伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • オーデュボンの祈り

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    デビュー作から会話のキレの良さや伏線回収の上手さといった伊坂ワールドが既に完成されていたことに驚いた。コメディと不気味さ、ミステリとヒューマンドラマを同居させられる著者の腕力に脱帽!読後は名状しがたい不思議な気持ちになった。

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    2025年12月09日
  • 終末のフール

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    あと8年後に小惑星の衝突により地球が終わる。そんなニュースが世界を駆け巡ってから5年後、残りの人生が後3年になった人たちの様々なストーリーを紡ぐ連作短編集。「どうせ世界は終わるけど」と同じような設定だが、こちらは後3年とかなり切羽詰まっている。

    それぞれの登場人物が思い思いに過ごす終末世界。絶望的な状況でも、なぜか飄々と生きている登場人物が伊坂さんっぽくて良い。個人的には天体のヨールが一番好きな話だった。

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    2025年12月09日
  • オー!ファーザー

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    4人と父親と子供らしくない息子
    5人の掛け合いを中心に大きなストーリーや細かいストーリーが物語を紡いでいく。ハラハラドキドキ感もあるし、温かさもある贅沢な1冊
    自分に4人も父親がいたらどうだろう。と想像するのが楽しい

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    2025年12月08日
  • ラッシュライフ

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    読書録「ラッシュライフ」4

    著者 伊坂幸太郎
    出版 新潮社

    p277より引用
    “「誰だって初参加なんだ。人生にプロ
    フェッショナルがいるわけがない。まあ、時
    には自分が人生のプロであるかのような知っ
    た顔をした奴もいるがね、とにかく実際には
    全員がアマチュアで、新人だ」”

     全く別の方向を向いて生きてきた人達が、
    ほんの数日の交わりで大きく変化するさまを
    描いた群像劇。同社刊行作改稿文庫版。
     立ち居振る舞いだけで人を不快にさせるよ
    うな男が、一人の女を連れて新幹線で得意先
    回りをしている。「金で買えない物は無い」
    と豪語するその男は、誰よりも豊かに生きて
    いると言い切り、自分の人生を信

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    2025年12月07日
  • フーガはユーガ

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    フーガとユーガの双子の不思議な入れ替えストーリー。親に恵まれず、虐待を受けていた双子。誕生日にだけ起こる双子の入れ替え。逆手にとりいろんな仕掛けを考え、犯人を追い詰めていく。小さいころ双子に憧れていたなぁ〜とWWW

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    2025年12月07日
  • オー!ファーザー

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    父親が4人という突飛な設定に惹かれて随分前に購入し、やっと読めました。
    設定からも想定はしていましたがコミカルな文体でとても読みやすかったです。
    個人的に起承転結の「起承」の部分が長い印象ですが、登場人物のキャラクターが深く描写されていてそれだけでもとても楽しめました。
    4人の父親はみんな魅力的で大好きですが、
    あらゆることを知っている悟さんが由紀夫の父親が誰であるか知ろうとしないこと、
    賭け事大好きな鷹さんが自分が由紀夫の父親であるという勝負にはでない、
    というところが刺さってこの2人が特に好きです。

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    2025年12月06日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    面白くて、途中から目が離せない展開になった。
    殺し屋3人達と凡人鈴木さんのお話。 鯨は最期呆気ないと思ったけど、散々出てきた亡霊達とのやり取りの総括と思えば最期に何を見たのか、この終わり方しかなかったのだろうと思える。
    好きなシーンは、パスタのシーン。 美味しそう。

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    2025年12月06日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    とても2人で書いたとは思えないくらい、ストーリーやキャラクターがしっかりして、スラっと読んでしまいました。
    面白かったです。

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    2025年12月06日
  • キャプテンサンダーボルト 上

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    とても2人で書いたとは思えないくらい、ストーリーやキャラクターがしっかりして、スラっと読んでしまいました。
    面白かったです。

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    2025年12月06日
  • マリアビートル

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    伊坂節がしっかりと効いていて、とても面白かったです。
    ちょうど子供が機関車トーマスにハマっているので、より楽しめました。
    グラスホッパーを読んでからの方がより楽しめると思いますが、読まなくても十分楽しめます。

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    2025年12月06日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    「陽気なギャングは地球を廻す」の続編。
    4人組の自由奔放さが面白くてたまらない。
    久遠くんの屈託ない感じが大好き!

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    2025年12月05日
  • マリアビートル

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    ネタバレ

    檸檬と蜜柑の相棒愛に感動。死体となった檸檬のジャケットから、小説が見つかった場面ほんとに感動した。
    トーマスにしか興味なく、蜜柑の勧めた小説なんて読んでないと思ってたが、しっかり読もうとしてたんじゃん。もうなんで、、この2人には生きててほしかった(泣)

    てんとう虫、なぜあの場面で蜜柑を殺したんだよおぉ!!王子に騙されるなよ……
    なんてことしてくれてんの!

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    2025年12月04日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    千葉は真面目でクールである一方、時折みせるどこかズレた発言やミュージックへの執着などの魅力のおかげもあって最終的に死が待っているとわかっていてもどこかポップな物語に仕上がっていた。その場だけの気の利いたやり取りだと思っていた話が各編の最後で回収されて、驚かされるというよりも腑に落ちるような、ぼんやりとした後味が心地良かった。

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    2025年12月04日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎作品の物語の展開があまり得意ではないけど、千葉の魅力がページを捲らせてくれるおかげで終始楽しめた。テンポいい展開の読めなさはもちろん、山野辺の最後とか本城の死の判定とかのオチも軽快だった。死神シリーズの続きがでてくれないかと思うばかり。

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    2025年12月04日
  • 砂漠

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    途中つらくてページをめくる手がとても重かった。
    なんてことは、まるでなかった。ということもなくて、、、「夏」は結構正直しんどかった。。
    そんな中でも西嶋に救われた気がする。西嶋最高!


    全体として、登場する5人のキャラクターはとても生き生きしていて、物語が進んでいくような感覚で、大学時代の甘酸っぱい青春を今改めて感じることができた作品。

    伊坂作品にたくさん出会ったが、他の作品にはない魅力を持った作品だなぁーと思った。

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    2025年12月03日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    夢の中で戦ったことが、現実の問題や危機とリンクする。
    そんな設定が面白い。内容も良かった。
    夢で勝てば現実問題が解決する、そんな体験をした主人公たち。現実の問題がリアルで、ちょっとタイムリー。
    夢の中がファンタジーなのも親しみやすい。
    タイトルと、ハシビロコウの関連も面白かった。

    シンプルに楽しんで読めたし、どんどん読み進めてしまった。登場人物がやっぱり魅力的。

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    2025年12月03日
  • 死神の精度

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    死神の精度って、、、
    と、タイトルに惹かれて購入。

    ヤクザ✖️死神
    犯罪者✖️旅✖️死神

    など、色々な掛け算がおもしろい!
    死神からみた人間像も、何だか癖になる。
    自分の死よりも、他人の死の方が、見なければならないので辛いというセリフは、なるほどなと思った。

    独特な世界観に浸れた。

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    2025年12月02日
  • 死神の浮力

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    死神がいることで安心する物語はあんまりないと思う
    こんな刺激があればもっと楽しいだろうなとおもう
    あと千葉さんが、あくまで死神であることを普通にラインを引いているのが、おーってなった

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    2025年12月01日
  • あるキング

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    読書録「あるキング」4

    著者 伊坂幸太郎
    出版 徳間書店

    p9より引用
    “ さて、そのような仙醍キングスであるか
    ら、仙醍市に住むからといって、誰もが仙醍
    キングスのファンとはならない。むしろ地元
    の汚点、と憎んでいる者も少なくなかっ
    た。が、それでもファンはいる。地味な昆虫
    や味の薄い香辛料にも、どんなものにもファ
    ンはいるものなのだ。”

    目次より抜粋引用
    “〇歳
     三歳
     十歳
     十二歳
     十三歳”

     一人の天才の生涯を描いた、現代ファンタ
    ジー長編小説。同社刊行作加筆修正文庫版。
     地方の万年Bクラスプロ野球球団に、その
    チームにはもったいない程の能力を持つ選手
    が在籍していた。

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    2025年11月29日
  • チルドレン

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    読書録「チルドレン」4

    著者 伊坂幸太郎
    出版 講談社文庫

    p77より引用
    “小山内さんの言葉を借りれば、「家裁の調
    査官がサラリーマンよりも多く経験できるの
    は、裏切られること」らしい。”

    目次より抜粋引用
    “バンク
     チルドレン
     レトリーバー
     チルドレンⅡ
     イン”

     ごく普通に生きる人達の日常に起きる、少
    し厄介な揉め事を描いた、短編連作小説。
    同社刊行作文庫版。
     銀行強盗の人質になってしまった大学生の
    鴨居と陣内。巻き込まれる原因となった陣内
    の行動から、出会った時のことを思い出さざ
    るを得ない鴨居だったが…。

     上記の引用は、家庭裁判所のお世話になっ
    た人物が、同じ罪

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    2025年11月29日