伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    突飛な妄想と思いきや案外本当にそうだった、みたいな流れとか
    張り巡らされた伏線を回収して最後にほっこり切ないラストとか
    伊坂幸太郎の世界観にどっぷり浸かる感じ。
    大好き。

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    2025年01月18日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    「マイクロスパイ・アンサンブル」と同じ世界線の話だった。
    釣りしてたら別世界にたどり着く仙台怖ろしい…(笑)
    最初、征服された側の王様が殺されたりして、どうなるのかと思ったけど、まさかの展開!
    王様を除いて、現在では誰も死ななくて良かった。
    特に人のいい弦が死ななくてよかったよ。

    そして、ネコのトムくんのモデル、「トムとジェリー」なんかな?
    1箇所明らかにそれっぽいシーンが出てきた。
    私はトムくんはもっと可愛いネコだと思ってたけど(笑)

    途中で「マイクロスパイ〜」と同じ世界なんじゃないか?というのは何か読んでて気づいた。

    最後、主人公とトムくんが別れる時、トムくんどうやって帰るんやろ…と

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    2025年01月17日
  • ジャイロスコープ

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    伊坂幸太郎の短編集全7編。乗り物関連が多め。
    クリスマスに読みましたが、ちょうどそれに関連する話もあり、伊坂ワールドが堪能できる作品。

    特に、最後の「後ろの声がうるさい」では、その前の全6編をつなげ、拾い上げるような展開に感服。

    「アイネクライネ〜」や「残り全部〜」然り、さっぱり楽しく気楽に読める小説でした。
    (さっぱりすぎて、時間経つと話を忘れがちですが)

    巻末の15周年インタビュー記事も面白く読ませていただきました。

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    2025年01月05日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    本書の「勇気はあるか?」とか、魔王の「考えろ考えろ」とか、学生時代に読んだお陰で今の自分をかなり形成するきっかけになってるなぁと読み直して思った。思い入れの深い一本、の上巻。

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    2025年01月03日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    1作目に比べて2作目は敵が弱い点を残念に思っていたら、3作目で火尻というあまりにも強すぎる敵が出てきてしまった。
    こいつが憎たらしいったらありゃしないのでイライラしながら読んだ。
    『死神の浮力』ではフォローもあったが、これは週刊誌の記者を悪として描き切っている。
    敵が強いと燃える一方、ギャングたちの遊び心が出づらい。

    決着がかっこいいので救われる。
    ジョジョ4部のチープ・トリック戦のよう。

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    2025年01月01日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    最後までどうなるのかわからずハラハラが止まらない。この人たちならなんとかなるんだろうな、と思いながらもこれ伏線なんじゃないか?怪しい〜とまんまとはめられた。

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    2025年01月01日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    嘘のようなほんとの話で、今年購入したこの文庫本(紙の本)は2015年の初版なのだ。…私はタイムリープを体験してる???

    「if」や「一人では無理がある」「彗星さんたち」そして「後ろの声がうるさい 」、伊坂ワールド真髄のタイムリープ(ワープ)・パラレルワールドを存分に楽しんだ。ときどき「???」があって何度もページを行ったり来たりして…

    伏線回収も真髄なんだけど…(もちろん!伏線回収、スカッとする!好き!)
    だけど、伊坂ワールドの時間と時空が繋がったりするも真髄の1つかな、と。

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    2024年12月10日
  • ガソリン生活

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    ネタバレ

    車同士で会話をし、車目線で物語が進んでいく不思議なお話。
    自分たちの意思では進むことも止まることもできないけど、持ち主を心配したり事件に首(?)を突っ込んでみたりととにかくかわいい。

    『ワイパー動いた?』や『開いたボンネットが塞がらない』など車ならではの表現が面白くて何回も見直してしまった。

    ふんわりした流れからいつの間にか不穏な空気に飲まれてしまう伊坂さんの世界観はさすが。
    スピンオフとか続編があれば読んでみたいなー。

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    2024年12月06日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    雑誌やアンソロジーなどに掲載していた7つの短編による短編集。
    7つのお話のほとんどが実験的な内容になっていてとてもおもしろかった。特に時間の叙述トリック的な構成が多く、そういう展開が個人的に好きなのですごく嬉しかった。
    一つ一つのお話につながりはないのだが、最後の書き下ろし小説が短編同士の繋がりを感じさせられた。最後のインタビューで作者自身も触れているが、わかりやすくこの短編集を表しているようで良かった。

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    2024年12月04日
  • 火星に住むつもりかい?

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    斬新なストーリー、こういうの大好き!
    集団心理や洗脳、思い込み、1番怖いのは人間....。
    「磁石のようにS極とN極があることで均衡を保ち、安定するもの」という表現に納得。
    魔女狩りって本当に本当の意味で怖い。

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    2024年11月23日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    もうすぐどこかへ連れ去られる運命の男性が、五股している女性たちに、一人一人と丁寧に別れを伝えに行くショートストーリーです。
    とにかくキャラクターが魅力的。
    ブッチャーに例えられている女性も何故か魅力的に見えてくる。
    楽しんでいるうちに一気読みしてしまいました。

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    2024年11月17日
  • 逆ソクラテス

    購入済み

    短編集

    シンプルだけどもグッと刺さる言葉があるのが伊坂さんの本の好きなところ。楽しく一気に読むことができました。

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    2024年11月14日
  • 魔王 新装版

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    千葉さん出てきてめちゃくちゃ嬉しかった〜!!
    モダンタイムス読んだ後に魔王を読んだ。どっちも読まないとこの本の良さわかんないよ

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    2024年11月11日
  • SOSの猿

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    ネタバレ

    やっぱ伊坂幸太郎はおもしろい。人の話、猿の話最後は全てがつながる。孫悟空がちょいちょい…どころではなく、ほぼ孫悟空の話。
    引きこもりの少年、堅物の五十嵐さん、アカペラコンビニのひと。結局は孫悟空。

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    2024年11月06日
  • 仙台ぐらし

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    エッセイは苦手。だからフィクションを交えたエッセイもどきにすると豪語した作者がギブアップして、結局自分の身の回りのことを書くという、何周してるんだ?の一冊。

    それにしても心配性で地震を恐れていたと思ったら・・・。
    『クジラアタマの王様』でウィルスを書いたと思ったら・・・。
    作者はこれからネガティブなことが書けなくなってしまうのではないか?予知能力が高過ぎて

    どうも読みながら朝井リョウが頭に浮かんでしまっていかんいかん。

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    2024年11月06日
  • PK 新装版

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    ネタバレ

    元は別々の短編であったものを、再編して一つの緩やかな流れを共有する物語とした、と解説を読み、腑に落ちた。「密使」でのSF的なストーリーの繋げ方は個人的にはちょっと違和感あるものの、個人の持つ勇気というか決意、のようなものは通底しているし。
    伊坂先生の作品はまだそれほど読んでいないのだが、「魔王」や、中村文則先生の本は、時々、個人の意志を押しつぶし、ないしは、ほんの少しだけ曲げて、誰かや何かの都合の良いように変えようとする力が書かれているように思う。
    無力な、あるいはほとんど無力な個人が、それでもなお、と決意する事が勇気であるなら、それを見た人が、誰が一人でも、自分も決意しよう、と思うのなら。世

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    2024年09月16日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    五人の女性との別れ話と、それにまつわる出来事。
    五人目の女性との別れの際、「パンになりたかった」の話を回収する流れ、サイボーグのマネージャーも涙したこと、それを表現ではなく繭美の会話から伝わるのもよかった。
    繭美も最初は怪物扱いで最後まで怪物だったが、最後に救おうとする姿もよかった。

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    2024年09月10日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    すっごい昔に微かに読んだ気がするから、再読か?
    主人公が『あのバス』で連れて行かれる前に、監視役の繭美と共に、五股をかけている彼女たちにさよならを告げにいく。
    一人目はいちご狩りで出会ったあかり。ジャンボラーメンを一彦が食べ切ったら別れる事に。しかし、一彦は隣でジャンボラーメンに苦戦してる男を助太刀したため、自分は食べれない。でも、あかりは一彦の優しさを再認識し、一彦の幸福のために別れる。
    二人目はシングルマザーのりさ子。当て逃げ犯を見つけようとしたり、クリスマスプレゼントをあげたり、りさ子の幸せを考える一彦。
    三人目はロープで泥棒みたいな事が好きなユミ。ユミの友達の家が強盗に襲われた時に一緒

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    2024年09月02日
  • 魔王 JUVENILE REMIX 10

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    伊坂幸太郎原作の「魔王」をコミック化。
    「グラスホッパー」の殺し屋たちも登場して、伊坂ファンにはたまらない漫画でした!

    原作の内容をあまり覚えていないけど、漫画オリジナルのストーリーになっていて、原作ももう一度読みたくなった。
    個人的には殺し屋たちのイメージが具現化して嬉しかった。

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    2024年08月30日
  • 仙台ぐらし

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    私が仙台に住む前の仙台の話だったため、当時を想像しながら読むのを楽しめた

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    僕の人生は永遠に、心配事が尽きないのだろうか?心配だ。

    この地震でへこたれるために、今まで生きてきたわけではないのだ

    人が、住み着いた場所を離れるのは、何か大事なものをぴりぴり引き裂くようなものじゃないか
    丁寧にうまくやらないと、シールは綺麗に剥がれないんだ。慎重に。どれだけの覚悟がいると思ってるんだ

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    2024年08月19日