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Posted by ブクログ 2024年03月07日
遅かれ早かれ自分も周りの人も必ず死にます。
その時期を知らないからいつも死を棚に上げて、大切なことを後回しにして、日々を過ごしています。
自分の人生を生きるか、時間に流されるかは死を意識しているかどうかだと感じました。
最後に「そうだったのか」ってなる瞬間があり、すごく楽しめました。続編の死神の浮力...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月02日
本作は、個人的に伊坂作品のかなり上位に食い込む大好物・絶品でした! この頃の伊坂さん、ギャング、殺し屋、死神‥と、ほぼ同時期にシリーズ第1作を世に出し、凄いの一語です。次々と湧き出るその豊かな才能は、まさに「打ち出の小槌」ならぬ「打ち出の伊坂」ですね。
主人公の死神・千葉が情報部の命を受け、人...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月18日
安易に死を「見送り」にしないところが伊坂幸太郎作品らしくて好きなところでもあった。
千葉のクールだけど、人間となんだかんだ関わるどこか陽気な感じとかが魅力的。
おそらく「可」なんだけど、死んだところまで描かれないところが読者にその後を想像させる余白を持たせていて好き。
「恋愛で死神」と「死神対老女」...続きを読む
小説をあまり読まなくなった今でも大好きな作品です。短編集になっていて、人に無頓着な死神が依頼をこなす日々なのですが、少しずつ あの人はーーと振り返る場面で知ってる人物がでてくるので ともに時間旅行をしているような気分になります。
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