伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても爽やかな短編集でした。
小学生の息子にも読んでほしい。
やっぱり一番インパクトが強かったのが最初の「逆ソクラテス」でした。自己否定をされそうになった時に、「僕はそうは思わない。」魔法の言葉を唱えられるような人でありたい。
普段あまり短編を読まないので、その後どうなったかなと気になってしまう私ですが、巻末のインタビューで伊坂さんが「書かれていないことは、書かれていないことに意味がある」絵画の白い部分と同じで、そこが白いことに意味がある、と仰ってるのを読んで、なるほど、と思いました。これまで読んできた小説や、未完で終わってる物語にまで、自分自身が納得してしまいました。そこは私の想像で構わないのかなと。
それにしても、小学生の男の子たちが考えそうな、ツッコミどころ満載な計画やらが面白おかしくて、スポーツにも友情にも真っ直ぐで可愛くて、日々を生きるのに一生懸命で応援したくなって。終始温かい気持ちで読みました。
伊坂さん自身も仰ってるように、小学生が主役の他とは一味違った作品です。読めて良かった。
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Posted by ブクログ
ネタバレなんだこれー!面白すぎる。
読む手が止まらず、1日で読み終わってしまった!
なんというファンタジーミステリー。
冷たさだけじゃなく、人と人とのつながりの温かさもちゃんと描かれているのが良かった。
城山の最期は呆気なかったな〜。
ある意味、爽快でもあった。
最初は怖いなあと思っていた桜も、伊藤との会話や物語が進むにつれてどんどん好きになっていった。
園山さんの奥さんが生きていると分かった場面で、
「まいったな、ベッドは彼女が独り占めだ」
と、嬉しさと寂しさが混じった言い方をしたのが印象的で、、
そのシーンを読んで、草薙の百合ちゃんに対する向き合い方を思い出した。
荻島の男女は精神的に支え合っていて、
お互いがお互いを宗教的に信仰しているような、、
それほどまでに愛が深いのだとここで感じて、ぐっときた、、
すべての出来事に意味があるんだと、改めて気付かされたな
余韻がすごい〜、、面白すぎる一冊だった。
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Posted by ブクログ
突飛な言動ばかりだけど愛おしくなってくる陣内という人物。人間として魅力的だよなぁ。
武藤は現実的なキャラクターだから、主人公として読者と一緒に悩んだり感じたりしてストーリーが進むから読みやすい。武藤と一緒になって「陣内さん変わってるなぁ」と翻弄されながらも憎めない。
若林青年には苦しくても頑張ってほしいなと鼓舞の気持ちでいっぱいになったし、棚岡少年には若林のように立ち上がっていけるといいなと応援したい想い。小山田くんはその能力を善の方向に役立てる方法があると素敵!
この本に出会えて、極悪人の犯人ってのはそうそう存在しなくて、たまたま良くない方向につまづいてしまった人も多いのかもしれないと考えることができたかもしれない。
ただ去年読んだばっかりだったのに『チルドレン』の方ほとんど覚えてなくてつらい。再度もアリ。