伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    ●悪い人ばかりなのに憎めないキャラクター。会話が軽快で面白い。
    ●第二章タキオン作戦が一番好き。
    ●焼肉屋のDMがまさかラスト1行で生きてくるとは…。岡田は結局生きてるのかわからないけど、生きててほしいなと思った。

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    2026年03月29日
  • ジャイロスコープ

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    短編小説。単独の話しではあるけど、少しずつどこかで誰かが繋がっていてそれも面白い。
    今起こったことが、間違えていたり、失敗したとしても、いつかその出来事は巡り巡って自分や誰かを助けたりするのかもしれないと思い、読んでいて気持ちが軽くなった。
    伊坂幸太郎さんの小説はいつも読後が気持ちいい。

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    2026年03月26日
  • 逆ソクラテス

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    とても爽やかな短編集でした。
    小学生の息子にも読んでほしい。

    やっぱり一番インパクトが強かったのが最初の「逆ソクラテス」でした。自己否定をされそうになった時に、「僕はそうは思わない。」魔法の言葉を唱えられるような人でありたい。
    普段あまり短編を読まないので、その後どうなったかなと気になってしまう私ですが、巻末のインタビューで伊坂さんが「書かれていないことは、書かれていないことに意味がある」絵画の白い部分と同じで、そこが白いことに意味がある、と仰ってるのを読んで、なるほど、と思いました。これまで読んできた小説や、未完で終わってる物語にまで、自分自身が納得してしまいました。そこは私の想像で構わないのかなと。

    それにしても、小学生の男の子たちが考えそうな、ツッコミどころ満載な計画やらが面白おかしくて、スポーツにも友情にも真っ直ぐで可愛くて、日々を生きるのに一生懸命で応援したくなって。終始温かい気持ちで読みました。
    伊坂さん自身も仰ってるように、小学生が主役の他とは一味違った作品です。読めて良かった。

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    2026年09月06日
  • 首折り男のための協奏曲

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    単なる殺し屋の話かと思いきや、

    そうでもなかったぞ。

    殺し屋と関わる人々の群像劇。

    個人的には、もっと殺し屋に活躍して欲しかった。

    そのへん、ちょっと物足りないかも。

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    2026年03月24日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    なんだこれー!面白すぎる。
    読む手が止まらず、1日で読み終わってしまった!
    なんというファンタジーミステリー。
    冷たさだけじゃなく、人と人とのつながりの温かさもちゃんと描かれているのが良かった。

    城山の最期は呆気なかったな〜。
    ある意味、爽快でもあった。
    最初は怖いなあと思っていた桜も、伊藤との会話や物語が進むにつれてどんどん好きになっていった。

    園山さんの奥さんが生きていると分かった場面で、
    「まいったな、ベッドは彼女が独り占めだ」
    と、嬉しさと寂しさが混じった言い方をしたのが印象的で、、
    そのシーンを読んで、草薙の百合ちゃんに対する向き合い方を思い出した。
    荻島の男女は精神的に支え合っていて、
    お互いがお互いを宗教的に信仰しているような、、
    それほどまでに愛が深いのだとここで感じて、ぐっときた、、

    すべての出来事に意味があるんだと、改めて気付かされたな
    余韻がすごい〜、、面白すぎる一冊だった。

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    2026年08月18日
  • サブマリン

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    突飛な言動ばかりだけど愛おしくなってくる陣内という人物。人間として魅力的だよなぁ。
    武藤は現実的なキャラクターだから、主人公として読者と一緒に悩んだり感じたりしてストーリーが進むから読みやすい。武藤と一緒になって「陣内さん変わってるなぁ」と翻弄されながらも憎めない。
    若林青年には苦しくても頑張ってほしいなと鼓舞の気持ちでいっぱいになったし、棚岡少年には若林のように立ち上がっていけるといいなと応援したい想い。小山田くんはその能力を善の方向に役立てる方法があると素敵!
    この本に出会えて、極悪人の犯人ってのはそうそう存在しなくて、たまたま良くない方向につまづいてしまった人も多いのかもしれないと考えることができたかもしれない。
    ただ去年読んだばっかりだったのに『チルドレン』の方ほとんど覚えてなくてつらい。再度もアリ。

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    2026年03月22日
  • SOSの猿

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    初めは孫悟空に少し戸惑いを覚えていたけれど、物語が一つに収束する中盤になると、納得した。おもしろい!!
    西遊記を元に因果応報を突き詰めていく作品!
    あとがきにあるように、なんとも妙な小説だ
    西遊記に煙に巻かれる作品。

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    2026年03月22日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    安定の面白さだった。伊坂作品のシリーズものは前作をあまり意識しすぎず見れる点が良い。新鮮さがある。でも陽気なギャングシリーズは不変さがより愛着が湧く気がする。皆んなが求めている4人のたわいもない会話を聞きたいんだろう。敵対する人物の遥か上をいく作戦、緻密に計算された伏線が絡み合いスピード感があってこのシリーズにしか摂取できない栄養がある。いつにも増して役に立たなかった響野が大好きだ。あのポジティブさ、鈍感さは見習いたい。9年越しの三作品目だったらしいが、最近見始めた自分はラッキーだった。四作品目がもう待ち遠しい。

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    2026年03月21日
  • 残り全部バケーション

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    長編小説の次はテンポが良くてスピード感が心地良い作品を、ということで伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」。
    一作一作が短編なのにちゃんとどこかで重なる世界線にさすがだなぁと舌を巻いてしまう。
    まさかの離婚寸前、離散直前の一家との話からよもやこんな結末になろうとは。。

    というか本を閉じてから気づいたけど、カバー作品田中達也さんでは?!?!
    青山美智子さんの作品から意識するようになったけど何気に田中達也さんの作品って色んなところでお目にかかれてすごく嬉しい。

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    2026年03月20日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    4人のキャラクターが今回もしっかり生きてて面白かったです。伏線もうまい具合に散りばめらてて、読みながら予測できたのもよかったです。

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    2026年03月18日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    巡るめく登場人物の登場と死にめっちゃ戸惑いましたが、必死に読み進め、終盤はページをめくるのがもったいなくなりました。キャッチーなタイトルは作中で端役が言うだけで(あっけなく死んで茫然とした)、そもそもが誤訳であるとは、おもしろいと思いました。実際、目の前で処刑なんて行われたら私たちは娯楽として消費できるのか。私はネガティブなので、「もし自分だったら」「冤罪だったら」と怖くなりそうです。内容も展開もおもしろかったです。

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    2026年03月17日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    表題作を含む中短編集。久しぶりの再読。

    過去の伊坂作品に出てくる人だったり言葉だったりが所々に潜んでいて、往年の伊坂ファンは思わずニヤついてしまいそう。

    表題作の『フィッシュストーリー』も良かったけど、個人的には『ポテチ』が好き。今村がいい奴すぎて、それに負けず劣らず黒澤がかっこよすぎて、めっちゃ泣いてしまった。弱いんですよ、スポーツものって。

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    2026年03月14日
  • あるキング

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    伊坂幸太郎さんぽくない本。
    登場人物間の会話の面白さとかそういったのも全てが伊坂さんぽくない。
    だけど普通に面白かった。
    なんだろな…
    絵本を読んでるような感じというか…
    うまく言えないけど笑

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    2026年03月13日
  • ガソリン生活

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    車目線のお話というのが新鮮でした。
    小学生とは思えぬ鋭い亨の言動を楽しませてもらいました。伊坂さんの作品からは、いつも意外性というか物事は一面だけ見ていてはいけないということを学ばされます。

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    2026年03月10日
  • フーガはユーガ

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    久しぶりに伊坂幸太郎さんの本を読んで、伊坂ワールドにはまる。
    双子って子供の頃憧れだったんだけど、こんな能力があったら不便な反面2人の絆がより深くなるだろうな、とまた憧れが増してしまった。

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    2026年03月10日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    金欲しさに危ない仕事を引き受けた人と巻き込まれた友人の物語
    ウイルスとか公開中止の映画、テロ、ヤバい外国人とか色んな要素が絡まりあって最後に回収されていく、というかそれぞれに意味や役割があったことが分かるラストだった
    以外なところから物語が繋がっていく展開が楽しい
    怪物との戦闘シーンがなんか好きだった
    登場人物が魅力的なのはさすがだと思う

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    2026年03月09日
  • エール!(3)

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    1巻から読むか悩んだけど、好きな作家さんと気になる職業が3巻だったので。
    どれも素敵な話だった!
    色んな仕事があって、みんなそれぞれに悩んだり励んだりしてて元気をもらえた

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    2026年03月08日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    高校生の由紀夫と、個性豊かな4人の父親たちの日常を描く。
    突飛な家庭環境だけに、グレてもおかしくないようなところだが、成績優秀でかつ少し斜に構えたような由紀夫のキャラクターが良い。不登校の小宮山、県知事選候補者の盗難被害など、ミステリ的な要素も織り交ぜられ、最後に回収されるのでまとまりもあった。
    肩の力を抜いて楽しめる一冊だった。

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    2026年03月07日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    1話ごとに違う温かさがあって、しっかり5つの話を読んでる感じもあり、一方で一彦と繭美という濃いキャラのおかげと、一見タイプが違うけど共通して物語の先を想像したくなる5人の女性たちのおかけで、1つの物語として緩やかに筋が通っている感じもしました。
    変わった設定や登場人物に冒頭は少々面食らいつつも(笑)、だんだんその設定とかに馴染んできて、気づいたら設定とかよりも登場人物の会話に楽しくなってきたり、登場人物の気持ちに感情移入したりしているところが、伊坂さんの凄いところだなと感じました。

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    2026年03月07日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    繭美は最初めちゃくちゃ嫌な奴だと思ってたのに、最後で感情移入してしまった。この500ページほどでこんなにも人の見え方が変わってしまうくらい、人間の感情は移ろいやすく気まぐれであると認識させられた。
    5股とかいうぶっ壊れ設定なのに、ドロドロさせず、コミカルに心理描写を描いていて面白かった。

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    2026年03月03日