伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ザ伊坂幸太郎ワールド。
マイクロな世界のスパイと現実世界の絡み合い。
不倫相手のマグカップで黒光Gを捕獲する所、最高。
「プライドって何なんでしょうか
そう訊ねた時の、エージェントハルトの答えが頭の中で蘇る。
プライド?そんなの、ただの言葉だろ。プとラとイとド」
エージェントハルトさん。この言葉を...続きを読むPosted by ブクログ -
4.7
主人公の根気と運の良さにあっぱれ!
視点が短いスパンで切り替わるのでテンポよく読めた。
ラストシーンの描写がすごくお洒落で、読後感も最高だった。Posted by ブクログ -
1番好きな作品。
中学生くらいの時に読んで2回見返している。
ずっとワクワクが止まらないが、なんといっても好きなのは最後の手紙とスタンプのシーン。また読みたい。Posted by ブクログ -
とても面白かった。
何気ない日常も、思い出の中でキラキラ輝いているものだと感じた。
登場人物みんな個性が立っていて、色々な経験を通して性格や考え方がほんの少し変わっていくことが、素敵だと感じた。
学生のときに読んでおくとより良いと思う、とおすすめされた理由がわかった。Posted by ブクログ -
風我と優我は双子。
過酷な環境下で育ち、なぜか1年の中の1日だけ
不思議な力を使うことができる。
決して避けては通れない数々の不遇は
望んでもいないのに突如として現れ、
それらに対して精一杯戦い続ける2人は、
どこからどう見てもヒーローでした。Posted by ブクログ -
短編集ならではの読みやすさ、伏線回収の面白みがあって、何よりも人の暖かさが胸を打つ。
家裁調査官の仕事、視覚障害者の世界が新鮮で興味深い。
妻が夫への愚痴を言い放つことを「攻撃的な念仏」と表現してるの良かった。Posted by ブクログ -
2024.3.2
全体4章のうち、最初はそこまで面白みを感じず読んでいたが、3章から手に汗にぎる怒涛の展開で一気に引き込まれた。
終盤になっても真犯人が見つかる目処が全く立ってないのでどうやって話をまとめるのかと思っていたが、結局真犯人や事件の真相については触れないで終わったのが新鮮だった。
解説...続きを読むPosted by ブクログ -
とても面白かった!考えずに読めスラスラ読める名作!
こんなところで!見たいな伏線回収もあり、この先が気になり読み続けたくなる話!
優秀な成瀬さん、場を盛り上げる響野さん、愛される後輩久遠くん、冷静沈着な雪子さん、4人のタイプが違う強盗集団!次の強盗話も出たらみたい作品でした!Posted by ブクログ -
大学生中に読めて良かった作品の一つ。
僕もいつか"砂漠"に出たら、今を懐かしむ気持ちにきっとなると思う。
そんな青春を送ってみたいと思った。
まだ猶予は残されている。
人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。Posted by ブクログ -
めっちゃ面白かった。
こんな理不尽なことが起きてもいいのかと物語にのめりこんでいた。
ちょっした癖や行動で青柳はこんな事しないとかつての仲間たちが思い、手助けする描写がすごくよかった。Posted by ブクログ