伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの短編集。それぞれ別の機会に執筆したものだそうだが、少しずつつながっている気がする。
    最後の1話は書き下ろしで、味の濃いそれぞれの物語をまるっとラッピングしてくれる。伊坂さんのおもてなし心を感じた。
    読み終えてから振り返ると、そこまで意外な展開の話はなかった。でも「読ませる」力が圧巻。
    途中でキラリと何かのメッセージが光る気がするが、明確に掴ませてくれないところが良い。
    クスッと笑えるポイントが多いのも印象的。

    0
    2026年06月01日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    短編集だが陣内を軸に登場人物が絡み合ってるからとても読みやすかった。陣内自身の内情は一切書かず、周りの人から見た感想や印象だけで構成されているので、一緒の立場でどんな人かなと想像する楽しみがあった。

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    2026年06月01日
  • 楽園の楽園

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    NI→nature intelligence(自然の知能)
    自然は人間の神経ネットワークのようなシステムを持つ。知能は人間の持ち物だけではないのかもって思た本

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    2026年06月01日
  • 終末のフール

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    おもしろかった!
    地球滅亡のカウントダウンの中
    たくさんの主人公のそれぞれの物語

    この世界の中なら自分はどうするか?
    主人公達の立場なら私は何を選択するだろう?

    鋼鉄のウール
    籠城のビール
    演劇のオール
    天体のヨール
    のエピソードが特に私好みでした
    苦悩や一縷の望みや諦めを繰り返し達観的な
    主人公や自分の出来る事や平時と同じように
    暮らそうとする主人公も
    それぞれ何をどうやって
    今を生きるかが問題だ
    ただやはり家族がいる主人公は精神的にも強いか

    そういえばこの作品は伊坂幸太郎氏の
    特徴のある軽快でノリの良い会話が少なくて
    一度あれこれ伊坂幸太郎氏作品だったよな?と
    表紙の作者名を確認した

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    2026年05月31日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    伊坂幸太郎ワールド全開の交差するストーリー、それも伏線だったの?という小ネタ、ユーモアのある軽快なトークにほとんど一気に読みました。
    作者によって事件の解決役を課せられ、変な特殊能力も付加された決して強くもない主人公ですが、己の過去の苦い経験を克服しようと事態を解決するために奮い立ちます。一方で同じく平凡な市井の人々がある事件を機に事件を起こす側にもなるという、対比が描かれています。本書にはニーチェを考察する場面も含まれていて、心の救済のあり様を考えさせられました。ああ面白かっただけでは終わらない好みの一冊です。

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    2026年05月30日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    視点を変えると世界が多数になるかも・・・

    いま見えている事が世界の全てじゃない。
    諜報員や社会人、色々な人たちに助けたり、助けられたり、現代版のおとぎ話

    とても不思議な感覚の世界を楽しめる小説でした。
    読んでいくうちに世界の共通点が見えてきた時のワクワク感は素晴らしかったです。
    人との共通点を見つけることで空気が和らぐなど、いろいろな空気感はありました。

    あの頃が良かったは今日に失礼もいい言葉ですよね。

    不思議な世界観を満喫できる小説でした。

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    2026年05月30日
  • 終末のフール

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    生きることは権利ではなく義務である。
    もし私がこの世界にで生きていたのなら、死という観念的なものを目の当たりにした時、どう思うのか

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    2026年05月29日
  • サブマリン

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    ネタバレ

    「チルドレン」の続編。
    家裁調査官の陣内と、それに振り回される部下の武藤。
    だけにとどまらず、少年やその親、いろいろな人を相変わらず独自の理論で振り回される。
    少年犯罪という思いテーマが陣内の破天荒さで中和されて読みやすくなっている。

    永瀬や優子といった前作のキャラクターが出てくるのも魅力的。
    鴨居が出てこなかったのがちょっと残念。
    あるシーンで、今日は3人だけで集まる日というのがあったから、あれ、鴨居は居ないの?ちょっとしんみりした雰囲気がしたのでもしかして鴨居は‥‥と思ってしまう。



    調べてみると、「読書のいずみ「座・対談」」というインタビューで「死んじゃっていると寂しいので、どちら

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    2026年05月29日
  • AX アックス

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    ネタバレ

    大学時代のゼミの教授を彷彿とさせる主人公。
    殺し屋であり、人の心に解像度が低いながらも、一般的な家庭を保とうと、妻や息子に取り繕おうとする一面に、不器用は健気さを感じた。
    妻や子供に憎まれ口を叩かれながらも、良い父であろうと奮闘する姿が面白かった。

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    2026年08月08日
  • 魔王 新装版

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    ネタバレ

    考えろ、考えろ。今の世の中は考え無しのことが多すぎる。だからこそ考えなければならない。

    ささいな超能力を得た兄弟は、それぞれの思惑でこの国を変えていく方法を模索する。その結果は描かれていないが、果たしてどうなったのか。

    この小説は集団心理の恐ろしさを描いている。反米感情からファストフード店に放火し、耳触りのいい言葉のプロパガンダに同調する。この集団心理に立ち向かえるのかどうか、今後、現実の私たちの世界で答え合わせをすることになるだろう、と思った。

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    2026年05月27日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    短編集だけど伊坂幸太郎の世界観は健在。どのキャラクターも魅力的で引き込まれる。
    ポテチのラストも良かった。
    ポテチどっちも美味しいよ!

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    2026年05月27日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    短編4編収録
    フィッシュストーリーの短編が特に気に入った…
    時代が早すぎて売れなかったバンド、最後のアルバム最後の収録から40年くらいの歳月をかけて繋がる物語。
    バンドメンバーが自分達の曲から影響を受けて大きくなってほしいという夢が結果的に実現する話。そのベースには『僕の孤独が魚だったら…』の詩集がある。
    のちのアイネクライネナハトムジークにも繋がる偶然の出会いの妙的作品であった。
    その他の短編どれも毛色の違う伊坂ワールドで良かった…

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    2026年06月08日
  • 終末のフール

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    もし自分が物語のような状況になったらどんな風に生きるかと想像しながら読みました。どのお話も好きだけれども、1番好きなのは天体のヨール。この状況下で天体観測を飄々と続ける冷静さ、夜の静けさからは想像できない隕石の衝突の矛盾が物語に美しい雰囲気を演出していると思う。

    印象的な場面が3つ。

    ①鋼鉄のウールより、苗場さんが「明日死ぬとしたどうするか」と聞かれての反応、
    「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
    「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
    「できることをやるしかないですから」(ローキックと左フック)

    ②天体のヨールより、二ノ宮の亡き妻、千鶴の決め台詞

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    2026年05月25日
  • 終末のフール

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    設定がすごい。自ら死んだらダメだっていうけど、死のタイミングが分かってしまった時はどうなんだ。生きるか死ぬか、そもそも生きるとは、死ぬとは。
    それを突きつけられるのに、なぜかどの話も読んだ後に心が軽くなる不思議な小説。いかにもって感じ。
    私は冬眠のガールと太陽のシールが特に好き。ラストのしっくりくるセリフをピタッと入れてこられて、最後笑みが溢れてしまう。

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    2026年05月25日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    伊坂幸太郎といえばそうそうこんな感じ!
    と非常に満足度が高い。

    小気味良い会話劇と先を読めない展開に一気読みしてしまった。
    マリアビートルを彷彿とさせる二人組がとても好き。

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    2026年05月24日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    クジラアタマの王様
    最初は「何がどうなってるんだ?」という感じで、全然物語についていけていない自分がいた。
    でも、伊坂さんの作品だから絶対気持ちのいい爽快な伏線回収が待っているはず、という安心感があってワクワクしながら読み進めていた。
    小説の途中にある挿し絵のおかげで、夢の中の世界やハシビロコウ・主人公たちの顔や姿が想像しやすくなって、よりその世界に入り込んで読むことができた。あと挿し絵にはセリフがないところも、夢の中をふわふわと覗いているような感じがして楽しかった。
    夢の話もそうだけれど、そもそもこの小説全体が伊坂さんの想像の中から生まれていると思うと本当にすごいの一言しかない……。
    不思議

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    2026年05月24日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    伊坂さんが好きなので
    合作?と思って手にとってませんでしたが
    面白かった。第二弾してほしい。実写化も面白そう

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    2026年05月24日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    『陽気なギャング』シリーズ第2作。前半は4人それぞれを中心にした話が描かれ、後半に繋がっていく。テンポの良さは相変わらず、4人の掛け合いも面白い。会話のテンポがよく、今回も楽しく読み進められた。

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    2026年05月23日
  • 砂漠

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    麻雀ネタで離脱しそうになったけど、それ以外は読みやすくすぐに読み終わった。
    麻雀勉強して読み直したらもっと面白いかな

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    2026年05月22日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    久々の伊坂幸太郎作品。

    やっぱり、ファンタジーと、ミステリー的なものを、ユーモアを混ぜながら、描くのは上手いし、めっちゃ面白い。

    能力系であり、ミステリーな部分もあり、重なっていくストーリーを想像しながら読む。また伊坂作品読んで行こうと思いました。

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    2026年05月21日