伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    やっぱり好きな伊坂ワールド。自分の知らないところで、誰かが誰かの役に立っている。気づかないけれど、自分は世界と関わっている。そう感じられる短編集だった。

    カメオ出演で黒澤が出てきていて嬉しい!あと表題作で飛行機に乗っていた老夫婦はラッシュライフの老夫婦強盗かな。

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    2026年05月31日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    とてもおもしろかった。岡田、後半全然出てこないのにどんどん好きになっちゃってるよ。サキさんが岡田っていうの最高。毒島さんが人を生かしてるのは意外すぎるけど、第一章で岡田は甘いものに目覚めるし、サキは早坂さんちの娘の名前だし、これはもうハッピーエンドに決まってる。

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    2026年03月18日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ⭐️5
    再読。映画も好きだけど、やっぱり原作の方が何倍も好き。
    しばらくマイブームがボブ・ディランになっていました。
    我ながら単純。

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    2026年10月04日
  • 死神の浮力

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    死神シリーズの続編が出たと知り、すぐ購入した。

    山野辺夫妻の置かれた状況は、言葉にできないくらいに辛い。私自身は親を経験していないが、犯人に向けられた激情は痛いほど伝わってきた。
    しかし、合間に挟まる千葉のシュールな言動が、作品の雰囲気を崩しすぎることなく、読み進めやすさを加速させていた。2日ほどで読み切ってしまうほどに。

    最後はスカッとした展開であったが、このシリーズは「死」を扱う作品でもあるため、ほんのりと寂しさ、悲しさは残った。
    それもまた醍醐味だと感じる。また続編を読みたい。

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    2026年03月10日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    僕の話には時々嘘が混じっているという語りと共に進むのでそれを探りながら読んでいる。ラストの方はここが嘘だといいとか、あ、今日はあの日だろうか、とかこの人はここで出てくるのか、とかとにかく伊坂さんの話はどんどん読み進めたくなると久々の読書で堪能した。

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    2026年03月05日
  • 死神の浮力

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    最後スカッとする作品
    死神の千葉さんいてくれてほんとよかった、死神なのに
    長いけど、苦なく読めた
    というか、かなり好き

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    2026年03月04日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    長男がオモロイからと置いていった本。オモロかった。伊坂のふざけた感がファンタジーに昇華されていて物語として素敵だった!

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    2026年03月02日
  • シーソーモンスター

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    海と山。

    シーソーモンスターは話の展開が終盤まで読めず、最後まで楽しむことができた。

    スピンモンスターは納得する部分が多く色々なものを受け取った。

    現代の技術の発達は人々の生活を便利、快適にしていくのと同時に危険に晒していくことにも繋がる。
    現代のペーパーレスは作業の効率化に繋がるがデータを改ざんされてしまえばそれは本当に便利なのかどうかはわからない。
    デジタル化の便利は危険と表裏一体であり、結局行き着くところはアナログによる保存であることに共感した。未来の日本もそうなっているのだろうか。

    自分が見えている世界が全てログとして記憶に残ってしまっているとしたら。過去の嫌な思い出、楽しい思い出は本当は自分の記憶と異なる部分も多いのではないだろうかと思った。もし自分の視界もログとして記録されているのなら、見てみたいと思う。

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    2026年02月27日
  • 首折り男のための協奏曲

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    首折り男の周辺、濡れ衣の話、僕の船、人間らしく、月曜日から逃げろ、相談役の話、合コンの話。
    いくつかの雑誌のために書いた話をひとつにまとめた本。繋がりがあるようでそれぞれ独立した話。
    どの話も明確なハッピーエンドではないけど、少し心が少し暖かくなるそんな話だった。

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    2026年02月25日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ギャングシリーズが大好きで、今回も面白かったです。
    登場人物みんな大好き。
    いつも読み終わったあと、ほっこりします

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    2026年02月22日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    小説の中にマンガの挿絵があるなんて、とても新鮮で初めての経験でした。

    マンガと小説の世界観がまったく別物だったので、不思議に思いながら読み進めていくと、ありそうでなさそうな、まさかの繋がりがあり、どちらの主人公も応援したくなりました。

    特に、横柄な上司たちの尻拭いをさせられる場面では、思わず力を込めて応援していました。

    素敵な夢を見たときは、何か素敵な出来事が起こるかもしれない。
    そんなふうに思ってみたくなった一冊でした。

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    2026年02月07日
  • ガソリン生活

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    知り合いにおすすめされ、初めてこの作者の本を読んだ。
    車目線で語られるミステリー。
    10年前に出版されたものとは思えない。
    軽めで読みやすい文章だけどちゃんと伏線もあり、面白かった。最後は泣いてしまった。
    何より車に愛着が湧いた。大事に乗ろう。

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    2026年02月06日
  • ペッパーズ・ゴースト

    購入済み

    軽快、軽やか

    登場人物たちの心情、経験の重さに対して、ストーリー展開が軽快。軽やかな読後感を得た。楽しく、一気に読めた。

    #共感する #ドキドキハラハラ

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    2026年01月31日
  • 残り全部バケーション

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    伊坂作品はストーリーとキャラクター描写がいつも素敵。ハズレがないですね。悪いことはいけないけど、溝口さんみたいに己の感性のまま、生きてみたいと憧れるのは良くないかな笑

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    2026年01月28日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    ほんまに面白かった!!
    1話目にタイトルである残り全部バケーションから始まり、突然知らない人に友達になりましょうとメールを送り、返信をもらえたら裏稼業から足を洗えるというとんでもない条件からスタートし無事に仕事を辞められることに…しかし溝口は自分のミスを岡田になすりつけ、岡田はそのまま亡き者(?)になってしまう。溝口はずっとそのことを後悔し、相棒が変わっても岡田のときは楽しかった…と語るほど。溝口の後悔の物語であるんだけど、どれも重たくならずコミカルに進んでいく。始めの方はこの話とこの話でどう繋がってるんだ?と思ったりもしたけど、細かい要素が散りばめられていて、最後の話で焼き肉のメールだったら承知しないぞ!というオチを持ってきたのが本当に天才すぎる。メールに始まりメールに終わる。本当に面白かった。欲を言えば残り全部バケーション前の2人の物語がもっと見たい。その後も気になる。

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    2026年02月01日
  • 死神の浮力

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    伊坂幸太郎さんの名前はよく知っていたけど作品には初めて触れました。

    千葉の飄々とした感じが時折クスッとなり、会ってみたいなと思わせるような人柄でした。(会ったら死んじゃうんだけど)

    半分ほど読んでから3〜4ヶ月くらい間があいたのですが、久しぶりに読み始めると再びスッとスムーズに入り込むことができてとても読みやすかったです。

    サイコパスが登場する作品は道尾秀介さんの『スケルトン・キー』も読みましたが、本作のほうが犯人の頭のキレ方や夫妻を苦しめていく様子がサイコパスへの理解がしやすいように感じました。

    最後の犯人への仕打ちは「おぉ、まじか笑」と思ってしまいました☺️

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    2026年01月23日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    5ってほどじゃないけど4.0って訳でもない。4.5ぐらいかなと。自分がそうだったように中学生でも楽しく読める伊坂幸太郎、自分がそうあるように30代でハマって抜けなくなる阿部和重というポップなミステリ作家と、不気味な純文学作家が共通項の中で分離しない合作を発表。気になってたが、ようやく読めた。どっちもの良さが出てて、楽しく読めました。書き分けのネタバレはないけどどっちも好きなのでだいたいわかった。

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    2026年01月23日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    2026年の伊坂始め(?)はこちらを読みました。いやー前作に続きほんとにかっこいい連中の活躍に終始楽しんで読めた。このシリーズの醍醐味はなんといってもメインの4人を中心としたテンポの良い会話だと思うけど、前作にも増して最高だった。

    私は前作を読んで雪子さんの大ファンになったんだけど、今作もめちゃめちゃかっこよかった。
    これはまさにエンターテイメント小説の真髄ですわ。なんか嫌なことがあってスカッとしたい時はぜひ読んでほしい。あと読むときは必ず前作の「陽気なギャングが地球を回す」から読むべし!

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    2026年01月22日
  • ガソリン生活

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    初めての車を購入した日、この本を読みました。

    初心者ドライバーだし、ぶつけるかもしれないから中古の安い車を購入しました。運転が上手になったら新しい車を買えば良いやと考えていましたが、この物語を読んでしまったので車に情が移って捨てられなくなりそうです笑笑

    ガソリン生活というタイトルだから、車関係の話なのはわかっていましたが、まさか主人公が車だとは思いもよらず最初のページでとてもびっくりしました。

    人間同士の冗談も車仕様に変わっていたり、車ならではの走馬灯があったり、めちゃめちゃ面白かったです。
    最後の展開は感動!!デミオ良かったな〜!!!

    とっても面白い物語でした。私のように車を購入した人にぜひ読んで欲しい一冊です!

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    2026年01月19日
  • ガソリン生活

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    車が主人公という斬新な設定ですが、読み進めるうちに彼らが血の通った人間に見えてくるから不思議です。望月家の愛車「デミオ」の視点で語られる物語は、ユーモアに溢れ、家族を見守る温かい眼差しに満ちていました。登場人物(車)たちのキャラクター設定が本当に秀逸で、一見長いお話も全く飽きることなく、むしろ「もっとこの世界にいたい」と思わせてくれる、伊坂幸太郎さんの職人技が光る一冊です。

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    2026年01月18日