伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 楽園の楽園

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    とても読みやすくて、なんだか大人の絵本のようなそんなかんじもしました。
    ただ、内容は深く(その言葉が浅いのですが)、
    例えば、人間が中心であると思っている私たちの価値観をコペルニクス的回転な動きとして描かれていたり、私たちの生活自体、意思をもってしているようでありながら、じつはさせられているのかもしれないという、なんとも言えない怖さみたいなものを感じたりしました。

    そんな事を考えてを読まなくても、伊坂幸太郎さんらしい面白さが散りばめられていてとても楽しく読めました。

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    2026年04月22日
  • 火星に住むつもりかい?

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    宇宙の話かと思ったら違った笑笑
    色んな登場人物の視点で話が進んでいくから、四方八方から事件の核心に近づいていく感じが面白かった

    正義vs正義は良いのか悪いのか、正義と偽善は何が違うのか、敵の敵は味方かもしれないし別の敵かもしれないし、正義と悪ってむずかしい。

    警察そんなにご都合主義でいいんかー?と思った

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    2026年04月22日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    めちゃくちゃ読みやすくて面白かった。
    どっちがどの辺書いたのかもっと詳しく知りたかったな。
    阿部和重未読なのでそのうち読んでおきたいな、

    巻末の書き下ろし短編もめっちゃよかった

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    2026年04月21日
  • シーソーモンスター

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    表紙をみて(勢いで)購入した、伊坂幸太郎さんの作品。

    アートっぽい世界観だったので、どんな話だったのかが見えず読んでみました。
    大まかな物語は『シーソーモンスター』は嫁姑問題、『スピンモンスター』は暴走するAIを食い止めようする。

    物語を読み進めると気づくのが、『シーソー』を釣り合いや裏表の顔。そして『スピン』を回転、そして脚色・改作していく主人公たちの心理状態や行動を緻密に表現していることだった。

    特に印象深い、直人が不正に行われた事件があると気づいた時の天使と悪魔のささやき。「いうべきか、言わないべきか」と迷う部分は誰もが経験をしていることで、それが自分の人生を左右するだろうという緊

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    2026年04月22日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    コミカルで読みやすかったです。
    伊坂さんのトリックには案の定騙され、ユニークな言い回しに笑い崩れました。
    疲れていてもスーッと入ってきて思わず一気読み。期待通りの面白さでしたよ。

    今回は語り手が「レ・ミゼラブル」調なんですね、視点もあちこち動くのにちゃんと読みやすく計算されてあって、伊坂さんは本当に凄いなぁ。

    本筋から逸れますが、海より空より広いのが人の心、という表現が出てくるあたり、とても好きです。読んでくださいね♪

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    2026年04月20日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    裏表紙にも書かれている通り、まさに現代版おとぎ話。
    読み終わって心がほっこりします。

    猪苗代湖行ってみたい。

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    2026年04月19日
  • 楽園の楽園

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    ネタバレ

    不思議な感覚をもたらす本。
    大人の絵本のような雰囲気。
    願わくば、その楽園にたどり着き、その諦観の念を胸に抱き、肩をすくめながら最期を迎えたい

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    2026年04月19日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ちょっとだけ先の未来が見えてしまう特異体質の檀先生は、見えてしまった未来が原因で事件に巻き込まれてしまう。物語が交差した時には、ぶわっと気持ちが昂ってしまった。

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    2026年04月19日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    楽観的と悲観的な組み合わせのネコジゴハンターの2人がお気に入りのキャラクター。掛け合いが好きでした。布藤鞠子の小説の中に入ってしまったのか、小説がこちらに来てしまったのか、不思議が残るストーリーだった。
    サークルのメンバーたちは、つらい思いをしたのに結局自分も事件を起こすことにしたのは、「おしまい」にするとはいえなんだか納得できず。やるせないまま、やっぱりやるしかなかったのだろうか。参考文献に書かれた『ツァラトゥストラ』や『ニーチェ入門』を読んだらわかるんだろうか。な、長そう、、

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    2026年04月19日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    タイトルが可愛いと思って購入したのだけれど、人も時間も飛び跳ねて語る白兎について行くとあれよあれよという間に騙されていたことに気付く。
    2度見ならぬ2度読みしてしまう場面もあり、むしろテンポよく騙されていくのが心地よい。話を割と盛るタイプの友人と酒の席で話しているような楽しい読書時間でした。

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    2026年04月18日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    伊坂さん、12冊目。
    大好きな陽気なギャングシリーズ第2弾!

    今回はそれぞれの日常+人助けメインのお話。
    読みやすくて、面白くて大好きです。

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    2026年04月16日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    連作短編集というのだろうか?陣内という人物がずっと出てくるが、主人公でもないし、時間軸も前後している。それに振り回される鴨居・武藤・永瀬(と盲導犬のベス)の話。殺人事件ではなく、銀行強盗、恐喝、誘拐、強盗未遂などを裏面から解決する感じ?かな?

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    2026年04月16日
  • サブマリン

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    ルールと人間の心情のせめぎ合い。
    世の中は勧善懲悪で語れないことばかりで、それは現代だからというわけではなく、いつの時代もそうだったんだろうと思う。昔話に勧善懲悪が多いのは、その方が伝達しやすいから。
    そういう根源的な問いを、ここまで説教臭くならずに描写できるのはもう本当にこの人の力そのものだと思う。

    それから、毎回思うけど、伊坂幸太郎はかっこいい展開を描くのがうまいなあと。鮮やかな伏線回収に痺れる。

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    2026年04月14日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ただの立てこもり事件ではなかった。視点が変わるごとに明らかにされる真実に驚かされ、展開が次に次に進んでおもしろかった。
    オリオン座マニアのオリオオリオというおもしろい設定のキャラもいた。警察に星座の話をしていたとき何の話をさせられているのか、と思いながら読んでいた。
    ベテルギウスと地球は640光年離れているから、今空に浮かんでいるベテルギウスはすでに爆発しているかもしれない。640年後に爆発したかわかる。そういったオリオン座の蘊蓄話が一番記憶に残っている。

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    2026年04月13日
  • チルドレン

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    伊坂幸太郎の魅力が詰まった本


    今までで一番伊坂幸太郎を感じた。
    流石の伏線回収と物語の進め方で
    かなり読みごたえがあった。

    これを読んだら伊坂幸太郎が好きになる。
    嘘のような表現も交えつつ、
    楽しく読めるためとてもおすすめできる。
    ロクな親がこの世にはいくらでもいるとい
    う言葉は、とても自分に響いた。


    小説の楽しさを知りたい方におすすめ

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    2026年04月13日
  • 残り全部バケーション

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    読感きもっちえー
    結末のその後がかなり気になることで読後の余韻が続く
    残り全部バケーションの気持ちを持って生きていきたい

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    2026年04月13日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    死神の千葉、彼が仕事の時は必ず雨が降る。今回担当するのは小説家の山野辺遼。彼を「可」か「見送り」か判断するための1週間。その1週間+αが書かれた長編。
    前作「死神の精度」と違い、山野辺遼、山野辺美樹夫婦の復讐劇をまるまる1冊におさめた1冊だった。
    山野辺夫婦が娘の菜摘を殺した犯人・本城崇に復讐するために動こうとしている。そこにたまたま現れた千葉。そして、ナチュラルに同行する千葉。大事件を起こそうとしている時に、あまり記憶にもない、自分も復讐したかったと嘘っぽいことを言う千葉を連れて行く夫婦のなんと人の良いことか。
    ピリピリした気持ちの中に突如ポっと出現した千葉に、何かを感じたのか、救いを求めた

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    2026年04月12日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    三人の個性的な主人公がとても癖になって面白かったです。会話や行動の表現のテンポがかなり良くてあっという間に読んでしまいました。特に蝉と岩西のやりとりのテンポはかなり好みでした。それぞれの主人公にそれぞれの物語の進み方や思考があるのもとてもよかったです。

    また、全て鈴木が見ていた幻覚なのではないかという考察が生まれるラスト(点滅の終わらない赤信号と通り過ぎない回想列車が幻覚の始終を描いている)や押し屋の仕掛けた緻密な作戦、スズメバチの正体など巧妙に散りばめられた伏線やトリックにも驚かされました。

    あと個人的に好きなのは感情の表現の数々で、直喩も隠喩も頻繁に出るのですが、全て納得できる感覚でし

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    2026年04月12日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    4人の銀行強盗が出てきて、わいわいがやがやと喋りながら、騒動に巻き込まれていく話。というのが作者のあとがき。90分くらいで終わる映画、あまり頭を使わないで楽しめるという作者狙い通りのエンタメ。うまいもんだなぁ。
    銀行強盗はそうやってやるのか解説付き。秒単位の時間計測が成功の決め手、確かにズレたら失敗するというのは何にでもあること。犯罪にだってロマンがなければいけない、そういえば殺伐とした世の中で陽気なギャングはお目にかからない。こういう奴らがちょっと頭に来る社会や集団を小気味良くやっつけてくれたりするとスカッとする。本当に頭のいい奴らは悪いことばかりはしない。という世の中であってほしい。


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    2026年04月12日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    面白かった。登場人物が魅力的で会話がユーモアに溢れています。悲観的な性格で「もうおしまいだ」が口癖のロシアンブルがいい味を出していました。悲しい事件が根幹にありますが、驚きも待ち受けていました。

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    2026年04月11日