伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ガソリン生活

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    自分の乗ってるアルトは私にどんな気持ちを抱いているのかな?快く思っているのだろうか?
    普段からオイル交換をサボりがちだし、しょっちゅうウォッシャー液も切らす。随分、情けないご主人だ。
    アルト側の気持ちなると「メンテナンスをしっかりしろよ!」ってなっちゃうかな?
    アルトの機嫌を損なわなきゃ良いけど(苦笑)

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    2026年06月26日
  • 重力ピエロ

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    「春が二階から落ちてきた。」という印象的な書き出しで始まる物語。強姦事件によって生まれた弟・春と、兄・泉水を中心に描かれる家族の物語でもある。

    重い題材を扱っている作品だが、伊坂幸太郎さんらしい軽快な会話や個性的な登場人物たちのおかげで、重苦しくなりすぎず最後まで夢中で読むことができた。

    血の繋がりはなくても、それ以上に強い絆で結ばれた家族なのだと感じた。互いを思いやる気持ちが丁寧に描かれていて、とても温かい作品だった。特に父親の存在が印象的で、派手な人物ではないが、最後まで揺るがない強さとかっこよさを感じた。

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    2026年06月26日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どこかで読んだことがある内容だなと思いながら読みましたが、「終末のフール」と繋がっていたのかと、合点がいきました。
    インディーズのバンドの一曲から、色々な連鎖を生んで地球を救う話です。
    伊坂節がバリバリ効いていて、読んでいてワクワクが止まりませんでした。
    終末のフールを先に読んでいましたが、個人的には著書から読んだ方が良かった気がしました。

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    2026年06月26日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    サクッと爽快って感じです。
    恩田陸さんのドミノとか、道尾秀介さんのカラスの親指を思わせるような群像劇。
    面白かった。

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    2026年06月24日
  • 死神の精度

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    中学生ぶりに読んだ
    内容全部忘れてた
    短編それぞれ面白いし
    繋がりに気づいて鳥肌が立つ感じ
    これこれって思った

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    2026年06月24日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    3作目も面白かった!
    最後のスカッとする伏線回収は神がかってたし、成瀬はやっぱりメロすぎる
    3作目は1巻とか2巻の話がちょくちょく出てきて、そういうちょっとした小ネタが凄く好きだった
    4作目も出るといいなー!陽気なギャングの幸せな結末、とかどう?4作目は4人が銀行強盗を始めたきっかけとかが話されるといいなぁ

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    2026年06月23日
  • 死神の浮力

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    前作『死神の精度』が面白かったので続けて本作も。
    結構ボリュームのある長編だったから気は引けたものの…相変わらずな千葉さん節で気づけばあっという間。
    サイコパスとの対峙で内容は惨いんだけど、千葉さんマジックのせいか淡々と進むストーリーに嫌な気持ちせず、なんなら時々笑ってしまうという…。
    なんとも不思議な体験。
    それでもやっぱりエピローグではグッときてしまったかも。なんともエモい気分に。
    またいつか千葉さんに会いたいな。

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    2026年06月23日
  • SOSの猿

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    自分がオーデュボンの祈りの読み方で失敗したな…という反省点をふまえ、先入観をなくし、物語の設定にも違和感を感じないように読み進める事がSOSの猿を楽しく読む術かと思われる…
    主人公遠藤で進むパートと五十嵐で進む2視点の時間差がつながった時にやっとこの物語の面白さがスタートする…あとは結末が気になり一気見できた。
    必要な暴力はあるのか、人間は善と悪どちらも持ってるなど難しいテーマを孫悟空の分身を絡めながら、引き篭もり、株の誤発注事件、虐待事件と盛りだくさんの内容だった…

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    2026年06月23日
  • 逆ソクラテス

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    はじめましての伊坂さん!!大人びた発想を持った子供たち面白い〜わたしもこんな発想力のある小学生でいたかったな〜と思った。

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    2026年06月23日
  • 逆ソクラテス

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    小学生特有の発想や行動力に、大人が見習うべきことがたくさん詰まっていたと思う。いつのまにか常識を疑うことなく生きてしまっていたので見習ってみたいと思った。

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    2026年06月22日
  • グラスホッパー

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    著者特有のテンポの速い展開とリズム感、時々入ってくるユーモア。でもしっかりと描写されている暴力。それが大丈夫なら最後まで読む手が止まらない一冊。

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    2026年06月22日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ファンタジーの世界と現実世界が交錯しながら物語が進んでいきます。
    何気ない行動が誰かを助けたり、助けられたり。
    こんな偶然、奇跡があったら素敵だなと思いました。
    音楽フェスで配られた冊子が元になっているそうで、とあるバンドの歌詞が多数引用されています。ファンの人はたまらないだろうなあ。


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    2026年06月22日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトムジークが大好きで、カタカナの長めのタイトルに惹かれて(同じシリーズだと確信して)出会ったその日に買いました。
    ファンタジー?かと思って設定に慣れないと、、と思いつつ読み進めると、どうやらあっち(小さい世界)の世界とこっちの世界(大きな人間の世界)を行ったり来たりしてることに気づく。
    そこからは一気読み。こんな偶然、こんな奇跡があったら素敵だな、という感想が、アイネクライネナハトムジークを読んだ時の感想と同じで、
    今、びっくりしてます。笑

    伊坂幸太郎さんの作品はやっぱり面白い!
    頭使うからちょっと疲れるけど、
    読んだ後にいつも感じる、
    自分が見ている世界、

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    2026年06月22日
  • 重力ピエロ

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    冒頭の1行が気持ち良いです。
    テーマは重いはずが、本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ。の作風で話が進むのでテンポよく読めます。

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    2026年06月21日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    「成功は『たまたま失敗しなかった』の別名だからな」

    陽気なギャングシリーズ3作目

    3作目にして初めて正体がバレそうになってこれまで以上に焦った

    今回の相手は前作までのものよりタチが悪く途中まで読んでいて不快感があったので最後のラストにはスカッとした。

    やっぱり、ギャング内でのどうでもいい話が面白く、特に響野をいじっているときは毎回にやけてしまう。
    けど、響野のふとした言葉の成功は偶然うまくいっているだけという言葉が印象的だった。

    彼としてはいつも通り適当なことを言っただけだと思うけど、行き当たりばったりな自分としてはハッとする格言だったので覚えておきたいと思った。

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    2026年06月21日
  • チルドレン

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    破天荒で独特な正義感を持つ陣内を中心に進む5つの短編集。友人の鴨居、銀行強盗を機に知り合う永瀬(盲目)、家庭裁判所で働く武藤、永瀬の彼女優子など登場。伏線回収も見事で読みやすい。
    タイトルにもなっている「チャイルドがチャイルズではなくチルドレン」という、子供は複数・集団になると変わるという一節が意外に深く、個人的には面白かったなと。

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    2026年06月21日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    -「俺にとって残っている武器は、人を信頼することくらいなんだ」-

     先日の投稿でも匂わせておりました、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、ようやく読み終わりました!もうね、おんもしろかった!読んで良かった!初めて書評を書いてみようと思います。

     そもそも私と伊坂幸太郎との出会いは、「アイネクライネナハトムジーク」でした。時を超えた愛の物語という私の大好物ストーリーだったのと、登場人物がみんな魅力的だったのが印象的でした。「ゴールデンスランバー」はそれでいえば設定自体はかなり現実離れしていますが、登場人物がみんな魅力的な点は伊坂作品を感じました。
     物語は首相が爆殺され、青柳という青年が指名

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    2026年06月21日
  • 重力ピエロ

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    久しぶりに伊坂幸太郎。
    良かった。
    会話のテンポや過去と現在の行き来がリズミカルで飽きない。
    まさに深刻なことを明るくまとめ上げてくれた作品。
    でも、だからこそ、明るく取り繕うからこそ春の苦悩がクッキリと映し出されて切ない。
    そんな春とお兄ちゃん、2人のお父さんの考え方や捉え方に逆に元気をもらい、励まされた。
    田鎖ブラザーズを見終えた後ということもあり、兄弟愛がなんか素敵。
    血は繋がっていなくてもお互いを思いやる、家族を思いやる素敵な2人だった。
    もちろんそんな2人を育てたお父さんとお母さんが素敵。

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    2026年06月21日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    アヒルと鴨のコインロッカーよりもこっちの方が好き。
    望まぬ人事異動とか、理不尽な現場を知らない上司とか、思わず主人公に自己投影して肩入れしたくなる。
    一緒にゲーム場面にいる気分で一気に読めた。あとがきにRPGのような設定、とあってなるほどな、と。

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    2026年06月21日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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     大学になり一人暮らしを始めた椎名が、アパートの隣室に住む河崎から「本屋を襲撃して広辞苑を盗む」という頓狂な計画に誘われた。
     並行して、2年前の琴美、ドルジ、河崎の3人を巡る物語が展開される。
     2年前の物語と現在の本屋襲撃が交わる先にあるものはーーー

     青春小説(とは言っても「溌剌」「甘酸っぱい」というよりは「気怠い」「白昼夢」のような空気感漂う)の要素とミステリ小説の要素を掛け合わしたような作品。
     要所要所に散らばった微妙な違和感が伏線となり最後に綺麗に回収。
     文章の端々やセリフの掛け合いがいちいち軽妙でコミカルでつい笑いそうになる。
     でも最後にはしんみりとして少し寂しいような読

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    2026年06月20日