伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 逆ソクラテス
    各話の登場人物のつながりを見つけると
    なんだかうれしくなる。
    各話面白いし、全体を通して報われる感が
    爽やかな読後感を与えてくれた。
  • 陽気なギャングの日常と襲撃
    ギャングシリーズの2作品目で、1よりも面白いと私は感じました!
    シリーズ物でも面白さが劣らず、伏線もきちんと回収していて、クスッと笑える場面が沢山ありました!
    今回は銀行強盗はしていないですが、みんな活躍していて、ワクワクしながら読み進められました。大好きな作品です!
  • 終末のフール
    「死」を身近に感じた時、私はどう生きるだろうか?8つの物語のうち、私であればどのように過ごし生きたいだろうか?最後の瞬間に関しての描写や物語はありませんが、それも読み終わったあとに良い感じで余韻を感じさせてくれました。
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)
    最初はあまり入り込めず、いきなり「事件から20年後」となって、えっ?ってついていけず、この話は合わないかなぁと思っていたが、4部からぐいぐい惹き込まれた。
    追い詰められていく描写に読むのが苦しい箇所も多々。最後どうなるのか、結末を先に読んでしまいたい気持ちをグッと我慢しながら読み進めました。
    散りば...続きを読む
  • アイネクライネナハトムジーク
    いわゆる名刺代わりの10冊行き。やっぱり名の通った作家はどんなジャンルを書いても成功するんやなってのを体現したような作品。どハマり。
    張り巡らされた伏線とか人物描写とか各章の終わり方とかが圧巻。
    著者の作品はまだグラスホッパーぐらいしか見たこと(ドラマ)無かったけど、やはり小説が原作の作品はきちんと...続きを読む
  • 777 トリプルセブン
    「そう来たか」と唸ってしまう一冊です。
    登場人物が多く展開が早いので、メモを取りながら全体を把握しつつ、殺し屋達の世界にどっぷりハマってしまいました。とにかく楽しかったです。
  • ホワイトラビット(新潮文庫)
    初めてこの伊坂幸太郎さんの本を読みましたが、今までこの人の本を読んで無かったことに後悔するくらい面白かったです!!!繰り返し出てくるオリオオリオという響きがつぼです笑
  • AX アックス
    ラスト2ページで、突然号泣することになり自分でも驚いた。
    恐妻家の描写がなんだかなぁ、と思っていたんだけど、、、それも伏線だったんだな。。

    戦闘のハラハラドキドキもあるし、痛快な反撃もあってワクワクして読み進めたけど、終盤から心が温まる話になって不思議だった。。
    最後にその女性が誰なのか明確に示さ...続きを読む
  • 逆ソクラテス
    楽しく読めました!
    伊坂さんワールドに浸れてとても良かったです。男の子たちの友情がまぶしくて、いつまでも読んでいたいお話でした。
  • 重力ピエロ
    内容は重いし正解がない話しだから考えさせられる
    私は情に動かされやすいタイプだから春が最後出頭しなくて嬉しかった
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>
    本屋さんで買ってもらった1冊!
    本当は別の読みたかったけど、予算オーバーしそうだったから文庫本で我慢、、、

    伊坂幸太郎作品にしては今まで読んだものよりちょっと違った感覚だったなΣ('◉⌓◉’)
    今まではミステリーでこことここが繋がるんだ!って発見が面白かったけど今回はちょっと不思議なお話だったな\...続きを読む
  • 逆ソクラテス
    『逆ソクラテス』
    『スロウではない』
    『非オプティマス』
    『アンスポーツマンライク』
    『逆ワシントン』

    5編全部面白かった。最高の読後感という肩書きは伊達じゃなかった。あえて1番好きなのを上げると『スロウではない』かな。ゴッドファーザーのやり取り良過ぎる。全編読んでて、いずれも彼らの話をもう少し読...続きを読む
  • 魔王 新装版
    伊坂さんの洞察力すごっ!ってなった作品。
    アンソロジーとか描いてくれないかなあってくらい。
    漫画版魔王とかモダンタイムスとかも今度買いたいな
  • 死神の精度
    雨の季節に再読。
    死神から見る客観的な人間像が面白い。死神の千葉と対象者たちの間で「この人は本当は死神なんだよー!フフフ」なんて死神寄りで読んでいたら、だんだんと「うんうん。人間ってこうなんだよ…」と人間側の気持ちになり、切なくなり、最後に向けて人間として生きる楽しさと悲しさがしみた。運命って、擬人...続きを読む
  • 終末のフール
    よかった。さすが伊坂幸太郎
    ただ、どんでん返しのえー!っていうストーリーというよりかは、ある事象に対するいろんな人の人生の捉え方を描いたもの。

    印象に残ったフレーズ。
    あなたの生き方はあと残り何日生きる生き方なんですか?
  • 逆ソクラテス
    相手によって態度を変えるほど、格好悪いことはない。

    人は他の人との関係で生きている。

    伊坂幸太郎の本にしては、すごい感動した印象を受けた!
  • 死神の精度
    伊坂幸太郎シリーズを読むのは二作目です。

    妻に勧められました。
    ビジネス書ばかり読んでたまには、感情が揺さぶられたり、ワクワクする本を読んでみたら?と手渡された。

    主人公は死神界のサラリーマン。(周りで手を抜いて仕事している人が多い中、自分は真面目だから仕事は手を抜かない。)といった、自分と似た...続きを読む
  • アヒルと鴨のコインロッカー
    なんだか不思議な話だったけどすごく面白い。
    外国の方と一緒に働いてるけど彼らの事をもっと知りたくなった。
  • サブマリン
    面白かった!
    前作では陣内さんはただ面倒くさい人でしかなかったが(個人の感想です)、今回は陣内さんのよさがよくわかる話だった。
    しかし私の中では武藤さんが1番でした。武藤さんの陣内さんに対する観察力と対応力、的確なツッコミのおかげで、この重たく答えの出ない話を軽やかに読むことができるのだと思う。
    ...続きを読む
  • AX アックス
    殺し屋シリーズの3つ目。
    今回は長編では無く,,5つの短編からなる作品である。
    殺し屋「兜」が主人公のお話を5つ楽しむことができ、それぞれ繋がっているため大きな一つとしても読むことができる。
    他のシリーズと違って短編5つなので醍醐味の伏線回収を何回も味わうことができて最高の体験だった。
    前回のマリア...続きを読む