伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • SOSの猿

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    ネタバレ

    2009年の伊坂幸太郎氏の作品。

    2000年初頭の奇想天外なエンタメ作品を彷彿とさせる先の読めない作品でした。

    相変わらずの軽妙な語り口、個性的なキャラ、そして想像もつかない結末。

    ってか、悪魔祓い、株の誤発注、西遊記、これらの要素が絡むエンタメ作品って、想像できますか!?

    ・・・
    特長的なのは二つのストーリーが次第に交錯してゆくところ。

    一つ目の話は、イタリア公認の悪魔祓いの「エクソシスト」遠藤二郎の話。

    かつて憧れだった近所の「辺見の姉さん」の子の眞人の引きこもりにつき、この「姉さん」から相談に乗ってほしいと依頼を受けたもの。

    ・・・
    もう一つの話は、ロジック・因果を突き詰め

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    2024年08月19日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    本の中に、作家としての伊坂幸太郎が出てくるのが面白い。ほんで、デジタル、情報の怖さは、今の世界を映していると思う。


    メモ
    ・人は大体のことを要約しようとするが、人生は要約できない。結婚、出産、離婚、転職などは大体残る、ただ、日頃のつまらない仕事、仕事相手との言い合い、オムツを変えたことなど、どうでも良いことは要約から削がれる。ただ、そういう事柄が実は人生なんだ。そういうのの積み重ねで人生はできている。

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    2024年08月15日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    いつもなら安心して読めるけど、今作の展開は彼らの雲行きが心配…話が進むと、本当にこの人たち今ピンチなんだよね?と思うような掛け合いで、いつもの感じを取り戻した。響野のポンコツぶりが輪をかけて面白い。

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    2024年08月12日
  • シーソーモンスター

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    不思議さ

    全体を通じて「不思議さ」を感じた。対立の設定がある中で作者のストーリー展開があり、またユーモアもあり、それらの化学反応、相乗効果を感じたのかもしれない。

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    2024年08月08日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    このシリーズ何が好きかと言えば彼らの自信と余裕っぷりでしょうか。今回は特に久遠がイキイキ。各人で諺?格言?が出てきてそれもまた面白い。話の展開のスピード感、彼らの会話、どれをとっても最高です。

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    2025年10月18日
  • 魔王 新装版

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    「魔王」はよく分からなかったけど、「呼吸」は面白かった。

    モダンタイムズにつながっているらしい。読んでみたい。

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    2024年07月23日
  • 777 トリプルセブン

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    繋がって、そして時は流れる

    本作も面白かったです。
    群像劇の中の伏線が回収されていって、沢山人が殺されるのに、読後感はスッキリ。
    オマケに登場人物の幸せまで祈ってしまいました。
    大好きなシリーズです。

    #笑える #スカッとする #ドキドキハラハラ

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    2024年07月17日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    バイバイブラックバード
    五股した青年星野の元へ繭美が現れ「あのバス」へ乗せようとする。ここだけ見ればチャラ男に罰を与える物語だ。この作品の面白い所はこんな設定なのに星野が全然憎めないこと、そして繭美と五人の女性の強烈なキャラクターである。星野は「あのバス」に載せられる前に五人の女性に別れを告げに行く。決して湿っぽくなく時にクスリと笑えるような珍道中。

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    2024年07月14日
  • 魔王 新装版

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    「まわりの雰囲気とか、世間体を気にして、やりたいことができない自分はちょっと嫌だ。何のための人生なんだ、って思うよ」集団は危険だからこそ、1人きりで挑む安藤兄弟の姿が刺さった。あと、登場人物それぞれが政治に対して何かしら自分の意見を持ってるのいいなあ。

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    2024年07月06日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ロマンはこの本の中だ!銀行強盗って犯罪だよね?あなたたち悪い事してる自覚ある?そう問いかけたくなる。裏の裏の裏で最後はスッキリ!やっぱ伊坂幸太郎さんのセリフ回しは面白すぎ、私にすごく合っています。

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    2025年10月18日
  • あるキング

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    “Fair is foul, and foul is fair.”
    仙醍キングスという弱小野球チームに現れる「あるキング」。
    彼の人生と、彼を取り巻く人間たちの人生とが絡み合う、劇的でない、でもドラマチックな物語。


    連載→単行本→文庫本と改訂を重ねているあたりに、伊坂幸太郎の職人気質をすごく感じる。笑
    文庫版は「わかりやすく」することを考えていたようで、だから私が理解できそうな(あくまで出来"そう"な笑)描かれ方だったのかもしれない。

    きちんとマクベスを読んでいればもっと3人の魔女の描写など楽しく読めたかもしれないけれど、それでも巧妙に物語に歴史的な作品が練り込まれて

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    2024年06月29日
  • 逆ソクラテス

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    小学生の頃の回想短編集。◆逆ソクラテス。先入観をひっくり返せ。僕はそう思わない。転校生、安斎くんの思い出。◆スローではない。最終的には威張らないやつが勝つ。未来で笑っている村田さん。◆非オプティマス。私にいい考えがある。トランスフォーマー司令官の言葉。世を忍ぶ仮の姿の久保先生。福生と騎士人の関係。◆アンスポーツマンライク。バスケの残りの1分間のことを永遠という。ファールされたチームはフリースローのあとリスタートできる。◆逆ワシントン。桜を切ったワシントンが正直者だったから許された話。あれは作り話なのか。ラストのシーン、伊坂幸太郎は優しい。

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    2026年01月12日
  • 火星に住むつもりかい?

    匿名

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    残酷さを隠し持っているのが人間、正義と悪がなんなのかわからなくなってしまいました。最後はスカッとできました。

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    2024年06月01日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    最初は何のことやらと思っていたけど、読み進めるうちに鼠が喋って交渉を持ちかけてきたり、鉄国の兵士が死んだり…とうとう現代から来たらしい男とトムが出会ったところに話が戻って、物語が加速して…
    終盤にかけてはとにかく面白かった
    人間たちの緊迫した状況の中、人間の国のことは自分たちには関係ないというようなネコたちの会話がなんだか良かった
    最後どうやって敵を追い払うのかと思ったら、まさかの展開で笑っちゃったけど、このファンタジー感も好きだった

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    2024年05月24日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    文庫版は、おまけ含めて700ページ弱の長編。手探りの序盤を乗り越えるとグッと入り込めた。井ノ原と相葉コンビ(+ポンセ)、掛け合いが最高だった!

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    2024年05月14日
  • 夜の国のクーパー

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    寓話という趣が強かった。終盤で明らかになるミステリ的な要素は、意外と中盤で察してしまい驚きは大きくなかったかもしれない。会話が軽快で読みやすい。

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    2024年05月12日
  • 魔王 新装版

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     伊坂幸太郎さんの著書は哲学的な表現が多いような気がします。
     この本が出版されたのは2005年だと思いますが、日本の政治や政治家に対するアンチテーゼがテーマのように感じました。途中に次のような一文があります。
     『聞こえのいいことばかりを口にし、何も決定せず、何も断言せず、憲法をはじめとする法律を恣意的に解釈し、国民を騙すかのようにずるずると、任期を務めていく政治家の無責任さ...』
     今に始まったことではないですが、何か令和の政治家の有様を予言していたのではないかとさえ思いました。
     主人公には自分が念じた言葉を相手が口に出す超能力を持っていましたが、伊坂幸太郎さんも未来がわかる超能力を持

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    2024年04月15日
  • 夜の国のクーパー

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    異国の戦争と語り継がれる伝説、猫とネズミの対話。ファンタジーとしてのおもしろさにのめり込んでいたら、なんとこれは「世界の秘密」の前章に過ぎなかった。
    無条件に信じてしまうことの危うさを感じる。

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    2024年04月12日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    読めば読むほど『そういうことだったのか!』と分かっていくのが爽快。いつもなんでも検索しちゃう人間としては、ほんとに怖い。あと、伊坂好太郎さんの言葉が全体的にとてもよかったです。笑

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    2024年03月27日
  • あるキング

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    解説にもある通り、いつもの伊坂幸太郎作品とはテイストが異なる作品でした。マクベスを読んでみたくなったな〜。
    王求に降りかかる不幸が切なかった、、、。

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    2024年03月20日