伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • SOSの猿

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    まったくの無関係だった登場人物たちが、ラストスパートにかけて一気に繋がって完結していくのが伊坂幸太郎作品の良きところですなあ。この物語のあらすじを説明するにあたって、絶対に他人に伝えても理解できないような内容なのに、読み始めたらその意味不明な状況を理解しながら読み進めている自分がいて不思議。続きが気になりすぎて最後らへん一気に読破してしまいました。

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    2025年03月22日
  • シーソーモンスター

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    面白いです。伊坂幸太郎のイメージはスパイモノ。今回もその要素が入って、しかも2編の話。
    特にスピンモンスターについては、コロナ前の作品に関わらず未来を予想していたかのようなシナリオ。螺旋プロジェクトである、残り7作品も気になるところだが、気になる程度で、読んみたい!とならなかった。偶然の出会いがあればいいな。

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    2025年03月22日
  • ガソリン生活

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    ネタバレ

    内容は割と物騒なはずなのに何故かほっこりできる伊坂ワールド全開の作品。星4つにしたものの伊坂幸太郎作品の中で飛び抜けて面白い話ではなかった気もするが魅力的な登場人物が多かった。それから車たちがとても可愛い。

    主に車たちの視点で書かれている構成によって犯人が分かった状態で読み進める倒叙ミステリーを読んでいるような神視点で楽しむことができる。(逆に言うと予想できないような大どんでん返しはなかったかもしれない)

    大きな謎はスッキリ解決して終わるが、部分的に100%結論を書き切らずに読者に想像の余地を残す書き方になっていて、私はそれが良いと思ったが賛否両論ありそう。

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    2025年03月17日
  • 残り全部バケーション

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    裏稼業を行う二人組のお話。
    全5編。裏稼業組視点であったり、巻き込まれた側視点であったり。時間が進んだり戻ったり。
    様々な角度から二人組を紐解いていく。

    第1章で起こる事件の顛末が最終章で明らかになりそうなところで終わるのだが、なんともスッキリしないなぁと感じた。しかしそれは完全に私の読解力不足だった。
    文庫版を手に取った方はぜひ解説を読んでいただきたい。なるほど、全ての点が繋がるととても腑に落ちる。

    それにしても立派な学者が言った言葉より半グレや裏稼業の人の一言にビビッと来てしまうのはなぜなのだろう。

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    2025年03月12日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    伏線回収がよかった
    最初から最後まで伏線と回収があった。
    文自体は読みやすかったけど、人が多すぎて読みづらかった
    真壁さんが死体を使って偽装死したのかな?
    映画で見たい作品だと思った
    ビターエンド

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    2025年03月12日
  • 死神の浮力

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    読みごたえがあった。もう一冊の「死神の精度」は1人(?)の死神といろいろな人の話だったので、読み切り風だったけど、今回の「死神の浮力」は1人の人と最後までいく話。
    ニュースの向こう側を少しだけ見れたような感じもあったし、自分の近くにいないタイプの人も出てきたりしてちょっと怖い気持ちもあったけど、久しぶりに「早く続きが読みたい」といいペースで読み進められておもしろかったです。

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    2025年03月10日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    やっと色々な疑問が繋がって、スッキリしました。

    相葉のことは最後まで好きにはなれなかったけど、最後までやり遂げる様子にはハラハラドキドキしました。

    ボーナストラックの話がほのぼのしていて好きです^_^

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    2025年03月08日
  • 終末のフール

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    【2025年23冊目】
    今から8年後に小惑星が地球に衝突します――突如突きつけられた終末論に、多くの人々は混乱し、絶望し、自暴自棄になった。それから5年後、小惑星の衝突まで残り3年。絶縁状態だった父娘、決断できない男、終わる前に終わらせようとした人々、目標に向かって動く女、変わらないボクサー、天体マニア、擬似家族、天高くなっていく櫓と父と息子。人々の思いを描いた連作短編集。

    伊坂幸太郎さんの連作短編集はいくつか読んだことがあるので、「あっ、この人がここと繋がってる」みたいなさりげない仕掛けにニッコリできるのは当然のことだな、と読み進めました。いやー、一番好きな連作短編集かも。

    定められた死

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    2025年11月17日
  • 残り全部バケーション

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    資格試験のため、しばらく小説を読むことを休止していました。試験も無事終わり、読書再開の一発目。タイトルが何だか楽しそうな伊坂幸太郎作品。
    読み始めから、これは楽しい物語なのか?と不安になりました。当たり屋をやってる悪人が出てきてバケーションとはかけ離れた感じです。

    家族解散からどうなったのか、岡田は生きているのか?食べ歩きブログのサキさんが岡田かも気になります。
    やはり最後のメールの内容が気になります。

    「飛んでも8分、歩いて10分」自分ならどっちを選ぶか?

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    2025年03月07日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    「やだな、怖いなって腰が引けてると、やっぱりやられちゃう、って。かかってこいってぐらいに真正面から受け止めるほうが、ダメージはすくないんだ。喧嘩も病気も、何もかも、へっぴり腰じゃ絶対に負ける」

    ドッチボールが思い浮かんだ
    そんなこと言える状況!?みたいな切迫した状況かつ、意味わからない設定のところで言う発言だからこそいつも響く、伊坂さんの描くキャラクターの言葉。
    しかもそのキャラも毎回変な人で、でも芯があって大好きになってしまう

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    2025年03月07日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    溝口という先輩と共に、恐喝や当たり屋など犯罪の下請け仕事をしている岡田は、人を悲しい顔にさせる仕事が嫌になりそろそろ足を洗おうと考えていた。
    そのことを溝口に打ち明けると、適当な番号宛に「友達になろうよ」とメールを打って返事がくることを条件とされた。
    奇跡的にメールが返ってきたその相手は40代の男で、彼自身の浮気が原因でまさに今日一家解散をすることになっているその妻と娘とドライブに行くことに。

    実の父に暴力を振るわれている少年。国会議員が刺された事件の裏側で誘拐された女性。スパイの仕事をしているという父親から担任の先生の危険を知らされたクラスメイト。岡田、溝口が関わった出来事は時間を超えて結

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    2025年03月06日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎の短編集。どれも面白くあっという間に読んでしまった。特に好きなのは「ギア」。独特な世界観に引き込まれた。
    伊坂幸太郎の情景描写が好きだなと感じた。

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    2025年03月04日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    伊坂幸太郎の「陽気なギャング」シリーズ3作目。シリーズの中で一番面白かったかも。
    このシリーズはギャングメンバーの成瀬、久遠、響野、雪子それぞれのキャラが抜群に立っているのが特長で、今回もそれぞれの持ち味を十分に出している。
    更に今回は敵役がハイエナ記者といういかにも悪役らしい悪役でかなり虫の好かないキャラなのが良い。それでこそ最後にスカッとするのだ。
    伊坂幸太郎ならではの軽妙な文体。張り巡らせた伏線の回収。
    伊坂ワールド全開の本作は気軽に楽しく読める一冊だ。

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    2025年03月03日
  • 残り全部バケーション

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    ひさしぶりに伊坂幸太郎。

    当たり屋、恐喝、強請り、危ない仕事の下請けをしている、溝口、岡田コンビ。
    内容は重くて、危ないのに、それを感じさせない。伊坂幸太郎ワールド。

    岡田はどうなったんだ…
    え、岡田は…

    最期に繋がる。
    さきさんは、沙希だったのか…

    伊坂幸太郎の伊坂幸太郎らしい作品。
    危ない仕事の話なのに、クスッとさせられて、重さを感じさせない。
    これが伊坂幸太郎。
    伊坂幸太郎ワールド全開。

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    2025年03月03日
  • 火星に住むつもりかい?

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    私も大きな力によって知らぬ間に使われている存在なのだろう。きっと私の命なんてそこら辺の虫よりも低い。見えてから潰す、自分の足で潰す、なんてまだ上級で、私なんてきっと会ってもないのに、その人自身でもなくさっと指をあげることで他の誰かが動いて潰されるのだろうな。

    でもそれもその人にとっての正義で、私が正義だと思っていることと同じくらい真っ直ぐに思っているのかもしれない。

    ほんとうに人が多過ぎる。多いからこそいろんな思想があって、まとめる人が出てきて、まとめられる人が出てくる。

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    2025年02月27日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    ネタバレ

    偽造しようと思えばできてしまう世界。国家とかそういうレベルになれば、世界を騙せてしまうんだろう。それはフィクションの世界にとどまらず現実でも起きているんだろうと思う。
    主人公は都度、勇気はあるか?と問われているが、それは読んでる側にも問いかけられているように感じた。何か理不尽なことが起き、それに抗う勇気を持ち合わせているのか。何もでっかいものに抗わなくてもいい、せめて自分の周りの小さなことに挑戦する勇気を持っていたいと思う。

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    2025年02月24日
  • 火星に住むつもりかい?

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    確かにディストピアだった。あまりことの重大さを感じさせない登場人物達に若干の恐怖を感じつつ嫌な気持ちを引きずりながら読み進めた。
    最初から最後まで飽きる事なく読めた。が、世界の仕組みがどうしても怖すぎる。このストーリーの世界の人達は今の私達とは違う価値観で生きている。似ているようで全く違う。もう別のステージになっている。実際に主人公達と同じ世界の仕組みの中で生きていかなくてはいけなくなったら…もう恐ろし過ぎる。
    誰が犯人だとか、どういう手口だったのか、動機は、など全部どうでもいいと思えてしまうくらいこの世界に適当している人々に恐怖を感じた。
    そんなことを言っていて、自分も同じ状況下に置かれたら

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    2025年02月20日
  • ジャイロスコープ

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    ちょっと強引なところもあるけど、面白い。もう一度すぐ読み直して、ストーリーを確認してしまった。そしてより納得し、満足。盛りだくさんでした。感謝

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    2025年02月18日
  • 仙台ぐらし

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    ネタバレ

    エッセイと小説、対談と色々楽しめた。

    最初は伊坂幸太郎を通して現代の仙台の姿を知ることが出来るのでは?と思ったけど、タクシーが多いことくらいしか分からなかった。

    まあ「仙台で暮らしている“伊坂幸太郎のくらし”」だと思えばそうなるだろうけど。

    少しのことでも心配性な伊坂さん。こんな人があんなに死体がゴロゴロ出てくる話を書くんだな、と思うと少し意外だった。

    震災の話は読んでるこちらも辛かったけど、あんなに些細なことにでも心配せずにいられない伊坂さんが、1000年に一度の大災害なんてとうなってしまうんだ、と思ったけど、色々大変そうでも頑張って日常を過ごしている伊坂さんの姿が読めて、何か泣けて

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    2025年02月15日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    強盗団4人組それぞれの日常短編から始まり、そこで散りばめられた細かい伏線を、続く誘拐犯のパートで綺麗に回収してくれます。
    ただ、この作品は強盗団や周囲の人たちのやり取りが醍醐味と感じるので、伏線回収など難しい事を考えなくても十分楽めると思います。

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    2025年02月13日