伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ネタバレ本屋大賞ノミネートとあったのでミステリーではないものと思って読み始めたら、ミステリーであり、ヒューマンドラマであり、サイコ要素あり、そしてどんでん返しまでありと楽しく読めたが、作者の意図は少し切なく終わらせたかったようなのだが、自分的にはそこが少し残念だった。
主人公のフーガとユーガは双子で、誕生日にだけ2時間おきにお互いの居場所が入れ替わるというか設定。
大人になったユーガは高杉というTVディレクターと話をする場面が続く。
発端は双子の入れ替わる瞬間を盗撮されてしまい、それに興味を持った高杉にインタビューされると言うものであった。
ユーガ達の幼い日に受けた父親からの虐待、ぬい -
Posted by ブクログ
『播磨崎中学校事件』
『安藤商会』
『個別カウンセリング』…
どう繋がっているのか⁇
渡辺拓海は、『安藤商会』の祖、安藤潤也にたどり着く。
が、真相はつかめないまま…
そして、友人の作家・井坂好太郎が、
佳代子の友人・岡本が…
『播磨崎中学校事件』の英雄から国会議員となった永嶋丈にコンタクトする、拓海、佳代子、五反田、大石。
真相は…
真実を隠すために。
隠蔽するために。
『播磨崎中学校事件』が作られていたなんて…
検索しようとすると…
何が本当なのか。
何が嘘なのか。
ここまでいくと国家は何でも捏造できるよな…
こんなシステムが…
ただシステムだけで、誰が命じているのかは⁇
本当にただ -
Posted by ブクログ
『死神の精度』の続編的ポジションなのかな?また千葉に会えて嬉しかった。音楽好きで、空気読まないのに妙に鋭い、あの死神はやっぱり嫌いになれない。情報部との会話で先読みができるのもこのシリーズのいいところ。
ただ今回は内容は重め。娘を持つ身としては、読んでいて苦しくなる場面もあった。色んな意味の「浮力」なのかもしれないな。フィクションなのに、現実を突きつけられるようなリアルさがあるのが伊坂作品のすごさ。そして今回もあった、「デスクがあるならチェアもあるのか?」みたいな日常でボソッと使いたくなる迷言(名言?)がいいスパイス。読むのをやめられない面白さがあった。ただし、千葉シリーズは短編の方が向いてい