伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    5股された女性達はとても良い人達で
    別れた後は全員が幸せになって欲しいと思える人達だった。

    繭美も含めて良い未来がある事を願います。

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    2026年07月10日
  • ラッシュライフ

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    『豊かな人生』とは?がテーマとなっている作品。
    父に自殺され神に憧れる青年、不倫相手と再婚を企む女性カウンセラー、職を失い家族に見捨てられた男。
    思想や恋愛、仕事に捉われている登場人物たちのピリピリした人生が描かれる中、諦観している黒澤の視点がとても印象的です。黒澤の「人生については誰もがアマチュアなんだよ」というセリフが、失敗してあたりまえなんだと、間接的に人生の教訓を教えてもらえた気がしました。中でも、豊田という職を失い老犬を拾う男がこの物語の肝で、ラストに描かれる『豊かな人生』とは?の答えが、この人物のセリフにつまっています。個人的には、佐々岡がサイドボードの趣味が悪いと一言放つ場面と、豊田が老犬を抱いてタクシーに乗る場面が好きです。『オーデュボンの祈り』の主人公・伊藤のその後も描かれており、ファンとしてはとても嬉しいおまけでした。

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    2026年07月10日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    面白かった!そんなに期待してた訳じゃないけど読みやすいし、ミスリードにも圧巻させられた。ミステリーといいつつ、そういったミスリードもありつつトリックメインというよりは臨場感溢れるお話で情景も想像しやすくて良かった。またこの人の別の小説も読みたい。

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    2026年07月09日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    伊坂ワールドを充分堪能!
    ギャングの演説、ウィットに富んだ会話、最後に全部が回収されるストーリー。
    全てが、極上のエンターテイメント!

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    2026年07月08日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    4人の父は全員ちゃんとお父さんしてたので
    とても素晴らしい家族の物語だった。

    10時半に迎えに行くから待ってろという部分は
    ぐっとくるものがあった。

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    2026年07月06日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    文が上手い。非常に読みやすかった。読みやすいし展開も気になるから一気に読めた。

    響野さんが好き。誰と喋っててもコメディみたいで本当に面白い。

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    2026年07月05日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    登場人物の皆の名前の読みが変わっててびっくり!伊坂さんの拘りなのかなんだか新鮮。強盗達の名前は同じだと思うけど次回作も読みたいです

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    2026年07月05日
  • 砂漠

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    もっと和気あいあいとした、学生の群像劇かと思ったら、序盤で鳥井が大怪我したり、意外と人生のハードモードもありつつ、でも学生の青臭さもあって、不思議な文章だった。面白かった。
    ただ西嶋には色々イライラさせられた。自分が理屈っぽい方なせいもあるかなぁ。「お前はまた余計なことを!!!」って何度も思ってしまった。小説なのに。

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    2026年07月05日
  • 死神の浮力

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    面白かった。死神シリーズの第二弾。予定通り死なせるか否か、を1週間調査するため、その対象に張り付く死神の千葉さん。
    担当した人間は、1人娘を殺害され復讐を企てている夫婦の旦那さんの方。
    人間を装って近づくものの、夫婦の復讐作戦に巻き込まれ協力、、もするし、捕まって怪我をしたり。。。憎めないキャラで次回のシリーズも期待!

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    2026年07月04日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    文庫化したのをきっかけに父に誕生日プレゼントとして買ってもらって読み始めた。

    やっぱり伊坂幸太郎先生のワードセンスや、人間のやり取りが面白くて大好き。

    「人生で魂が震えるほどの幸福があったなら、それだけで、そのために永遠の人生が必要だったんだと感じることができる」というニーチェの言葉がすごく心に残って、そんな幸福が私にはいま訪れているかも知れないと思うと人生って素晴らしいかもと浸る時間も多かった。

    ロシアンブルとアメショーの凸凹コンビというか相性がいいような悪いようなタッグが好きだった。
    本の中の世界と現実の世界が交わるような、いや、全部本の中だけど、なんというか不思議な感覚になったりした。

    事件後の壇先生の解釈が人間の心を上手に使っている感じがして好きだった。納得した。
    最後はまるっとおさまりつつ、微笑ましくなるようなエンディングでよかった。

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    2026年07月04日
  • 残り全部バケーション

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     いろんな話が絡み合い、時に示唆的な言動もありながら、物語は繋がっていく。友達を作るのはなかなか難しい。

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    2026年07月03日
  • 死神の精度

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    明日死ぬとしたら、生き方がかわるのか?
    今の生き方は、どれぐらい生きるつもりの生き方なのか

    それでも、頑張れるかどうかなんじゃないかな

    努力は大事だけど、どんなに頑張っても「持ってる人と持ってない人」がいる訳で。

    目的を持って命をすり減らして生きていけば、また川の上流のスタート地点に立てるのではないだろうか

    それとも穏やかな下流も悪くないと思いながら生きていくのもいいじゃないか。

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    2026年06月30日
  • 残り全部バケーション

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    バラバラに見えたエピソードが鮮やかに繋がっていく構成は、さすが伊坂先生、本当に面白いです!軽妙な会話劇の中に伏線がちりばめられ、読後感も爽快。登場人物たちのその後をもっと見たくなる大満足の一冊。

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    2026年06月30日
  • ラッシュライフ

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    人生がリレーだったらいいと思わないか?ってフレーズが印象的だった。実際につなぐと言う題名の絵はあるのかな。素晴らしい群青劇で、読後感もすごくいい。1日で読み終わってしまった

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    2026年06月29日
  • フーガはユーガ

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    伊坂らしい地味な能力を活用して問題を乗り越えるストーリー。ただ最後は単純なハッピーエンドではなく少し切ない余韻を残した終わり方。
    暴力シーンも多く重めの内容だから苦手な人も多いかも。

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    2026年06月29日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    2026.40

    伊坂幸太郎新潮文庫25周年の特別カバーがすごく可愛くて買ったのだけど、元々のデザインだったら手に取ってないのでデザインの偉大さを感じた。

    この会話の感じ、脳内で映画になる感じ、伊坂幸太郎さんの小説が大好きだった学生時代を思い出す。そして久しぶりに読んでもやっぱり好きだ。。。面白かった。そして時折出てくる現実世界への批判的な台詞が大好き。
    阿部和重さんの作品は読んだことがないのだけど、これを機に読んでみたい。



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    P191 「昔からのインフルエンザで、年間、千人の死者が出たとニュースになっても誰も注目しないが、新型インフルエンザが出て、一人でも亡くなれば、大騒ぎになる」人々の関心や恐怖は、ニュースの見出しの大きさに影響を受け、ニュースの見出しは、新奇さ、稀有さに影響を受けるわけだ。
    P327 「マーフィーの法則にもある。人生で楽しいものは、違法か、反道徳的か、もしくは太りやすい」
    P526 「当時はオーストラリアの植民者たちが、我が物顔で振る舞って、先住民たちに厳しかった。どこかの国と一緒だな。あとから来た奴らが偉そうに、だ」
    P532 「戦争ってのは、クソだな」アンソニー・D・レイノルドが不意に吐露した。「なぜか知ってるか?」「さあ」「戦争をやりたがるのはたいてい、戦争でひどい目に遭ったことのない奴らだからだ」
    P541 「野球には逆転がある」「井ノ原、あのな」分かってる、とうなずく。野球には逆転があるが、俺たちの生きている社会にはなかなかない。

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    2026年06月29日
  • 楽園の楽園

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    人類の現状に対して、壮大ながらもどこかあり得る話だと感じてしまう。ストーリーを求める話は納得。伊坂さんもストーリを通じで、警鐘を鳴らしてるのだと思う。分かりやすいように。過去作品でも結構未来をあてているので、見えているのでは??笑

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    2026年06月28日
  • 終末のフール

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    今の日本においては、一定水準の幸福や刺激を得ることは簡単だ。コンビニ1店舗さえあれば、昔の人々の想像を絶するほど贅を尽くした暮らしができる。

    そんな世界で、我々は今なんのために生きるのか?日常における幸せとは何か?

    一人ひとりの人生がコモディティ化する中で、自分の人生らしく生きる方法とは?

    別にそれが正解だとは言わないが、自分は自分らしくいたい。行動は抑制されても、意識だけは抑制されたくない。

    明日、隕石が落ちてくるとしたら。今自分は何をしたいのだろうか。

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    2026年06月28日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    レ·ミゼラブル風な語り口でわざと書いてる風なのがシャレっぽくもあるけど、まどろっこしくていつもの伊坂さんの本ぽくないな...ちょっと読みにくいな、話もちょっと単調だな、と前半は思っていた。でもさすが伊坂さん。後半に進むに連れて、え?そういうこと?って惹き込まれた。このキャラ好き!っていうのが今回はあまりなかったかな。普通に話は面白かったです。

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    2026年06月27日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    人は必ずしも善人ではなく誰しも悪意を持っていて善悪のコントロールをしながら生きている。ブレーキが効くか効かなくなるか、みたいな話って伊坂作品にずっと共通するような。
    うまく噛み合わない描写が少しずつずっとあってそれが最後にかけて綺麗につながっていく瞬間が気持ちいい。騙された!とかではなくてそうだったのか!と思える清々しさ。量子が犯した罪のことを償ったことにしてもいいって思わせる力がある。重力ピエロの春みたいに。やっぱり最後に信じるのは愛や善だって伊坂幸太郎を読むと思う。思える。


    他人と過去は変えられない。
    自分と未来は変えられる。

    翔のことを一番に考えていた量子にとって破魔矢の正体はとてもサプライズ的で読んでて嬉しくなった。

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    2026年09月24日