伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの『火星に住むつもりかい』です。
    伊坂さんの本のなかではそれほど有名ではなかったので期待しないで読んだらとても面白かったです。

    仙台は政府の実験都市として「安全地区」に指定され、犯罪を未然に防ぐという名目で平和警察が導入されます。しかし実態は、市民同士が互いを監視し、密告された者が取り調べ施設に連行され、暴力的な尋問や公開処刑を受けるという恐怖政治でした。市民は疑われないために善人を演じ続ける生活を強いられています。

    大学教授の金子が中心となり、平和警察に反抗するための「金子ゼミ」が結成されますが、これは平和警察の真壁が仕掛けた罠で、参加者たちは取り調べ施設に捕らえられ、過酷

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    2026年05月06日
  • 死神の精度

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    短編小説で読みやすかった。
    死神が主人公で、死ぬ直前の人間の物語だが、ほっこりできるのが伊坂幸太郎らしかった。
    短編小説なので、あっさりとしていたので、軽い本が読みたい時におすすめ

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    2026年05月05日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    年内58冊目
    【おすすめ度】
    ★★★★
    【こんな人におすすめ】
    伊坂幸太郎さんの作風が好きな方
    魔王を読んで面白いと思った方
    【感想】
    「魔王」の50年後の世界。
    殺し屋シリーズで伊坂さんの本は正直もう読まなくていいかなと思っていたが魔王を読んでからというもの作風にどハマりし、続編を読むことに。今回もなかなかに面白かった。
    検索がもたらす不幸の先に何があるのか気になる。作品にも伊坂幸太郎さんならぬ作家の井坂好太郎が登場する。彼がキーパーソンなのだろうか?

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    2026年05月05日
  • 火星に住むつもりかい?

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    伊坂幸太郎の物騒な話は大体ハズレなく面白い。
    前半は平和警察の暴走ぶりやそこに属する各人の暴虐さが生々しく、正直胸糞悪いパターンの物語かと思っていた。登場人物は多かったが、それぞれキャラクターが立っていて、特に真壁は面白かった。ただ、こいつは実はこっち側で、などなどおそらく一回だけでは全ての伏線を理解できていない感じがあったので、何度か読み直したいところではある。
    偽善や一面的な勧善懲悪を風刺しているとは分かっていつつも、平和警察の人間が死んでも因果応報と思ってしまったり、分かりやすく息子のために無謀な取引に応じる母に同情したりと気づいたら読者も本作の世界に片足を突っ込んでしまっているような体

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    2026年05月10日
  • ラッシュライフ

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    『グラスホッパー』に続き、伊坂作品四作目。SNSにてオススメ頂いた作品。作者自身は伏線回収はつまらない的なことをどこかで見聞きした覚えがあるが…読者であるわたしはそれぞれ別々の点が複雑に絡み合い、繋がっていく様を観るのはやはり楽しい。わくわく、ニヤニヤして仕方なかった。笑。
    またどの作者も自分の世界観を持っているとは思うが、この作品もまた伊坂さんにしか描けないよなぁ…と、しみじみ思いました。冒頭の二人が物語にどう関係していくのかずっと不思議でしたが…そう来るかっ?!と唸りました。最後はピタッと収まるところに収まったな、という感じがしてとても良い読後感でした!
    p.s.デビュー作『オーデュボン〜

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    2026年05月03日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    数年振りに読み直しました。

    結局一番好きな作家さんだなぁと再確認。

    まず余計な性描写ほぼないのがいいんです。結構色んな人の読んでると、え?この描写いります?みたいな気持ち悪いの多くて一気に冷めてしまう。。

    伊坂さんはほぼそれもなくストーリーは面白く読みやすいのでいつも楽しませてもらってます。

    フーガはユーガは双子の話しで誕生日に体丸ごと入れ替わるというぶっ飛んだ設定ながらもなんかちょっとリアルな感じを醸し出させるところがさすがでした。

    伊坂さんの作品にしてはたまにあるなんかちょっとこう救われない終わり方のやつです。

    双子共々生きてて欲しかったです。何しろどっちもいいキャラだったので

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    2026年05月03日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    致死率が非常に高いウイルスを媒介とする村上病。
    正義感の強いチンピラ相葉。真面目だがある裏稼業を行い金策に勤しむ井ノ原。峰不二子の様に暗躍する桃沢。不死身の殺し屋。そして、有能すぎるカーリー犬ポンセ。
    もう、材料が揃いすぎてる。伊坂幸太郎の御膳立てする設定最高!そして、その料理法も完璧。

    最後までワクワクさせてくれる傑作だった。
    カーリー犬飼いたい。

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    2026年05月01日
  • ラッシュライフ

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    凄いなぁ〜!凝ったストーリーに圧倒されました。
    文庫本裏のあらすじに、バラバラ死体とか書かれていて、怖くて今の今まで読まなかったのですが、大好きな伊坂さんの本なのでやっと手に取りました。
    怖い部分もありましたが、それ以上に内容も構成も面白くて、すぐにでも読み返したくなるような作品でした。登場人物の視点もあちこち入り組んでいて、さらに「今どこ?いつ?」って何度も思ったので。まさにエッシャーの騙し絵に迷い込んだみたい。豊田と老犬の絆には涙してしまうし。こんな本が書けるなんて凄すぎます。

    本筋から逸れますが…
    先に読んでいたホワイトラビットで出てきた黒澤さんがいる!と一人で大興奮。さらに、ん?この

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    2026年04月30日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    〜正しいことが人をいつも幸せにするとも限らない。

    よく言われてる言葉だけどやっぱり私もそう思う。
    そうなの。と呟いてしまった。

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    2026年04月28日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    何も変わらない。何も変えられない。
    だから何もやらない。
    最初の一歩を踏み出す勇気があれば、小さな成果が、予期しない大きな変化を生み出すかもしれない。
    そんな希望と励ましが込められているような気がしました。

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    2026年04月28日
  • ラッシュライフ

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    完読

    世の中,金で買えないものはない。

    いえ,ありました!

    気持ちが良いくらいに全てが繋がっていきました。
    読み始めたら,一気に読まなければならないくらいの展開で
    気がつくと最後。

    今年の傑作(今更……)

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    2026年04月27日
  • 楽園の楽園

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    短いながらに皮肉たっぷりで結構好みだった。今の現代のこと?と思う内容でのちのちこうなるのではないかと期待。上で偉そうにしている人間が嫌いには共感だけど自分もそれと気付かされた。

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    2026年04月26日
  • 死神の精度

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    伊坂幸太郎氏の初期作品。

    死神の話なのに、あったかくてしんみりして、スンとして癒されて目の奥がツンとくる。

    幸せかどうかなんて死んでみないとわからない。
    生きていると色々あるから、一喜一憂しても仕方ない。

    死ななくて辛いことは周りの人が死んでいくこと。


    その通りだなって。
     

    最後の歳をとった女性美容師の話がよかった。

    お気に入りの部分を画像に残した。



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    2026年04月25日
  • ガソリン生活

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    車のおしゃべりは人間には聞こえない。車が事件を解決するわけではないけれど、おしゃべりな車同士の会話から望月家の知らない登場人物の背景に深みが増しているところが面白かった。

    車に心があるようで、自分が今乗っている車もこどもが小さい時から乗っているもので、こどもといろんなところに行った思い出がある。ガソリン生活を読んで、買い替えするのが難しくなった。

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    2026年04月25日
  • 火星に住むつもりかい?

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    体験、と言っていいと思う。
    伊坂幸太郎作品は初めて読んだ。

    ずーっと気持ち悪かった。
    悪役が主役の物語を読まされるのだから。
    その悪役は所謂典型的な悪役ではなく、一般的には正義の警察というところに一層嫌悪感がわく。

    当然小説だから回収はされる。
    だけど、課題?は実社会の我々に残されたままだ。

    二十歳の青年のあとがきは、このモヤモヤを少し解消してくれる。

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    2026年04月24日
  • 魔王 新装版

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    伊坂幸太郎といえば、エンタメ小説というイメージだけど、読む人により解釈を与える作品でなんか意外な作品。

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    2026年04月23日
  • 火星に住むつもりかい?

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    これからも世界はあっちへふらふら、こっちへゆらゆらしながら進んでいくんだろうなぁ。
    第一部が重くて暗いけど、とりあえず読み進めて、散らばった伏線という宝探し

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    2026年04月23日
  • ガソリン生活

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    望月家の愛車、緑のデミオ目線で語られる物語

    車同士のやり取りやユーモア溢れる描写に思わずくすっと笑ったりほっこりしたり、
    「あれがそこに繋がるんか!!」と伏線回収に思わずニヤニヤしたり

    20日かけて少しずつじっくり読んだのも個人的にはよかった

    読後感がじんわりと心地のよい作品で、読んでる間は自分の車はどんな事考えてるんだろうな?なんて、読む前には思いつかなかったような事を運転中にふと考えたりして、見えてる世界がなんだか優しくなった。

    お気に入りの登場人物ならぬ登場車は宅配トラックの黒ニコ

    久しぶりの伊坂作品だったが、伊坂作品ならではのウィットに富んだ会話の言い回しや伏線回収がやっぱり

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    2026年04月23日
  • 死神の浮力

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    もう一つの死神シリーズが面白かっただけに期待外れかな。設定は面白そうだったのに‥文章が冗長でストーリー展開が長すぎる。

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    2026年04月22日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    イッツSHOWTIME的なエンタメ作品である。
    巻末で作者も書いておられたが90分映画的な余計な部分を削ぎ落として気楽に一気に読める作品である。
    やはり仲間内での会話がとぼけたものもあり明るくコメディ映画っぽい雰囲気がある。
    ダウンタウンの松ちゃんのお笑い術、何気ない会話の中のキーワードをあとからギャグとして成立させるような手法が田中から購入した買って損した物や買っても意味のないものが終盤むちゃ役に立つという…笑
    伊坂さん、多分お笑いのセンスもあるのかな…

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    2026年04月22日