伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 777 トリプルセブン

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    ネタバレ

    再読。
    やっぱり面白い。このシリーズはたくさん死んでしまうから、少し哀しい。
    前の蜜柑と檸檬。今回のコーラとソーダ。いいキャラなんだけどねー。
    それにしても、蓬と佐藤は悪い奴等。

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    2026年02月08日
  • サブマリン

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    陣内と武藤の小君良い掛け合いや伊坂幸太郎らしい伏線回収も魅力的だが、何より少年犯罪というテーマをジャズと掛け合わせて作品に昇華したことに感激した。非行少年たちの多くは皆それぞれの境遇に「ひどいこと」があり、時としてそれは犯罪として牙を剥くこともあれば、音楽で観客を宇宙まで連れていくことにもなりうる。
    家裁調査官という仕事は常に答えのない問いと向き合っていかねばならないが、陣内ならきっとその奔放な振る舞いと先入観のなさで少年少女と真摯に向きあい、奇跡を起こしていくのだろう。

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    2026年02月08日
  • チルドレン

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    奇跡を起こす男、陣内を巡る五つの物語。そんな奴はいる訳がないけど、いても面白い、どうなるんだ、全くやってられない、目が離せない。不思議な魅力の主人公を作り出すのは簡単ではないが、伊坂幸太郎初期のこの作品は陣内と彼を取り巻く何人かの友人たちによって、普通の生活がちょっと普通でない物語になって面白かった。
    映像化を見たいとは思わないけど、続編は読みたい。しばらく伊坂ワールドを追いかけようと思っているので、陣内のその後も楽しみ。全然関係ないけど、横道世之介を思い出したりした。魅力的な男の話は面白いんだ。

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    2026年02月08日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    最後の数ページのために読んだ甲斐があったなって思える
    人情とか、人の心ってやっぱり柔らかくてだけど気まぐれで純情だよねってことを改めて教えてくれた気がする、これまで読んできた元カノたちが結局ただの額縁だったのがとってもよかった
    繭美がこれまで黒く塗りつぶしてきた(塗りつぶさなければならなかった)経験たちが、人生という名の辞書が星野一彦と出会ったことでまっさらになるのがいい
    繭美にとって一彦は最後の光だったんだろうな

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    2026年02月07日
  • 砂漠

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    大学入学前に読んだけど刺さらなくて、3年になって読んだら面白かった。
    最後がいい。個人的に、結局砂漠の中で五人は疎遠になってしまうと思う。大学の人間関係ってそういうものだから。
    でも、それも含めてモラトリアムの青春で良いし、あの4年間は紛れもなく人生の宝物になるだろうな〜。

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    2026年02月07日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    読み終わった後にもう一度読み返してしまいます。
    全てを知った上で読むとまた違う面白さを感じられる作品です。さすが伊坂幸太郎、と唸ってしまいました!

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    2026年02月05日
  • 楽園の楽園

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    新聞で紹介されていて読んでみようと思って、本をみたら、すごく薄くてビックリした。面白かったので、すぐに読み終わった。

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    2026年02月05日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    全体的には重めの話題。読むなら元気のあるときに読みたい。

    どっちにも生きてて欲しかったよ( ; ; )
    すごいよ、すごいけど2人とも幸せになってほしかった…

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    2026年02月05日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    内容は大きな事件に立ち向かう感じだけど、事件の内容よりも、それぞれの人の持つ負の感情に対しての折り合いの付け方についてよく描かれていて
    かつ、そういう重めのテーマなのに軽快に進む登場人物同士の会話や場面転換でその重さを感じさせずスルスル読める本だった

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    2026年02月05日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    社会で働く人の理不尽さを感じつつ読みました。
    部長には腹が立ってしょうがなかった!

    度々怒る事件ではヒヤヒヤと緊張感が走り、引き込まれました。

    面白かったです!

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    2026年02月04日
  • 死神の精度

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    初めての伊坂幸太郎作品。
    変な文体の癖もなく読みやすい。
    この作品は、主人公の置かれた状況の切迫感、そして、主人公は死神である以上決して死なないという安心感の矛盾が興味深い。他の作品ではなかなか味わえないアンビバレンスがある。
    私はミステリー小説が苦手なのだが、それは読み進めるほど結末に期待を膨らませしまい、その期待を超えるオチに出会えることが少ないからである。しかし、この作品はストーリーが短いため、適度な期待とそれ相応の結末があり、自分にとって心地よい読後感となった。

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    2026年02月04日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    10年ぶりに読んだ
    印象的なシーンは変わらずで、久遠の「犬派か猫派か」の問いはやっぱりかっこいい
    響野と雪子ではなく、響野と久遠ではなく響野と成瀬が長年の付き合いなのが読んでいてよくわかる
    いつか自分が強盗に遭っても恐怖に怯えてる中、この本を思い出して一瞬だけ愉快な気持ちになれるかもしれない

    サブマリンで出てきたお店の「天々」が今回も出てきて嬉しかった

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    2026年02月04日
  • 死神の浮力

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    オーディブルで。前作を読んでから間が
    空きすぎたのも良くなかった。
    伊坂さんは、淡々とふざけている感じがしますね。
    ゴールデンスランバー、グラスホッパーやマリアビートルの方が好き。
    ドラマになればと、思ったら、前作は映画化された。

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    2026年02月03日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ・「ペッパーズ・ゴースト」の暗喩する存在。幾度もの不条理に巻き込まれながらも最後は希望を託して世間から姿を消すことを選択した有志たち。彼らへ思いを馳せるラストのフレーズは、どんな困難が続いたとしても、一筋の希望を見出す後押しをしてくれる。

    ・随所に引用されたニーチェの言葉とそれに添えられた著者の解釈が登場人物の心情描写と絶妙にマッチング。

    ー一つでも魂の震えるほどの幸福があれば!
    人生で魂が震えるほどの幸福があったなら、それだけで、そのために永遠の人生が必要だったんだと感じることができる。
    これが生きるってことだったのか?よし!じゃあ、もう一度!

    ーこの世の嘆きは深い
    喜びのほうが、深い

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    2026年02月03日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ミステリー好きなのにハラハラするシーンが苦手で(だからこそ結末が気になってめちゃ読み進められるんだけど)今回の成瀬はすごく落ち着いていてあまりドキドキせずに読めてよかった。ハッピーエンドが決まってる話はなんて安心して読めるんだろうか〜

    ところどころのセリフにギュンっと救われる
    「鬱と心の強さは関係がない」

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    2026年02月04日
  • 死神の精度

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    短編シリーズでありながら、一話一話の完成度が非常に高く、とても引き込まれる作品だった。淡々とした語り口の中にユーモアと温かさがあり、読み進めるほどに物語の世界観に惹かれていった。

    特に死神・千葉のキャラクターが印象的で、感情を持たない存在でありながら、音楽を好むという人間的な一面に強く共感した。その少しズレた感性が、かえって人間社会を鋭く映し出しているように感じられた。最後の話では、「生きること」や「運命とは何か」を静かに問いかけられ、読後もしばらく考えさせられる余韻が残った。短編でここまで深いテーマを描ける点に感心し、次は長編作品も読んでみたいです。

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    2026年02月02日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの合作の小説です。2人で思ったよりきちんと文書や話を推敲しあって作った長編小説のようです。

    相葉時之はかつて少年野球のピッチャーを務めていた男でした。性格は行動力がある反面、あまり深くものごとを考えないため、いつも失敗してしまいます。後輩の女性を助けようとした結果、代わりに多額の借金を背負うことになります。この借金返済のため、心の拠り所だった実家を母から売却されてしまい、相葉は家を買い戻すための資金を必死で探していました。

    井ノ原悠は、相葉とバッテリーを組んでいたキャッチャーで、常識な社会人です。小さい子供がいますが、原因不明の皮膚病院を患い治療費が嵩み、借金

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    2026年02月01日
  • 砂漠

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    伊坂小説トップ3みたいなYoutubeで、大学生活を描いた青春群像劇、と紹介があった

    内容には触れないながらも、あまりにも褒め称えるので、読んでみたのだった

    確かにそのまま青春群像劇

    砂漠に旅に出たりするのかなと思いきや、砂漠は全く出てこず笑

    大学生活がオアシスで、社会人生活が砂漠、という比喩のようだ

    別にそういうわけでもないと思うし、もはや青春時代をとっくに過ぎた自分からすると、より若い10代や20代には刺さる物語なんだろうと思う

    速読で2日間で一気読みできた

    多分消化率は通常読みと比べてそれほど大差ない

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    2026年01月31日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎25周年特別版のカバーに惹かれて購入
    合作ということでどうかなって思ったけど、買って正解だった。

    勢いだけ良くていつも肝心なところで選択を間違える相葉と、真面目っぽいけどなんだかんだと相葉に付き合う井ノ原のコンビがとても良かった。
    特に相葉の、自分のせいで他人を不幸にしてしまったことを内心では悔やみながらも強がりが出て、また自己嫌悪するという人間臭いところがかなり好きだった。ちょこちょこ「ちゃんと考えて動きなよ…」って思うところもあったけど、そこも含めて相葉っていう人間って感じで、最終的には好きになってた。

    話的には、テロの話は片付いた実感がない感じで呆気なく終わるし、借金もなん

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    2026年01月30日
  • シーソーモンスター

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    知らなかったが、8作家による螺旋プロジェクトなるものが生まれていて、その一冊がこの伊坂幸太郎の「シーソーモンスター」だった。
    昭和後期と近未来を舞台に、海族と山族の対立を扱う。対立がなければ人類は進化しないとAIが対立を企むくだりは背筋が凍る思いだった。
    やはり伊坂幸太郎らしく、話の中に現代の行き過ぎたデジタル化への警鐘が見え隠れしていて、大いに共感した。

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    2026年01月30日