伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • サブマリン

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    物語の主要人物であるところの『陣内』が魅力的。

    もし現実世界にいたとしても、個人的にはかなり好きなタイプです。当たり障りのない平凡な人よりも、少々アクの強いタイプが好みの私に、刺さりました。

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    2026年05月18日
  • 終末のフール

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    人間は「生きるしかないんだ」という
    伊坂さんの一種頑なな信条というようなものが
    一気通貫で伝わってきた。
    読んだ後に、ああたしかに伊坂さんならこう言ってくれるよなあと思う。

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    2026年10月06日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂さんの地元誌に掲載されたエッセイを中心とした作品

    伊坂さんの小説の面白みは日常の空想力の賜物であると理解。

    猫の話が特に面白かった…いつもの小説っぽい感じ…

    あと震災のエッセイもあり、被害はあまりなかったそうだが、心の傷として執筆もしばらく行わなかったなど震災がもたらしたものは少なからずあったのかと…

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    2026年05月14日
  • ジャイロスコープ

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    短編集が苦手なのですが後半は鳥肌やばかった!いや、お見事でした( *˙ ˙* )

    最初の「濱田青年ほんとすか」は、面白い世界観で楽しめたが、少しずつ読むのが疲れてしまい、何日も放置…。
    意味の分からない話もあったし正直読むの読めようかと…

    でも「if」がとても良い話で、そこから一気に読めました!
    「1人では無理がある」「彗星さんたち」「後ろの声がうるさい」も面白く、所々繋がっているところもあり、でも全ての謎が解けていないところも逆に考えさせられて面白く読めました^^

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    2026年05月10日
  • 終末のフール

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    3年後に地球が滅亡すると言われた後、どのように生きていくのかを描いた作品。
    いくつかの細かい章に分かれているが、登場人物が関わり合っているのでこの人とこう繋がるんだとなる

    「フィクションは嘘が多くても、楽しい」という伊坂幸太郎さんの考え方がとても好き。
    今後もたくさん読んでいきたい

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    2026年05月10日
  • 終末のフール

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    伊坂さんワールド全開。終末物は色々ありますが、伊坂さんの世界観で読むことができて嬉しいです。シリアスさと馬鹿馬鹿しさが交互にやってくる読み心地がクセになります。

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    2026年05月10日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    変わった家族構成。それを大して恥ずかしくも思っていない。一方で誇らしくも思っていない。そんな由紀夫という主人公。
    思春期特有の斜に構えたような立ち振る舞いや言動。父親たちは、そんな息子を愛してやまなかった。妻も同時に愛していた。

    ダサくて愉快な父親たちは、妙なチームワークがあった。立場としては恋敵同士であるのにも関わらず、それぞれを理解し、信頼していた。
    男同士の絆は温かい心が緩むようなものを持っているのだと感じさせてくれた。

    私はこんな人生は絶対に歩まないであろう。だからこそ、由紀夫にとっての「あるある」というか、「日常」が新鮮で面白かった。


    いつだって子供は大人に守られているもの。認めたくはないだろうが認めざるを得ないものである。それを知るのは私にはまだ先なのかもしれないと思う。

    2026.5.10

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    2026年05月10日
  • シーソーモンスター

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    面白かった~~!
    シーソーモンスターも、スピンモンスターも背景の世界観が一緒なのはおもろい。あと、出てきた登場人物被るのとか、後からうわー!これそーゆーことかー!ってなるのもいい。人工知能こわい。どうしても仲悪い人は、先祖からの因縁だと思おう!

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    2026年05月10日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    長編。伊坂幸太郎の本あまり読んだことがなかったがこのパターン(政治系)初。小さな掛け合いの会話がやはり面白い。上と下の間になぜか1984ジョージオーエルを挟んでしまっているのも相まって、システム的社会を感じている。俺の検索履歴も怖いな。

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    2026年05月09日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    死神の視点で淡々と人生を見ると、こんな感じなんだなと思った。短編集みたいな感じで一つ一つ読みやすい。
    特に好きなのは、「吹雪に死神」「恋愛で死神」
    「吹雪に死神」はメタ的でおもしろかった。
    「恋愛で死神」は救いがなかったけど、その人生の理不尽さが心に染みる。
    死神はずっと冷静で、変わったキャラだった。
    神の視点で人を見る目みたいなものを疑似体験できておもしろかった。

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    2026年05月08日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの『火星に住むつもりかい』です。
    伊坂さんの本のなかではそれほど有名ではなかったので期待しないで読んだらとても面白かったです。

    仙台は政府の実験都市として「安全地区」に指定され、犯罪を未然に防ぐという名目で平和警察が導入されます。しかし実態は、市民同士が互いを監視し、密告された者が取り調べ施設に連行され、暴力的な尋問や公開処刑を受けるという恐怖政治でした。市民は疑われないために善人を演じ続ける生活を強いられています。

    大学教授の金子が中心となり、平和警察に反抗するための「金子ゼミ」が結成されますが、これは平和警察の真壁が仕掛けた罠で、参加者たちは取り調べ施設に捕らえられ、過酷な尋問を受けます。

    その最中、黒ずくめのつなぎを着た謎の男が現れ、強力な磁石を使った武器で警官を倒し、囚われた市民を救出して姿を消します。

    平和警察は磁石の武器の出所を追い、白坂研究所の学生である大森鴎外に辿り着きます。しかし鴎外はすでに死亡しており、タクシー運転手を助けようとして警官に誤射されて死んだことがわかります。黒ずくめの男が鴎外である可能性は消えます。

    鴎外の遺した強力な磁石と木刀を拾ったのは、理容師の久慈羊介でした。久慈は代々「正義感が強すぎて損をする」家系で、自身も家族を失い、さらに鴎外の死を目撃したことで平和警察と戦う決意を固めます。久慈は自分の店に来る客とその家族だけを助けるという基準を定め、黒ずくめの男として活動を始めます。

    一方、平和警察内部では真壁を中心に黒ずくめの男の正体を追う動きが強まります。

    平和警察は黒ずくめの男を誘き出すため、久慈が助ける基準に該当する人物を連行します。久慈は現れますが、逃走の際に真壁が死亡しますしかし後に真壁の死は偽装であり、彼が別の目的のために姿を消したことがわかります。

    平和警察の捜査の結果、黒ずくめの男の正体が久慈羊介であることが判明します。久慈は鴎外の磁石を武器に、平和警察の暴力から市民を救い続けていました。

    久慈の常連客である佐藤誠人が処刑されると知り、久慈は処刑場に乗り込む決意をします。処刑当日、平和警察は黒ずくめの男を待ち構えますが、久慈が事前に仕掛けていた計画により複数の黒ずくめの男が現れ、処刑場は混乱に包まれます。久慈は処刑台に仕掛けられた磁石を利用して警視長の薬師寺を狙いますが、薬師寺は警視監を盾に生き延びます。久慈は混乱の中で姿を消します。

    事件をきっかけに平和警察内部の腐敗が露呈し、薬師寺の権力は失墜します。新たに権力を握った上野刑事部長は平和警察を自分の都合の良い形に変えようとしますが、真壁の生存が示唆され、彼が裏で動いていたことが明らかになります。久慈は日常へ戻り、理容師として静かに暮らし続けます。

    平和警察による監視社会・密告社会の描写がリアルで、 読んでいてとても怖いです、ゴールデンスランバーと似た世界観を感じます。ゴールデンスランバーが好きな方ならとてもおすすめです。

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    2026年05月06日
  • 死神の精度

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    短編小説で読みやすかった。
    死神が主人公で、死ぬ直前の人間の物語だが、ほっこりできるのが伊坂幸太郎らしかった。
    短編小説なので、あっさりとしていたので、軽い本が読みたい時におすすめ

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    2026年05月05日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    年内58冊目
    【おすすめ度】
    ★★★★
    【こんな人におすすめ】
    伊坂幸太郎さんの作風が好きな方
    魔王を読んで面白いと思った方
    【感想】
    「魔王」の50年後の世界。
    殺し屋シリーズで伊坂さんの本は正直もう読まなくていいかなと思っていたが魔王を読んでからというもの作風にどハマりし、続編を読むことに。今回もなかなかに面白かった。
    検索がもたらす不幸の先に何があるのか気になる。作品にも伊坂幸太郎さんならぬ作家の井坂好太郎が登場する。彼がキーパーソンなのだろうか?

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    2026年05月05日
  • 火星に住むつもりかい?

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    伊坂幸太郎の物騒な話は大体ハズレなく面白い。
    前半は平和警察の暴走ぶりやそこに属する各人の暴虐さが生々しく、正直胸糞悪いパターンの物語かと思っていた。登場人物は多かったが、それぞれキャラクターが立っていて、特に真壁は面白かった。ただ、こいつは実はこっち側で、などなどおそらく一回だけでは全ての伏線を理解できていない感じがあったので、何度か読み直したいところではある。
    偽善や一面的な勧善懲悪を風刺しているとは分かっていつつも、平和警察の人間が死んでも因果応報と思ってしまったり、分かりやすく息子のために無謀な取引に応じる母に同情したりと気づいたら読者も本作の世界に片足を突っ込んでしまっているような体験が新鮮だった。

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    2026年05月10日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    数年振りに読み直しました。

    結局一番好きな作家さんだなぁと再確認。

    まず余計な性描写ほぼないのがいいんです。結構色んな人の読んでると、え?この描写いります?みたいな気持ち悪いの多くて一気に冷めてしまう。。

    伊坂さんはほぼそれもなくストーリーは面白く読みやすいのでいつも楽しませてもらってます。

    フーガはユーガは双子の話しで誕生日に体丸ごと入れ替わるというぶっ飛んだ設定ながらもなんかちょっとリアルな感じを醸し出させるところがさすがでした。

    伊坂さんの作品にしてはたまにあるなんかちょっとこう救われない終わり方のやつです。

    双子共々生きてて欲しかったです。何しろどっちもいいキャラだったので。

    岩窟おばさんだったかな?あれもまたいいキャラでしたねぇ。お金借りるシーンなんかは特に。

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    2026年05月03日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    致死率が非常に高いウイルスを媒介とする村上病。
    正義感の強いチンピラ相葉。真面目だがある裏稼業を行い金策に勤しむ井ノ原。峰不二子の様に暗躍する桃沢。不死身の殺し屋。そして、有能すぎるカーリー犬ポンセ。
    もう、材料が揃いすぎてる。伊坂幸太郎の御膳立てする設定最高!そして、その料理法も完璧。

    最後までワクワクさせてくれる傑作だった。
    カーリー犬飼いたい。

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    2026年05月01日
  • 死神の精度

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    伊坂幸太郎氏の初期作品。

    死神の話なのに、あったかくてしんみりして、スンとして癒されて目の奥がツンとくる。

    幸せかどうかなんて死んでみないとわからない。
    生きていると色々あるから、一喜一憂しても仕方ない。

    死ななくて辛いことは周りの人が死んでいくこと。


    その通りだなって。
     

    最後の歳をとった女性美容師の話がよかった。

    お気に入りの部分を画像に残した。



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    2026年04月25日
  • ガソリン生活

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    車のおしゃべりは人間には聞こえない。車が事件を解決するわけではないけれど、おしゃべりな車同士の会話から望月家の知らない登場人物の背景に深みが増しているところが面白かった。

    車に心があるようで、自分が今乗っている車もこどもが小さい時から乗っているもので、こどもといろんなところに行った思い出がある。ガソリン生活を読んで、買い替えするのが難しくなった。

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    2026年04月25日
  • 火星に住むつもりかい?

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    体験、と言っていいと思う。
    伊坂幸太郎作品は初めて読んだ。

    ずーっと気持ち悪かった。
    悪役が主役の物語を読まされるのだから。
    その悪役は所謂典型的な悪役ではなく、一般的には正義の警察というところに一層嫌悪感がわく。

    当然小説だから回収はされる。
    だけど、課題?は実社会の我々に残されたままだ。

    二十歳の青年のあとがきは、このモヤモヤを少し解消してくれる。

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    2026年04月24日
  • 魔王 新装版

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    伊坂幸太郎といえば、エンタメ小説というイメージだけど、読む人により解釈を与える作品でなんか意外な作品。

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    2026年04月23日