伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ほぼ5!ウイットに富んだ伊坂節がふんだんに散りばめられたいい作品だった。権力という力にどんどん追い詰められていっても、運のある主人公は魅力的な仲間たちによって助けられ終幕へとノンストップで突き進んでいく。流れるように場面が切り替わりとても面白っかたです。

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    2025年11月10日
  • 777 トリプルセブン

    ネタバレ 購入済み

    このワチャワチャ感大好き

    七尾主人公の物語。マリアビートルと同じように、いやそれ以上に登場人物が多く戦闘シーンが多いのが嬉しい。不運だけど強運な七尾大好き、これからも不運な中で生きのびる七尾が見たいです。実は乾が芯の通ったいい奴で、それにモウフマクラが気付いてる所好き。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2025年11月09日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    伊坂幸太郎の作品は結構読んだのでバックグラウンドなどを知りたくて購入。よく読む作家さんのエッセイ集はやはり読み応えあり。

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    2025年11月09日
  • さよならジャバウォック

    流石の読みやすさ

    しばらく活字が読めなくてヤキモキしていたのですが、伊坂さんのなら……と手にとって、その読みやすさに心底感嘆させられました。読みやすさって、読んでて引っかかりを覚えないで、よそ見をしないですんて、本当に助かるんですよね。カギ括弧が続いても誰の台詞かスッとわかる、というのは、意外と稀有なことなのだと思います。
    本編は、夫を殺してしまった「量子」と、引退した歌手のマネージャーをする「斗真」の視点からなります。特に量子サイドは謎に次ぐ謎という感じで、最初は「これはどういう物語なんだ?」と全く先を読むことができません。そのストレスをおしても読みたくなる、真相が気になる、問答無用でページをめくらせる……こ

    #切ない #タメになる #ハッピー

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    2025年11月08日
  • ガソリン生活

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    「自動車が会話する」この発想を面白く読ませるストーリーにするのは、さすが伊坂先生。自家用車がデミオ(緑ではないが)である自分としては
    めちゃめちゃ親近感が湧きます。亨くんは最高だね!

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    2025年11月08日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    あぁ〜こういうとこ、これぞ伊坂幸太郎節…となるシーンや言葉遊びが多くて今回もとっても楽しめた面白かった
    やっぱり伊坂さんの作品の特徴でもある、徐々に物語が繋がっていくところは本当に気持ちがいい。というか他の本によくあるような“大どんでん返し”とかじゃなく、このシーンで全てが覆る!とかでもなく、

    「あ、あれ?いまの一文…。ん…?気のせい、、ではないよな??えっ、、?」

    ってこっちがするする読んでる文章の中に急に気付かされるのがとにかく楽しい。無造作に散りばめられたパーツたちがゆっくりゆっくりハマっていって、そのハマり方がこっちを置いていかないというか。
    とかく、今回の本は作中作の書かれ方が面

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    2025年11月08日
  • AX アックス

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    家族への大きな愛がそこにはある。
    男の人生に射し込んだ一筋の光。
    愛を知らない男が家族のために死んだ。

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    2025年11月07日
  • シーソーモンスター

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    このプロジェクト、全部読みたい!と思った。
    久しぶりに本を読んだら、やっぱり伊坂幸太郎さんのストーリーが好きで、久々にハマって、ほぼ1週間で読み終わった。

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    2025年11月07日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    面白かった
    桜が登場するたびにワクワクした
    桜「理由になってない」
    城山の殺され方が良かった
    かかしのゆうごにお辞儀をする田中のシーンは好き
    自分の歩き方を馬鹿にする日々野に対して「俺からしたらあんたの歩き方のほうがよっぽどみっともないよ」と答える田中
    コンビニ強盗をした主人公の動機がいまいちピンとこなかった。そんなことで重罪を犯す?
    伊坂幸太郎の作品は人間のクズみたいな悪人がよく出てくる
    これがデビュー作なのか
    あらすじに書いてある「かかしのゆうごが殺される」ところまで、本編3/1くらいあった…あらすじとはなんなんだろう。

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    2025年11月07日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    語り手が次々入れ替わる書き方は苦手だが、この小説は散りばめられた伏線の回収が上手で、最後まで面白く読めた。

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    2025年11月06日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    これまで読んだ小説の中で一番感動したかもしれない。
    遺伝子という実存して消えない重力のようなものを消した家族の話。
    春は間違いなく気休めが好きな母親と嘘をつくのが下手な父親の子供だった。

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    2025年11月06日
  • 砂漠

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    学生特有のぐだぐだとした笑いや、妙な熱っぽさがリアルで、自分もその一員になったように楽しむことができた。独特な恋模様も良かったです。もちろん伊坂先生らしいハラハラ感も。

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    2025年11月06日
  • グラスホッパー

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    殺し屋シリーズの始まり

    正直2.3.4作目の方が好きだけど、、。
    まさにハードボイルド、殺し屋シリーズ大好きです。
    人がどんどん死んでいくし結構表現もグロめだけど、淡々と描かれていく。最後にきっちり助けてくれる押し屋流石です。蝉が1番好き、どの殺し屋も死ぬ時に悲壮感が無くてかっこいい。

    #ダーク #カッコいい

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    2025年11月06日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

    ネタバレ 購入済み

    個人的に1より好き

    4人それぞれが別で経験した事件が混ざりあっていくのが面白くて、1よりも伏線回収が多めで好き。強盗達の日常での姿が見れて嬉しい。成瀬が逃げろなんて言うからドキドキしたら、やっぱり全部知ってた。私も響野マスターの喫茶店に行ってみたい、、。

    #ドキドキハラハラ #笑える #カッコいい

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    2025年11月06日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    サクサク読める

    殺し屋シリーズが好きな人は多分好き。
    どんでん返しとかは無いけど、ちょっとした伏線が多くて面白い。この4人が揃ったら無敵だなって安心しながら読める。どうせ成瀬が裏の裏まで見通してる、人生の解説書を読んでる男大好き。

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    2025年11月06日
  • 砂漠

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    ネタバレ

    特に最初の「春」が好きだったなぁ。。ずっと西嶋が素直でかわいい。

    最後の学長の「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」って言葉いいねぇ。

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    2025年11月06日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    何年か振りの伊坂幸太郎。
    相変わらずキャラクターが魅力的で、会話がいちいち小粋で読んでいて楽しい。
    私の推しは、仲裁好きの響野です。

    調べてみると、殺し屋シリーズの前の作品なのですね。
    伏線の張り方とか、なんに使うの?といった小道具とか伊坂幸太郎ブームの先駆けになったというのも頷けます。
    心理的にジメジメ、ジワジワといった物語ばかり読んでいたので、久しぶりのカラリとスッキリでした。

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    2025年11月05日
  • 楽園の楽園

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    伊坂幸太郎の単行本は装丁がかっこいい。
    30分くらいでサクッと読める本作品は、挿絵(これもかっこいい)も相まって絵本に近い感覚。
    伊坂さんらしく、フィクションに富んだ登場人物からダイナミックなメッセージが放たれる。
    昔から環境破壊が取り沙汰される世の中だけど、人間がいなければ地球は今と全然違って、むしろこんなに植生豊かな大地にはなっていなかったなんて話も聞くので、所詮我々は創世記から続く林檎の樹に寄る小鳥に過ぎないのかもなぁなんて“物語”に思いを馳せてみた。

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    2025年11月04日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    現在と2年前、別々の話しが段々と1つの物語へと繋がっていく
    そこで明かされていく冒頭に書かれている本屋を一緒に襲った理由
    読み終わった後に、もう一度椎名と河崎が最初に話していたところを読むと、最初は意味がわからなかった発言も理解できます
    全体に言えることで、読者が勘違いしていた部分の回収が本当に見事

    そしてラストに向けて、切なさが募る展開
    久々に読んだ伊坂作品、やっぱり面白かった

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    2025年11月04日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    4.2/5.0

    ごちゃこちゃ、わちゃわちゃした感じが楽しくて、ユニークでウィットに富んだ会話も洒脱でクール。
    何度読んでもこの四人が愛おしくなる。

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    2025年11月04日