伊坂幸太郎のレビュー一覧
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海と山。
シーソーモンスターは話の展開が終盤まで読めず、最後まで楽しむことができた。
スピンモンスターは納得する部分が多く色々なものを受け取った。
現代の技術の発達は人々の生活を便利、快適にしていくのと同時に危険に晒していくことにも繋がる。
現代のペーパーレスは作業の効率化に繋がるがデータを改ざんされてしまえばそれは本当に便利なのかどうかはわからない。
デジタル化の便利は危険と表裏一体であり、結局行き着くところはアナログによる保存であることに共感した。未来の日本もそうなっているのだろうか。
自分が見えている世界が全てログとして記憶に残ってしまっているとしたら。過去の嫌な思い出、楽しい思い出は本当は自分の記憶と異なる部分も多いのではないだろうかと思った。もし自分の視界もログとして記録されているのなら、見てみたいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレほんまに面白かった!!
1話目にタイトルである残り全部バケーションから始まり、突然知らない人に友達になりましょうとメールを送り、返信をもらえたら裏稼業から足を洗えるというとんでもない条件からスタートし無事に仕事を辞められることに…しかし溝口は自分のミスを岡田になすりつけ、岡田はそのまま亡き者(?)になってしまう。溝口はずっとそのことを後悔し、相棒が変わっても岡田のときは楽しかった…と語るほど。溝口の後悔の物語であるんだけど、どれも重たくならずコミカルに進んでいく。始めの方はこの話とこの話でどう繋がってるんだ?と思ったりもしたけど、細かい要素が散りばめられていて、最後の話で焼き肉のメールだったら承知しないぞ!というオチを持ってきたのが本当に天才すぎる。メールに始まりメールに終わる。本当に面白かった。欲を言えば残り全部バケーション前の2人の物語がもっと見たい。その後も気になる。 -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎さんの名前はよく知っていたけど作品には初めて触れました。
千葉の飄々とした感じが時折クスッとなり、会ってみたいなと思わせるような人柄でした。(会ったら死んじゃうんだけど)
半分ほど読んでから3〜4ヶ月くらい間があいたのですが、久しぶりに読み始めると再びスッとスムーズに入り込むことができてとても読みやすかったです。
サイコパスが登場する作品は道尾秀介さんの『スケルトン・キー』も読みましたが、本作のほうが犯人の頭のキレ方や夫妻を苦しめていく様子がサイコパスへの理解がしやすいように感じました。
最後の犯人への仕打ちは「おぉ、まじか笑」と思ってしまいました☺️ -
Posted by ブクログ
初めての車を購入した日、この本を読みました。
初心者ドライバーだし、ぶつけるかもしれないから中古の安い車を購入しました。運転が上手になったら新しい車を買えば良いやと考えていましたが、この物語を読んでしまったので車に情が移って捨てられなくなりそうです笑笑
ガソリン生活というタイトルだから、車関係の話なのはわかっていましたが、まさか主人公が車だとは思いもよらず最初のページでとてもびっくりしました。
人間同士の冗談も車仕様に変わっていたり、車ならではの走馬灯があったり、めちゃめちゃ面白かったです。
最後の展開は感動!!デミオ良かったな〜!!!
とっても面白い物語でした。私のように車を購入した人にぜひ読んで欲しい一冊です!