伊坂幸太郎のレビュー一覧
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旅行で泊まった仙台のホテルに実写映画の俳優スタッフが一ヶ月ほど泊まっていた。と知り読み始めた。
最初はなかなか本題から外れたり、遺伝子関係の聞き慣れない単語が出たりと読むスピードが遅かったが、終盤にかけて一気に面白くなった。
放火犯については予想出来ていたけど、その中身は予想出来てなかった。
自分が父親の立場だったら、産もう。と言えるだろうか…
俺は器の小さい人間だから言えない気がする。実際に自分がその立場にならないと分からないけど。
春や兄の立場だったら…と考えた
気に入ったフレーズは父親の人柄を表しているようだ。
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人生あまり長くないんだから、あまり深いことまで考えない方がいいよ。
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「ロマンはどこだ」
4人の男女が銀行強盗を繰り広げるお話。
普通に犯罪ですが、なんとも楽しそうでまったく重さを感じさせず、なんなら応援しちゃうくらい。
エンタメ小説です。
相手の嘘が分かる成瀬。公務員。37才。リーダー。
離婚歴あり。自閉症の息子がいる。
喫茶店の店主、響野。演説の達人。
成瀬とは高校の同級生。
スリの天才、久遠。20才。
動物と自然を愛する。
秒単位の正確な体内時計を持つ、雪子。
シングルマザー。中学生の息子がいる。
4人の視点で切り替わり、お話が進んでいきます。
あらすじは紹介にある通りですが、ピンチに陥っても深刻さがあまり感じられないというか、まぁ大丈夫だろう -
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ネタバレ伊坂幸太郎さんの短編集。
書き下ろしの「後ろの声がうるさい」はラストに掲載されているが、ここに本書短編の一つ「浜田青年ホントスカ」に出てくる稲垣という人物が登場する。
他の短編でも稲垣は相談屋を営んでいるのだが、他の短編で起きたバスジャック事件の発生に間接的に絡んでおり、思わず“お前が原因かよ”と呟いてしまった。
しかしながら、何事も発想の転換が必要である。
短編「if」の主人公的存在である山本は、二十年前に発生したバスジャック事件において勇敢な行動を取れなかったことを悔やみ続けていた。
稲垣の間接的後押し(?)によって再び発生したバスジャック事件において、山本は他の乗客と共に犯人を取り押さえ -
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伊坂幸太郎のデビュー作であると聞いて読んだが、既に著者の世界観が確立されていて驚いた。閉ざされた島で「未来が見える」カカシを中心に物語が展開される。あらすじのこの部分だけを切り取ると子供向けの物語のように感じる。しかし、これこそが伊坂幸太郎の独自の世界観であり、このシュール(超現実感)は他の作家では感じることのないものだった。
物語に散りばめられた伏線(伏線に感じられないものも)が終盤にしっかりと回収される。一見、関係性の見つからない大小様々な出来事がラストに繋がっていき、とても気持ちよかった。
物語を読みながら、あれこれ自分で推理してみたのだが、ラストの展開は当てられなかった。構成が綺麗 -
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「春が二階から落ちてきた」から始まるこの話は、私が読んだ本の中で言葉にできない話の一つ。
強姦魔のおかげで産まれた春、そしてその兄和泉を中心に描かれた作品。他の小説と違うのは、その辛すぎる心情を冗談を交えながらコミカルに描いていること。そのコミカルさは稚拙ではなく、様々な文学や知識を交えながら書かれてあるので、すごく知的で面白い。また、伏線回収がすごい。関係ないかなと思っていると後半巻き返しがすごいので気をつけた方がいい。
私にはこの伊坂幸太郎さんのような知識がないので、この面白さを語れるレベルではないのがすごく悔しい。でも本当に見てよかったと思う。面白かった。 -
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「その気になれば砂漠に雪を降らせることができる」
仙台の国立大の法学部に集まった5人の学生たち。麻雀、恋愛、学祭といった楽しい時間を仲間たちと過ごしているかと思いきや、まさか事件にまで遭遇する。とんでもない引き寄せ体質のグループ。
全く違う考え方や、個性を持つ5人がお互いに刺激しながら、成長をしていく。仲間でも「人の心の乾いた砂漠」を潤すことが難しい。何でもできるようで何もできない。それでも仲間がいる。それが原動力になる。
人生とは、計算やチェックポイントの確認通りに進むものではなく、悶えながら「わかんねえよ、どうなってるんだよ」と髪の毛をくしゃくしゃにして進んでいくこと。
社会という「 -
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車、マツダデミオ緑と望月ファミリーを中心とした物語。トイストーリーの車バージョンみたいなノリで全体的に明るく物語が進んでいく…
ジャイロスコープの巻末の作者対談でガソリン生活は魔王などの作品で読者の事を考えず好き勝手に書いた小説とは違って読者が楽しめる物語として書いたものらしい…
元女優、荒木翠のトンネル内での事故死をメインとして事故前に翠を乗せた望月良夫、亮らが事件の謎を解こうと物語が進む…
今回は亮がクセものキャラ設定で頭のよい可愛げのない子供が話を盛り上げていく…
全体的には伏線、回収もしっかりあり楽しめたのだがやや車同士の会話くだりが長くダラダラした感じになってしまったのは残念
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