伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「私の話」と「猿の話」が交互に語られまして、察しの悪い読者は、最初ドギマギしてましたけど、「猿の話」がずっとファンタジーなのに対して、「私」の話はどうやら「私」に不思議な能力あるの?っていうじわじわ展開。
最後は絡み合うんだなと思って、読んでましたけど、軽く裏切られました…けど、面白い。
助けられない事象に自己嫌悪を抱いてしまう心情を掘り下げられて、染みる。
そして、あとがきで知ることになる(事前に情報入れとかない私が悪い)本書は五十嵐大介氏の「SARU」とリンクされてるんです!!
本書で置いていかれてた私の「はて?」は回収されるのか!? -
Posted by ブクログ
嘘を見抜く名人、成瀬、演説の達人、響野、正確な体内時計を持つ雪子、スリの天才、久遠。四人の銀行強盗の続編。社長令嬢を恋人に持つ成瀬の仕事の後輩は、ともに刃物男騒動に遭遇し、朝起きたら書置きとともに女が消えていた男は、その彼女の謎を響野と解くことになり、雪子は職場の女の子が受け取ったチケットの謎を解く。久遠は、カジノで借金をつくった男が、犯罪行為に巻き込まれそうになるのに居合わせる。別々に書かれた四つの短編が、次の社長令嬢誘拐話で一つになる。
伊坂さんの小説は再読も再読で、何がそんなに魅力的なのか学んでやろうと思っていつも読むのだけど、こりゃ無理ですわ、と早々に舌を巻いてしまう。軽妙な会話、こ