伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかった!
地球滅亡のカウントダウンの中
たくさんの主人公のそれぞれの物語
この世界の中なら自分はどうするか?
主人公達の立場なら私は何を選択するだろう?
鋼鉄のウール
籠城のビール
演劇のオール
天体のヨール
のエピソードが特に私好みでした
苦悩や一縷の望みや諦めを繰り返し達観的な
主人公や自分の出来る事や平時と同じように
暮らそうとする主人公も
それぞれ何をどうやって
今を生きるかが問題だ
ただやはり家族がいる主人公は精神的にも強いか
そういえばこの作品は伊坂幸太郎氏の
特徴のある軽快でノリの良い会話が少なくて
一度あれこれ伊坂幸太郎氏作品だったよな?と
表紙の作者名を確認した事がありました
伊坂幸二郎氏とかじゃあないよねって(笑)
キャラ1人1人が魅力的でわかりやすく
書き分けられているのは間違いなく
伊坂幸太郎氏の特徴で静かに考えさせられる
良い物語でした
数日前 競馬でジュウリョクピエロが勝ち
話題になりました
影響で小説が売れて重版決定らしいですよ
私も読んでみますね -
Posted by ブクログ
ネタバレ「チルドレン」の続編。
家裁調査官の陣内と、それに振り回される部下の武藤。
だけにとどまらず、少年やその親、いろいろな人を相変わらず独自の理論で振り回される。
少年犯罪という思いテーマが陣内の破天荒さで中和されて読みやすくなっている。
永瀬や優子といった前作のキャラクターが出てくるのも魅力的。
鴨居が出てこなかったのがちょっと残念。
あるシーンで、今日は3人だけで集まる日というのがあったから、あれ、鴨居は居ないの?ちょっとしんみりした雰囲気がしたのでもしかして鴨居は‥‥と思ってしまう。
調べてみると、「読書のいずみ「座・対談」」というインタビューで「死んじゃっていると寂しいので、どちらともとれるような感じで描いているんですよね」と言っていた。
ちょっと残念ではある…。 -
Posted by ブクログ
もし自分が物語のような状況になったらどんな風に生きるかと想像しながら読みました。どのお話も好きだけれども、1番好きなのは天体のヨール。この状況下で天体観測を飄々と続ける冷静さ、夜の静けさからは想像できない隕石の衝突の矛盾が物語に美しい雰囲気を演出していると思う。
印象的な場面が3つ。
①鋼鉄のウールより、苗場さんが「明日死ぬとしたどうするか」と聞かれての反応、
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」
「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
「できることをやるしかないですから」(ローキックと左フック)
②天体のヨールより、二ノ宮の亡き妻、千鶴の決め台詞、
「勝ち組とかいう言い方って、品がなくて、嫌な感じだ。」
③深海のポールより、隕石が降ってきてまず洪水が来ると予測して家の屋上に櫓(やぐら)を作っている父から、
「人生を山に譬えるのは、陳腐だ。」 -
Posted by ブクログ
クジラアタマの王様
最初は「何がどうなってるんだ?」という感じで、全然物語についていけていない自分がいた。
でも、伊坂さんの作品だから絶対気持ちのいい爽快な伏線回収が待っているはず、という安心感があってワクワクしながら読み進めていた。
小説の途中にある挿し絵のおかげで、夢の中の世界やハシビロコウ・主人公たちの顔や姿が想像しやすくなって、よりその世界に入り込んで読むことができた。あと挿し絵にはセリフがないところも、夢の中をふわふわと覗いているような感じがして楽しかった。
夢の話もそうだけれど、そもそもこの小説全体が伊坂さんの想像の中から生まれていると思うと本当にすごいの一言しかない……。
不思議だけれど「もしかしたら本当にあるかもしれない」と思わせてくれる、かわいいお話だった :)
やっぱり伊坂さんの世界観、好きだなぁ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2026.5.21
絵があったの新鮮で状況がすぐ理解できて読みやすかった
アクション小説だと文で躍動感を表すのは難しいという作者の意図が解消されててよかった
夢でなぜその3人が選ばれた…?絶対関わらなそうな人たちだけど…?みたいなとこから面白くなって引き込まれた
通常だとあまり考えられないけど、小説の中では主人公が侵入者と対峙するシーンで、夢で勝たなきゃこっちでも勝てないから寝なきゃ!!ってなってたのが、もう以前とは違う主人公になってて池野内氏に似てきてる笑って思いながら見てた面白かった
最後の方インフルの話だったけど、コロナの時こんな感じだったなという懐かしさもあった