死神の精度

死神の精度

作者名 :
通常価格 611円 (556円+税)
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作品内容

こんな人物が身近に現れたら、彼/彼女は死神かもしれません──(1)CDショップに入りびたり(2)苗字が町や市の名前と同じ(3)会話の受け答えが微妙にずれていて(4)素手で他人に触ろうとしない。1週間の調査の後、死神は対象者の死に「可」「否」の判断を下し、「可」ならば翌8日目に死は実行される。ただし、病死や自殺は除外。まれに死神を感じる人間がいる。──クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う、6つの人生。金城武主演で映画化された原作です!

死神の精度 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月10日

    久々に活字を読むのにするすると入ってくる情景

    全ての登場人物に存在感があってまるでノンフィクションを見てるかのようなのに、圧倒的不自然な死神とのちょうどいいバランス

    まじ語彙力足りねえ
    後から細い糸で繋げてくる感じとか
    めちゃくちゃ好きでした

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    Posted by ブクログ 2023年05月08日

    初めて読んだ伊坂幸太郎さんの本。
    死神が出てくる非現実的な話なのだが、どこかありそうな気がして一気に物語に引き込まれた。短編で構成されているけれど、最後の方で物語がつながっていたりもしてとても面白かった。すごく私のタイプのお話で伊坂幸太郎さんの本にハマるきっかけになった一冊!!
    また読みたいな。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月05日

    久しぶりに伊坂幸太郎作品を拝読。
    最初の方は展開が早かったり説明が多かったりであまり好き系ではないのかも、と思っていたが読み進めていくうちにどんどん好きになっていった…。凄すぎる( ; ; )

    登場人物それぞれが「死」に対する考えも違うし、「死」に近づく状況も違う。担当される者の周りの人間の「死...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月03日

    とても読みやすかったです 6つの話が入っており、何気ない言葉が結末への伏線になっていたり前の話とのつながりがあったりしていて読んでて楽しかったです。 チルドレンが好きな人や初心者にもおすすめです。

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    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    曇り空のような小説 時に重苦しく時に太陽を隠してくれる優しい存在として傍に寄り添ってくれる本
    劇的な何かは無いけれど人生とはこのようにじんわりと愛に溢れ廻っているのかもしれない

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    Posted by ブクログ 2023年04月05日

    死神の目線でストーリーが語られるのが面白かった。
    特に伊坂幸太郎さんは登場人物が別のストーリーに再登場することが多いが、今回の短編集でもその兆候が見られてハッとされた。
    淡々と語る口調も個人的には好み。

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    Posted by ブクログ 2023年04月03日

    生真面目で、比喩表現がわからず言葉を文字通りに受け取る千葉さん。
    無機質だけど、どこか温かみのある千葉さん。
    「人間が作ったもので一番素晴らしいのはミュージックで、もっとも醜いのは、渋滞だ」な千葉さん。
    「死神」からは連想できないような千葉さんの性格が面白い。

    最後の章「死神対老女」を読むと、おっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月02日

    不慮の事故や事件で亡くなる(かもしれない)人に近づいて調査をし、その死が実行されるかどうかの判断を下す死神
    その死神目線で対象者6人について語られる形式の連作短編集

    伊坂さんの頭の中では、死神もサンタクロースと同じように一人の人間じゃなく、組織的に活動しているんだなと思った
    対象人物をリスト化した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月13日

    再読。死に値するか調査する死神と関わる人間との短編集。短編だけど繋がっていて、伏線を回収していくのは、さすがです。本当に久しぶりに読んだのでほとんど忘れていて新鮮な気持ちで読めました。

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    Posted by ブクログ 2023年03月05日

    伊坂幸太郎さんの作品の中で初めて読んだ本。

    ネットでレビューを読んでから読み始めましたが、最初から最後まで順に読みました。

    沢山の伏線があり、今まで読んだことのないようなストーリー展開でワクワクしながら一気に読み終えました。

    0

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