手が止まりませんでした。伊坂さんらしいフレーズも満載でお気に入りになりました。

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    2022年11月27日
  • シーソーモンスター

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    バブル末期の昭和の時代、アメリカと日本の間には貿易摩擦が生じていた頃、各家庭では嫁姑問題が勃発していた!

    一見、平和そうに見える北山家でも嫁と姑の争いは絶えず、日々新たな問題を生じさせていた!

    ここまでは、普通の家庭であるが、実は嫁の前職が元諜報員!?

    嫁の宮子は姑セツの周りで起きる不審死に疑問を持つがそれが物語の始まりであった・・・


    そして、近未来の日本では電子化と監視化が進み、大事なもの程、アナログ化のような不思議な逆転現象が生じていた!?

    そんな中、手紙を届ける配達人の水戸は一通の手紙をきっかけに大きな事件に巻き込まれてしまう!?
    そして、因縁の男檜山と遭遇する!


    もちろ

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    2025年04月10日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    ワクチンや生物兵器など、まさに今!な内容で楽しめた。

    伊坂さんの小説は名言が散りばめられてるところが好き。主人公の2人も野球少年時代、言われてたこととか鮮明に覚えていて、それを大人になった今に落とし込んでるとこも良い。

    「常識を疑え」これ大事

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    2022年10月28日
  • グラスホッパー

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    ハードボイルドって

    伊坂幸太郎さんのワールドをしっかり堪能できる作品です!登場するキャラ(特に殺し屋の面々)が、皆個性的・魅力的でクール。ハードボイルドってこういうこと!楽しめた方には「マリアビートル」もオススメです。

    #アツい #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂さんのエッセイはとても新鮮だ。
    それだけでなんだか嬉しい。

    仙台の喫茶店にはよく伊坂さんが朝から小説を書いていたようだが、今はどうなんだろうか?
    映画で前の席の人の帽子が邪魔で注意しようとしたらバックの中に「重力ピエロ」があってやめた、とか、
    書店で並んでたら前の初老の方が「オーデュボンの祈り」を買おうとしていて何故?と思ったり。

    さすがに今の伊坂さんは顔もよく知られているし、状況も違うんだろうな。

    私も震災後は何の本も音楽も触れられなかった。
    そんなパワーがなかった。
    でも、伊坂さんの本なら読めたかもなぁと今なら思う。
    伊坂さんはそんな優しい人だと思った。

    震災本にはしたくなかっ

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    2022年09月19日
  • 仙台ぐらし

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    大好きな伊坂さんのエッセイ。

    何気ない日常を見つめる視点や感性がやっぱりユニークで、
    なるほどこういう方だから、あんなに楽しい小説が書けるのだなと納得しました。

    このエッセイも、伊坂ワールドが思いきり堪能できます。

    伊坂さん、本当に魅力的な方だと思います。

    2016年10冊目。

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    2022年09月15日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    今から10年前に出版された伊坂さんのエッセイ。

    以前「仙台ぐらし」を読んだ時に、
    「エッセイより小説の方が好きだなぁ」と思い、この1冊を読むのがこんなに遅くなってしまいました。
    こちらは伊坂さんの小説と同じくらい好きでした。

    このエッセイを片手に、デビュー作からもう一度全部読み返したくなりました。
    いつか絶対やります。

    まず伊坂さんのお父様に魅了され、
    「なるほど、伊坂さんの作品(考え方)にはお父様から受けた影響も大きく関係しているのか」と納得しつつ、自分の親もこうであったらよかったのにと嫉妬を覚えました。

    続いて、私が最も好きな「魔王」について伊坂さんが「とり憑かれるようにして書き上

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    2022年09月09日