伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本城崇、サイコパスの見本のような男。
でもなぜ山野辺夫妻、主に作家である夫のほうにあんなにまで苦しみを与えたがるのか、娘を殺した挙げ句、その一部始終をビデオに撮って見せ、用意周到に計算して無罪を勝ち取り、復讐に燃える山野辺夫妻を手玉にとるように追い詰め、更に殺害を重ねたようにみせかけようとする、こんな悪意を
全然、関係ない人にするか?
山野辺の読者ってことが関係してるのかな。
死神の千葉が登場してからは、相変わらずすっとぼけてはいるけれど、ちゃんと仕事はまじめにするから読んでいて痛い場面がいっぱい出てきたけど、なんとか読めた。
中でも”参勤交代”の話しはワロタ。
妻の美樹が”まるで見てきたよう -
Posted by ブクログ
ネタバレこちらも新装版で再読。
とても重い内容。
児童誘拐殺人
人を殺せてしまうタイプのサイコパス
復讐
他の作者の方が書いたら、すごく重い内容になるはずなのに
やっぱりやっぱり伊坂さん。
悲しみや恐怖を感じるけれど、全体的にポップに読み進められる。
そしてなんといっても死神、千葉さんが最高!
絶好のチャンスを逃すきっかけを作ってしまったり
落ち込む山野辺夫婦に笑いをもたらせたり
山野辺夫婦の危機を救ったり。
本人はただただ真面目に仕事をして、音楽に激しく惹かれているだけ。
それだけの千葉さんが、ちょっとかっこよくて、すごく愛らしい。
最後の自転車で追いかけるシーンなんて
クスクスが止まらなくて -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容は割と物騒なはずなのに何故かほっこりできる伊坂ワールド全開の作品。星4つにしたものの伊坂幸太郎作品の中で飛び抜けて面白い話ではなかった気もするが魅力的な登場人物が多かった。それから車たちがとても可愛い。
主に車たちの視点で書かれている構成によって犯人が分かった状態で読み進める倒叙ミステリーを読んでいるような神視点で楽しむことができる。(逆に言うと予想できないような大どんでん返しはなかったかもしれない)
大きな謎はスッキリ解決して終わるが、部分的に100%結論を書き切らずに読者に想像の余地を残す書き方になっていて、私はそれが良いと思ったが賛否両論ありそう。