伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
サクサク読める
殺し屋シリーズが好きな人は多分好き。
どんでん返しとかは無いけど、ちょっとした伏線が多くて面白い。この4人が揃ったら無敵だなって安心しながら読める。どうせ成瀬が裏の裏まで見通してる、人生の解説書を読んでる男大好き。 -
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伊坂幸太郎の小説『魔王』を、キャラクターを学生に変更して大胆に再構築したコミカライズ作品。さらに同作者の小説『グラスホッパー』の世界観を融合させることで、原作ファンにも予想外の化学反応を見せてくれる意欲作です。
物語の軸は、『魔王』でも中心となる犬養と安藤の対立ですが、この漫画ではそこに『グラスホッパー』の主要キャラクター――暗殺者として高い人気を誇る蝉や槿が登場します。これにより、作品の熱量が一気に引き上げられ、「少年誌的な熱さ」のあるドラマとアクションが展開されます。蝉と安藤が直接ぶつかるなど、原作ではあり得ないクロスオーバーが実現している点も、ファンにはたまらない魅力です。
一方で、 -
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ネタバレ立て続けに起こる大規模事故や天災。
それらは「天災及び事故、犯罪の予見と予防に関する基軸」なるアルゴリズムを基にした、略称『天軸』と呼ばれる人工知能の暴走が原因と考えられた。
五十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)の3人は、その開発者の所在を探す旅に出た。
と、ここまで読んで、伊坂さん、『西遊記』が好きだなあって思った。
『SOSの猿』でも『西遊記』をモチーフに使ったし、今回は天竺の開発者が三蔵法師?いや、釈迦如来?
ところが話はもっと大きなものだったのだ。
少なくともお釈迦様の手のひらよりも。多分。
その仕組みの説明を読んで、伊坂幸太郎のデビュー作『オ -
Posted by ブクログ
ネタバレ途中途中で読み手に向かって語りが入る、伊坂さんの相変わらずなユーモアのある会話炸裂で楽しめた。
後半部分のネタバレ解説からは一気読みだった。
妻を誘拐された兎田孝則が起こした立てこもり事件。
一軒の家族宅へ立てこもりしてたのかと思ったら父親は空き巣犯の黒澤⁉︎
かと思ったら人質の家族はすでにオリオオリオを殺してしまっているし、みんな兎田の妻を助けるために裏で協力者として仲間意識がうまれていて…
物語を読み進めていくとドンデン返しが待っていて、伏線回収もお見事で、物語の内容的には大事件ではないけれど話の展開がとても楽しかった。
空き巣犯の黒澤の仲間、中村と今村、3人のチームを見ていると私の好 -
Posted by ブクログ
様々な人物が織りなす群像劇。メインの登場人物は8人。
何でもお金で買えると信じている画商、戸田と、彼に振り回されている女性画家の志奈子。
周到な準備をしてから空き巣に入る、泥棒稼業の黒澤。
新興宗教の教祖に憧れる画家志望の河原崎と、指導役の塚本。
それぞれの配偶者を殺害する計画を立てている、精神科医の京子と、サッカー選手の青山。
40社連続不採用の憂き目に遭っている、失業者の豊田。
何も罪を犯していないのは、戸田(嫌なヤツではある)と志奈子だけ。
元々泥棒の黒澤を含め、ほとんどが何かしらやらかしてしまう。
同情できる境遇の者もいれば、そうでない者もいる。手放しで共感できる人は‥いないかな〜