伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「ラッシュライフ」4
著者 伊坂幸太郎
出版 新潮社
p277より引用
“「誰だって初参加なんだ。人生にプロ
フェッショナルがいるわけがない。まあ、時
には自分が人生のプロであるかのような知っ
た顔をした奴もいるがね、とにかく実際には
全員がアマチュアで、新人だ」”
全く別の方向を向いて生きてきた人達が、
ほんの数日の交わりで大きく変化するさまを
描いた群像劇。同社刊行作改稿文庫版。
立ち居振る舞いだけで人を不快にさせるよ
うな男が、一人の女を連れて新幹線で得意先
回りをしている。「金で買えない物は無い」
と豪語するその男は、誰よりも豊かに生きて
いると言い切り、自分の人生を信 -
Posted by ブクログ
読書録「あるキング」4
著者 伊坂幸太郎
出版 徳間書店
p9より引用
“ さて、そのような仙醍キングスであるか
ら、仙醍市に住むからといって、誰もが仙醍
キングスのファンとはならない。むしろ地元
の汚点、と憎んでいる者も少なくなかっ
た。が、それでもファンはいる。地味な昆虫
や味の薄い香辛料にも、どんなものにもファ
ンはいるものなのだ。”
目次より抜粋引用
“〇歳
三歳
十歳
十二歳
十三歳”
一人の天才の生涯を描いた、現代ファンタ
ジー長編小説。同社刊行作加筆修正文庫版。
地方の万年Bクラスプロ野球球団に、その
チームにはもったいない程の能力を持つ選手
が在籍していた。 -
Posted by ブクログ
読書録「チルドレン」4
著者 伊坂幸太郎
出版 講談社文庫
p77より引用
“小山内さんの言葉を借りれば、「家裁の調
査官がサラリーマンよりも多く経験できるの
は、裏切られること」らしい。”
目次より抜粋引用
“バンク
チルドレン
レトリーバー
チルドレンⅡ
イン”
ごく普通に生きる人達の日常に起きる、少
し厄介な揉め事を描いた、短編連作小説。
同社刊行作文庫版。
銀行強盗の人質になってしまった大学生の
鴨居と陣内。巻き込まれる原因となった陣内
の行動から、出会った時のことを思い出さざ
るを得ない鴨居だったが…。
上記の引用は、家庭裁判所のお世話になっ
た人物が、同じ罪