伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • さよならジャバウォック

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    他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。を主軸に語られた話。各人の思い思いが飛び交う伊坂幸太郎ワールドにいつも通り引き込まれた。

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    2025年12月07日
  • 逆ソクラテス

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    小学生高学年目線で紡がれる5篇。過去の追想だったり、現在進行形だったり設定は様々ですが、一貫して気持ちのいいラストに着地するのがお気に入り。「磯憲」のセリフがいちいち胸に刺さって期せずして涙腺が刺激されるのも良き

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    2025年12月06日
  • マリアビートル

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    グラスホッパーの次に、と従姉妹にすすめられて。出てくる中学生がサイコパスすぎてこわおもしろい……!グラスホッパーのキャラクターがたくさん出てくるので、それもまた楽しめました!次はAX読むぞー!

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    2025年12月06日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    安倍さん事件の裁判中なので読んだ
    …わけではないけど

    参考文献として挙げられてる
    落合さんの本を読んだのは
    もうずいぶん前

    安倍さんの事件は20年後
    どう振り返られているんだろう



    超弩級エンタメ巨編だそうだけど
    なんともあったかいお話でもあった

    かなり変わった構成
    (目次を見れば分かる)

    何度も前に戻って読み返したけど
    ページ滅茶苦茶多いのに
    どこに戻るかすぐ分かるのは
    構成の妙、なのかも

    最後の第五部がとてもよい


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    2025年12月06日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    エピローグを読み終えたとき、声にならない声が出た。最高です。オーデュボンから順番に読んできて、本作の人物に繋がりがなかったのはちょっとだけ残念。砂漠は二次文庫だから繋がりがないのは分かってたけど、ゴールデンスランバーにはあるんじゃないかと期待してしまった。ここまでの作品と比べると、物語の毛色も違う気がするし、設定や時系列の辻褄合わせる上で繋がりはない方がいいのかな。

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    2025年12月06日
  • マリアビートル

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    前作からやはり面白い。
    主人公のひ弱そうなのに実は強いところがいい。
    王子が素直に嫌いでした。
    爽快感のある作品。

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    2025年12月05日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    めちゃくちゃ面白い
    伊坂幸太郎はキャラクターが魅力的だなと思うし、話の構成もすごい
    そして伏線回収もすごい
    さすが伊坂幸太郎という感じ
    もっと伊坂幸太郎の本を読みたいと思った

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    2025年12月05日
  • 777 トリプルセブン

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    これぞ伊坂幸太郎という内容。おもしろかった!
    まどろっこしい描写はなくわかりやすく読みやすい。それでいてセリフが練られていて読後に心に響く。比類なき天才。

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    2025年12月05日
  • シーソーモンスター

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    「螺旋」という企画で書かれたものらしいが、全然知らなくて、企画云々はおいといて、掛け値無しにおもしろかった!!!ネタバレならない程度にいうと、嫁姑問題からまさかの伊坂さん殺し屋シリーズのような描写がたくさん出てくるし(毒針とか)、近未来の技術の様々なものの名称が私的に好きで(パスカとかジャマーとかカーゴとか…)全然まとまらないけど、好きです。せっかくなので、「螺旋」企画の本を全部読んでみようと思います。まだ読んだことのない作家さんがほとんどなので、幅を広げるよい機会になりそう。

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    2025年12月04日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    明るくハッピーな伊坂幸太郎を読んでスッキリしたくて、裏の説明を見てパッと買ってみた。
    最初は何の話なのか…と思って読み進めるうちにどんどん繋がって気持ちいい。
    四年目の途中で物語を把握し、嬉しくなってわくわくしながら読み進めて、大まかに思っていた展開になっていって、きっとそうなるだろうと気付いているのに面白い。最後まで伏線回収が素晴らしい。幸せな涙を流せて最高な1冊でした。

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    2025年12月04日
  • マリアビートル

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    小説ですが、漫画です。何をいっているのか分からないと思いますが、小説なのに、漫画を読んでいる感覚です。これを読んでいる人がいたら、小説を読んでいるように見せて、バトル漫画を読んでいます。

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    2025年12月04日
  • 死神の精度

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    書店でタイトルに惹かれ、手に取りました。
    初めて読んだ連続短編小説。
    「死神の精度」から「死神対老女」まで、次々と繰り広げられる展開にページを捲る手が止まりませんでした。
    非常に楽しく読ませていただきました。
    是非再読したいと感じた一冊でした。

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    2025年12月04日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    衝撃的だった。
    叙述トリックに完全にしてやられた。
    映画も見たけど、原作の方がずっと良い。

    ラストはどうなんだろうって思ったけど、それ以外は衝撃的に良かった。

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    2025年12月04日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    兜は怖い奥さんを怒らせないよう、何故そこまで気を遣っているのか。
    何故、自分の気持ちを押し殺してでも家族の仲の良さを最優先しようとしていたのか。
    エピローグを読み終わって、その理由が全てが分かった気がしました。
    この先何も良いことがないと信じていた兜に対して、突然あたたかい言葉をかけ光を照らしてくれた、かつての奥さん。
    そんな女性と出会ってしまったら、愛しい子供が生まれてきてくれたら、何が何でも家族を守りたいと思えるのだろう。
    途中、克己から「親父は人生をやり直せるとしたら、おふくろとは結婚しないでしょ」と尋ねられたあとの兜の返答にじんわりと涙が出てきました。
    また読み返そう。

    絶対絶命の大

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    2025年12月04日
  • さよならジャバウォック

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    あらすじ的にさ、シリアス路線だと思うじゃない。
    まさかの予想の斜め上を行きましたよ?
    正直、めっちゃ好みの展開だった。
    ホント流れ石だわ。
    相変わらずキャラも良いなあ。
    破魔矢に絵馬、北斎、そして凍朗。
    ユーモラスな言い回しとドラマティックな展開で楽しませてくれるけど、何とも言えない違和感も付いて回る。
    それが分かった瞬間「そうきたか!」と思っちゃいましたね。
    面白い。というか楽しい。
    「あー読書楽しいなー」って思わせてくれる作品だった。
    もちろん、ビートルズの曲も検索した。

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    2025年12月02日
  • 砂漠

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    読み終えた時、「ああ、終わってしまったか」と思える程、余韻が心地よかった。

    「モラトリアムの贅沢さと滑稽さ」をテーマに書かれたこの小説は、主人公を含め5人の男女メンバーを中心に大学生活における、麻雀、超能力、通り魔や恋愛など沢山の要素を含んだ青春小説である。

    登場人物が個性的且つ魅力的で、共感できる台詞やハッとする台詞が必ずあると思う。

    多くの感想やブログにも書かれているだろうが、登場人物の一人、西嶋の言葉に胸打たれる読者も少なくないはず。

    誰にでも薦めることができるが、今、大学生の方には特に読んで欲しい一冊。

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    2025年12月02日
  • 砂漠

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    大好き、伊坂幸太郎先生を好きになったきっかけの本
    小説版の分厚さからちょっと飲むのを敬遠してたけどこれも読んで良かったと思う
    人間の心情描写とかありきたりな日常みたいな本が好きなのかも

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    2025年12月01日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    面白いというか、楽しかった!
    最初は重たい始まり方だったけど、ジャバウォックという架空のちょっとモンスター的要素と愉快なキャラ達が物語を和らげミステリーがだんだんユーモア溢れるファンタジーになっていって、ほぼ一気読みしてしまった〜後半の亀がルーシー夫妻に送られてきた時のスイッチが入る感じ、たまらん!桂凍郎の思惑がわかった瞬間、でもその上をいくラスト、面白い作品が多いからこそ厳しいレビューが多いけど、私は大満足でした。
    あと、物語の展開だけじゃなくてちゃんと考えさせられる部分もあって今の時代にも則していた気がする。桂凍郎の「人が難しいのは、種と同じぐらい個も重要に感じているからです」っていうセリ

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    2025年12月07日
  • グラスホッパー

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    20年ほど前(刊行当初)に買ってから何度も繰り返し読んでるはずなのに、毎回ちゃんと内容忘れてる笑
    あとは、前読んだときにはスルーしてた新たな気付きがあったりするんだと思う。
    とっても面白い!ってわけではないけど(いや、好きなんだけど)とにかく思い入れの強い作品。

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    2025年12月01日
  • ラッシュライフ

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    複数の主人公の物語が徐々に重なり合っていくまさに伊坂幸太郎ワールド。殺人事件の死体の描写などリアリティを持たせる一方、コミカルなセリフの言い回しなど独特でリズミカルな展開が心地よい。
    偶然と必然が混ざり合う世界で生きることへの問いかけてくるような読後感だった。

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    2025年11月30日