伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ロングレンジ

     

    面白かった。
    久しぶりに伊坂先生の作品読んだけど、やっぱり好きだと思った。
    何気ない日常から非日常に入るか入らないかのぎりぎりを見せてくれるところが好きです。
  • チルドレン
    伊坂氏が自ら語っておられるようだが、「短編のふりをした長編小説」として構成されている。
    語り手が章ごとに変わったり、少年時代から社会人の時代にワープしたり再び戻ったりと、ユニークな世界観はなるほど伊坂節と言える。
    読み手によっては全く異なる印象を持たれるかも知れないが、これが伊坂氏の仕掛けとも言える...続きを読む
  • 夜の国のクーパー
    「まあ、僕たち猫には、家というものはないから、どこに帰るか曖昧ではあるけれど、それでも出かけたら帰ってこようとするものだよ」
  • 夜の国のクーパー
    めっちゃお気に入りの伊坂作品です(^^)
    猫好きなので、猫が語り手なのはニヤニヤしてしまいました。
    まとまりがあって、伏線回収も感動的。
    素晴らしい作品でした。これだから伊坂幸太郎はやめられません(^^)
  • 仙台ぐらし

     

    面白かった。
    大好きな作家さん、伊坂さんの人柄が感じられてとてもよかった。
    物語だけでなく、作者がどういった人なのかわかるのも楽しい。
  • ペッパーズ・ゴースト

    スッキリ

    伊坂幸太郎さんの作品は、どの作品も最後スッキリした気持ちで読み終えることができます。
    悪役なのに親近感が持てる人物を描くのが得意だと感じます。
    ペッパーズゴーストも!何度も読み返したい本です。最高でした!
  • 火星に住むつもりかい?

    やっぱり伊坂さん作品

    拷問に近い取調べ、サディスティックな人の集まりが公僕たる警察官であること…
    なんたかいつもの伊坂作品と違っていて、読むのが不安になっくる。
    それでも読み進めていくうちに正義の味方が現れて
    …と思ったら、失敗したり人を殺しちゃったり、くもゆきが怪しい。
    最後の最後になって、ようやく…
    いえ、最後の最後...続きを読む
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―
    エッセイや解説・書評の総まとめ本。

    今まで『伊坂さんの書いた文章が掲載されているものは全てかき集めてコレクションしてやるぜ!』と、意気込んでいたのに、この1冊が出版されたことで落胆と歓喜が混ざりあって何とも言えない気持ちになった人は多いことでしょう。

    伊坂氏オススメ&お気に入りの、マンガや小説...続きを読む
  • 砂漠
    西嶋最高
    大学のうちに読めてよかった
    こんな人間関係を築きたいし今の友達を大事にしようと思った
    西嶋は臆さない
    西嶋みたいに生きるのは難しいけど、それにみんなが感化される様子が良かった
  • AX アックス

    久々の伊坂作品。

    高校の頃以降の伊坂作品を久々に読んだ。
    やはり読みやすく前作から比べて心情を描く描写に引き込まれました!
  • AX アックス
    タイトルからは想像できなかったけれど、家族の、愛の、話。

    兜の恐妻家ぶりには、ほんともう(笑)。本人は真剣なんだろうけど。
    裏の仕事では一流のプロの殺し屋。でも仕事で危険な目に合うよりも、奥さんの機嫌を損ねることが怖い(笑)。
    2重3重にシチュエーションを想定した、奥さんに対するこれでもか...続きを読む
  • フーガはユーガ

    前を見て生きよう

    双子として生まれ過酷な家庭環境の中兄弟で何とか生き抜いてきた二人。二人は誕生日だけに起きる特殊な能力を善のために上手に使おうとしていた。時々切なすぎる場面があったりしますが最後の最後で少しほっこりできました。
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

    えっえー?!

    伊坂幸太郎作品なのに、最初は全く読み進められませんでした。時間がとれなかったこともありますが、行ったり来たりする物語についていけてませんでした。
    終盤に差し掛かるや否や、まさに怒涛の勢いで読み終えてしまいました。ワームホールが繋がったということですね。
    著者の作品を読むと、年代の新旧に関わらず読み終...続きを読む
  • 死神の浮力

    .

    死神の精度の続編で、短編集では無いです。が、短編集かのようにさくさく読めてしまいます。
    伊坂幸太郎作品らしい物語構成と、魅力ある登場人物が楽しめる作品です。
  • 死神の精度

    好きな作品

    小説をあまり読まなくなった今でも大好きな作品です。短編集になっていて、人に無頓着な死神が依頼をこなす日々なのですが、少しずつ あの人はーーと振り返る場面で知ってる人物がでてくるので ともに時間旅行をしているような気分になります。
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

    面白かった。
    初めて伊坂先生のエッセイを読んだ。
    あまり知らなかった人柄について知れた。
    なんかすごく身近な人って印象で楽しかった。
  • 重力ピエロ
    私が読んできた、伊坂幸太郎作品は「アイネクライネナハトムジーク」「砂漠」に続いて3作品目。
    これまでの2作品は良い言葉がちりばめられていて、ストーリーも穏やかなものだった。
    今回の「重力ピエロ」は作品の各章に意味があり、後半からクライマックスにかけて、それらが繋がっていった。「ラストチャンス」からは...続きを読む
  • ホワイトラビット(新潮文庫)
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

    後味良い

    ユーモラスで、後味良い。伊坂幸太郎のファンで読んだが、共同作品とは思えないほどの完成度。巻末のボーナス短編も良かった。
  • ラッシュライフ
    タイトルの『ラッシュライフ』があくまでカタカナ表記なのが肝だと思った。
    これを英語表記にすると、lash, lush, rash, rushと明確に4つの意味になるが、カタカナで書く事によって、豊潤な人生にもやけっぱちな人生にも成り得るという受け手に委ねられる解釈の余白が出来て良い。
    また、サブタイ...続きを読む