伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    8人の作家が同じ要素を盛り込む企画の中の一冊で、一応、発起人らしい伊坂作品。ほかの作品も読んでみたくなった。
    シーソーモンスターは、バブル時代末期であることがあまり作品には活かされてない気はするが、楽しく読めました。作者を姑が極悪人であると思い込ませながら(けど、うすうすミスリードされているんだなぁと思いながら)進行するストーリー展開は流石だし、謎解きが楽しみでもある。
    スピンモンスターは、作者が考える近未来が興味深く、充分考えられるディストピアとも思います。シーソーモンスターと通じているところも面白い。最後はバットエンド的な所はあるが作者の作品だもの、きっとこの少し後に劇的展開があるのでは?

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    2025年08月31日
  • フーガはユーガ

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    小説では初めての伊坂作品。
    残酷な描写があり、暗くて重い話で正直キツかったけど…双子の乾いた感じの語り口調が、ユーモアに溢れ少し軽減くしてくれた感はある。
    そして後半のクライマックスにかけてはハラハラドキドキが止まらず前のめりで読んでしまった。散りばめられた伏線のピースが次々とはまっていく様は圧巻!
    ただなぁ…やはり読後感は寂しさが残った…。

    この作品、きっと映像化にも向いていると思う。

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    2025年08月31日
  • 死神の精度

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    人が亡くなるのに最後には心が温かくなる不思議な作品。死に対しての捉え方がちょっと変わる。自分の死が死神によって決められていると思うと、いろんなことが仕方ないと思えるというか。
    まだ死神は来て欲しくないけれど、いつか現れるような時期がきたら、最後の章のおばあさんのように、死をそっと受け入れられるような人生を送りたい。

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    2025年08月31日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    良かった〜〜
    伊坂幸太郎は長編ばかり読んでいて、短編は初めて読んだけどエッセンスがギュッと詰まっていて、より印象に残った気がする。
    フィッシュストーリーは、不思議な曲が繋ぐ運命の物語。ピタゴラスイッチのような爽快感。時系列がバラバラだったが、これくらいならスッと理解もできて気持ち良い。橘さん、あのあと瀬川さんから両親の出会いと曲のこと聞けたかな?聞いてて欲しいな。
    ポテチも良かった。
    尾崎のホームランで救われたのかな?お母さんはもちろんその事実は知らないわけで…
    でもあれかも。プロ野球選手って生まれつきなるもんじゃなくて、プロ野球選手に育てる親の努力も必要だろうから、あんま深く悩むなよって言っ

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    2025年08月29日
  • オー!ファーザー

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    色濃いキャラクターがこれでもか!って出てくるのに、誰一人かすむことなく最後まで駆け抜ける作品でさすがの伊坂作品!!!

    父親が四人いるという突拍子もない設定の中、物語が日常→非日常へと展開していくのは見事!
    あとがきにもあった「伊坂第一期最後の作品」に相応しい作品だった!!

    物語の中で個性的なキャラクターたちが自在に動き回ってるような印象で、個人的には葵さんが好き!
    いつも伊坂作品は映像化したらどんな俳優さんが合うかなぁーと想像しながら読むのが好きで、今回もたっぷり妄想しながら読めました

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    2025年08月29日
  • チルドレン

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    久しぶりに読み返した。好きなシリーズ。
    日常に少しユーモアがプラスされると、なんだかすごく楽しそうに感じる。

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    2025年08月29日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    タイトルのフーガとユーガは双子で、大変な子供時代を過ごしていた。そして大きくなったふたりは道は分かれるが、ふたりで大きなことをしようとする。思ったより悲惨な内容なんだけど、結末もハッピーエンドとは言えないけど、何か落ち着いた感じで読めた。タイトルの通り、フーガはユーガだったからなのかも知れない。

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    2025年08月28日
  • 終末のフール

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    人々が一通りパニックになりきった後の落ち着いた時間を過ごす人達それぞれの想いと生き方、周りとの接し方。
    小惑星が降ってくるまであと3年、続く日々と小惑星へのカウントダウン、降ってこないかもしれないの期待を抱きながら生きるのはどんな気持ちか。


    自分は終末どんな感じになるだろうと想像しつつ、なんて事ない今が大事なんだなと思えた

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    2025年08月28日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂幸太郎さんのエッセイ。
    仙台ぐらしという題名だけど、
    仙台という県を大きく取り上げるよりも
    伊坂さんの内面的な感情を少し触れることが
    できる本だとおもいました。
    そして、伊坂さんの飾らない人柄にも
    すごく魅力を感じました。

    最近エッセイを読んで感じるのは、
    そんなに面白い人に話せるような日常、
    そうそうないよ〜です。
    もっとアンテナ高く生きていたら普段の日常に
    面白いことを見つけられるのかな〜

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    2025年08月26日
  • 終末のフール

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    8年後に小惑星が衝突し、地球が滅亡する。そんな絶望の世界を生きる人々の8つの物語。最期が決まっている世界で人は何を考え、何を望むのか。

    どんでん返しや意外な展開はないけれど、読み飽きないストーリー。パニックが治まってから隕石衝突まで2年という期間が舞台だから、殺伐とはしておらず、むしろ日常系に近いと感じた。8つの物語が少しだけ交錯するのが心地よい。もし世界が終わるのならば、私は何に価値を見出すのだろうか、と考えながら読んだ。

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    2025年08月26日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    監視社会のディストピア。
    伊坂作品の中では特に暗めな気がする。他の作品と比べるとコミカルというかユーモアチックな文章が少ないから?

    真壁が魅力的。警察内の中の唯一のまとも人。
    飄々としてるけど罰せられない程度に薬師寺の権力の乱用に反抗したり、嗜めていた。
    刑事部長を最初から最後まで馬鹿にしていたけどそれもブラフなのは流石だと思った。

    薬師寺の最後として自分がこれまでやってきたことが帰ってきた感があったすこしすっきりした。

    監視社会はたしかにテロ対策として効果はあるかもしれないが、目的がテロを目論む人たちの謙虚ではなく、この物語のように体制に反発する人、考えをもつ人たちを黙らせることにシフ

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    2025年08月24日
  • フーガはユーガ

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    久しぶりに伊坂幸太郎さんの作品を読んでみました。
    ファンタジー要素もありつつ、途中からは事件性もあったりと最後まで楽しめました。特に最後の方は、続きが気になって一気に読んでしまった。

    双子って関係に憧れることある。特にこの2人は、助け合わないと生きていけない環境だったのが、悲しくもあるけど、とても強い絆で結ばれていました。心が痛くなったり、胸糞悪い場面もあるけど、登場人物たちが幸せそうに生活してる描写もあって良かったねとなる。

    誕生日に交代するって楽しそうだしたまには便利そうだけど、不便もたくさんありそうだなと思いました。そこもちゃんと書かれていて、確かにとなりました。

    最後はまさかの人

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    2025年08月24日
  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    【シーソーモンスター】
    最初は姑の意地悪具合に胸くそが悪かったが、元同業者という事がわかって以降の嫁と姑の結束力が、読んでいて気持ち良かった。


    【スピンモンスター】主人公が何故ここまでして警察に追いかけられているのか途中わからなくなったが、結果そこまでして追いかけられる理由が本当になかった事に拍子抜けした。
    グラスホッパーやマリアビートルのようなスピード感のある展開に読む手が止まらなかった。

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    2025年08月23日
  • 終末のフール

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    8年後に小惑星が衝突すると言われたら、ぼくならどうするだろうか。どうにかこうにか5年を生きながらえて残り3年になったときのぼくはどうなっているのだろうか。生きることとは。幸せとは。その答えを見つけられただろうか。

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    2025年08月21日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    1作目の銀行強盗とは趣が違う令嬢救出の話。
    響野、久遠、成瀬の掛け合いは健在で、またなんか言ってるわーって感じの軽い気持ちで楽しく読めた

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    2025年08月21日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    連作短編

    5股していたおとこが各編で女性に別れを告げて最後を迎えるストーリー

    伊坂幸太郎先生は浮気男をかいても嫌悪感が出てこないのが不思議

    繭美が強くて魅力的
    豪快なキャラクターだが、これまでの人生で不要だと思ってきたことを名の通り辞書から消してきた、その言葉の中には他の人を助ける言葉のほとんどが消せられていて人生の過酷さを感じさせた。
    (具体的なストーリーとしては幼いころに強姦?されていたことを匂わせといた)

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    2025年08月17日
  • 終末のフール

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    8年後に小惑星が衝突して地球が滅亡する。
    発表当初は掠奪や暴動が起こったが5年が経ち、
    少し落ち着いた状況とこの微妙な設定がさすがです。
    各登場人物はみんな何かしらの理由で家族の一部が無くなった人ばかりで、そんな中、残りの人生を諦める者、新たな目標を見つける者など様々な人々が描かれ、どのお話もとても良かったですね。

    一番はキックボクサー苗場と会長!
    この状況でもひたすら練習に打ち込む姿は個人的には憧れであり目標ですね。
    恐らく私はいの一番に諦めると思います。



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    2025年08月17日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    現実味、ファンタジー要素、不思議世界、
    アクション、色んなことが凝縮された一冊でした。
    きっとどの世代が読んでも楽しめる本だなと思いました。

    伊坂幸太郎さんの本を読むのは今回が2冊目でした。
    2冊目を読んで思ったことは、伊坂さんの書く本は、
    主人公以外の出てくる登場人物もみんな個性的で、魅力的、決して脇役にしないなと思いました。
    だからこそ、それぞれの人物を愛おしく、大切に思えます。
    また、すべての出来事は緻密に繋がっているという伏線にも鳥肌が立ちました。

    この本を読んで1番心に残ったセリフは「短期的には非難されても、大局的には大勢の人を救うほうを選ぶべき」という言葉です。
    私自身はそんな

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    2025年08月16日
  • チルドレン

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    陣内さんがとても良い!
    陣内さんの作った「侏儒の言葉 トイレの落書き編」を読めればいいのに。
    家庭裁判所の調査官の中で陣内さんほど少年たちに慕われている人がいないのも納得。

    伊坂さんの作り出す登場人物は毎回魅力的で、これからも伊坂さんの作品を読むのが楽しみ。

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    2025年08月13日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    アイネクライネと同じく心がホッコリする
    作成経緯を知らなかったから?となる部分はあったけど、というか分かったらな!と思いはしたけど、関係なく楽しめた
    今この世界に生きているのだから、今を大事にしたい。
    優しさを持ちたい。

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    2025年12月31日