伊坂幸太郎のレビュー一覧
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面白かった!!!!
伏線が張られまくってそれを回収していくワクワクさ、想像していなかったハラハラさ、疑問がのこる余白部分、ザ伊坂幸太郎さんの王道作品だと思いました!
すべてのことに意味があるんだと思うとともに、
だからこそ出会う人を大切にしたいと思える作品でした。そして、結局信頼がどんな権力よりも強いものだと思いました。
青柳さんは自分が危険な目に遭っているのに、
周囲の人への気遣いを忘れず、良い人すぎてもっと自分勝手になって良いのにと何度も思いました。
でもその人の良さがあるからこれまでだけ信じてくれる人や助けてくれる人たちご周りにいるんだろうなと思います。(もっと報われてほしいと願う -
Posted by ブクログ
現実離れのした話だが、いつかその閉ざされた島に 入っていってしまう。 不思議な力をもつ小説で、面白い。
伊藤は、突発的に退職して銀行強盗を思いつき、失敗して警官に殴られた、殴った警官は幼馴染で城山といい、整った顔に冷酷な心を隠している男だった。
逃げたつもりが、気がつくと男鹿半島のはずれの島にいた。
何がなんだか分らないままでその島になじんでいく。
住人は、未来が見通せてしゃべることが出来るカカシの「優午」。
家の庭で読書をしているが、悪いやつは有無を言わさず撃ち殺す「桜」という名の、美貌の静かな男。
半身を地面につけて心臓の音を聞いている少女「若葉」
足の不自由な「田中」
何時も同じ時間に -
Posted by ブクログ
私は「死神の精度」を読んでから、(後書きでこの作品の登場人物が存在すると知って)読みました。
かなり初期の伊坂さんの作品は、ちょっと怖いイメージがあって敬遠してしまってたのです。
でもやっぱり読んで良かったです!
春は私(泉水)の母親が強姦された時に身籠った子だったんですね。それを知った春の気持ち…計り知れないです。
何で周りがその事を知ってそんな目で見るの?とか、春が知らなければこんなにも苦しむ事はなかったのに、どうにか知らないままで守れなかったの?とか色々考えてしまいました。(いやそしたらそもそも物語が成り立たなくなっちゃうし、と自分にツッコミ。)
物語が終わった後も、春の心は救われるの -
Posted by ブクログ
ネタバレ評判が良かったので手に取った一冊。
殺し屋シリーズはグラスホッパーの映画を昔観た程度で、今回初めて読んでみた。他も読んでみたくなる内容だった。
「殺し屋」と聞くと恐ろしい印象を受けるが、兜は敏腕の殺し屋であるにも関わらず恐妻家。そのギャップが殺人の内容でも和やかな雰囲気で、くすっと笑ってしまうような場面が散りばめられていて良かった。
私は兜が主人公として読んでいたので最後死んでしまったのは残念だったし死んでほしくないと思ったが、殺された家族側の目線のストーリーだったら兜は今まで沢山の人を殺してきたんだし、死んでほしいと思っていただろう。
誰目線で内容を読むかによって大きく感情が変わるのだか -
Posted by ブクログ
ネタバレ何度目かの再読
「眩しいのと嬉しいのは似てる」という最後の言葉がかなり好きで、今回もやっぱり同じところに惹かれる
夜眠れなくても朝日を見ると「また今日も寝れなかった」「ちゃんと今日も暗いところから明るいところへいけた」「なんとか無事に1日生きれた」「やっぱり今日も生きてしまった」と苦しさと安心で眩しさから逃げるように目を閉じれていたことむかしを思い出す
朝が迎えられること、眩しいことは嬉しく思えていいと言われてる気になるからこの言葉が当時すごく響いた
人生はある程度の流れが決まっていて、その流れに乗るしかない 乗るなら乗るで楽しい方、自分が信じたいと思う方、したいようにする方がいいよな、と -
Posted by ブクログ
読書録「フィッシュストーリー」5
著者 伊坂幸太郎
出版 新潮社
p139より引用
“「私はもとから、あまり慕われていない
からな。そういう噂を流すと、みんなが飛
びついた。情報というのは、真実味や証拠
よりも、受け取る人間の需要に反応するん
だ」”
目次より抜粋引用
“動物園のエンジン
サクリファイス
フィッシュストーリー
ポテチ”
表題作を含めた、中編小説集。
同社刊行作、加筆・修正文庫版。
妻と娘と共に地下鉄で家に帰る男性。
人がそれ程いない車両の中で、学生達の
会話に含まれていた一つの単語が、彼の
記憶を引っ張り出した…。
(「動物園のエンジン」)
上記の引用は、