伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 死神の精度

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    おそらくもう二度と会わない人におすすめしていただいた本。主人公は同じだが、1話1話で話が区切られていてとても読みやすかった!私たちも死ぬ前にこういう風に死神が会いにきているのかもと思った。特に死神と恋愛が記憶にとっても残っている。シリーズ化されているようなので他の本も見てみたい。
    この本読んだよって話したかったなあ、

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    2025年08月03日
  • チルドレン

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    おもろい陣内、
    昔はこんなおっさんおったな。
    大人しくなっちまった、日本人。
    みんな認め合おう〜、素を出してこう〜。
    そのほうが世の中おもろいに違いない。

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    2025年08月02日
  • 死神の精度

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    死神が主人公の短編集。死ぬ予定の人間を調査するために一緒に過ごし、可否を判断する。(基本可だけど)

    淡々とした死神と、ターゲットの人間の掛け合いが面白かった。冴えない女性、老夫婦、ヤクザ、イケメン、殺人犯、老女、、それぞれに物語があり、1話1話満足感があった。
    最後はしっかり繋がっていてよかったし、そんなに年月経ってたんだ、ってびっくりした。

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    2025年08月02日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    途中まで読むのがしんどくて、読むスピードは落ちていたが、後半はどういう終わり方をするのか予想できず読む手が止まらなかった。
    そして気持ちいいくらいの伏線回収。「そういえばそんなのあったな」の連発。手のひらで転がされている感覚に近かった。
    最後まで読んで初めて面白いと思う話だった。

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    2025年08月02日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    題名の通りのコミカルなクライム系小説。
    伊坂幸太郎らしい爽快な伏線回収と、読者を騙す技術がふんだんに詰め込まれた一作。
    ハラハラする場面多いが、成瀬が基本なんとかしてくれるという絶対的信頼があるので読み込みやすく、登場人物全員の頭のネジが外れているのでバカになって読むことができる。
    雪子は今回は損な役回りだったが、次回作からは強みを活かしてほしいところだ。
    響野にとっては全てがロマンなのではないか?

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    2025年07月29日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    死ぬ予定の人間に死は相応しいか確認する仕事をする死神が主人公。
    死というテーマがあるため全体的に切ないものの、ポップな印象もある小説だった。
    死神のキャラクターもいい。人間の比喩が通じなかったり、ミュージックをとても愛していたり。
    物語が繋がっていたと分かったとき、驚いた。老女はいい人生だった。

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    2025年07月28日
  • 砂漠

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    最初はきらきらの青春作品かと思い、ページが進まなかったが、読む進めるうち様々な事件が起き、話に引き込まれていった。久々に麻雀を打ちたくなった。

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    2025年07月28日
  • チルドレン

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    こういう大人になりたいなと思う一作。
    基本的には陣内が何かをして、周りが巻き込まれていくドタバタ系ストーリー。
    居酒屋とライブハウスの話は、離婚と親の愛情が伏線によって綺麗にまとめられており、読んでいて気持ちがいい。
    全話を通して特段何が起こっているわけでもないのだが(バンク以外)、陣内がクレイジーすぎるおかげで何か起こっているように、何かを起こしてくれるように感じてしまう。
    これもまた奇跡なのだろう。

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    2025年07月28日
  • 残り全部バケーション

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    もう少しすっきりさせてくれてもいいのにとは思いますが、それも含めて伊坂幸太郎という気持ちもある。
    テンポよく表現や文章力を楽しむことが出来ました

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    2025年07月27日
  • チルドレン

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    陣内さんのこの魅力はなんだろう。
    物語が面白いのはもちろん、半分くらいは陣内さんをずっと見ていたい気持ちで読み進めた。

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    2025年07月26日
  • フーガはユーガ

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    父親から日常的に暴力を振るわれながら育った双子が、あるときから誕生日の特定の時間にお互いが入れ替わるようになる。
    その力がどこまでできるのか実験をしながらたまーに周りを驚かせていたが、あるとき事件が襲いかかる…。という話。

    入れ替わりの設定が細かく設定されており、読みながら「これはできるのかな?」「こういうときはどうなるんだろう?」というこちらの疑問もすべて説明してくれた。
    父親からの暴力は読んでてツラい内容もあったが、順風満帆だけではない家庭の存在を再認識させられる。
    らすとはハッピーエンドとはいかなかったが、問題は解決されてきれいに終わった。

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    2025年07月26日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    「僕の孤独が魚だとしたら」
    表題作のフィッシュストーリーが好みだった
    まるでバタフライエフェクトのような、世界を少し変えるような、じんわり心が温まるお話だった

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    2025年07月25日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    前作の続きですが、単体で読んでも十分面白いと思います。が、こっちを読んだら、きっと前作が読みたくなります。そのくらい登場人物が魅力的です。

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    2025年07月24日
  • 仙台ぐらし

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    苦手とおっしゃるけど、なんのなんの、エッセイもやっぱり十分面白いのであった。東日本大震災前のエッセイはちょっとドキッとするけど、心配性の著者ならでは、ってことかな。

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    2025年07月24日
  • シーソーモンスター

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    伊坂幸太郎の中篇2作品を収録した『シーソーモンスター(英題:Seesau Monster)』を読みました。
    伊坂幸太郎の作品は、昨年11月に読んだ『フーガはユーガ』以来ですね。

    -----story-------------
    バブルに沸く昭和後期。
    一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。(「シーソーモンスター」)

    アナログに回帰した近未来。
    配達人の水戸は、一通の手紙をきっかけに、ある事件に巻き込まれ、因縁の相手檜山に追われる。(「スピンモンスター」)

    時空を超えて繋がる二つの物語。
    「運命」は、変えることができるのか――。
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    2025年07月21日
  • フーガはユーガ

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    ネタバレ

    本屋大賞ノミネートとあったのでミステリーではないものと思って読み始めたら、ミステリーであり、ヒューマンドラマであり、サイコ要素あり、そしてどんでん返しまでありと楽しく読めたが、作者の意図は少し切なく終わらせたかったようなのだが、自分的にはそこが少し残念だった。







    主人公のフーガとユーガは双子で、誕生日にだけ2時間おきにお互いの居場所が入れ替わるというか設定。

    大人になったユーガは高杉というTVディレクターと話をする場面が続く。
    発端は双子の入れ替わる瞬間を盗撮されてしまい、それに興味を持った高杉にインタビューされると言うものであった。
    ユーガ達の幼い日に受けた父親からの虐待、ぬい

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    2025年07月16日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2020.09.09
    ある詐欺グループに所属している主人公のお話。
    妻と子を人質にとられ、お金をある空き家から取り出すというところから始まるが、徐々に罠に引き込まれていく。
    途中途中にあるオリオン座との関連もいい。

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    2025年07月13日
  • シーソーモンスター

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    スパイ殺し屋などを日常に溶け込ませる作品は、伊坂幸太郎さんらしいと思います。近未来の描写の監視社会や手書きが貴重になる設定はおもしろくかつ想像できてしまいます。

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    2025年07月13日
  • AX アックス

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    殺し屋の主人公、兜。
    冷徹な彼が時折みせる温かい人としての心、家族を大切にしているところが感動した。
    兜の息子が父親を辿っていくのも良い。

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    2025年07月13日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    陽気なギャング、3作目、日常から9年後に出た3作目が2015年!ということは、それから10年、そろそろ4作目が気になるなぁ…
    今回の登場人物も個性的でした!4人はもちろん、魅力的でしたが、カメを大切に飼っている大桑さんが気になりました!カメを飼っているので!カメ好きに悪い人はいない!って思っているので。

    早く次作読みたいです!

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    2025年07月12日