伊坂幸太郎のレビュー一覧
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伊坂さんのエッセイはとても新鮮だ。
それだけでなんだか嬉しい。
仙台の喫茶店にはよく伊坂さんが朝から小説を書いていたようだが、今はどうなんだろうか?
映画で前の席の人の帽子が邪魔で注意しようとしたらバックの中に「重力ピエロ」があってやめた、とか、
書店で並んでたら前の初老の方が「オーデュボンの祈り」を買おうとしていて何故?と思ったり。
さすがに今の伊坂さんは顔もよく知られているし、状況も違うんだろうな。
私も震災後は何の本も音楽も触れられなかった。
そんなパワーがなかった。
でも、伊坂さんの本なら読めたかもなぁと今なら思う。
伊坂さんはそんな優しい人だと思った。
震災本にはしたくなかっ -
Posted by ブクログ
今から10年前に出版された伊坂さんのエッセイ。
以前「仙台ぐらし」を読んだ時に、
「エッセイより小説の方が好きだなぁ」と思い、この1冊を読むのがこんなに遅くなってしまいました。
こちらは伊坂さんの小説と同じくらい好きでした。
このエッセイを片手に、デビュー作からもう一度全部読み返したくなりました。
いつか絶対やります。
まず伊坂さんのお父様に魅了され、
「なるほど、伊坂さんの作品(考え方)にはお父様から受けた影響も大きく関係しているのか」と納得しつつ、自分の親もこうであったらよかったのにと嫉妬を覚えました。
続いて、私が最も好きな「魔王」について伊坂さんが「とり憑かれるようにして書き上 -
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やっぱり伊坂さん作品
拷問に近い取調べ、サディスティックな人の集まりが公僕たる警察官であること…
なんたかいつもの伊坂作品と違っていて、読むのが不安になっくる。
それでも読み進めていくうちに正義の味方が現れて
…と思ったら、失敗したり人を殺しちゃったり、くもゆきが怪しい。
最後の最後になって、ようやく…
いえ、最後の最後まで読者の気持ちを引きつけて放さない、自分にとっては傑作です。
面白かった!伊坂さん、ありがとうございます。 -
Posted by ブクログ
エッセイや解説・書評の総まとめ本。
今まで『伊坂さんの書いた文章が掲載されているものは全てかき集めてコレクションしてやるぜ!』と、意気込んでいたのに、この1冊が出版されたことで落胆と歓喜が混ざりあって何とも言えない気持ちになった人は多いことでしょう。
伊坂氏オススメ&お気に入りの、マンガや小説や映画についても語られているので、自分もそれらを消化したい。
その人物に関心を持つと、その人が興味を持っているもの全てを知りたくなるというストーカー心理そのものである。
様々な本や作家と出会いながら読書をすると、自分の守備範囲が広がっていく気がする。いや、どこ守ってんねんって話しやけどな。
伊坂 -
ネタバレ 購入済み
タイトルからは想像できなかったけれど、家族の、愛の、話。
兜の恐妻家ぶりには、ほんともう(笑)。本人は真剣なんだろうけど。
裏の仕事では一流のプロの殺し屋。でも仕事で危険な目に合うよりも、奥さんの機嫌を損ねることが怖い(笑)。
2重3重にシチュエーションを想定した、奥さんに対するこれでもかという気遣い、いかに家庭を平和に保とうとするか、その涙ぐましい努力(本人は努力だとは思ってなさそう)がほんと笑えました。
後半の息子視点になってから、さらに引き込まれて行って、泣けました。
一番家族が大事で、全ては家族のために。
久々に良い本に出逢えてよかったな~。 -
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前を見て生きよう
双子として生まれ過酷な家庭環境の中兄弟で何とか生き抜いてきた二人。二人は誕生日だけに起きる特殊な能力を善のために上手に使おうとしていた。時々切なすぎる場面があったりしますが最後の最後で少しほっこりできました。
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えっえー?!
伊坂幸太郎作品なのに、最初は全く読み進められませんでした。時間がとれなかったこともありますが、行ったり来たりする物語についていけてませんでした。
終盤に差し掛かるや否や、まさに怒涛の勢いで読み終えてしまいました。ワームホールが繋がったということですね。
著者の作品を読むと、年代の新旧に関わらず読み終えたばかりのものが一番面白いと思ってしまうのは、今回も変わりませんでした。
次はどの作品を読もうか…皆さんのオススメを聞いてみたいです。 -
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伊坂ワールドだ
伊坂幸太郎の世界観がいい。登場人物の性格、女性のサバサバした感じもよい。何気ない言動から、真意がつたわってくるようで、清々しい読了感がある。