伊坂幸太郎のレビュー一覧
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「春が二階から落ちてきた」から始まるこの話は、私が読んだ本の中で言葉にできない話の一つ。
強姦魔のおかげで産まれた春、そしてその兄和泉を中心に描かれた作品。他の小説と違うのは、その辛すぎる心情を冗談を交えながらコミカルに描いていること。そのコミカルさは稚拙ではなく、様々な文学や知識を交えながら書かれてあるので、すごく知的で面白い。また、伏線回収がすごい。関係ないかなと思っていると後半巻き返しがすごいので気をつけた方がいい。
私にはこの伊坂幸太郎さんのような知識がないので、この面白さを語れるレベルではないのがすごく悔しい。でも本当に見てよかったと思う。面白かった。 -
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「その気になれば砂漠に雪を降らせることができる」
仙台の国立大の法学部に集まった5人の学生たち。麻雀、恋愛、学祭といった楽しい時間を仲間たちと過ごしているかと思いきや、まさか事件にまで遭遇する。とんでもない引き寄せ体質のグループ。
全く違う考え方や、個性を持つ5人がお互いに刺激しながら、成長をしていく。仲間でも「人の心の乾いた砂漠」を潤すことが難しい。何でもできるようで何もできない。それでも仲間がいる。それが原動力になる。
人生とは、計算やチェックポイントの確認通りに進むものではなく、悶えながら「わかんねえよ、どうなってるんだよ」と髪の毛をくしゃくしゃにして進んでいくこと。
社会という「 -
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車、マツダデミオ緑と望月ファミリーを中心とした物語。トイストーリーの車バージョンみたいなノリで全体的に明るく物語が進んでいく…
ジャイロスコープの巻末の作者対談でガソリン生活は魔王などの作品で読者の事を考えず好き勝手に書いた小説とは違って読者が楽しめる物語として書いたものらしい…
元女優、荒木翠のトンネル内での事故死をメインとして事故前に翠を乗せた望月良夫、亮らが事件の謎を解こうと物語が進む…
今回は亮がクセものキャラ設定で頭のよい可愛げのない子供が話を盛り上げていく…
全体的には伏線、回収もしっかりあり楽しめたのだがやや車同士の会話くだりが長くダラダラした感じになってしまったのは残念
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トリプルセブンがすごく面白かったので即購入。
キラキラの高帯がたまらん…!そろえたい。
走り続ける東北新幹線車内で、ミッション遂行のために駆け引きし合う殺し屋たち。
そこに悪魔の中学生“王子”が絡むことで一気に事態が複雑化する。
それにしてもこの王子が本当に嫌な奴!ムカつきつつも、感情に動かされてしまう周りの大人たちも哀れに映る。
恐怖で人心掌握するやり口は、今の政治を見ていると実際に行われていると感じる。王子は周囲の人を面白く支配したいだけな分、まだ可愛いと言えるか。
七尾のアクションシーンは言わずもがなカッコいいが、とにかく運が悪すぎる…笑
回想シーンを少し読み飛ばしたくなってしまったから -
Posted by ブクログ
恥ずかしながら伊坂幸太郎さんのデビュー作とは知らずに、25周年限定カバーの装丁(by坂内拓さん)が素敵で購入。
序盤は外界から遮断された島、という設定の上で個性しかない登場人物とイベントに遭遇する。
奇抜だけど淡々としている、そこに田園や星空風景が加わり、なんともシュールで不思議な小説という印象。
後半はおとぎ話じゃなくてミステリーだったと、ハッとさせられる。ロマンティックとも言えるラスト。
主人公伊藤と当時の伊坂さんは
同年代、システムエンジニア、仙台と共通項がある。
伊藤はご自身のイメージで書かれたのでしょうか。
そして
論理的で極めて現実的な世界で仕事をしている伊藤がなぜコンビニ強盗