伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    良い。
    小人の国と行き来するユニークな設定。
    生きるか死ぬかなら生きる方とか名言がちりばめられている。

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    2025年12月06日
  • マリアビートル

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    グラスホッパーの続編であり、前作で出てきた鈴木が出てくるのだが、グラスホッパーを読んでいなくても十分楽しめる。
    グラスホッパーのラストの鈴木の今後が気になっていたので、鈴木が出てきたことは個人的にはとても嬉しかった。
    そして、この作品に出てくる王子という中学生がとにかくいけ好かない人物であり、伊坂幸太郎の描く悪人は解像度が高く、ストーリーの中でも重要な役割を果たしている。
    殺し屋シリーズの3作目であるAXをすぐに読みたいと思う。

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    2025年12月05日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    「陽気なギャングは地球を廻す」の続編。
    4人組の自由奔放さが面白くてたまらない。
    久遠くんの屈託ない感じが大好き!

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    2025年12月05日
  • 777 トリプルセブン

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    伊坂幸太郎の本いいなぁ

    爽快

    おっかないことがユーモアたっぷりに書いてあり
    非常識なことがさも常識的な事のように書いてある

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    2025年12月04日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    二つの物語が、どうつながるのか、終わりの方までわからないし、コインロッカーが意味するものが、何だか切ない。

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    2025年12月04日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    檸檬と蜜柑の相棒愛に感動。死体となった檸檬のジャケットから、小説が見つかった場面ほんとに感動した。
    トーマスにしか興味なく、蜜柑の勧めた小説なんて読んでないと思ってたが、しっかり読もうとしてたんじゃん。もうなんで、、この2人には生きててほしかった(泣)

    てんとう虫、なぜあの場面で蜜柑を殺したんだよおぉ!!王子に騙されるなよ……
    なんてことしてくれてんの!

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    2025年12月04日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    千葉は真面目でクールである一方、時折みせるどこかズレた発言やミュージックへの執着などの魅力のおかげもあって最終的に死が待っているとわかっていてもどこかポップな物語に仕上がっていた。その場だけの気の利いたやり取りだと思っていた話が各編の最後で回収されて、驚かされるというよりも腑に落ちるような、ぼんやりとした後味が心地良かった。

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    2025年12月04日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    面白かったです。こういう気楽に読める感じの短編作品も伊坂さんならではという感じがして、好きです。ひとつひとつの話も面白いですが、連作短編なので、登場人物がそれぞれの話しで関連しているのがまた面白い。人との出会いの中で自分がその出会いに対してどう向き合っていくかは自分の選択次第、またその結果が自分の人生に与える影響も様々なわけですが、結局どうなるかはわからないわけで、器用に全てがうまくいくなんてなかなか無いわけですから、色々な出会い自体は大切にしつつ、あまり気負い過ぎずに楽しんで生きていけたら一番良いですね。

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    2025年12月04日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎作品の物語の展開があまり得意ではないけど、千葉の魅力がページを捲らせてくれるおかげで終始楽しめた。テンポいい展開の読めなさはもちろん、山野辺の最後とか本城の死の判定とかのオチも軽快だった。死神シリーズの続きがでてくれないかと思うばかり。

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    2025年12月04日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    初めての伊坂幸太朗さん作品でした。暴力を振るってきた夫を殺害してしまうという導入がミステリーの幕開けを思わせる一方、読み進めると「ジャバウォック」なる寄生存在を巡るSF染みた物語に変容していく。

    序盤、所々で量子の記憶が途切れ途切れになり、思い返しながら状況を説明する描写があった点と、宿主が死ぬ・死んだと思わせるとジャバウォックが別の生体に移り住むという話から、てっきり量子にジャバウォックが憑いていて、意識が飛んだり戻ったりしているんだと思っていたら、終盤でまさかの種明かし。水槽の中の脳などの哲学的な要素を持ち出すことで、量子が抱く不安感の正体がうまく誤魔化されていたのだと気づく。

    印象に

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    2025年12月04日
  • 砂漠

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    途中つらくてページをめくる手がとても重かった。
    なんてことは、まるでなかった。ということもなくて、、、「夏」は結構正直しんどかった。。
    そんな中でも西嶋に救われた気がする。西嶋最高!


    全体として、登場する5人のキャラクターはとても生き生きしていて、物語が進んでいくような感覚で、大学時代の甘酸っぱい青春を今改めて感じることができた作品。

    伊坂作品にたくさん出会ったが、他の作品にはない魅力を持った作品だなぁーと思った。

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    2025年12月03日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    メディアの情報に惑わされない様にしようと思った。ネット社会に生きていて、間違っている情報は沢山あるのかもしれない。自分が信じたいと思う人を信じよう。自分が仮に殺人犯に仕立て上げられたとしても、否定してくれる人がいる人生を私も歩みたい。

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    2025年12月04日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    夢の中で戦ったことが、現実の問題や危機とリンクする。
    そんな設定が面白い。内容も良かった。
    夢で勝てば現実問題が解決する、そんな体験をした主人公たち。現実の問題がリアルで、ちょっとタイムリー。
    夢の中がファンタジーなのも親しみやすい。
    タイトルと、ハシビロコウの関連も面白かった。

    シンプルに楽しんで読めたし、どんどん読み進めてしまった。登場人物がやっぱり魅力的。

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    2025年12月03日
  • 777 トリプルセブン

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    大好きな伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ。
    前作品の登場人物をわかる人にはわかるくらいで
    出演させてくるのが好き。
    後半の、あぁ、こういうことか!
    これが伊坂幸太郎の醍醐味。
    大好きです。

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    2025年12月03日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    面白かった!楽しい気分で読めました。ファンタジーだと知らずに読み始めたので、初めは状況が掴めなかったのですが、段々と繋がっていくストーリーにワクワクしました。もう少し先のお話も読んでみたいし映像化になっても面白そうです。

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    2025年12月02日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    ひとつひとつの短編が面白かった。
    一気に読まないと、その繋がりがわかりにくくなるかも。
    作者の他の本より、現実にありそうなストーリー。

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    2025年12月02日
  • 死神の精度

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    死神の精度って、、、
    と、タイトルに惹かれて購入。

    ヤクザ✖️死神
    犯罪者✖️旅✖️死神

    など、色々な掛け算がおもしろい!
    死神からみた人間像も、何だか癖になる。
    自分の死よりも、他人の死の方が、見なければならないので辛いというセリフは、なるほどなと思った。

    独特な世界観に浸れた。

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    2025年12月02日
  • アイネクライネナハトムジーク

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     伊坂幸太郎さんのお話では珍しく、恋愛小説が集まった短編集。

     個人的に、全部の登場人物が程よく関わり合って進む短編集が大好物なので、とっても美味しかった。
     あとがきを読んで納得したが、書かれた経歴からして、恋愛小説でありながらも“友愛”を描いているのがとても人間らしくて素敵。結局人には情け無い所もどうしようもない所もいっぱいあって、もがきつつも、なんとなく寄りかかったり寄りかかられたり時には馬鹿なことを言い合いながら生きている。それが総じて友愛であり、そのベン図の中にきっと恋愛も含まれているよ、そんなスタンス。きっかけ一つでくよくよしたりちょっと勇気が出たり、そんなくだらなくて情け無い人

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    2025年12月02日
  • 死神の浮力

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    死神がいることで安心する物語はあんまりないと思う
    こんな刺激があればもっと楽しいだろうなとおもう
    あと千葉さんが、あくまで死神であることを普通にラインを引いているのが、おーってなった

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    2025年12月01日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    不器用に生きる人々の、思わず応援したくなるようなエピソード6篇。それぞれが少しリンクして、同じ界隈で生きているらしい彼らの“その後”も描かれる(おもしろいけど複雑…(*_*))
    恋愛、家族…価値観のすれ違いって、あるよね。

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    2025年12月01日