伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • サブマリン

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    10年以上前に読んで、すっかり内容を忘れていた”チルドレン”の続編です。家庭裁判所調査官の武藤とその上司の陣内が無免許運転で死亡事故を起こした棚岡少年の心の闇に光を当てていくという作品。生真面目な武藤と破天荒な陣内のコンビについては、個人的には陣内の言動にイライラする事もあるが、終わり良ければって感じなんでしょうか。私の失敗を繰り返さぬ様、チルドレンを読んだら直ぐに読む事をお勧めします。

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    2025年09月06日
  • オー!ファーザー

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    由紀夫の同級生2人が鬱陶しくて、途中で読むのを諦めそうになったけど、後半は動悸が止まらなくて、最後まで読んでよかった!!!
    伏線回収も気持ちよくて、これだから伊坂幸太郎さんはやめられない。

    あと途中で映画の存在に気づかなくてよかった。
    映画化に気づいてたら、同級生の鬱陶しさに耐えられずに、読むのをやめて映画で済ませちゃうところだった。

    (余談すぎるけど、由紀夫グリフィンドールすぎる)

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    2025年09月06日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    嘘を見抜く名人、成瀬、演説の達人、響野、正確な体内時計を持つ雪子、スリの天才、久遠。四人の銀行強盗の続編。社長令嬢を恋人に持つ成瀬の仕事の後輩は、ともに刃物男騒動に遭遇し、朝起きたら書置きとともに女が消えていた男は、その彼女の謎を響野と解くことになり、雪子は職場の女の子が受け取ったチケットの謎を解く。久遠は、カジノで借金をつくった男が、犯罪行為に巻き込まれそうになるのに居合わせる。別々に書かれた四つの短編が、次の社長令嬢誘拐話で一つになる。

    伊坂さんの小説は再読も再読で、何がそんなに魅力的なのか学んでやろうと思っていつも読むのだけど、こりゃ無理ですわ、と早々に舌を巻いてしまう。軽妙な会話、こ

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    2025年09月05日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    「フィッシュストーリー」と「ポテチ」は昔映画で観ていた。映画は「フィッシュストーリー」の方が好きだったけど、原作は「ポテチ」の方が心にくるものがあった。

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    2025年09月05日
  • サブマリン

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    『ついてない、だとか、やってられるか、だとか言ってもな、途中でやめるわけにはいかねんだ。どう考えても高得点にはならない場合もある。だけどな、できる限り悪くないてを目指すほかないんだよ。』

    『彼のはじめの手牌は良くなかったかもしれない。ただ、その中で、できる限り最高の手を作ろうとした』

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    2025年09月04日
  • サブマリン

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    ネタバレ

    陣内と武藤の掛け合いが、テンポ良くてクスッとしてしまうシーンが多く好きだった。チルドレンの続編だと知らずに、先にこちらを読んでしまったが、読みやすくストーリーとしてもテンポの良さが心地よかったが、少年犯罪をきっかけに「悪」とはについて考えることもできた。
    極悪犯罪者に、目に目をで同じような制裁を与えること自体、犯罪だからダメなことではあるものの、本当に?なんでダメなの?と思ってしまう側面もあって、世の中に怖い事件が山ほどあるからこそ、ルールだから、では終わらせられないよなと思ったりした。

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    2025年09月01日
  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    8人の作家が同じ要素を盛り込む企画の中の一冊で、一応、発起人らしい伊坂作品。ほかの作品も読んでみたくなった。
    シーソーモンスターは、バブル時代末期であることがあまり作品には活かされてない気はするが、楽しく読めました。作者を姑が極悪人であると思い込ませながら(けど、うすうすミスリードされているんだなぁと思いながら)進行するストーリー展開は流石だし、謎解きが楽しみでもある。
    スピンモンスターは、作者が考える近未来が興味深く、充分考えられるディストピアとも思います。シーソーモンスターと通じているところも面白い。最後はバットエンド的な所はあるが作者の作品だもの、きっとこの少し後に劇的展開があるのでは?

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    2025年08月31日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    良かった〜〜
    伊坂幸太郎は長編ばかり読んでいて、短編は初めて読んだけどエッセンスがギュッと詰まっていて、より印象に残った気がする。
    フィッシュストーリーは、不思議な曲が繋ぐ運命の物語。ピタゴラスイッチのような爽快感。時系列がバラバラだったが、これくらいならスッと理解もできて気持ち良い。橘さん、あのあと瀬川さんから両親の出会いと曲のこと聞けたかな?聞いてて欲しいな。
    ポテチも良かった。
    尾崎のホームランで救われたのかな?お母さんはもちろんその事実は知らないわけで…
    でもあれかも。プロ野球選手って生まれつきなるもんじゃなくて、プロ野球選手に育てる親の努力も必要だろうから、あんま深く悩むなよって言っ

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    2025年08月29日
  • オー!ファーザー

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    色濃いキャラクターがこれでもか!って出てくるのに、誰一人かすむことなく最後まで駆け抜ける作品でさすがの伊坂作品!!!

    父親が四人いるという突拍子もない設定の中、物語が日常→非日常へと展開していくのは見事!
    あとがきにもあった「伊坂第一期最後の作品」に相応しい作品だった!!

    物語の中で個性的なキャラクターたちが自在に動き回ってるような印象で、個人的には葵さんが好き!
    いつも伊坂作品は映像化したらどんな俳優さんが合うかなぁーと想像しながら読むのが好きで、今回もたっぷり妄想しながら読めました

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    2025年08月29日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂幸太郎さんのエッセイ。
    仙台ぐらしという題名だけど、
    仙台という県を大きく取り上げるよりも
    伊坂さんの内面的な感情を少し触れることが
    できる本だとおもいました。
    そして、伊坂さんの飾らない人柄にも
    すごく魅力を感じました。

    最近エッセイを読んで感じるのは、
    そんなに面白い人に話せるような日常、
    そうそうないよ〜です。
    もっとアンテナ高く生きていたら普段の日常に
    面白いことを見つけられるのかな〜

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    2025年08月26日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    監視社会のディストピア。
    伊坂作品の中では特に暗めな気がする。他の作品と比べるとコミカルというかユーモアチックな文章が少ないから?

    真壁が魅力的。警察内の中の唯一のまとも人。
    飄々としてるけど罰せられない程度に薬師寺の権力の乱用に反抗したり、嗜めていた。
    刑事部長を最初から最後まで馬鹿にしていたけどそれもブラフなのは流石だと思った。

    薬師寺の最後として自分がこれまでやってきたことが帰ってきた感があったすこしすっきりした。

    監視社会はたしかにテロ対策として効果はあるかもしれないが、目的がテロを目論む人たちの謙虚ではなく、この物語のように体制に反発する人、考えをもつ人たちを黙らせることにシフ

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    2025年08月24日
  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    【シーソーモンスター】
    最初は姑の意地悪具合に胸くそが悪かったが、元同業者という事がわかって以降の嫁と姑の結束力が、読んでいて気持ち良かった。


    【スピンモンスター】主人公が何故ここまでして警察に追いかけられているのか途中わからなくなったが、結果そこまでして追いかけられる理由が本当になかった事に拍子抜けした。
    グラスホッパーやマリアビートルのようなスピード感のある展開に読む手が止まらなかった。

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    2025年08月23日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    1作目の銀行強盗とは趣が違う令嬢救出の話。
    響野、久遠、成瀬の掛け合いは健在で、またなんか言ってるわーって感じの軽い気持ちで楽しく読めた

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    2025年08月21日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    連作短編

    5股していたおとこが各編で女性に別れを告げて最後を迎えるストーリー

    伊坂幸太郎先生は浮気男をかいても嫌悪感が出てこないのが不思議

    繭美が強くて魅力的
    豪快なキャラクターだが、これまでの人生で不要だと思ってきたことを名の通り辞書から消してきた、その言葉の中には他の人を助ける言葉のほとんどが消せられていて人生の過酷さを感じさせた。
    (具体的なストーリーとしては幼いころに強姦?されていたことを匂わせといた)

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    2025年08月17日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    現実味、ファンタジー要素、不思議世界、
    アクション、色んなことが凝縮された一冊でした。
    きっとどの世代が読んでも楽しめる本だなと思いました。

    伊坂幸太郎さんの本を読むのは今回が2冊目でした。
    2冊目を読んで思ったことは、伊坂さんの書く本は、
    主人公以外の出てくる登場人物もみんな個性的で、魅力的、決して脇役にしないなと思いました。
    だからこそ、それぞれの人物を愛おしく、大切に思えます。
    また、すべての出来事は緻密に繋がっているという伏線にも鳥肌が立ちました。

    この本を読んで1番心に残ったセリフは「短期的には非難されても、大局的には大勢の人を救うほうを選ぶべき」という言葉です。
    私自身はそんな

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    2025年08月16日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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     売れないロックバンドの一曲が未来で世界を救うことになる表題作を含む四編が収録された中編集で、どれも外れ無しの面白さで特に表題作と『ポテチ』は「様々なことが巡りめぐって迎えるラスト」の完成形と言って良いぐらいクオリティが高かった。

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    2025年08月10日
  • オー!ファーザー

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    良い家族やな〜って感じ!

    お父さん4人おるけど、それぞれの良さがあって由紀夫のことが大好きなのが伝わってくる。

    友達ような関係性でありながら、リスペクトもしている。
    結構理想かも笑

    伊坂作品面白い!!

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    2025年08月08日
  • シーソーモンスター

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    伊坂節炸裂といった作品。設定が最高にイカしている。どうやって思いつくんだろう。ジメジメしていない嫁姑関係も良い。他の作者との企画もののようなので是非他も読んでみたい

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    2025年08月03日
  • 魔王 新装版

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    ネタバレ

    伊坂さん、9冊目!

    なんだか、今の世の中を見ているような、内容だった。
    安定の千葉さん登場。今回の死に関係していたのか?

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    2025年08月03日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    途中まで読むのがしんどくて、読むスピードは落ちていたが、後半はどういう終わり方をするのか予想できず読む手が止まらなかった。
    そして気持ちいいくらいの伏線回収。「そういえばそんなのあったな」の連発。手のひらで転がされている感覚に近かった。
    最後まで読んで初めて面白いと思う話だった。

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    2025年08月02日