伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • アイネクライネナハトムジーク

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    日常の中の知りえない奇妙で大切な縁を拾っていくお話。つらいこともあるけど、こんな縁があちこち転がってる人生悪くないなと思ったりした。

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    2026年05月11日
  • マリアビートル

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    新幹線の中で繰り広げられる、殺し屋たちの駆け引きと戦いを描いたサスペンス。テンポがとても良く、次の展開が気になってページを捲る手が止まらなかった。登場人物同士の掛け合いや緊張感のある展開も面白く、最後まで一気に楽しめた。読後感もすっきりしていて満足感が高い。『グラスホッパー』を読んだ後だったので、つながりを感じられたのも良かった。

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    2026年05月11日
  • 楽園の楽園

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    伊坂幸太郎さん、デビュー25周年記念描き下ろし短編。短いながらも面白かった。

    AI「天軸」暴走の謎に迫る、3人の選ばれし者。
    あの古典のキャラクターや設定のオマージュがテンポ感を良くしている。

    ディストピア小説とも言えるが、「神話」とか「神託」寄りにも解釈できる。
    ヒトという生き物について、そして、この世界の理について考えさせられた。

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    2026年05月10日
  • AX アックス

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    兜〜!最高な男だった。

    どんな仕事をしていても、家族を思う気持ちがこんなにあればいいなと。愛が深い本だ。

    親子愛!です

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    2026年05月07日
  • グラスホッパー

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    面白すぎて一気読み!
    家事を放り出して読み耽ってしまった…。
    殺し屋シリーズ、第一弾。『AX』が面白かったもんだから、原点に戻ってみた。
    殺し屋モノなのに、ほっこりしたり、笑えたり…シリアスだけじゃないのがいい!

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    2026年05月07日
  • 火星に住むつもりかい?

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    読み終えた今、妙に納得というか、開き直りに似た爽快感と、こうラストを持ってくるのか〜!さすがすぎる〜!という伊坂さんへの尊敬と、色んな気持ちが渦巻いています。振り子の喩え、凄すぎませんか。

    魔女狩り的な世界、伊坂さん自身が「怖い」と仰っていたもの、覚悟して読みました。「死神の浮力」と同様、読み始めは怖くて辛くてやり切れない気持ちでしたが。もしかするとの正義のヒーロー出現か、に期待しながら、あれよあれよという間に物語にのめり込んでしまいました。

    勝手に始まる国家の制度。胡散臭いけど事件を「起こしそう」な危険人物の公開処刑。当然冤罪が疑われる。けれど実際に何百年も続いた魔女狩りの歴史が、この物

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    2026年05月10日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    チルドレンのこの構成なんか既視感あるなと思っていたら、最近読んだ「#真相をお話しします」に収録されている話が似ていた。親子だと思っていたらそうではなくて、悪い奴が分かったと思ったらもう一人悪い奴がいて。


    収録されている5作の中ではレトリーバーとチルドレンⅡがお気に入り。
    何気ない日常に広がるスリルある展開。盲目の永瀬と接する陣内の普通過ぎる態度。登場人物の魅力たっぷりな伊坂さんの好きなところが詰まった作品。(レトリーバー)

    「俺たちは奇跡を起こすんだ」
    ダメ親父に落胆して飛行を繰り返す少年。妻に浮気されても何もできず、夜の遅いダメ親父。浮気相手と結婚し、娘の親権を譲らないという大学教授。

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    2026年05月05日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    こういう短編集でそれぞれの話がほのかにつながってる系の作品めっちゃ好き
    加えて恋愛や運命系の話だったから歴代ベストくらい好みの作品
    出会いをテーマにした物語だけど各編終わり方が良すぎて余韻がすごい
    変にフィクションしてないところも高ポイント

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    2026年05月03日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    94点

    面白かった〜。
    短編、中編集で、自由奔放な陣内という男を軸に物語が進んでいく。『砂漠』の西嶋みたいな奴。
    言動が一貫してなかったり身勝手だったりするけど、まっすぐでなんか納得させられるところもあって憎めない男。
    周りが振り回されながらも、 一緒に銀行強盗に巻き込まれたり、彼の失恋に付き合ったり。そんな彼が子供を導いたりする。ほっこりファニーな物語。

    まず最初また銀行強盗?!ってびっくりした。伊坂好きすぎるな。そこに巻き込まれた登場人物たちが不思議な繋がりを作ったり。永瀬がその後にも出てくるとは思わなかった。2章目でさっそく陣内が大人になって家裁調査官になっていてびっくりした。この職

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    2026年05月03日
  • チルドレン

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    個人的に良いタイミングで読んだかもしれない。母親と違い父親が出来る事、自身の父親からの影響も踏まえて多くはないし限界感じてた。伊坂先生、ありがとうございます。思い直しました。かっこよく生きます。

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    2026年05月02日
  • AX アックス

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    5つの章立てからなる長編ミステリー、読み終わって思わずため息が出る。何というストーリーか。
    AX, BEE, Crayon, EXIT, FINE。何故Dで始まる話がないのか。死 deathを外したという裏メッセージか?そんなことではなかったらしいが、とにかくどういう展開で進むのかを追いかけていきながら、主人公の兜、そしてその妻と息子の幸せを願わずるを得ない。今回の殺し屋ものは単に見事な仕事ぶりを描いていくのではなく、恐妻家でフェアであることを大事にする人情味溢れる仕事人の物語だ。
    冷徹な仲介者の医師、仕事から足を洗いたい家族思いの仕事人、本当に彼らはなんの話をしているのかわかっているのか?と

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    2026年05月02日
  • 逆ソクラテス

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    子ども中心の話だけど今の自分にもめちゃくちゃ刺さった。
    僕は、そう思わない。
    周りに流されちゃいそうになるとき、心の中で唱えようと思う。

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    2026年05月02日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    とにかく終始おもしろかった…。愛らしいキャラばっかり。途中退場して減っていくにつれて悲しくなる。
    特に檸檬が好きだった。
    檸檬と蜜柑の軽快でユーモアある会話は楽しいし、
    王子は残忍な性格をしていたけれど中二病的な可愛さがあって憎めない。
    また天道虫は"ついてない"おもしろいキャラでつい笑ってしまう。あとへたれキャラに見えてめっちゃ強いというギャップがかっこいい。殺し屋シリーズに登場するキャラはみんなクセがあって魅力的で生き生きとしているように感じる。きっと誰かを好きになる。ストーリーも最後までどうなるか予想がつかなかった。

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    2026年05月01日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    途中で気づいてからいろんなことが一瞬でつながった!!!!読み終わってからまた最初から読み直しました。裏切らないのがうれしい。

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    2026年05月01日
  • オー!ファーザー

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    コメディ映画みたいな本作。
    けっこう物騒なことがあっても、
    なんとかなっちゃうよねーみたいな、いい意味での適当感が伊坂さんの小説にはあって、
    安心して読めるから好き。

    章のイラストでどの父親の話かわかるようになっている。
    4人の父親は、みんなそれぞれの得意分野があって、
    息子を愛してくれて、全力で守ってくれて、頼もしい。
    息子の友達のことも助けようとしてくれるのも良かった。

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    2026年05月01日
  • オーデュボンの祈り

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    GWなので伊坂幸太郎をたくさん読もうと思い、デビュー作を選択してみた
    伊坂幸太郎の書く現実ではあり得ないような世界観が繰り広げられていてデビュー作から節が全開
    話がどう展開していくのかが読めない!
    何気ない言動が最後に繋がってくるのはすっきり!
    やっぱり島が舞台なのはおもしろい!

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    2026年04月30日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    兜は死んだら最後まで一気に読むしかなくなったな
    なのちゃんクリーニングの伏線は気づけなかったのは
    悔しかったなー
    医者はもっとキャラ濃ゆくてもよかった
    克己と兜やりとりとても好きだった
    今までの殺し屋シリーズとは毛色が違かったけど
    めちゃくちゃ楽しめる作品でした

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    2026年04月29日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    『グラスホッパー』『マリアビートル』と続いた伊坂幸太郎の<殺し屋>シリーズの第三弾が本作『AX』だ。殺し屋たちのあだ名がタイトルに付けられているこのシリーズでは、これまでは彼らのあだ名が昆虫の名前だったり、あるいは果物の名前だということからタイトルが決まっていたのだが、本作では初めてあだ名以外がタイトルになっている。

    その本作の主人公となる殺し屋のあだ名は、斧(AX)ではなく兜だ。同業者たちからも恐れられているという最強の殺し屋だが妻の方が遥かに恐ろしいという恐妻家のこの兜は、表の顔は文房具メーカーの営業として働きながら、裏では「仕事」をするという一面を持っている。ちなみに本名(本名ではなく

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    2026年04月29日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    複数の殺し屋の物語が並列して描かれ、やがてカタストロフィーを迎えるといった構成が抜群に面白かった『グラスホッパー』の続編に当たるのが、本作『マリアビートル』だ。前回はタイトルに当たる”バッタ”が比喩的に使われていたのだが、本作ではズバリ殺し屋の一人のあだな”てんとう虫”で、その登場人物の名前がそのままタイトルになっているというわけだ。ちなみに本作はブラッド・ピットが主演したハリウッド大作『ブレット・トレイン』の原作・・という位置付けになっているのだが、映画版はほとんどオリジナルストーリーということで、映画を観た人でも本作は面白くみることができる。


    前作『グラスホッパー』の魅力は、殺し屋とい

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    2026年04月29日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    妻を殺された元中学校教師の鈴木。なぜか本人の前に出ると対象が自殺してしまうことから、自殺専門の殺し屋をやっている鯨。そして若手ながらも凄腕の殺し屋「蝉」の3人が主人公となるオムニバス形式の本作は極めて映像的な作品であるともいえる。

    まずその設定が漫画的というか極めて映像的で、出てくる登場人物の中で真っ当な人間は一人目の主人公である「鈴木」しかいない。もともと中学校教師として真面目に生きていた彼は妻を殺された復讐を目的に、非合法な事業を生業としている会社フロイラインに入社する。このフロイラインという会社、非合法なことを生業にしているだけあって、周囲には殺人者がゴロゴロしているし、殺人以外にも未

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    2026年04月29日