伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ネタバレ妻を会社社長の息子に轢き殺され復讐のためにその会社に入った鈴木、目を見ただけで人を自殺に向かわせる殺し屋の鯨、子供も女性も分け隔てなく殺すことに躊躇のない蝉、とそれぞれの視点で進むお話です。
人を殺すことを仕事にしてるなんてまともじゃないと思いますが、彼らもちゃんと罪悪感があったんです。
幻覚幻聴として自分が殺した人間が出てきてみたり、自分は自由を雇用主に奪われているんだと思いつつ、雇用主が死んだと知れば、一気にこれまで殺した罪の重さを実感し、雇用主の存在に依存して罪悪感をごまかしていたのかな、という弱い部分も見せてくれます。
社長息子を車に轢き殺させた押し屋の槿ですが、蝉の運転する車から鈴木 -
Posted by ブクログ
仙台へ旅行するにあたり、仙台関連の本をと思い手に取った。以前読んだ「重力ピエロ」の作者だということぐらいしか、彼に関する情報はなかったので、タイトルから仙台出身なのかと思ったが違った。
前半と後半で、その様相が全然違った。前半は仙台をあまり感じられず、後半は仙台を大いに感じられた。と、すごく陳腐な言い方だが、ひと言でまとめると以上である。そもそもこの本を手に取ったのは、仙台についてちょっと知りたいと思ったからである。だから上記の感想なのである。
でも、本書を読んで一番感じたのは、エッセイっていいなということ。著者によると、虚実混ざっているようだが、大体が事実とのこと。その緩い内容や、心配性で優 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の30ページくらい訳もわからず進んでいって、日常的な不思議な住人河崎とのだらだらとしたストーリーが続いていくのかなと思って一瞬読むのをやめそうになった。でも、次の琴美の章が始まって、どんどん物語のスピードも上がっていって面白くなっていった。
気付いたら最後まで夢中で読んでた。
ペット殺しの犯人、それに狙われる琴美、書店を強盗したいという風変わりな隣人の河崎。
主人公も読者も何が何だかわからないまま巻き込まれていって、どんどん話が繋がっていく感じがとてもよかった。
特に河崎がドルジだったのにはびっくりした。
でも、その正体の違いは大きくストーリーに影響を与えないかもなと思った。
あとは、こ