伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    仕事終わってからの時間でちょっとずつ読んでたから登場人物がわけわからなくなった所はあったけど、すごく面白かった。
    「世の中は良くなったりしないんだから。それが嫌なら、火星にでも行って、住むしかない」っていう真壁が発した言葉が伝えたかったことなのかなって思った。正しいとか正義とか偽善とかなんなんだろう

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    2025年01月26日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    登場人物の個性が尖ってて面白かった。人物の個性が表現豊かに綴られているので、読んでるうちに「この人だったらこういうこと言いそう」と、人物の解像度がすごく上がる。その結果、悪質記者の火尻は救いようのない嫌なやつだし、響野さんもちょっとウザいなぁと思った。(笑)
    火尻に正体がバレて2週間の期限を言われてからの、展開のスピード感が面白かった。分かりやすい大きな伏線があったわけではないが、ちょっとした表現が後の展開につながる、という感じで、読み終わった時のまとまり感と満足感が良かった。終始楽しく読むことができた。

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    2025年01月24日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    読むまで忘れていたけど自分の根底に溶けて沈んでた言葉を思い出せてよかった。
    「人生を楽しむには、勇気と想像力と、ほんのちょっとのお金があればいい」ってやつ

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    2025年01月22日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    4つの短編集の内容が綺麗に1つの事件に繋がる、読んでいて気持ちよく、またスッキリとした読後感でした。シリーズものですが、前作を読んでいなくとも楽しめます。

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    2025年01月22日
  • ガソリン生活

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    まるで自分が車になったみたいで読んでて楽しかったな。もう少し車に詳しかったらもっと楽しく読めたのだろうけど笑
    多分新聞小説時代の流れなんだろうけど、区切りが細かくあってめちゃめちゃ読みやすかった!

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    2025年01月21日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂幸太郎さんの小説が好きでエッセイも結構前から読んでみたかった。仙台市民だったらカフェで執筆中の伊坂さんに会ってみたかった。ソンソン弁当箱さん気になる。

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    2025年01月21日
  • ラッシュライフ

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    ⭐︎3.9
    『オーデュボンの祈り』以来、遠のいていた伊坂幸太郎さん。数年ぶりに読んだけど、この作品は好き。たくさんの登場人物が出てくる群像劇。どのキャラクターも魅力的で読んでいて楽しいし飽きなかった。
    一見関係ない人同士が繋がっていたり、誰かの行動が意外なところで他の誰かへ影響していたり。終盤にかけて、点と点がどんどん繋がっていって謎が解けていくのが爽快で面白かった。

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    2025年01月20日
  • ガソリン生活

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    玉田さん好きです❗️
    亨がかしこいのに時々子どもらしくて、かわいいなぁと思いました。
    私の車も発進する時にワクワクしてくれてるかなぁ

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    2025年01月19日
  • 仙台ぐらし

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    そっかー、東日本大地震の時に書いたものもあるのか。
    いつも小説ばかり読んでるけど、エッセイも面白かった

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    2025年01月19日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    突飛な妄想と思いきや案外本当にそうだった、みたいな流れとか
    張り巡らされた伏線を回収して最後にほっこり切ないラストとか
    伊坂幸太郎の世界観にどっぷり浸かる感じ。
    大好き。

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    2025年01月18日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    「マイクロスパイ・アンサンブル」と同じ世界線の話だった。
    釣りしてたら別世界にたどり着く仙台怖ろしい…(笑)
    最初、征服された側の王様が殺されたりして、どうなるのかと思ったけど、まさかの展開!
    王様を除いて、現在では誰も死ななくて良かった。
    特に人のいい弦が死ななくてよかったよ。

    そして、ネコのトムくんのモデル、「トムとジェリー」なんかな?
    1箇所明らかにそれっぽいシーンが出てきた。
    私はトムくんはもっと可愛いネコだと思ってたけど(笑)

    途中で「マイクロスパイ〜」と同じ世界なんじゃないか?というのは何か読んでて気づいた。

    最後、主人公とトムくんが別れる時、トムくんどうやって帰るんやろ…と

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    2025年01月17日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    作中のある人物が実は別人であったと、作中の登場人物はもちろん読者も共に騙されていた!という手法は特別に目新しいわけではないが、次々とトリックが明かされる疾走感が良かった。
    折尾を騙った黒澤の警察に対する言動にやきもきしていたが、そもそもの前提から作者に騙されていたのだから、まさに作中の警察官たちの気持ちをトレースさせられていたような気分になって面白かった。
    オリオオリオという呼び名だけはちょっとダサいと思う。

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    2025年01月11日
  • 残り全部バケーション

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    伊坂ワールド全開、突飛な設定でワクワクさせてくれる。

    登場人物が悪いやつなのにどこか可愛げがあり、魅力的に感じる。人は二面性のあるものに惹かれるんだなと改めて思う。

    会話がシュールで面白くて好き。
    「子供作るより、友達作る方がはるかに難しい」
    たしかになあ。。

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    2025年01月08日
  • ジャイロスコープ

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    伊坂幸太郎の短編集全7編。乗り物関連が多め。
    クリスマスに読みましたが、ちょうどそれに関連する話もあり、伊坂ワールドが堪能できる作品。

    特に、最後の「後ろの声がうるさい」では、その前の全6編をつなげ、拾い上げるような展開に感服。

    「アイネクライネ〜」や「残り全部〜」然り、さっぱり楽しく気楽に読める小説でした。
    (さっぱりすぎて、時間経つと話を忘れがちですが)

    巻末の15周年インタビュー記事も面白く読ませていただきました。

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    2025年01月05日
  • 残り全部バケーション

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    なんだこれは。悪いやつばかりなんだけど感情移入してしまうな。
    短編集だけど全部繋がってるめちゃくちゃ面白かった。

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    2025年01月16日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    本書の「勇気はあるか?」とか、魔王の「考えろ考えろ」とか、学生時代に読んだお陰で今の自分をかなり形成するきっかけになってるなぁと読み直して思った。思い入れの深い一本、の上巻。

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    2025年01月03日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    1作目に比べて2作目は敵が弱い点を残念に思っていたら、3作目で火尻というあまりにも強すぎる敵が出てきてしまった。
    こいつが憎たらしいったらありゃしないのでイライラしながら読んだ。
    『死神の浮力』ではフォローもあったが、これは週刊誌の記者を悪として描き切っている。
    敵が強いと燃える一方、ギャングたちの遊び心が出づらい。

    決着がかっこいいので救われる。
    ジョジョ4部のチープ・トリック戦のよう。

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    2025年01月01日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    最後までどうなるのかわからずハラハラが止まらない。この人たちならなんとかなるんだろうな、と思いながらもこれ伏線なんじゃないか?怪しい〜とまんまとはめられた。

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    2025年01月01日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    怒涛のラストに「サッカーくじー!」「シェフー!」「亀ー!」とハラハラワクワクドキドキしてしまった。

    最後のスカッとしたかんじ、面白かったー

    やっぱり伊坂幸太郎、好きだわー

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    2024年12月26日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    『チルドレン』や『死神の精度』と同じく伊坂幸太郎の続編は面白い。(時系列的にはこれが初めての続編らしいが)
    前作のムービーライクな空気感はそのままに、まさに続編映画といった演出で4人が再登場してくる。
    短編小説4本で彼らが出揃うと、そこからは長編小説としてまたあの強盗団の楽しいハーモニーを味わうことができる。
    伊坂幸太郎はいつもそうだが、これは特に早く読み進めたくなるような推進力があって面白かった。
    単純に楽しい作品ではあるが、敵の威厳の無さや教訓の軽さが気になって、前作の方が没入して読める優れた作品だった気がする。

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    2024年12月16日