伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 仙台ぐらし

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    苦手とおっしゃるけど、なんのなんの、エッセイもやっぱり十分面白いのであった。東日本大震災前のエッセイはちょっとドキッとするけど、心配性の著者ならでは、ってことかな。

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    2025年07月24日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    10年という節目で、まとめて本にしてくださってありがとうという気持ちでいっぱいです。この本の中で紹介されていた本も読みたい。嘘のつかない文章がいい。
    『チルドレン』は伊坂幸太郎作品の中でも特に好きな作品だが、伊坂さんの少年犯罪に対する意見は驚きだった。

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    2025年06月25日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    『播磨崎中学校事件』
    『安藤商会』
    『個別カウンセリング』…
    どう繋がっているのか⁇
    渡辺拓海は、『安藤商会』の祖、安藤潤也にたどり着く。
    が、真相はつかめないまま…
    そして、友人の作家・井坂好太郎が、
    佳代子の友人・岡本が…

    『播磨崎中学校事件』の英雄から国会議員となった永嶋丈にコンタクトする、拓海、佳代子、五反田、大石。

    真相は…

    真実を隠すために。
    隠蔽するために。
    『播磨崎中学校事件』が作られていたなんて…
    検索しようとすると…
    何が本当なのか。
    何が嘘なのか。
    ここまでいくと国家は何でも捏造できるよな…
    こんなシステムが…
    ただシステムだけで、誰が命じているのかは⁇
    本当にただのシステムだなんて…

    検索する、イコール、正しい情報とは限らない。
    フェイクニュースがフェイクニュースだと思えない、現代。
    検索に頼ってばかりでもいけないと思える。
    自分で真実を確かめなければと。

    拓海の特殊能力には期待したんだか…
    潤也の兄と同じ能力だったとは、ちょっとがっかり。
    絶対絶命の場面でこの能力なんて…
    佳代子の強さにはびっくり。
    でも本当に佳代子は拓海が好きだったんだと。
    だから浮気は許さないと…
    結局、桜井ゆかりは何だったんだろうか⁇

    『魔王』からの『モダンタイムス』。
    連続で読むべきですね。
    3部作とした方がよかったのかも…
    『魔王』でモヤモヤ感が残り、『モダンタイムス』上、下に手がだせなかった。
    3部作なら続けて読まざるを得なかったのに。
    『モダンタイムス』下を読んで、すべてがつながり、『魔王』のモヤモヤもスッキリしたような。


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    2025年06月21日
  • SOSの猿

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    株の誤発注、その原因をさぐることから始まる物語。過去や現在、誰の語りかが混乱する感じで読み進める。最後に全てがつながり、ここでつながってたんか〜と納得。人のSOSに敏感な人は自分の存在を証明したい人。わかる気がするなぁ〜。主人公同様、人を助けたいと首をつっこむが結局何も出来ず終わる、「自分のできることをやるしかない」に共感。

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    2025年06月15日
  • 仙台ぐらし

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    伊坂幸太郎ってこうやって考える人なんだなあというのを少しだけ知れて、なんだか塔の上の人のように思っていたのが身近な人に感じられた。

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    2025年05月29日
  • SOSの猿

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    ネタバレ

    SF感というか、不思議感が強かった。

    それまで、新潮文庫や角川文庫のものばかり読んでいたためかそれらと比較するとそこまで、、という感じだったが、2人の男の話の繋がり(孫悟空の語り方)には見事に引っかかった。

    猿の話のつど気になる語り口調の謎が途中ですっぽり解消できてスッキリ感があった。

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    2025年05月11日
  • 魔王 新装版

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    伊坂幸太郎の作品を1作目から順番に読んできたけの、個人的にはこの作品が初めてしっかりと着地を成した感じで、たまらん好きだなと思う作品に出会えました。

    作者がもともと持つ独特の言葉選び(と言葉あそび)であったり、日常と少しブレた感じの世界観や設定はもともと好きだったけど、ここに気持ち悪い温度で「政治」が巻き込まれたことで、唯一無二のコクがドロドロと出て、最高の仕上がりになりました,という感じです。

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    2025年05月10日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    伊坂幸太郎作品の中でもかなり上位に入る作品。
    それぞれの女性との別れのエピソードも爽やかで良いけど、なによりラストが凄く良い。
    個人的にはロープで侵入女が面白くて好きです。
    な〜にやってんだおめえ!!ってツッコミたくなる。

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    2025年05月01日
  • 魔王 新装版

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    ネタバレ

    15年ぶりくらいに再読。
    犬養の言動がどこまでが自分の意志によるものなのか、読み終わったが分からず。潤也も然り。
    ただ解説を読んで、この物語で伝えたかったことは、大衆が持つ恐怖とそれに流されない強さ果たして自分にあるのか、ということだったのかと気づいた。私もスカートを直してあげたいと思える人でいたい。

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    2025年04月30日
  • 魔王 新装版

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    15年以上前の作品なのに、今の社会の問題にもなっているようなことがたくさんある。ドキッとさせられる。視点が鋭い。
    やはりディストピア、どうにもならない世の中で少しでも良い方向になるように勇気を出そうとする、もがこうとする登場人物たち。誰もが認める英雄が出てくるのではなく、普通の人間が主人公。共感できる部分も多い、でもこういう思い、持つことって間違いじゃないんだ、と背中を押してくれる作品なのではないか。

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    2025年04月21日
  • 仙台ぐらし

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    仙台の街、を全体の題材に、言葉遊びやこれフィクションじゃなくて本当にあったのか、と思うような周りの人の行動を綴るエッセイ。仙台は勿論実在する街で地名も色々出てきて、当たり前だけどエッセイだから生活の中の一コマ的な話題が多いのに、小説での世界観に通じるような独特の浮遊感のような、フッとSFか何かを読んでいる気分になる感覚がある。

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    2025年04月11日
  • PK 新装版

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    時間かけて読んだのもあって一回読んだだけでは3つの話のつながりを理解しきれなかった
    解説を読んで理解した時、それぞれの話のつながり方がとても面白かった
    最初短編3つかと思っていたが長編なのかもしれないと思った

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    2025年03月30日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    情報社会はこうなるかもしれない、という未来の私たちの生活への警鐘のようだった。
    下巻に続く展開がとても気になる。

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    2025年03月25日
  • SOSの猿

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    まったくの無関係だった登場人物たちが、ラストスパートにかけて一気に繋がって完結していくのが伊坂幸太郎作品の良きところですなあ。この物語のあらすじを説明するにあたって、絶対に他人に伝えても理解できないような内容なのに、読み始めたらその意味不明な状況を理解しながら読み進めている自分がいて不思議。続きが気になりすぎて最後らへん一気に読破してしまいました。

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    2025年03月22日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    やっと色々な疑問が繋がって、スッキリしました。

    相葉のことは最後まで好きにはなれなかったけど、最後までやり遂げる様子にはハラハラドキドキしました。

    ボーナストラックの話がほのぼのしていて好きです^_^

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    2025年03月08日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    「やだな、怖いなって腰が引けてると、やっぱりやられちゃう、って。かかってこいってぐらいに真正面から受け止めるほうが、ダメージはすくないんだ。喧嘩も病気も、何もかも、へっぴり腰じゃ絶対に負ける」

    ドッチボールが思い浮かんだ
    そんなこと言える状況!?みたいな切迫した状況かつ、意味わからない設定のところで言う発言だからこそいつも響く、伊坂さんの描くキャラクターの言葉。
    しかもそのキャラも毎回変な人で、でも芯があって大好きになってしまう

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    2025年03月07日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    ネタバレ

    偽造しようと思えばできてしまう世界。国家とかそういうレベルになれば、世界を騙せてしまうんだろう。それはフィクションの世界にとどまらず現実でも起きているんだろうと思う。
    主人公は都度、勇気はあるか?と問われているが、それは読んでる側にも問いかけられているように感じた。何か理不尽なことが起き、それに抗う勇気を持ち合わせているのか。何もでっかいものに抗わなくてもいい、せめて自分の周りの小さなことに挑戦する勇気を持っていたいと思う。

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    2025年02月24日
  • 仙台ぐらし

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    ネタバレ

    エッセイと小説、対談と色々楽しめた。

    最初は伊坂幸太郎を通して現代の仙台の姿を知ることが出来るのでは?と思ったけど、タクシーが多いことくらいしか分からなかった。

    まあ「仙台で暮らしている“伊坂幸太郎のくらし”」だと思えばそうなるだろうけど。

    少しのことでも心配性な伊坂さん。こんな人があんなに死体がゴロゴロ出てくる話を書くんだな、と思うと少し意外だった。

    震災の話は読んでるこちらも辛かったけど、あんなに些細なことにでも心配せずにいられない伊坂さんが、1000年に一度の大災害なんてとうなってしまうんだ、と思ったけど、色々大変そうでも頑張って日常を過ごしている伊坂さんの姿が読めて、何か泣けてしまった。

    このエッセイは2005年が一番古くて、もう20年前の話になってしまったのが残念。
    もう少しこの本を早く手に取っていれば、少しはリアルタイム感?を味わえたのかな。

    小説「ブックモビール」で渡邉さんのセリフ「光景を見に来るんじゃなくて、人の心を見に来いよ」わ名台詞だと思った。
    しかし、実在の人物をスリにするとか大丈夫だったんだろうか。

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    2025年02月15日
  • 夜の国のクーパー

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    長い時間をかけて読んだ。めっちゃ面白い。
    さすが伊坂幸太郎。現実世界と地続きではあるけどこれはファンタジーかなと思う。猫の視点で話が進むのも初めての感覚で楽しいし、何より展開が面白い。最後の方の今までの謎が解き明かされていくのが気持ちよすぎるし面白いしで一気読みだった。
    ところどころ現れる現実味ある哲学的セリフとか、友情を感じちゃうあたりがもう、伊坂幸太郎さん!!ってなった。

    久しぶりに長編ファンタジーを読んでニコニコになったからまた、レーエンデ読みたくなった。
    ありがとうクーパーの伝説。

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    2025年02月07日
  • 猪苗代湖でまた会う話

    ネタバレ 購入済み

    短いながらも

    2つの物語が同時に進行し、まったく繋がらないと思っていたら最後にひとつになる過程が、短いながらも伊坂さんらしさがあり、良かったです!

    #スカッとする

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    2025年02月01日