伊坂幸太郎のレビュー一覧
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伊坂さんデビュー25周年記念作品。四半世紀と書くと長く感じる。まぁ伊坂節は健在。色々つっこむべきところはあるものの、まず名前。桂凍朗て。絵馬と破魔矢も。量子(りょうこ)は量子力学からか。
その量子が夫を殺してしまっていたところから物語は始まるのだが、読者的にも量子と同じく何が起こっているのかわからない。何かを起こすジャバウォック、それをはがすのが仕事の絵馬と破魔矢。
一方、伝説的歌手の北斎とマネージャーの斗真の方も展開する。そして物語が集束していく伏線回収の手法たるや!着地点の驚愕!が、本屋大賞ではない気がする。
「琴線に触れる」と「逆鱗に触れる」が対義語だったとは。「他人と過去は変えら -
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ネタバレキャンペーンで可愛いカバーが付いてて、かなり昔に読んでた気がするけど再読もしたいし、まんまと購入。
もうずーっとおもしろかった。
結構長編だけどそう感じさせない。
ずっとこの世界にいたかった。
青柳雅春からしたらたまったもんじゃないだろうけど。
伊坂幸太郎さんの作品に出てくるキャラクターってみんなめちゃくちゃ魅力的で、ほんとに会ってみたいと思っちゃうな。
最後にたいへんよくできましたが貰えるところとか、ほんと回収が美しすぎて感動した。
首相殺しの犯人に仕立て上げられた青年の話なんて、やろうと思えばとことん深刻でダークにできそうなテーマなのに、時々笑えてむしろ軽やかに思えるぐらいに展開していくの -
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殺し屋シリーズ4作目。
やっぱり面白い!
殺し屋シリーズは新作が出たら次回作も絶対読みたい!!
何かで読んだのだけれど、伊坂さんは、マリアビートルの続編は777と考えているらしい。
グラスホッパー、AXは、それぞれ単独の作品としても楽しめるかららしい。
登場人物のネーミングセンスが今作も伊坂さんらしさ全開で好き。
登場人物が多いのだけれど、後半でどう繋がっていくのだろうとワクワク感が強くて、読み進めるのが全然苦にならない。
本当は人が死ぬ話は好きじゃないのに、殺し屋シリーズを読みたくなるのは、
ちゃんとあったかいメッセージがあるから。
今作の好きな言葉。
「人から受けた恩を忘れちゃうよ -
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海と山。
シーソーモンスターは話の展開が終盤まで読めず、最後まで楽しむことができた。
スピンモンスターは納得する部分が多く色々なものを受け取った。
現代の技術の発達は人々の生活を便利、快適にしていくのと同時に危険に晒していくことにも繋がる。
現代のペーパーレスは作業の効率化に繋がるがデータを改ざんされてしまえばそれは本当に便利なのかどうかはわからない。
デジタル化の便利は危険と表裏一体であり、結局行き着くところはアナログによる保存であることに共感した。未来の日本もそうなっているのだろうか。
自分が見えている世界が全てログとして記憶に残ってしまっているとしたら。過去の嫌な思い出、楽しい思 -
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ネタバレ騙された!乾は悪いやつだと思ってた。どうやって成敗されるんかなってそれしか考えてなかった。蓮と乾悪いもの同士どっちがやられるんやろって。
毎回、悪いやつがちゃんと痛い目に合うからありがたい。紙野ちゃんがやられないかハラハラした。流石に紙野ちゃんがやられるのは胸くそ悪い。
てんとう虫君が死ななくて良かった。自分は運が悪いって思ってるけど、業界のなかでは運がいいやつで有名なの面白い。あと、てんとう虫君視点だと強そうに見えないけど、端から見たら一瞬で相手を殺して、強そうなのが意外だった。
前回、殺し屋シリーズ見てから結構経ってたから次は一気読みしたい。