伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • エール!(3)

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    ネタバレ

    お仕事小説のアンソロジー。
    美術品輸送展示スタッフ、災害救急センター通信員、ベビーシッター、農業、イベント会社契約社員、新幹線清掃スタッフの6つの職業を6人の作家が描く。
    はじめましての作家さんが4人、ていうか原田マハさんと伊坂幸太郎さんしか知らない。農業の吉永南央さんの切り口はおもしろく、救急情報センターの日明恩さんのはこれからキュンキュンしてゆきそうかなと。
    伊坂さんはいつもとちょっと違い、作者知らずに読んだら伊坂さんと思わなかったかな、仙台出てこないし。

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    2024年01月21日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    ドキドキワクワク読み進めながら、読み終わった時の爽快感がある。ページ数は非常に長いが後半駆け抜けて一気に読める。さすがの伊坂幸太郎。作者2人でどうやって書いたんだろう。合作すごい。
    世界を救いたくなる。

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    2024年01月18日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    徹底したメタ視点の描写で
    鈴木と蝉が対峙するまで、蝉の倫理観が終わっている事を強く認識出来なかった。
    (鯨は、それにしても変なヤツ過ぎたからなんじゃこいつって思ってたけど。)

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    2025年11月16日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    緊張感と疾走感で直ぐに読み終えた。
    自らが社会の一部に組み込まれていることを認識し、それを見直す面白さがあった。

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    2023年12月24日
  • 終末のフール

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    ネタバレ

    後3年で地球が滅亡して、みんな死んでしまうとしたら…。設定としては突飛なものなのかも知れませんが、この物語の中で描写されている人々の心情は実際にあり得そうなものばかりです。特に死が迫ってくる絶望的な状況だからこそ、「みんなで一緒に死ねる」というところに、幸せを感じられる人もいるという点に気づかせてくれた「太陽のシール」が印象的でした。

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    2025年12月21日
  • シーソーモンスター

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    あとがきから読むべし。異なる時代の海族と山族の争いを書いた螺旋プロジェクト。他の作者の作品も読みたい。◆シーソーモンスター。昭和後期。米ソ冷戦、バブル景気。嫁姑問題は息子、夫の危機を救うための伏線だったのかどうかはまったく本当に定かではない。最後は貿易摩擦解消。昭和から平成へ。◆スピンモンスター。近未来。自動運転車の事故で家族をすべて失った少年二人。檜山景虎は警察、水戸直正は配達人となり、新幹線の車内で再会。水戸への不思議な依頼。審判員、先代海族も絡み、事態は思わぬところへ着地。

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    2026年01月12日
  • 逆ソクラテス

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    まずまずよかった。 前評判が高過ぎて期待したせいもあり、それなりによかったという感想になってしまった。どの短編も終わり方はよく、教訓のような部分にキレも感じた。作者あとがきにあるように、子供が主人公になると使える表現が制限されて難しいのだろう。

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    2025年12月30日
  • 残り全部バケーション

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    色んな作家さんの本を読んでも、2〜3冊に1回は伊坂幸太郎さんの本を読みたいと思い、定期的に摂取してしまいます。

    伊坂さんの作品は、読みやすい構成3割、物語に引き込む力3割、笑えるところ3割、考えさせられる言葉1割のブレンドが、病みつきになります笑

    本書は、クセ少なめで特に読みやすい伊坂さんらしい作品のような気がします。

    p38過去のことばっかり見てると、意味ないですよ。車だって、ずっとバックミラー見てたら危ないじゃないですか。事故りますよ。進行方向をしっかり見て、運転しないと。来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいいですよ。
    →基本は前。たまに後ろを振り返る。大事なことをわかりやす

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    2026年01月05日
  • エール!(3)

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    憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
    こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
    笑顔になる一瞬がある。
    生活の為に働くのだから割り切る、
    という考えもある意味正解だと思うし、
    この仕事が天職だと思っていたのに、
    向いてないって挫折する事も多分ある。

    大変そうだね、と言われる仕事に、
    笑顔で楽しげに関わる人もいる一方で、
    誰もが羨む職業に就いているのに、
    人知れず悩んで塞いでいる人も多分いる。

    早期退職に憧れた時期もあったけど、
    社会の片方にしかいられない人生が楽しいのか、
    自信がなくなってきた。
    助け合って社会を作って生きていく上では、
    誰もが自分の役割を「ちゃんと」する事が、
    大事なの

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    2023年11月26日
  • 連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

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    まさにレジェンド。
    時代背景が、少し昔になるが、人間模様と謎を上手く絡ませ、読者に読ませるのは圧巻の書き振り。

    私は大好き。オヌヌメ。

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    2023年11月26日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    面白かったです。
    会話の中に常に読者、主人公を試す内容が多く、私も考えながら読んでましたが、テーマは正直大きすぎて作品の中で答えは出せませんでした。ただ、その時間が楽しいです。
    私なりに、国家はブラックボックス、これに尽きる話に感じました。テーマはもう少し大きいのですが、投げやりにもできないけどどうしようもない課題、でした。

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    2023年11月20日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    猫が好きなので、猫がしゃべるという設定に惹かれて買った一冊。
    大きな国と小さな国、猫とネズミ、人とクーパー。
    巨大な力を前に持たざる者たちはどう振る舞うのか、寄り添って歩んでいける道はないのか、そんな事を考えさせられる内容だった。
    支配下に置かれている民が集まって反逆したり、(元)臣下が国王を殺害したり、ネズミが猫を罠にかけたり、「窮鼠猫を噛む」なんて言葉が思い浮かぶようでおもしろかった。
    初めの「子猫のようにも見えるが体のつくりは成猫のそれ」という描写が後々猫がそもそも小さかったという、とても私好みの伏線回収がされててすごく良かった。

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    2023年11月19日
  • マリアビートル

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    殺し屋ひしめく新幹線 オーディブルにて

    面白かった。
    前作はだいぶ昔に読んだけどすっかり忘れている、が、本作を読むのには全く問題なし
    個性豊かなキャラがたくさん出てきて、新幹線の中で物騒なことが次々と起こる

    実はそうだったのかということが次々と起こる後半が爽快

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    2025年12月12日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    拷問シーンはかなりゾワゾワしたが、それでも そこまで感じさせないところがイイ。
    なかなか主人公の超能力が出てこない。が、最終的には妻の佳代子が強かった。強い妻を持っていることが超能力かも。
    作中にもあったように、現代社会においても大きな流れ=システムには逆らえず、笹舟のように流されて過ごしているが身近な小さい事くらいは自分の意思で変えていきたい。

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    2023年11月10日
  • 仙台ぐらし

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    ほっこりする内容やクスッとする内容が多くて読んでいて楽しかった。
    震災の話、映画化が多すぎるの話は特に心に響いた。

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    2023年10月16日
  • AX アックス

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    家庭を持つ殺し屋の悲哀 殺し屋でありながら、恐妻家で息子思いの主人公。おかしな組み合わせをこなす男の悲哀を感じた。

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    2026年01月01日
  • 残り全部バケーション

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    おお、面白かった。
    最後の展開2転3転して目が離せない。
    伊坂先生の新たな挑戦が見れたと思う。

    言葉のチョイスも相変わらず好きだが、展開の読めなさが良い。

    最後の時計の針だけが進む感じも余韻を残してて良き。

    解説見て読み返しちゃった。
    きっと岡田は生きている

    2周目
    岡田は相変わらずすき

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    2025年10月08日
  • 仙台ぐらし

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    もはや伊坂幸太郎が主人公。フィクションとノンフィクションの境目なんていらないですよね。本って読んでて面白ければそれで良いと思います。だって読書って究極娯楽ですもの。

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    2023年10月06日
  • 夜の国のクーパー

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    人語を操り解する猫というファンタジー設定。
    序盤は物語を咀嚼するのに時間がかかったが、中盤以降は尻上がりに面白くなった!
    現代の寓話を読んでいる様で楽しかった。

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    2023年10月03日
  • あるキング

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    ネタバレ

    導入は仙醍という都市にある弱小プロ野球チームとそれを応援するとある家族(山田家)の話から始まります。熱烈な仙醍キングスファンの家族のもとに育つ劇的な天才野球児の話です。

    仙醍なんて書いたらほぼ仙台だろって感じますが、これを読んで球団設立当初の楽天イーグルスを思い出さすには居られませんでした。仙醍キングスは弱小・常敗チーム。一方現実の仙台のチームといえば楽天ですが、新規参入の際は体制づくりがビハインドのなか、当初リーグダントツの最下位、当時の田尾監督は常にへの字口であったことを思い出します。

    ・・・
    さて、山田家の天才野球児の王求(おおく)、名前からして(横書きで球(たま)とも読める)野球の

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    2023年10月03日