伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 陽気なギャングは三つ数えろ
    3作の中で一番面白かった。前2作読んでなくても楽しめると思います。 伊坂先生には今後も伏線回収しまくって欲しいです。
  • オー!ファーザー
    どのキャラクターも生き生きとしてて読んでて面白かった。主人公と4人の父親たちの関係性がとても素敵だった。
    自分にも必ず、両親から与えられた強みがたくさんあるはずだなとすこし嬉しくなった。
  • 777 トリプルセブン
    殺し屋シリーズ 4部作目。起きていることとは裏腹に相変わらずカラッとした文体で、血生臭くなりすぎずサクサク読める。
    またいつか天道虫の笑っちゃうレベルの不運さと活躍が読めるといいな。
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    大きな陰謀に巻き込まれた小さな主人公の逃亡劇。散りばめられた伏線が後半になるにつれて回収されていく有り様は見事の一言。そしてなにより、終わり方が印象的でした。この終わりだからこそ、この作品をドラマ化し過ぎず、より深みのあるものにしていると思います。
  • 陽気なギャングが地球を回す
    強盗という重大な犯罪をテーマに取り扱っているのに、そうとは思えないような軽妙な話の展開や語りが面白い。
  • 陽気なギャングが地球を回す
    ひさしぶりに読んだけど、最っ高。

    「成瀬さん、警官の制服を着た人は、警察官に決まってるよ」
    「サンタクロースの格好をした男の大半は、サンタクロースじゃない」

    冒頭の成瀬と久遠のやりとりから大好き。
    軽快、軽快。
  • AX アックス
    満を持して読んだ殺し屋シリーズ3作目。めちゃくちゃ面白かった。シリーズを重ねるごとに面白くていまだに成長し続ける伊坂幸太郎すごい。
    今回の主人公の兜は今までの殺し屋とは違い、家族がいて、殺すことに罪悪感を抱いているのが物語のキーポイントだった。割と常識人寄りの天道虫や槿でさえ、殺すことに悪気は感じて...続きを読む
  • チルドレン
    読み始めてすぐ、「伊坂さん、銀行強盗好きだな〜」と笑ってしまった。

    全編に渡って登場している陣内さんのキャラクター好きだなぁ。テキトーなようでしっかりしていて、テキトーなようで気にかけることもできて、歌とギターが上手くてバンドをやってるからというわけではないけれど、すごくロックを感じる人物像だ。
    ...続きを読む
  • アヒルと鴨のコインロッカー
    伊坂さんの小説は、時々目を背けたくなるような内容が描かれていることもあるけれど、それよりも、圧倒的に「読んでよかった」と思える読後の爽やかさがある。この話でも、現代と2年前がつながった時の切なさは、一種の心地よさでもあったと私は思う。
    今回も、心に残る表現がたくさん散りばめられていた。読んでよかった...続きを読む
  • AX アックス
    父の家族を想う気持ちが伝わってきた。
    妻をこんなにも理解し、何でもできる人はいない。
    こんな父親に私もなりたい。
  • グラスホッパー
    伊坂さんもしかしてJAZZ好きですか、、¿
    そんでもってチャーリー・パーカー好きだったりしますか、、? ...なんてストーリーとズレたところが気になっちゃったりもしまして。
    いやあ、読み応えありましたね。。
    怒涛の後半は読み入っちゃった。
  • AX アックス
    腕の立つ殺し屋、兜。
    表の顔は、妻に頭が上がらない文房具メーカーの営業マン。
    その恐妻ぶりは半端なものではなく、息子に呆れられるほどだった。

    兜は妻を恐れながらも息子と3人の幸福な生活を続けたいと願い、殺し屋から足を洗うことを望む。
    だが、裏の仕事の仲介業者はそれを許さず、無理に抜ければ兜自身だけ...続きを読む
  • 重力ピエロ
    俺に似て嘘が下手だ、と声をかけるシーンでぼろぼろ泣いてしまった
    「大事なときはいつも兄貴がいた」そんな風に弟に思ってもらえてたかなあとこの兄弟を羨ましく感じた。家族、とくに姉弟に会いたくなった
  • 死神の精度
    短編集でどの話も引き込まれたが、ネタバレになるので書けないが、最後の話で凄く温かいものを感じ一冊が終る構成も良かった!
  • 重力ピエロ
    宮城県民なら馴染みのある地名だったりが出てきて面白いです。
    春が二階から落ちてきた も凄い良いよね。
  • ラッシュライフ
    伊坂幸太郎先生の作品を読むのはこれで3作目。
    群像劇を読むのは初めて!

    群像劇への先入観から、1人の描写が終われば「一方その頃◯◯は...」と同時刻の別の人物を描いていく展開かと思っていたのですが、最後の最後に登場人物たちの描写が始まった日程そのものが実は数日ずつズレていたことが発覚!

    「そうい...続きを読む
  • マリアビートル
    グラスホッパーより、こちらの方が面白かったですね!王子には、イラっとさせられますが、言っている事は正しいんだよなぁと思いました。世の中、勝者側が作った自分達の都合の良い事が正解とさせられているだけで、本当の事なんてまるで違う事多いですしね。正しいと思わせる側に立ちたいとは思わないけど…
  • 火星に住むつもりかい?
    人によって正義は違う。でも大体が善悪の判断ができないから決められた法律や誰かの意見で良さそうなものを正義だとしている。
    危機を伝えるものは広がりやすいというのは人間の生存本能であり当然なのかもしれないけど、もっと周りの情報を注意深く見なきゃいけない。
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    ページをめくる手が止められなかった。ないけどありそうなスリリングな展開、ハッピーとは言い切れないけど清々しいラスト。

    勝手に映像化したら誰をキャスティングするか考えて読み進めてたけど、実際のキャストとまるで違っていて、しかも全員ハマり役だった。
  • ホワイトラビット(新潮文庫)
    1日で読破!
    時間がある時は1日で読み終えるから良いよね\(//∇//)\

    いやー騙されたねΣ('◉⌓◉’)
    途中ん?ってなっちゃうところもあったけど、立て籠りの家違うんかい!ってなっちゃった(゚∀゚)

    他にも警察官がお前人殺ししとったんかい!伴ったけど、悲しい背景があったのね(/ _ ; )
    ...続きを読む