伊坂幸太郎のレビュー一覧
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伊坂幸太郎さんらしいファニーでファンキーなお話。とてもいい感じ。
猪苗代湖畔で行われる音楽とアートのフェスティバルで配られるリーフレットに載せる話として書かれ、1回こっきりのはずが毎年書き重ねられることになったそうだが、何年か前に書いた話の設定やエピソードが後半の話でしっかり活かされている筋書きや仕掛けに感心した。
ロックバンドの楽曲の歌詞がいい具合に物語に絡んでいて、〈あの頃に戻りたいって そうゆうコト言わない/あの頃に戻りたいって それじゃ今日に失礼〉とか〈生きてるあいだは 不死身だ/一度も 死なないんだ〉なんて、特に刺さった。
伊坂さんの多くの物語に根底にある「ただ生きていることへの肯 -
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読書録「あるキング」4
著者 伊坂幸太郎
出版 徳間書店
p9より引用
“ さて、そのような仙醍キングスであるか
ら、仙醍市に住むからといって、誰もが仙醍
キングスのファンとはならない。むしろ地元
の汚点、と憎んでいる者も少なくなかっ
た。が、それでもファンはいる。地味な昆虫
や味の薄い香辛料にも、どんなものにもファ
ンはいるものなのだ。”
目次より抜粋引用
“〇歳
三歳
十歳
十二歳
十三歳”
一人の天才の生涯を描いた、現代ファンタ
ジー長編小説。同社刊行作加筆修正文庫版。
地方の万年Bクラスプロ野球球団に、その
チームにはもったいない程の能力を持つ選手
が在籍していた。 -
Posted by ブクログ
久々に読んだ。実は以前に単行本版を読んでいたので再読の形になる。
以前読んだ時は伊坂幸太郎にハマっていた時でその時に読んでいた。今回は螺旋プロジェクトの中にシーソーモンスターが入っていたので流れで再読。最初に読んだ時も面白かったけど、螺旋プロジェクトの内容を知りつつ読んでみるとまた違った面白さがあって再読読んで良かったなぁって思った。
対立軸を意識して物語を読み進めていくことに必然的になっていくので内容がストンと入ってきたし、その中での対立軸以外の構造にも目を向けられて物語全体を楽しめた気がする。特にスピンモンスターに関しては初めて読んだ時は何が何だかといった印象だったので改めて読み直すこと -
Posted by ブクログ
安定の伊坂ワールド。ぶっとんでる~
これは21世紀後半の話?50年後くらいには徴兵制復活してる設定らしい、、こわ。
小説内に出てくる井坂好太郎?のことをこき下ろす感じで書いてるのが面白かったし、伊坂幸太郎さん本人のことなんだろうなって思うともっと面白い。
そこで伊坂幸太郎さんの小説の書き方とかを読み解いてるのがなるほど、と思った。
奥さん謎過ぎるし、不倫相手の女の子も本人出てこないまま行方不明になっちゃうし、占いなんぞやだし、よくわからない男たちに襲われるし、首相が関わってるとか議員が関わってるとか昔の事件とか、、、色々引っかかったまま下に行きますが、、これ全部どんなふうに回収してくれるか楽 -
流石の読みやすさ
しばらく活字が読めなくてヤキモキしていたのですが、伊坂さんのなら……と手にとって、その読みやすさに心底感嘆させられました。読みやすさって、読んでて引っかかりを覚えないで、よそ見をしないですんて、本当に助かるんですよね。カギ括弧が続いても誰の台詞かスッとわかる、というのは、意外と稀有なことなのだと思います。
本編は、夫を殺してしまった「量子」と、引退した歌手のマネージャーをする「斗真」の視点からなります。特に量子サイドは謎に次ぐ謎という感じで、最初は「これはどういう物語なんだ?」と全く先を読むことができません。そのストレスをおしても読みたくなる、真相が気になる、問答無用でページをめくらせる……こ