【感想・ネタバレ】死神の浮力のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月28日

「死神の精度」とは違い1人にフォーカスしたお話でした。
死についてのお話なのに重くないこと、様々なことが後々繋がることが流石伊坂さんで、とても面白いお話でした。

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Posted by ブクログ 2024年03月14日

シリーズ第2弾!

相変わらず、千葉さん、おとぼけ度満載で、すっ飛ばしてる〜
ええ感じ。

その人間に死を与えるべきかどうか、死神たちが7日間で、「可」 or 「見送り」を判定!
でも、適当に決める死神多く、「可」ばかりで、早死に多く、「還元キャンペーン」で、「見送り」推奨!って…
そんなんで、判定...続きを読むされるの嫌や〜!
まぁ、別に、何百年も生きたいとも思わんけど、それなりの年齢でお願いします〜m(_ _)m

主人公の死神 千葉さんは、真面目に仕事するんで、そんなことは、ございません!
今回は、娘を殺された作家さんが対象!殺した犯人は、頭は切れるが、人の心が分からんサイコパス!
「死神 VS サイコパス」って銘打って、売り出してたな。

しかし、ゲーム感覚で、人追い込んで楽しむとか訳分からん〜
こういう人こそ、「可」にしてや〜!
でも、「見送り」でも良かったのかもね。(その辺は、本読んで!)

おとぼけながらも超人で、人とどっか違う千葉さん!面白い!
続編出ないかな〜!

面白いけど、人はいずれ死ぬということを再認識はする。
それまで、どう生きるかも自分次第。
う〜ん…どうしよ…
やっぱり、何も考えんと楽しく生きよ〜!(^-^)v






「……勝手にわたしたちが思っているだけで、保証はないかもしれない。絶対と言えることなんて」
「絶対と言い切れることがあるとすれば、人は死ぬ、ということだけだ。人は必ず死ぬ」


「どうせ死ぬのだから、今この瞬間を楽しめ」(こっち推し)

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Posted by ブクログ 2024年02月11日

死神の精度とは違い、同じ人に1週間密着した物語。
サイコパスの無情さ、その標的にされた家族の恐怖や怒り、悲しみが伝わってきて辛いが、千葉が加わることで絶望の中に小さな光が見えてくる。
たった1週間をこんなに濃く描けるのは天才。
死神のお仕事をもっと見たくなる。

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

また続編出ないかな。千葉さん(死神)の無感情な言葉のチョイスが面白い。今回は千葉さん目線と対象者目線で描かれていて、それがまた面白かったと思う。⭐︎4寄りの5!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月11日

本城の末路が良かった。
先に行って怖くないことを確かめてくるという山野辺さんの父親のセリフも良かった。

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Posted by ブクログ 2023年12月09日

『死神の精度』を読んだので、本書に進む。今回は長編。ベストセラー作家・山野辺の娘がサイコパス・本城に殺害され、その復讐に燃える山野辺に死神・千葉が1週間の調査に訪れるという悲劇的な設定。なのだが、異化効果のおかげで読者は楽しく読めるのが、この小説の良いところ。憎々しさMaxの本城にも別の死神の調査が...続きを読む入っており、最後に死神の判定が(読者にだけ)爽快感を味わわせてくれた。『浮力』にはいくつかの寓意が込められているのだが、この物語の終盤の、山野辺と千葉の会話にニヤリとさせられた。

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Posted by ブクログ 2023年11月10日

陳腐なハッピーエンドだって現実にそんなことがあったらすごいこと!
人間はその日ひ摘んで日々を楽しむことしかできない、なぜならいつか死ぬからだ。

娘を殺害された夫婦と、サイコパス殺人犯との戦い。
内容はとても暗い話だけど。
死神の千葉さんが登場することで、
あまり暗くなりすぎず、読めました。

ラス...続きを読むトが、それまでの話が全て繋がってくるようでとても感動しました。

話の中で心に刺さる言葉がいくつもあり、また読み返したい一冊です!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月15日

「娘を殺された夫婦と千葉の7日間!」と書かれたのを見て、刑事さんか弁護士さが被害者夫婦とともに真犯人を暴く、的な推理小説かな〜と読み進めていったら予想のはるか上。まさかの死神さんとの復讐劇だったとは!
本城は、もう救いようのない奴だったけど、死神さんの「還元キャンペーン」のおかげで、最後に復讐ができ...続きを読むて爽快でした!笑
ちょっとズレてる千葉さんとそれに困惑する登場人物に何度もクスッとさせられて、クールだけどそこがなんか素敵で、好きになりました!笑
伊坂幸太郎、面白い...これから伊坂幸太郎読みまくりたいなと思える作品でした。

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Posted by ブクログ 2023年09月30日

再読。死神の千葉さん第2弾。とある事件の犯人と復讐をする被害者、そこに千葉さんが巻き込まれにいって…。結構前に読んだので、忘れてる部分が多く改めて楽しめました。千葉さんとの言葉遊びはサイコーです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月20日

エピローグが幼稚園のバスの運転手目線ではじまった時、山野辺が子供を助けて死んでしまうその描写が始まると思ったが、そうではなかった。美樹は、旦那が子供を助けたから、その仕事に就いたのだと、思えてぼろぼろ泣いた。
作中は何度も本城にかわされ、悔しくて憎くて仕方なくモヤモヤとする場面も多かったし、香川がキ...続きを読むャンペーンに則って20年寿命を延ばしてしまったと聞いて許せなかった。しかし結末はまだ優しく、伊坂さんの作品に共通している"天災のように訪れる死"をまた体感した。千葉さんはいつも予測不可能でヤキモキしたけど、自転車で疾走したのは気持ち良かった!

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購入済み

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og
2021年11月12日

死神の精度の続編で、短編集では無いです。が、短編集かのようにさくさく読めてしまいます。
伊坂幸太郎作品らしい物語構成と、魅力ある登場人物が楽しめる作品です。

#ほのぼの #癒やされる #深い

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月21日

単行本で9年ほど前に読んで以来、文庫本で再読。
大筋と結末は何となく覚えていましたが細かいストーリーはすっかり忘れており楽しめました。

ただ娘を殺された作家が主人公ということもあり、その立場を想像したり、主人公夫妻の心情の描かれ方などに心えぐられるところもありました。
最終的には溜飲が下がりますが...続きを読むやはりやるせない気持ちは残りますね。
いくら悪人が悪因悪果で不幸な目にあったとてそれが救いになるわけではないですし。

メインのストーリー以外にも主人公と父親とのやり取りから死生観を語るのも印象深かったです。
主人公の父親が自分の可愛い子供がいつが死ぬと意識した時に絶望して
家庭を顧みることを辞めて仕事に逃げたこと、
しかし、実際に自分の死を意識した時に子供のために死は怖いものではないことを身を以て示したことなど。

死神が出てくる話なのでやはり「死」の話が多くなりますが
やはり死を語る上で宗教観無しに話をするのは難しいですね。
この小説においては死=無という唯物論的視点の立場と
それに矛盾する死神という存在がうまく絡み合って色々な視座が得られるのですが
やはり死を語る上ではある程度の宗教観も織り交ぜないと難しいなと個人的に思いました。

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Posted by ブクログ 2024年03月30日

死神の第2弾。今回は長編でやや長いが面白かった。死神の千葉と山野辺夫妻の会話のズレが楽しめた。シリアスな状況なのに。
「死」に関しては考えさせられる。特に病気の場合、必死にあがらうのか受け入れるのか。自分ならどうするだろう。

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Posted by ブクログ 2024年03月06日

どこかに感じる淡白さ、軽快さ、終盤の勢い、どの作品を読んでも「これこれ〜!」ってなるし読み終えた時の爽快感と充足感、癖になる 伊坂幸太郎を好きな理由コレ
最初の方は千葉さんイライラしたけど、山野辺夫婦と同じように私も慣れてきて気を紛らして緊張をほぐしてもらってた節あるかも
千葉さんの感情というか彼ら...続きを読むのことをどう思ってるのかというか、ずっと掴めなかったしまあそもそもなんとも思ってなかったんだろうけど面倒事に手を煩わせた事実と最後の「晩年も悪くなかった」の一言に全てが詰まってるんだなあ〜〜〜

教訓みたいなのとか、考え方とか、先に行って確かめてくるよとか、心に残るフレーズも沢山あったメモすりゃ良かったな また読み返さなきゃ

個人的な現状と重なって苦しくなった部分もあった 喪ったわけじゃないんだけど
悲しみきる暇も余裕もなくてただ空っぽで、どこかしこにも思い出で溢れてて全てに重ねて、こんなことになるなら生まれてこなきゃ良かったって、私も思った 私がもがいて言葉にできなくて苦しかった気持ちが、全部文字になっていた ただそれだけだけど、それだけでよかったのかもしれない 言葉として胸にすっと入ってきて、少し楽になれた
浮力のおかげで体積は変わらない。氷が溶けて水に混ざるように、人間も死んでも誰かの記憶に溶けるから消えない。
消しちゃだめだから消したくないから、貴方が溶けて混ざった私を全うしなきゃいけない そしてまた、私を誰かに溶かさないといけない この世の体積は、貴方を含めたものでなくてはならない
がんばるから、たまには雨拭いに来てね ワイパー

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Posted by ブクログ 2024年03月05日

伊坂幸太郎さん「死神シリーズ」の2作目。前作は短編集だったが今作は長編。

登場人物は前作同様、死神の千葉。今作品はテーマである「死」についてより濃厚に描かれている。

愛しい愛娘を殺されてその復讐劇が物語の本線。
この作品の面白い導入だなと思ったのが娘が殺された「罪」に対しては裁判で無罪という判決...続きを読むが出た直後、そこから別で「死」に対しての可否が始まるというところ。
その「可否」の調査する死神千葉の調査対象は復讐を企てる山野辺、ということは「死」は山野辺に訪れるというのが見える。復讐される本城の方にも別の死神がついており本城も死の間際。
序盤でこの展開が繰り広げられており、どういう結末になるのか?色々推測しながら読み進めた。途中で出てくる色んな人物が怪しく感じられる、箕輪しかり小木沼しかり。そういう目線で読んでいた為、すっかりミステリーの心構えで読んでしまった。どちらかというとファンタジーに近い物語だった。

テーマは「死」、人間目線と死神目線と条理目線で描かれていく事で不思議なファンタジーになっていく。通常、死=怖い物と捉えられるが、愉快な死神が仕事として死の可否を調査しにくる時点でそれはかなり和らげられている。そして死は当然であり、絶対的な物であるという条理。上手く物語に愉快にポップにのせていて、流石伊坂さんだなと思わされる。

最後、エピローグにて山野辺の作品は初期作が良かったという者に対して「晩年も悪くなかった」と千葉。山野辺の千葉と過ごした最後の7日間をそう答えている。素敵な台詞だなと思った。

千葉が最後、新たに調査しにきたのは美樹なのではないか?
自分はそう読みとりたい。
そして是非千葉の手で「可」を、前向きで幸せな「死」の判決を与えてもらいたい。
山野辺と愛娘のいるであろう別の世界で今度こそ新たな幸せを、そうあってほしい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月01日

死神シリーズ第2弾

娘を殺された山野辺夫妻が自らの手で殺人犯の本城に復讐をしようとする。しかし、良心を持たないサイコパスな本城は山野辺夫妻より一枚も二枚も上手で、、、そして、その復讐に千葉が死神の仕事として同行する。
最初は山野辺夫妻の心情や世間、記者達の態度が辛くて、なかなか読み進められなかった...続きを読む。しかし、千葉の少し?ズレた会話や態度に心が少しづつ軽くなり、何より、どんどん加速するように進んでいく話と次々に回収される伏線が軽やかで最後は一気に読んでしまった。
自転車で追いかけるシーンがハラハラしつつも笑ってしまった。
死神だけが知る本城のラストに溜飲が下がると共に恐ろしさもあった。きっと本城は20年の間、山野辺に言われた最後の言葉を思い続けるのだろうなぁ。

読みながら「人間」や「死」について考えさせられる。すごく重いテーマだが、千葉と山野辺夫妻のなんだか噛み合ってるようで噛み合わない会話にまた少し心が軽くなる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月08日

死神の精度の続編。前作では短編集のような構成になっていた一方、こちらはほとんど千葉と山野辺のみの視点で一つの物語が進んでいく。本城という他人の苦しむ姿に喜びを感じる人間(いわゆるサイコパス)は、オーデュボンの祈りの城山やマリアビートルの王子など、これまでの伊坂作品でもたびたび取り上げられている。彼ら...続きを読むの狡猾さは読むたびに絶望や苛立ちを感じる。しかし、「伊坂幸太郎ならきっと読者が絶望するような(サイコパスが勝利するような)終わらせ方はしないだろう」という信頼があるのでどんどん読み進められた。本城という「二十五人に一人」に対して、妻の美樹や箕輪、小木沼といった山野辺側の人間が裏切らずに立ち向かっていくのも良かった。思わず応援しながら読んだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月01日

一作目とは違って1人の担当に焦点を当てた長編だった。一作目は連作短編集だったからか最初は少し手が進むのが遅かったかも。ただ、内容がだんだんわかってきて、本城さんの行動の怖さが明らかになってきた辺りからは一気に読んだ。

内容自体は、私からしたら結構シリアスだったと思ったが、死神たちの的外れな返答がひ...続きを読むょうきんに感じて、読んでる最中の感情も重くなりすぎなかったように感じた。

山野辺夫妻がホテルに乗り込んだあと、本城さんすごくくどく攻撃するな、と思っていたけれど、読み進めたら、それだけ余裕があるに見えた本城さんを山野辺夫妻が追い詰めていたのかも、と感じた。


同情や情状酌量なんて考えを持たない千葉さんが、最後、自転車を引っ張ってきて山野辺さんを後ろに乗せる場面、2人のために面倒なことをやったことになんだか感動して、少しうるっときた。

中盤過ぎた辺りで、既に千葉さんは山野辺さんを可にすることを決めていたようだけれど、決して冷たいわけじゃなくて、千葉さんなりの山野辺さんに対しての労いのようなものなのかな、と思った。

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Posted by ブクログ 2024年01月09日

前作に比べて重い展開が続くが、いつも通りの千葉さんと山野辺夫妻のちょっとズレたやり取りが唯一の和みポイントで、クスッとできた。作中に出てきた“寛容”と“不寛容”の話については、色々考えさせられる。タイトルの“浮力”の意味も最後にわかり、読後感も悪くない。

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Posted by ブクログ 2023年11月29日

人間には不可能な倍率で物を見たりすることができる設定。感覚の解像度が違う。そのズレが面白い。
伏線回収が巧みなため、読みながら予想するのが楽しい。痛快。

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Posted by ブクログ 2023年10月29日

またもや伊坂幸太郎さんの書く文章にズキューンと胸を打たれてる自分がいる…。

現実はままならないけど、それでもなんとかやっていこうぜ、って言われてる気がする。

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Posted by ブクログ 2023年10月21日

死神千葉さん、本当にナイスキャラで重たくてグロい復讐ドラマなのに、グロさを感じさせず軽快にに読み進められる、伊坂先生らしいちょっと不思議なお話し。
千葉さんのズレていたり疑問に思う事に、逆に考えさせられる面も多い。
死神シリーズ、第3弾第4弾と続いて欲しい!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月21日

やっぱり千葉が好き
死神は色々と超人設定だけど、千葉という個性あるキャラクターだからそれを回収できてバランスが取れてるんだろうと思う
山野辺夫婦の掛け合いもかなり好きだったし、千葉とか記者みたいな心無さそうなキャラに温かみを感じられるのがすごくよかった
本城の撃退方法がパワープレーで笑っちゃったけど...続きを読む、伊坂幸太郎の小説にトリックとか求めてないから全然大丈夫
あとは昔の山野辺の小説の読者が助けてくれたり、山野辺が死んだ後の美樹の様子を千葉が見ることになったり、時間を移動できる描写があるのもおもしろい

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Posted by ブクログ 2023年08月27日

仮に親になってからこれを直視できるかと言われたらかなり辛いものがあるなあと。作品としては素晴らしいと思うが親には絶対薦めたくない1品。怖いものみたさでページをめくる手が止まらない感じ。20年のくだりは辛すぎて声でちゃった。辛すぎてちいかわに置き換えないと見てられない。

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購入済み

このタイトルは…

2018年04月04日

読みながら、こっちが「死神の精度」ではないかと、感じていました。
死神の判断の、という点です。
何故、浮力にしたのか?
確かにそういった描写は出てくるけど…

切なくさせられましたけど、また都道府県名のひとつである千葉さんに会いたい、と思います。

その前に、精度を読み返すかな(笑)

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Posted by ブクログ 2024年04月15日

「精度」は短編だったので、読み応えがあった。
しかし、千葉の言動に振り回される感じは、この長さになると、不快な訳ではないがちょっとしんどい。
世の常識を疑ってみること。
人とはなんとも不思議な存在であること。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

久々の千葉さん!
この飄々とした感じ、好きだなぁ。
が、長い。
文庫で読んだけど、ずっしり分厚くて、今までと同じ短編集かと思いきや、ずっと山野辺vsサイコパスだった。
このエピソードいる?ってところも多々あって、間延びした。
着地点はよかったかな。

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Posted by ブクログ 2024年03月20日

シリーズ物らしいが、初めて読んだ。
結果、面白くはなかった。伊坂幸太郎はこれまでにも読んできてたが、はまった事がなく、自分の好みに合わないのかもと思い始めた。

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Posted by ブクログ 2023年12月15日

死神の精度が面白かったので、こちらも気になって読んでみました。やはり千葉のキャラクターが良いので、飽きずに最後まで楽しく読めます。終わり方も納得ができて好きでした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月25日

途中から続きが気になって、一気に読んだ。
続きが知りたくて訓話的なところやや読み飛ばし気味。スッキリするようなしないような、、、
うまく行きすぎるところもあるけど、面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年11月11日

前作「死神の精度」が面白かったので読んでみたが正直イマイチ。無駄に長いという表現がピッタリで、前作の短編オムニバスの方が圧倒的に良かった。
主人公の死神・千葉は、文字通り死神だけに何百年、何千年生きているとの設定で、その経験や知識を面白おかしく表現しているのかもしれないが、あまりにも作者が「狙い過ぎ...続きを読む」ており、「千葉さん何百年も生きているのにそれ知らないとかないわー、死神ショボ〜」と興醒めすることが何回かあった。

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Posted by ブクログ 2023年10月20日

死神の精度が非常に面白かった分、浮力は精度に比べてあんまりでした。短編の方がテンポよく進み、読みやすかったです。ちょっと間延びした感じがありました。

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