伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    青柳くんたいへんよくできました

    知り合いにすすめられて軽い気持ちで読んで、
    続きが気になりすぎて止まらなくて、
    結局一日で読んでしまった

    得体のしれない権力との戦い、というか一方的にやられて、次から次に罠にはめられてしまう。

    自分にそっくりに整形された偽物、近づいてくる怪しい女性、自分には覚えがないのに、店でコイツが暴れてた、と証言してくる人や、問答無用でショットガンを撃ってくる警察、、、

    読んでるうちに、かなり前から、主人公が犯人に仕立て上げられる準備がされていたことがだんだんわかってくる。

    今の時代、情報操作なんて簡単にできてしまうんだとすごく怖くなった。
    これからは、受け手の私達が、流れてくる情報をそのまま受け取るのではなく、疑問を持たないといけないのかも。

    とはいえ、この物語の主人公には、次々に助けてくれる人の連鎖が起こる。
    主人公の人柄がたくさんの人をそれぞれ動かす。

    それが熱すぎる
    感動する
    頑張れ青柳くん!といつの間にか応援していた

    お父さんのシーンは涙なしでは読めない
    そうそう、親はどんなことがあっても、子供を信じたいものです。

    映画を見るともっとイメージしやすいかな
    キルオも樋口さんも青柳くんもイメージ通り

    大好きな作品

    #切ない #スカッとする #泣ける

    0
    2024年08月22日
  • 魔王 新装版

    Posted by ブクログ

    伊坂さんの洞察力すごっ!ってなった作品。
    アンソロジーとか描いてくれないかなあってくらい。
    漫画版魔王とかモダンタイムスとかも今度買いたいな

    0
    2024年06月10日
  • PK 新装版

    Posted by ブクログ

    『PK』『超人』『密使』の3作からなる一冊。共通して流れる幾つかのキーワードやテーマ。ん?え?あぁ?と何度もページを行き来しながらもそれが苦にならない面白さに静かに興奮しながら一気読み。見えない力で誰かに何かを試されてる。抗うか呑み込まれるか。そんな時って確かにある、かも。

    0
    2024年06月02日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

    Posted by ブクログ

    「陽気なギャング」というタイトルの軽やかさに油断していると、その緻密なストーリー構成に度肝を抜かれます。4人の個性豊かなメンバーが織りなす何気ない日常、そして誰かとの何気ない会話。そのすべてが伏線となって、後半の「襲撃」へと繋がっていくカタルシスは圧巻です。バラバラだった点と線が、ラストに向けて一本の美しい道に繋がる瞬間の快感!これぞ伊坂ワールドの真髄、最高に面白い一冊でした。

    0
    2026年03月27日
  • モダンタイムス(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    上下巻まとめての感想

    また時が経ったら読み返したい出会えて良かった一冊。
    上巻は特に怒涛の展開で、あっという間に読んでしまった。途中、なかなか残虐なシーンがあり、そこは読むのが辛かった。井坂好太郎には笑いました。
    心に残ったワードは「楽観とは、真の精神的勇気だ。」ほんとついつまらないことを心配して気を揉んでしまう性格なので、このワードを心に留めておきたい。

    「文庫版あとがき」で文庫化にあたって改訂されていたことが書かれていました。機会があれば、改訂前も読んでみたい。

    「魔王」を読んでなくても楽しめるけど、読んだ方がより一層面白い。そういえば、魔王では「死神の精度」の千葉さんが出てきたんですね。
    同時期に書かれたという「ゴールデンスランバー」もぜひ読んでみたい。

    0
    2024年05月11日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    がまくら市という架空の町を舞台に、様々な事件に遭遇する作品集です。
    5つのお話が収録されておりますが、どれもとても興味深い内容でした。

    1.弓投げの崖を見てはいけない
    5年目の結婚記念日のプレゼントを買いに行った帰りに若者たちの不注意で事故に遭い、しかも証拠を消す為に殺そうとするなんて…。
    犯人たちへの憤りとともに、このお話に一気に引き込まれました。
    しかし登場人物のうち3人が物を持ったまま走る描写があり、最後に車で跳ねられた人物の手に持っていたものが飛んでいくシーンがありましたが、具体的に誰かは書かれておらず…。
    結末を読者に委ねる展開はあまり好きではなかったのですが、あとがきを読んでびっくり、よく読めば誰が跳ねられたのか分かるそうです。時間がある時にまた読み返してみます。

    2.浜田青年ホントスカ
    一番短いお話でしたが、実は一番心に残りました。
    この短さの中で読者を驚かせる展開が書けるのは流石だと思いました。
    最後はやはり、殺さずに一緒にいる選択を選んだのでしょうか…?

    3.不可能犯罪係自身の事件
    王道の推理モノのような雰囲気を醸し出していながら、予想外のトリックが使われたので驚きました。実際に2部屋を使って行うとするとかなり大変そうな気が…。

    4.大黒天
    あくまでこの5作品の中では、日常に近いというか、一番平和なお話だったと思います。
    非日常の世界を3連続で読んできたので、あまり共感が得られないかもしれませんが、何故だかすごくほっとしました。

    5.Gカップ・フェイント
    スポーツにはほとんど興味がないのですが、この事件の推理をするのは面白かったです。結末は意外と単純でしたが、『不可能犯罪係自身の事件』よりもトリックに納得がいったというか、腑に落ちました。

    0
    2024年05月09日
  • 魔王 新装版

    Posted by ブクログ

    えー!伊坂幸太郎さんっ!面白すぎるっ!やられたー!!って個人的に衝撃でした。これまでに伊坂さんの作品、何作か読んでましたが、今ひとつハマりきれずだったので、今回もさほど期待せずに読み始めたのですが、どっぷりハマりました。ほんと幅広い作風をお持ちなのですね。
    今回の作品はなんか哲学的で小難しい雰囲気がとても好みでした。村上春樹さんが好きな方はこの作品結構お好きなのでは?と思いました。
    続編も読んでみたい。

    0
    2024年04月23日
  • クリスマスを探偵と

    匿名

    購入済み

    毎年読みたい

    心の治安が良くなる

    #アツい

    0
    2024年04月20日
  • アイネクライネナハトムジーク

    ベリーベリーストロング!


    駅前でアンケート調査するサラリーマン、妻に出て行かれた上司、声しか知らない相手に恋する美容師など
    様々な人間達の間で起こる少し不思議な(運命的な)物語。


    斉藤和義のベリーベリーストロング~アイネクライネ~を聴いていたら
    作詞:斉藤和義 伊坂幸太郎
    あれ!?となりこの本に巡り合いました。

    伊坂幸太郎作品はこの作品で三作目。
    さり気ない各短編の繋がりに最後の見事な伏線回収。
    伊坂幸太郎らしい物語の締め方で胸にティンパニーが鳴り響きました♪


    #ハッピー

    0
    2024年03月22日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    働く女性の生活の一部を切り取った短編アンソロジー

    女性視点で描かれる各小説から、働く女性の悩み、苦しみ、喜びを感じ取ることができ、不覚にも「クール」で涙した。
    他にも、伊坂幸太郎さんの書いた短編は短いながらも伏線が貼られており、読んでいて点と点がつながる心地よさを感じることができた。

    エール3作を通して、「働くこと」「社会とつながること」の二つについて考えるきっかけを得れたと思う。今までは社会の歯車というマイナスイメージを持っていた会社員も、見方を変えれば誰かを喜ばせる素敵な仕事のように感じた。
    社会人になったのちも、誰かを喜ばせる仕事をしたいし、その喜ばせれるかも知れない機会を「面倒だから」という理由で逃げない大人になりたいと強く思う。

    エールは女性中心で「派遣社員」「契約社員」「パート」といった人が登場することが多かった。今度は男性中心のエールを読みたいと思う。

    0
    2024年03月06日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    事実とフィクションを織り交ぜながら話が進んでいくと、本当にあったことなのか?と思ってしまうリアリティさがあって面白かった。私は山形県出身なので、あぁ、あの道かとか、あの場所かと想像できてわくわくしながら読めたのが良かった。

    結局ポンセのちゃんとした名前が分からずじまいだったけど、ポンセなんだよね?きっと笑

    0
    2024年02月29日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蜜柑と檸檬、めちゃくちゃかっこいい。小説が好きな蜜柑と機関車トーマスが好きな檸檬。互いが興味ある分野はわからないとしながらも蜜柑はトーマスの名前を覚えようとしていて、檸檬は頑張って蜜柑の勧める小説を読んでいた。バレないように互いを思いやる心が素敵だった。

    他人の感情を慮ることができない人間ほど小説を読むべきであるという一説に結構グッときた。そして小説を読むことで内面の充実がされ想像力が鍛えられる。だが想像力を鍛えるということは人へ共感することができることなのでその分脆くなるということ。
    何かの犠牲なしに何かを得ることはできないということだと感じた。

    「ついてないから笑う」は、涙が出るほど笑った。小説を読んでいてここまで笑ったことはない。

    10年ぶりくらいに読めてよかった。

    0
    2026年10月07日
  • あるキング

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎の名前を忘れられなくなったのは、これを読んでからだった。それまで何冊か伊坂幸太郎の本を読んだことはあったけれど、作家名と結びつけて覚えるほどの印象は実のところなかった。

    ストーリーは一つの試合、書いてしまうと陳腐すぎるような理由の一つの死から始まる。その死と同時に誕生した子どもは、宿命づけられたように野球の王になる。周囲に強烈な印象と不気味な予感を与えながら。
    その周囲を取り巻く狂気と、その只中にいながら静かに自分の運命を辿る王求の姿に、どうしてか妙に憧れた。ここまで期待されて、淡々と一つのことだけ見ていられる人生。そういう宿命を作者と物語によって負わされたキャラクター。これだけ書くと少年マンガのよう。
    しかし、綺麗事だけでは済まない部分をダークなファンタジーが支えて、不思議な現実味を持たせている。タイトルもそう。「あるキング」。これは匿名の王の物語だ。他に幾つも語られる、数多の王と同じく。

    0
    2024年01月01日
  • モダンタイムス(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    これまで読んだ伊坂幸太郎さんの作品の中で、最も大作で最も考えさせられる小説に感じた。
    この内容を10数年前に描かれたことに予測能力の素晴らしさを感じる。
    「システム」という主題については考えさせられたとともに、強く共感できる内容であり、今後の人生での考え方の一つとして参考になった。
    主人公の奥さんの生き方は爽快で一途で強靭で、なってみたい人物だった。

    0
    2023年12月06日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズの3作目
    今回は兜と息子克己の家族が主軸。連作短編集的な物語だが繋がりがはっきりしており一つのまとまりのある作品。

    今回の作品は前2作に比べて、特にポップで愉快に描かれていた。恐妻家としてめちゃくちゃ共感できる部分もあり、わかるわ、自分も同じような事を女房に言われているなって思いながら読んでいた。兜と一緒で嫌いとか嫌だとかではなく、自分の言動行動で機嫌を損なわしたくないという一心。明るく穏やかでいてほしいだけ。
    かといってやり過ぎるとそれは違うものになってしまうので加減が絶対。文面からにじみ出る兜の行動言動の愉快さが自分の共感と重なりリンクする。
    その言動行動は対人関係において誰の中にもあるものだろうと思う。それをポップにユーモラスに描ききっている作者は本当に素晴らしい。
    伊坂さん風に書けば伊坂さんの両手を自分の両手で覆う様に取り、彼の目を見て大きく頷きながらガッチリと握手したい気分。

    今作品は「愛」を強く描かれている。
    妻と知り合い妻を愛し、息子を育て息子を愛す事で彼の持つ力は家族を守る為の強さへと変わっていったのだと読み取れる。
    死んでなおその愛を継続している兜に胸を打たれる。
    形は歪で一般的ではないけれど素敵な家族愛が溢れる作品だった。

    新作「777」。前3作を読んでからにしようと積読を選択してよかった。3作通して本当に面白かった。期待値が上がりまくっている。

    0
    2026年10月03日
  • ラッシュライフ

    購入済み

    また一冊バイブルが増えた。

    伊坂幸太郎氏の作品は気持ちが沈んでいる時、希望が無くなってしまいそうな時、のような悲しい気持ちの時に読み始めると、気がつけば、私も頑張るかな、って本から顔を上げている。
    ストーリーは決して明るいものでは無いのだが不思議とそうなるのだ。
    殺し屋シリーズを一通り読み終え、これはどんな話しかな、と期待をして読み始めたらいつものテンポの良いストーリーにつられ、4時間程で読み終えた。またも、自分の人生もなんとかできるかな、と前向き気味笑になれる作品だった。
    伊坂幸太郎氏の作品に登場する人達は、殺し屋でさえも何かを背負っていて「死んでくれるなよ」と応援してしまうのだが、あっけなく死んでしまう『良さげな人』がいるので油断できない。
    この作品も緊張感で脈が早くなっているなと感じながら読んでいた。この人は幸せにしてくれと願いながら。
    どの作品もだが、各章の登場人物の繋がりが自然過ぎて、どうしたらこんな設定ができるのかと、フラグ、その回収の完璧なことと合わせてため息がでてしまう。伊坂幸太郎氏は天才なんだろうなといつも思う。
    人が持っている中々外には見えにくい嫌な心、世の不条理…そんなので溢れているストーリーだが、芯は間違っていない人間には光が射す、例え暗闇でもがいていたとしても。この作品は私にはそんな風に感じて希望をもらえた。
    本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

    #深い #切ない #共感する

    0
    2023年11月16日
  • 猪苗代湖でまた会う話

    匿名

    購入済み

    あんまり内容はよく分からなかった。
    伊坂さんの本だから買ってみたけど、他になにか内容を理解するために必要な作品とかがあるのかな?
    色々謎が多い作品だったな。

    #シュール

    0
    2023年11月01日
  • 夜の国のクーパー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非現実的な世界と現実的な世界が交わる、伊坂さんらしい世界で面白かったです。
    複眼隊長が格好良かったです。

    0
    2023年10月18日
  • 逆ソクラテス

    匿名

    購入済み

    面白かった。
    伊坂先生の作品の中では珍しい感じの方なんだろうか。
    物騒な事件もほぼないし、読んでてさわやかな気持ちになれた。インタビューもおもしろかったな。

    #深い

    0
    2023年09月09日
  • チルドレン

    Posted by ブクログ

    笑えるし、しっかり謎もあってしっかりスッキリするし、入り込めちゃうからめちゃめちゃ面白い。サブマリンも読んでみたい。

    0
    2026年07月12日