伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ネタバレ騙された!乾は悪いやつだと思ってた。どうやって成敗されるんかなってそれしか考えてなかった。蓮と乾悪いもの同士どっちがやられるんやろって。
毎回、悪いやつがちゃんと痛い目に合うからありがたい。紙野ちゃんがやられないかハラハラした。流石に紙野ちゃんがやられるのは胸くそ悪い。
てんとう虫君が死ななくて良かった。自分は運が悪いって思ってるけど、業界のなかでは運がいいやつで有名なの面白い。あと、てんとう虫君視点だと強そうに見えないけど、端から見たら一瞬で相手を殺して、強そうなのが意外だった。
前回、殺し屋シリーズ見てから結構経ってたから次は一気読みしたい。 -
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個性の強い登場人物が出てくるとワクワクしてしまいますが、陣内もその一人になりました。
陣内の予測不能な行動に読者として振り回されるのですが、最後には綺麗にまとまり、その行動に納得してしまいます。
「俺の行動に意味なんてねぇよ」なんて、陣内に言われてしまいそうですが……。
ある場面で陣内が「関係ないっつうの。ずるいじゃないか」と言うシーンがあります。
自分たちが大人になる中で、知らないうちに作ってしまっている壁を軽く飛び越えて、こんなセリフが言える陣内はとても素敵だと感じました。
そして、陣内のような家裁調査官がいてくれたら、道を外してしまった子どもたちももっと救われるのだろうなと思いました -
Posted by ブクログ
ネタバレこれまで読んだ本の中で最も心を揺さぶられた。しんどい展開にさっさと読み進めたくなるけど、間に椎名のエピソードが挟まれて、後味の悪いソワソワが紛れる。でも次々起こる展開にやっぱり早く読み進めたくなる。最後の最後までしんどい展開なのに、面白かった。もう一度読みたいけど、読みたくないしんどさもある。
途中、残忍さに気持ち悪さと嫌悪感にあふれるのに、最後は逆に自分も充分残忍になっている。人間は実に都合の良い生き物だ。
最後に河崎の自殺理由が判明した時、すとんと腑に落ちた。人間の心理とその行動をよく理解している作者だと思う。それによって、まるで自分も河崎と琴美とドルジの物語に入り込んだ錯覚に陥り、読後も -
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久しぶりの伊坂ワールドに、どっぷりハマり込んでた中学時代を思い出した!これこれ〜!
ほとんど無関係の点と点が繋がってひとつの舞台にたどり着いた時の奥行きの深さ。
伊坂さんの作品を読んでいてなんとなく想像してしまうのが、なぜか凱旋門で。
四方に延びる大通りが、いずれも凱旋門へと収斂するあの感じをイメージしてる気がする…(語彙力乏しい)
天道虫だけでなく蜜柑と檸檬も少しだけ触れていてアツかった…!
『事故で家族を失った議員が、国の治安のために必死に頑張る、というストーリーは受け入れやすいじゃないですか。人類は、ストーリーが好きですから。』
このセリフはどうにも朝井リョウさんの『イン・ザ・メ -
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⭐︎10をつけたいくらい好きな本。
マリアビートル派もいらっしゃるだろうし、人によって好みが分かれるのも読書の楽しいところ。
伊坂さん作品は、メインストーリー以外の小ネタもいつも楽しませてもらっていて、今回は、「選択肢は二つしかない」「と、相手を追い詰める」詐欺師の選択肢のお話がよかった。
私の以前の職場で、新しい案件が発生した時の担当決めの際、新しい案件をあなたが担当するか、新しい案件は自分が担当するが自分の元々担当している案件のうち一つをあなたが担当するか、どちらか選んでくださいと言ってくる同僚がいた。
その時はモヤモヤしていたが、この本を読んで、まさに詐欺師の選択肢だなあと気づいてモヤ