伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • AX アックス

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    ネタバレ

    殺し屋シリーズでは一番好きな部類。
    兜と呼ばれる歴戦の猛者が、実は恐妻家で家族思いな一面があり私生活に一苦労すると言うもの。家族愛と同時に「フェアでなければいけない」と言う信条のもと、最終的には殺し屋業を抜ける為に自らの命を懸けるというもの。
    殺し屋と言われると、いつも血の通っていない冷血な人物像を描くことが多いがこの作中の登場人物はそうではなく、あくまで人情に溢れているのが良い。ただ、その人情はターゲットには向かず、あくまで同じ境遇にある人、共通項を感じる人にのみベクトルが向いているのがリアルな人というものを表している気がする。

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    2025年12月28日
  • 逆ソクラテス

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    伊坂幸太郎先生の作品で好きな構図の、突拍子もないことを言う人と、それに質問していく主人公という役割の話が多く、すごく読みやすかった。
    何がどう言う風になってるのが正解なのか今はわからなくて、もっと昔から知ってたら良かったなと思う章も多かった。
    どうしても大人になると枠にはまるけど、されて嫌なことは人にしないという初歩的なことを、忘れたくないなと思った。

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    2025年12月28日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    序盤に起きるさまざまな出来事は「どうして?」と思うことばかりで、悶々としながら読み進めていましたが、途中から物語がピタッと繋がり、その驚きも倍増しました。

    『アヒルと鴨のコインロッカー』という不思議なタイトルも、読後には「なるほど」と思える伏線回収があり、忘れられないタイトルになりました。

    別作品の登場人物とのちょっとした繋がりもあり、思わず嬉しくなりました。

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    2025年12月28日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    作者が自由自在に時間と視点を変えながら話が進んでいき分かりづらいかと思いきや点と点が繋がることが多々ありとても面白かった。

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    2025年12月28日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公が、警察や世間の目から逃げるサスペンス小説。

    終始映像が頭に浮かんで、ハラハラドキドキでとても面白かった。

    大学生時代の回想が要所要所で盛り込まれていて、くだらない話ばっかりしていたけど素敵な学生時間を過ごしたんだなと思わされることが何回もあった。それが追われている場面で出てくるため、その対比が物凄く残酷に感じられた。

    結局この事件は誰が企てたものなのかは分からなかったけれど、著者の伊坂幸太郎さんも、伏線を全て回収するのは好きではないといったことを言っていたみたいなので、そういうものなのかと納得している。

    後半は特に樋口晴子かっこよかったなぁ。
    ラスト

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    2025年12月27日
  • AX アックス

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    三部作の中でも一番おすすめと聞いていて、読む前からワクワク!結果、私もAXが一番好きでした!主人公が家族思いすぎて、切なくてあたたかくて、、、全力で守る姿を見守ってきた一員として、最後の息子メインのところは感情移入しすぎて苦しいくらいでした…!また読み返したいくらい、面白かった!

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    2025年12月26日
  • 重力ピエロ

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    最初の一文で全て心が持っていかれた。
    兄弟が仲良いというか、絆が良かった。
    昔読んで再読したが、呼んだ時と環境やら、自分の受け取り方やら色んなことが変わっているからなのか、前よりも響いた。

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    2025年12月26日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    とても面白かった。リアルタイムで進む物語と数十年後の第三者の状況証拠からの仮説検証、主人公が登場人物達の若い頃の思い出が交錯して随所に伏線回収がある。後書きで全てを畳まなかったとあるように、全てが明確になって勧善懲悪ののハッピーエンドになるわけではないが、ほっとする終わり方で、読後には想像力をかき立てられる。この作者ならではという印象。映画化されているようでキャストを調べてみて更にイメージが膨らんだが、見ないでおこう。このページボリュームを細部まで映像で再現するのは難しいだろう。これが小説の良さかな。

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    2025年12月26日
  • オーデュボンの祈り

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    デビュー作とは思えないほど、内容がしっかりしています。
    細かく言えば、今の熟練された著者の作品と比べて、少し粗があるように思いますが(デビュー作なので当たり前ですが)、それでも読み入ってしまう著者の才能に慄くばかりです。

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    2025年12月25日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    いきなりの始まり方にも、途中の追われている感にもずっとドキドキした。
    いろんなところでいろんなことが起こり、絶体絶命なのに、なぜか上手くいって、話の繋ぎ方がやっぱり巧みだと感じた。

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    2025年12月25日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    大好きなギャングシリーズ!
    今回は久しぶりの長編で、個々の能力を持ってして、それぞれが力を発揮し解決していくスッキリさが大好きだった。
    私が伊坂幸太郎さんを好きになったきっかけのシリーズをまた見れて嬉しかった。
    相変わらず響野さんが好きすぎる。

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    2025年12月25日
  • 逆ソクラテス

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    小学生が主人公の短編集
    伊坂幸太郎は短編集でも相互の話に緩く関わりを持たせてきたり同一人物が登場したりするけど珍しく話同士の繋がりがあんまりなくて新鮮だった
    小学生という行動範囲も交友関係も限られる中で自分たちで知恵を絞って問題を解決しようとするのが可愛くて良かった
    結構教訓めいたメッセージも多くて心に残る文章が多かったな

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    2025年12月25日
  • グラスホッパー

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    ストーリーと、それに合わせた癖のあるキャラクターたちがバチっとハマっています。何度読み直しても、スリリングな展開にドキドキしてしまいます。説明は要らないので読んでみろ、と強気でオススメ出来る一冊です。

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    2025年12月24日
  • 逆ソクラテス

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    小学生の子どもを持つ親として耳が痛いことばかりだった。
    伊坂先生の著作の中でも「救い」が一際温かい作品で繰り返し読み返したいなと感じた。
    個人的にはアイネクライネナハトムジークを凌ぐ作品だった。

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    2025年12月22日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    本書に限らず、伊坂幸太郎さんが描く会話が本当に大好き。やけに遠回しな伝え方や、皮肉めいた表現。会話を紡ぐ登場人物同士の関係性を読者に想像させ、小説の素晴らしさをしみじみと感じる。
    それだけが伊坂幸太郎さんの魅力ではないのだけれどするすると文字を浴びせられ、どんどんページを捲らされるのが気持ちいい。

    「現在」の時間軸で頑なに河崎の名前を出していないことや、容姿の端麗さに関する記述が乏しいことから、「二年前」の河崎とは別の人間なんだろうなとは思っていたけれど、本当にそうだとそれはそれでびっくりするし、納得する。
    これは自分の解釈だけど、はじめに椎名と河崎が会話した場面で、
    「実は、俺は死から、復

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    2025年12月22日
  • 楽園の楽園

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    小さい頃、山、川、海等で自然、生き物に触れ合い色々な事を学んだり感じていた事を思い出しました。(NI) とっても良い表現だと思いました。

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    2025年12月22日
  • 重力ピエロ

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    めちゃよかったー˙ᴥ˙

    「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」
    重たいテーマなのにどこか明るい。
    知的なユーモアや、全てが繋がる後半での伏線回収、読み止まらなかったです。

    父親が素敵すぎる
    「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
    救いのある結末でよかった

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    2025年12月22日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    やられた!
    過去と現在を行き来するストーリー構成
    最後はどこか希望があるような明るいラストで良かった。といっても完全なハッピーエンドというわけではないけれど

    動物が傷つけられる描写が苦手な人には苦しいところがあるかも、、わたしは虐待の描写の部分は流し読みしました。想像すると読めなくなっちゃうと思ったので、、

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    2025年12月21日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    銀行強盗という非日常の話だったが、それぞれのキャラクターがかなり個性的で、それぞれの話にフォーカスされてかなり好きな作品だった。
    好きだったから映画も観たが、恋愛要素が入っていて残念だった。

    特に演説は中身がほぼないのに引き込まれて何度も繰り返し読んだ。
    嘘がわかるのも、いい時と悪い時があるなと思って、なんだか悲しくなる部分が心惹かれた。

    最後の絶対絶命からのストーリー展開が伊坂幸太郎先生らしくて楽しかった。

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    2025年12月21日
  • AX アックス

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    面白い❣️心優しい殺し屋、このキャラがなんといっても素敵。足を洗うため、家族を守るために奮闘する様子にドキドキ、ページをめくるのが止められない。さぁ最後には殺し屋から足を洗うことはできるのでしょーか。

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    2025年12月21日