伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ネタバレ『生きるとは、解釈の連続』
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おすすめ頂いて読んでみたのですが、『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ時よりは、楽しむ余裕があったのかな、と思います。鈴木には幸せになってもらいたいなと思いました。
特に印象に残ったのが、「自分は操られている」と思っていた蝉が、中西との会話で彼が蝉の独り立ちを誇らしく思っていることを知ったところです。
「自分は操られている」と思っていれば人生はそう見えてしまうかもしれないけど、本当にそうかどうかは分からないなと思いました。
鈴木の奥さんの名言、「やるしかないじゃない」も、まさに「君の言う通り」。
弱気になりそうな時に思い出したいなと思いま -
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小学生たちの逆転劇がテーマの短編集。
3年ぶりに読みましたが、以前読んだ時と同様に良かった。金言が多く、めっちゃメモしました。
伊坂幸太郎さんの作品でも3本の指に入る好きな作品です。
弱い立場(本作では子供たち)の人間が、強い立場の人に勝つストーリーは読んでいて心地いいです。そして、作者さんの説く教訓は説教じみてなくて嫌な感じがしないのもすごく良い。
どの短編も甲乙つけがたいですが、
個人的には、非オプティマスが好きです。
周囲に迷惑をかける人たちへの対応の答えが書いてあって、これは誰しもが頭に入れておくべき内容と思います。
以下、各短編の感想と心に残った文章。
◾︎逆ソクラテス
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Posted by ブクログ
伊坂作品でいちばん好き。
殺し屋シリーズ第2弾。
前作とは違い、完全にエンタメに振り切った作品。
新幹線の車内が舞台で疾走感があり、ずっとハラハラドキドキ。
600ページほどあるのに、一瞬で読み終えた。
キャラが前作以上に魅力的で、みんな好き。
運のなさすぎる七尾にはさすがに同情。
檸檬と蜜柑のやり取りは毎回クスッと笑ってしまう。
生意気な中学生・王子が後半どんどん追い詰められていく展開が爽快で最高。
中学生って、大人がバカに見える時期なんだよね…と、ちょっと自分を思い出した。
「悪」に対抗できるのは「正義」ではなく「勇気」。
「大事なのは(正しくないことを -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎らしい洒落た地の文と軽快な会話が気持ちよく読み進められた。
今日び珍しいくらいに真面目な、けれど自身の持つ特殊な能力を持て余している悩める中学教師の檀先生を中心にしてあちこちから問題が集まり絡まってきて、まさに芋づるという感じなのに、その問題が綺麗に纏っていくのが流石だなあと思う。
ネコジゴハンターのふたりが関わってくるのが、彼らが「こちら」に来たのか、「こちら」の世界が「あちら」に行ったのか。まるで『はてしない物語』のような不思議な感覚になるのに、彼らの存在があまりに馴染みすぎていて彼らが去った後に彼らのモノローグがないことが却って不思議に思うほどだった。
とても面白かった。
ネコ