伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった!
伊坂さんの作品で、ここまで現代社会を外れた異世界?ファンタジー?なのは珍しいかなと思います。
敗戦国を支配しにきた兵隊と、これからどんな酷い状況になるのか分からない住人たち。
ピリピリとした緊張感のある中で、いくつかの事件が起こり…
最後の展開は、予想できたようなビックリなような…!?
欲を言えば、もう少しビックリ展開やアハ体験があるとより満足感あったと思いますが、ストーリーは一貫して楽しく一気に読み終えられたので、星5です◎
やや勧善懲悪的な結末で、読み終えてみるとそこまで無双逃げしている悪人もおらず、後味は悪くない一冊です。 -
購入済み
スッキリ
伊坂幸太郎さんの作品は、どの作品も最後スッキリした気持ちで読み終えることができます。
悪役なのに親近感が持てる人物を描くのが得意だと感じます。
ペッパーズゴーストも!何度も読み返したい本です。最高でした! -
ネタバレ 購入済み
やっぱり伊坂さん作品
拷問に近い取調べ、サディスティックな人の集まりが公僕たる警察官であること…
なんたかいつもの伊坂作品と違っていて、読むのが不安になっくる。
それでも読み進めていくうちに正義の味方が現れて
…と思ったら、失敗したり人を殺しちゃったり、くもゆきが怪しい。
最後の最後になって、ようやく…
いえ、最後の最後まで読者の気持ちを引きつけて放さない、自分にとっては傑作です。
面白かった!伊坂さん、ありがとうございます。 -
Posted by ブクログ
エッセイや解説・書評の総まとめ本。
今まで『伊坂さんの書いた文章が掲載されているものは全てかき集めてコレクションしてやるぜ!』と、意気込んでいたのに、この1冊が出版されたことで落胆と歓喜が混ざりあって何とも言えない気持ちになった人は多いことでしょう。
伊坂氏オススメ&お気に入りの、マンガや小説や映画についても語られているので、自分もそれらを消化したい。
その人物に関心を持つと、その人が興味を持っているもの全てを知りたくなるというストーカー心理そのものである。
様々な本や作家と出会いながら読書をすると、自分の守備範囲が広がっていく気がする。いや、どこ守ってんねんって話しやけどな。
伊坂 -
ネタバレ 購入済み
タイトルからは想像できなかったけれど、家族の、愛の、話。
兜の恐妻家ぶりには、ほんともう(笑)。本人は真剣なんだろうけど。
裏の仕事では一流のプロの殺し屋。でも仕事で危険な目に合うよりも、奥さんの機嫌を損ねることが怖い(笑)。
2重3重にシチュエーションを想定した、奥さんに対するこれでもかという気遣い、いかに家庭を平和に保とうとするか、その涙ぐましい努力(本人は努力だとは思ってなさそう)がほんと笑えました。
後半の息子視点になってから、さらに引き込まれて行って、泣けました。
一番家族が大事で、全ては家族のために。
久々に良い本に出逢えてよかったな~。 -
購入済み
前を見て生きよう
双子として生まれ過酷な家庭環境の中兄弟で何とか生き抜いてきた二人。二人は誕生日だけに起きる特殊な能力を善のために上手に使おうとしていた。時々切なすぎる場面があったりしますが最後の最後で少しほっこりできました。
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購入済み
えっえー?!
伊坂幸太郎作品なのに、最初は全く読み進められませんでした。時間がとれなかったこともありますが、行ったり来たりする物語についていけてませんでした。
終盤に差し掛かるや否や、まさに怒涛の勢いで読み終えてしまいました。ワームホールが繋がったということですね。
著者の作品を読むと、年代の新旧に関わらず読み終えたばかりのものが一番面白いと思ってしまうのは、今回も変わりませんでした。
次はどの作品を読もうか…皆さんのオススメを聞いてみたいです。 -
購入済み
好きな作品
小説をあまり読まなくなった今でも大好きな作品です。短編集になっていて、人に無頓着な死神が依頼をこなす日々なのですが、少しずつ あの人はーーと振り返る場面で知ってる人物がでてくるので ともに時間旅行をしているような気分になります。