伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「成功は『たまたま失敗しなかった』の別名だからな」
陽気なギャングシリーズ3作目
3作目にして初めて正体がバレそうになってこれまで以上に焦った
今回の相手は前作までのものよりタチが悪く途中まで読んでいて不快感があったので最後のラストにはスカッとした。
やっぱり、ギャング内でのどうでもいい話が面白く、特に響野をいじっているときは毎回にやけてしまう。
けど、響野のふとした言葉の成功は偶然うまくいっているだけという言葉が印象的だった。
彼としてはいつも通り適当なことを言っただけだと思うけど、行き当たりばったりな自分としてはハッとする格言だったので覚えておきたいと思った。 -
Posted by ブクログ
主人公の由紀夫は4人の父親をもつ高校生の男の子。
仕事が忙しく、家を留守にしていることが多い母親と、父親達との6人暮らし。
同級生の多恵子、隣の席の通称殿様、不登校の小宮山くん、今は違う高校だけど中学の同級生である鱒二、鱒二に絡む牛蒡男、怖い噂のある富田林さん、と今回もそれぞれのキャラの個性が炸裂していて、とても面白かったです。
軽妙なやりとりが心地良い。
でも終始一貫して、多恵子がうざくてあんまり好きになれなかったなぁ…
前半は日常パートの中に少しずつ不穏な因子が見え隠れし、由紀夫ひとりで行動しないでもっと大人を頼って〜と親目線で読み進めました。
さておき、後半は少しずつ繋がって、さすがの見事な伏線回収にページを捲る手が止められませんでした。
ふと涙ぐみそうになる場面も。
終わり方も好きだった。
4人の夫達を手懐けるママンは何者なんでしょうか笑