伊坂幸太郎のレビュー一覧
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面白かった。
潤也に目覚めた能力のとんでもなさ。
原作の魔王とグラスホッパーの世界観を組み合わせる事で、
金を稼げる能力がとんでもなく凶悪になる。
コミカライズとしてこんなに楽しい作品になるとは。 -
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潤也が兄貴とはまた違った力を持っていて、それを活用できるのが裏の世界って事が感じられてくる。
グラスホッパーにフロイラインと物騒な組織が出て来るけどどうなるのか。 -
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伊坂マジック!
軽快でコミカル、それでいて人生のヒントをもらえるような素敵なストーリー。
レ・ミゼラブルの引用がかなり出てくるのでレミゼファンは堪らなそう。
泥棒の黒澤さん出てきます。 -
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青春の一冊
gogleのおすすめのサイトを見て購入。
面白くて一気読みでした。
初めて伊坂幸太郎さんの本を読みましたが他のも買いあさってみようと思います。
学生、社会人どちらでも楽しめる一冊だとおもいます! -
購入済み
面白い
電子書籍で小説を読み漁ってますが、遅ればせながらこの本に出会い、はまりました。
続編のマリアビートルも読了。
現在、シリーズ3作目を堪能しています。
各登場人物の視点で構成される作風も良いです。 -
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仕事は手早くをモットーに犯行中は演説で巻き込まれた人々のケアも忘れないなど、鮮やかな手口で犯行を重ねるどこか憎めない強盗団の活躍が痛快。
今回も軽妙な会話の中に巧みに伏線が仕込んであるのが最後に繋がって面白かった。
タダシの電話が予言のようだったというのが、グラスホッパー幻覚説の元になった田中の話みたいだなと思った。 -
ネタバレ 購入済み
三人の視点が交互に語られ物語が進んでいくスピード感が最高。
比与子が孝次郎から住所を聞き出し、これから非合法な連中が槿の家に押し寄せてくる、という場面にハラハラした。
最後に寺原が死んだとなって、どうしてだろうと思ったら最初の若者が伏線だったとか、その正体もしっかり示唆されていたとかさすがと驚いた。 -
ネタバレ 購入済み
河崎の正体は伏線も多くて分かったけど、琴美は死んだと思わせて生きてる? とか、麗子を信じるなとか黒幕? とか色々予想できて面白かった。
裏口が悲劇に繋がってるとか、アヒルと鴨の話とタイトルの繋がりとか、あーこれも繋がってくるのかーと伏線の回収がすごいなと思った。
シッポサキマルマリの持ってきた数字選択くじの番号がコインロッカーの番号かと推理したけど別の思惑だった。 -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎さんの小説は、やはり村上春樹さんの小説に似ている。若い頃、村上春樹さんを読んで育ってきた僕にとっては、とてもホーム感があるというか、懐かしい感じで読める。
なんか、かるいんだよなあ...
でもこのかるさを人として失いたくないんだよなあ...、と思う。
そして、優しくて強い。いいかげんなようでいて、人と真摯に向き合う。そんな陣内や武藤の姿は、ギスギスして理不尽で慈悲のない世の中を生きていく我々に勇気を与えてくれる。人に優しくしなきゃと思わせる。
あたたかい小説。とても好き。
ところで、小説の中で出てくるローランド・カークのサックスが聴きたくなり、さっそくチャールズ・ミンガスの「M