伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    ■殺し屋シリーズ第4作(2023年9月)書き下ろし

    マリアビートルと同じく、天道虫こと七尾が主人公。今回はホテル空間内で起きる殺人事件。
    表紙はキーになってるエレベーターの内部かな?

    驚異的な記憶力の女性(紙野)を巡って、殺し屋がホテルに探しにくる。vsそれを守る業者。

    七尾は今回もまた早とちりで業者を殺めている。
    殺し屋シリーズにしては初めて女性ペアの業者(マクラとモウフ)が出てくる。悪者かと思っていた乾の落とし所も良かった。

    次回作があるなら、
    前作までに亡くなってしまっている、過去の業者(檸檬、蜜柑、兜の結婚前)などの生前の活躍っぷりや、女性業者が主人公なのを読んでみたい。

    0
    2026年03月11日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    久しぶりに伊坂幸太郎さんの本を読んで、伊坂ワールドにはまる。
    双子って子供の頃憧れだったんだけど、こんな能力があったら不便な反面2人の絆がより深くなるだろうな、とまた憧れが増してしまった。

    0
    2026年03月10日
  • 終末のフール

    Posted by ブクログ

    登場人物たちはいかにも伊坂さんらしさ満開の仙台の人々。ちょっと変だけどユーラスな人たちで一捻りある感じ。この世界では3年後には今近づいている宇宙からの天体によって人類滅亡が確定的な世の中。だからそれがわかった2年前からは大変な騒ぎになってかなりディストピア化したのだが、どうやらその騒ぎも収まりつつある、それでも結構治安の悪い日常という設定。
    最初はまぁゆったり読んでいたんですけど、出てくる登場人物の友達設定の家族が自分にはとても印象的だった。その友人には不治の病の娘がいる。親が何かの関係で亡くなったらとか、先に死ぬ娘を思うと辛い状況だったのだが、人類がいっぺんに滅ぶのなら、家族全員で同時に死ね

    0
    2026年03月09日
  • 死神の精度

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。
    所々繋がりのある短編集。
    個人的にヤクザの話と最後のおばあさんの話が好きです。
    おばあさんの話は「え、人間じゃないことそんな素直に受け止めるんだ」と「あ、そこに繋がるんだ」の驚き。
    結末がないのが想像を駆り立てられる、、
    やっぱり伊坂さんの本は何回読んでも面白い!

    0
    2026年03月09日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    ・成金の画商戸田と画家の志奈子
    ・空巣の黒澤と大学の友人佐々岡
    ・新興宗教の教祖「高橋」に惹かれる河原崎と指導役の塚本
    ・お互いの配偶者を殺そうとする精神科医の京子とサッカー選手青山
    ・会社をクビになり再就職も難しい豊田

    並行してストーリーが進むがなんのこっちゃ分からなかったが、ストーリーが絡み合い、あそこで出てきたあの人がその人でみたいなストーリー。
    ラッシュライフ-豊潤な人生
    豊田が最後豊潤そうな終わりを見せたが、他の人たちにも豊潤な結末が待っているのではと感じさせる終わりでもある。

    0
    2026年03月09日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    金欲しさに危ない仕事を引き受けた人と巻き込まれた友人の物語
    ウイルスとか公開中止の映画、テロ、ヤバい外国人とか色んな要素が絡まりあって最後に回収されていく、というかそれぞれに意味や役割があったことが分かるラストだった
    以外なところから物語が繋がっていく展開が楽しい
    怪物との戦闘シーンがなんか好きだった
    登場人物が魅力的なのはさすがだと思う

    0
    2026年03月09日
  • オーデュボンの祈り

    Posted by ブクログ

    優午を、カカシを、一生懸命に作っていた男の子、どうしたかな。

    「ダイエット中の女性が手にしたチョコレートを認識してはいけないように…」って一文に汗。

    0
    2026年03月09日
  • エール!(3)

    Posted by ブクログ

    1巻から読むか悩んだけど、好きな作家さんと気になる職業が3巻だったので。
    どれも素敵な話だった!
    色んな仕事があって、みんなそれぞれに悩んだり励んだりしてて元気をもらえた

    0
    2026年03月08日
  • 終末のフール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生きる意味ってなんなんだろう?ってたまに考える。そういった答えのない問題を考えるのが好きなので、この本も好きになれた。
    世界の終末が近づいたとき、自分はどう生きるのかな、この人に近い生き方かもと想像していた。
    一番おそろしいと感じたのは世界が終わることよりも、みんなが混乱する渦の中、暴動に溢れかえる街そのもの。
    世界の終わりに近づくにつれて、みんなが生きる上で何を大切にしているかが浮き彫りになっておもしろかった。

    0
    2026年03月08日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    グラスホッパーに続く伊坂幸太郎殺し屋シリーズ。映画化されることを狙ったというだけあって、頭からハリウッド的にストーリーが急展開するといえばいいのか、その狙い通りにブラッドピット主演で映画化されたとは大したものだ。
    しかし殺し屋たちは手際良く仕事が出来ずにいろいろ混乱する。これでいいのか檸檬と蜜柑。腹立つ中学生も全くなんだ。ついてないやつを見守るスラップコメディーか。作者の思惑にまんまと嵌められて新幹線の進行と共にストーリーを追いかける。新幹線に追われる感じすらある。結局は人は死ぬけどそれほど酷い話でもないと思わせてしまうとは罪な作家だ。終わりのオチもまあちょっと洒落がある。
    出張の途中では読み

    0
    2026年03月08日
  • オー!ファーザー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校生の由紀夫と、個性豊かな4人の父親たちの日常を描く。
    突飛な家庭環境だけに、グレてもおかしくないようなところだが、成績優秀でかつ少し斜に構えたような由紀夫のキャラクターが良い。不登校の小宮山、県知事選候補者の盗難被害など、ミステリ的な要素も織り交ぜられ、最後に回収されるのでまとまりもあった。
    肩の力を抜いて楽しめる一冊だった。

    0
    2026年03月07日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

    Posted by ブクログ

    1話ごとに違う温かさがあって、しっかり5つの話を読んでる感じもあり、一方で一彦と繭美という濃いキャラのおかげと、一見タイプが違うけど共通して物語の先を想像したくなる5人の女性たちのおかけで、1つの物語として緩やかに筋が通っている感じもしました。
    変わった設定や登場人物に冒頭は少々面食らいつつも(笑)、だんだんその設定とかに馴染んできて、気づいたら設定とかよりも登場人物の会話に楽しくなってきたり、登場人物の気持ちに感情移入したりしているところが、伊坂さんの凄いところだなと感じました。

    0
    2026年03月07日
  • グラスホッパー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかった。マリアビートルの前段ということを知らなかった。鈴木の最後が切ない。普通に日常には戻れないのか?

    0
    2026年03月07日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

    Posted by ブクログ

    久しぶり、10数年ぶりに読む伊坂作品。。中学生のときめちゃくちゃ読んでたのに、本を読む習慣がなくなり、ブランクが空いてしまった。これから過去作も追っていこうと思えた、こういう雰囲気が好きなんだったなと懐かしい感覚。

    本著はフェスのために毎年1編ずつ書かれたものをまとめたという経緯がある少し特殊な作品。登場人物が多くなくて助かる。"ナノ"世界と"こっち"の世界が、互いに関わることはないが不思議に交わっていく。こういう辻褄が合って妙に気持ちよくなるストーリー性が伊坂さんの小説だよなあ、とここでも懐かしくなる。

    門倉課長のエピソードだったり、松嶋くんの物語

    0
    2026年03月06日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2007年くらいにグラスホッパーを読んだきり、
    時を経てなんとなくマリアビートルを買った。

    木村→果物→七尾と展開が始まるわけですが、
    冒頭から木村が出てきてこれが主人公(?)と思いきや、ここで提示していたのは完全巨悪の王子の存在、そのあと七尾のコミカルさを認識して初めてこっちが主役かと気付く。

    王子に関しては一から十まで不快さを覚えさせてくれた。
    特に暴発拳銃や檸檬の合言葉など、前半で仕掛けた伏線を王子が全て、見事にかわしてしまう、読者からみれば不快で仕方がない。
    「思惑が外れて苛立ちを感じる読者を王子というキャラクターが嘲笑っている」という意味合いもあるんだろうか。そうだとしたらうまい

    0
    2026年03月06日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    読み終わると気付けば心が温かくなっているような本だった。
    不器用な登場人物たちが、一生懸命に進んでいく様が想像できてほっこりしてしまう。短編小説だけどそれぞれの章が繋がっていて、一つの長い小説を読んだ感覚になり読後の満足感もしっかりと感じられた。

    0
    2026年03月07日
  • オーデュボンの祈り

    Posted by ブクログ

    これはミステリーじゃないのではないかと思えるほど、世界に入り込むことができた。伊坂幸太郎先生のデビュー作として、とても面白かった。優午は、ただの案山子ではないんだな

    0
    2026年03月05日
  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    いまや映画界では殺し屋が跋扈しているけれど、このシリーズはその遥か前から書かれているんだよなとふと思ったりしました。「マリアビートル」がアメリカで映画化されたのは必然だったのかもしれない。
    相変わらず個性的な登場人物が沢山出てきて、どうなるんだろうと思わせながら最後はきちんと伏線回収されて気持ちよく読み終えるのはいつもの事ながら流石と思わざるを得ない。
    このシリーズまだまだ続いて欲しい!

    0
    2026年03月05日
  • 重力ピエロ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    春が二階から落ちてきた。
    本書はこの1文にサンドイッチされている。さすがは伊坂幸太郎、洒脱なセンスだ。
    さて、この「重力ピエロ」という話は、語り手である「私」だけの物語ではない、と自分は思う。
    この物語の主人公にはあと2人「春」と「父」がいる。あくまで本書は、三者の視点の中の一つの「私」の視点に限定されている。それはなぜなのかは、本書は一応ミステリー小説であるから、説明するまでもないだろう。

    重力。それは誰もが知る概念である。
    そんな当たり前に、唯一逆らう存在。
    それはサーカスで、空中ブランコに平然と飛び乗るなどの凄技を披露し、観客を夢中にさせ、挙句の果てには重力の存在などといったものを忘れ

    0
    2026年03月04日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    アクション映画のような緊張感と高揚感を味わえた。人を殺してはいけない理由で、「国家が困るから」は新視点。王子の最後にスカッとしました笑

    0
    2026年03月04日