伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊坂さんの描く恋愛小説を、これまでとは異なる作風で感じることができ、読後の満足感の高い作品だった。
    最初の2作の短編を読んでいるだんかいでは、それぞれ出会いをテーマにしたユーモアのある恋愛小説だと感じたが、その先を読み進めていくにつれ、登場人物たちが時空を超えて繋がりを持ち、奇跡が起こっていくストーリーに心が動かされた。普段の伊坂さんの作品と違って一風変わった登場人物は出てこないが、何度も読み返したくなる作品。

    0
    2026年04月16日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    大好きな殺し屋シリーズ。読者の日常と殺し屋という非日常をリンクさせるのがめっちゃ上手い。医者の仲介者には感心した、たしかに依頼するにはちょうどいい。
    伊坂幸太郎小説の大好きなところは、全て語らないところだ。標的のこと、医者のこと、山本さんのこと、妻のこと。メインの物語を十全に楽しめるとこで情報をシャットダウンしてくれるのが気持ちいい。
    なにより伏線の回収の仕方がいい。怪しいとも思わせず、かといって忘れさせもせず、自然に楽しめる伏線の貼り方をしてくれる。それが今回は「AX」だったわけだ。
    今回の主人公・兜は恐妻家というキャラ付けだが、妻を恐れている父という家庭状況を通して、父子の絆をうつしだして

    0
    2026年04月15日
  • グラスホッパー

    Posted by ブクログ

    殺し屋シリーズ第一弾。3部作、直接の繋がりはないからどれからも楽しめるけど順番に読む事をお勧めします。 実はグラスホッパーは再読してこの点数です。最初はまあまあ面白い。マリアビートルを次に読み最高だった。AXで、あー奴は、業者仲間では有名なんだと納得やら。そんで順番に読み返し。今更ながら読書のある生活、幸せを感じております。また、読む余裕を与えてくれる妻に感謝。

    0
    2026年04月15日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    少し喧嘩してしまった友人から借りた本。

    最初は黒幕について考えたりしていたが、
    そうではなくてハラハラする場面を楽しんだり
    何より、青柳周辺の人間関係から沁みるものがあった。

    絶体絶命の状況のなか、僕の味方になってくれる人は誰なのか、僕が味方として信頼して助けを求められる相手は誰なのか。自分に置き換えて考えさせられた。

    最近、地元の友達と価値観がズレてきたように感じるけど、だからと言って切らないくてもいいか。

    そして、
    キャバ、痴漢は死ね、大変良くできましたスタンプ。
    これらが沁みる。

    僕は友達と仲直りするところから。

    0
    2026年04月14日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    姉にすすめられてフーガはユーガを読んでみた!
    普段はあんまり本を読まないけど、後半にどんどん展開が変わっていって、伏線回収もすごくてめっちゃ面白かった!

    この本をきっかけに、他の本も読んでみたいなって思えました♪

    0
    2026年04月14日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎作品20冊は読んでるが一番好きな一冊、蜜柑檸檬の二人の人気が高いようだけど私は木村父母だな。読後、映画も見たら木村父は真田広之、流石ハリウッド、ブラビやら外国人配役だけど、父は真田広之かー。別の作品になっていましたが楽しめました。

    0
    2026年04月14日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    伊坂ワールドを贅沢に堪能できる作品!!

    見事な伏線回収、痛快な正義感とただの楽観的ハッピーエンドではないほろ苦いストーリー

    全部が詰まってた。伊坂作品の中でもかなり好きかも!!!

    0
    2026年04月13日
  • サブマリン

    Posted by ブクログ

    陣内がとてもかっこよかったです。
    「俺がかっこいいのは当たり前だろ」と陣内に言われそうですが……。

    陣内だったらこんなセリフを言うだろうなと、頭の中で再生されてしまうほど、今回もキャラクターが際立っています。

    本書では「未成年の犯罪と更生」というテーマが描かれていますが、個性豊かなキャラクターのおかげで難しくなりすぎず、クスッと笑ってしまう場面の中に人間の核心に触れる心理が含まれていて、ハッとさせられました。
    また、普段あまり考えることのない「罪の重さ」についても、改めて考えさせられました。

    さらに、「ちゃんと仕事をする」の「ちゃんと」は、何に向かっての「ちゃんと」なのかと考えさせられま

    0
    2026年04月12日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ○本のタイトル『マリアビートル』
    ○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
    ○『殺し屋』シリーズ 2作目!
    ――――――――――――――
    ○感想
    新幹線の中で繰り広げられる緊迫した殺し屋たちの戦いが描かれている。

    この物語では、限られた時間の中で次々と起こる予想外の出来事に、目が離せなくなるだろう。

    殺し屋たちが行っているミッションは一見簡単に思えるかもしれないが、実際にはさまざまな要素が絡み合い、単純な話ではなくなっていくから面白い。

    個性豊かなキャラクターたちにどんどん引き込まれる感覚が気持ちいい。

    誰が勝者となり、誰が敗者となるのか。
    ミスをすれば依頼主からどんな制裁が下る

    0
    2026年04月12日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    私は刊行順に読んでいないため不確かですが、おそらく泥棒の黒澤さんの初登場作品だと思われる。
    好きなキャラの黒澤さんがたっぷり出てきて嬉しかった。
    泥棒なのにカウンセラーに向いていると友人に言われる黒澤さん。
    黒澤さんの言葉は胸にすーっと入ってきて、人生もっと気楽に生きていいって思わせてくれるから、すごく納得。

    他にも「チルドレン」の銀行強盗だったり、ちょこちょこ他の作品のネタが出てくるのが楽しい。

    章のイラストも好き。
    次の伊坂さん作品は何を読もうかな。
    楽しみ。

    0
    2026年04月11日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あるサラリーマンに始まり、顔も知らない相手と電話友達になった女性、ファミレスでクレームの仲裁をした男性、免許更新のたびに再開するある女性などの様々な人物を6つの短編で描く描く群像劇。
    一見関連のない彼らなのに、どこか縁ができて関わりあっていく。
    伊坂幸太郎さんの作品はいつもばらばらの登場人物が一つにまとまっていくのが楽しい。

    ここで最高の結果が出たらきっとすっきりするんだろうなあと期待するような展開にはならないことが多い。
    家を出て行ってしまった妻は帰ってこずに離婚したし、復讐は果たされないし、日本中を沸かす勝利も得られない。
    けれど、その人生が失敗なわけではない。
    作中では、「自分が正しい

    0
    2026年04月11日
  • モダンタイムス(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろい
    本当におもしろい
    魔王と繋がってるの知らずだったけど魔王読んだことあってよかった

    大きな力が働かなくても、ネット上の情報が充実してればないものをあると思わせるのは簡単だ
    国際信州学院大学を思い出した

    0
    2026年04月10日
  • ジャイロスコープ

    Posted by ブクログ

    最初は不思議な話だなと思いながら読んでいたけど、読み進めて行くうちに涙が出る回数が増えていき‥‥。もう一度最初から読もうと思いました。

    0
    2026年04月10日
  • チルドレン

    Posted by ブクログ

    自分にはない豪快な中にも優しさがある陣内の人間性にとても惹かれた。AIが発達した現代で考えて自分の意見を持つことがその人の人としての価値になると思う。

    0
    2026年04月10日
  • 陽気なギャングが地球を回す

    Posted by ブクログ

    96点。

    めちゃめちゃ良かった!!
    キャラクターが良いね。嘘を見抜く、スリ、演説の達人、正確な体内時計、特に最後がやばい。何食べたら思いつくんだという。おしゃべりで良く演説する響野がとても良いね。銀行強盗の現場で演説し始めてまじで楽しかった。臨場感があった。ずっと響野が良かったな。みんなちゃんと活躍してるのが良いね。嘘を見抜く成瀬も頭がキレていて、久遠は若い感じで少し危なっかしさもありつつたくさん盗んでいて偉い。
    伊坂はキャラクターと構成の妙だ。あの時のあれだ!!!となるのが本当に楽しい。気づいた時にすごいにやにやしてしまった。中盤少しだれてしまって飽きがきていたので、もう少しコンパクトにで

    0
    2026年04月09日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    “そういう無駄なところが、物語を豊かにするんだから”
    どんどんページをめくりたくなる、期待を裏切らない伊坂ワールド!面白かった
    星空眺めたくなる

    0
    2026年04月09日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終始トラブルが起きる展開で読む手が止まらない。
    七尾のヤレヤレ系の性格がとても良かった。
    王子に対しては読んでて不愉快極まりなかったけどサイコパスってこういう考えなのかなと感じることができた。
    ラスト王子がしっかり報いを受けるのはスッキリした笑

    0
    2026年04月09日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱ私は殺人系の本とかが好きだなって思った

    繋がってなさそうなのに実は複雑に絡み合ってて、あ〜あの人はこの人に殺されたんだ!とか最後の方のスズメバチの薄気味悪さとか鈴木の肝の座り方とか本当に面白かった
    ただなんで殺さないんだろう?って思った場面も多かったかな〜
    王子が本当に嫌いすぎてずっと王子が死ぬことだけを望んでたから木村夫妻にボコボコにされたと思うとそこまで描写して欲しかったなとも思う
    王子の俺の方が優位だってずっとカーストだけを気にしてる感じが中学生特有だなとか、それを分かった上で淡々と返答する鈴木の教師らしさとか、木村夫妻の何をしても勝てない経験値の差とか、殺し屋の話で現実味ないは

    0
    2026年04月09日
  • 死神の浮力

    Posted by ブクログ

    流石の伊坂ワールド。続編との事だけど1作目が読めてないので読まなきゃ!の気持ち!
    すっごく暗くて絶望から始まるのに、救いがある訳じゃないのに、それでも山野辺夫婦が救われてよかったなぁ、、、あと引用もたくさんで面白かったし、倫理とは、サイコパスとは、とか人の感情や生き方を色々考えれてよかった

    0
    2026年04月08日
  • 砂漠

    Posted by ブクログ

    今読んだからこそ仙台や大学の雰囲気も想像できるからよかった気もする。
    いくつも分岐点があった人生のなかで、選んだ今のルートを肯定できる材料は、人との縁だよなぁと。
    カンジも含め登場人物全員が愛せるキャラクターなのがすごい。

    0
    2026年04月08日