伊坂幸太郎のレビュー一覧
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購入済み
いつになくモヤモヤ
アプリにお薦めされて読みました。
いつものようにグイグイ読み進んだのですが、解説を読むまで三篇とは思いませんでした。
一篇の長編だと思っていたので、読み終わってモヤモヤしてしまったようです。
これまで著者の作品でこんな風に感じたことがなかったので、それはそれで新鮮でした。
解説を読んで、「そうだったかも」と思うところが多数あるので、近いうちにまた読み返すとおもいます。 -
Posted by ブクログ
「伊坂幸太郎」のエッセイ集『3652―伊坂幸太郎エッセイ集―』を読みました。
『火星に住むつもりかい?』、『夜の国のクーパー』、『残り全部バケーション』、『ガソリン生活』に続き、「伊坂幸太郎」作品です。
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愛する小説、苦手なスピーチ、憧れのヒーロー。
「小説以外」を収録した初のエッセイ集。
エッセイが得意ではありません――。
自らはそう語る「伊坂幸太郎」がデビュー以来ぽつぽつと発表した106編のエッセイ。
愛する小説、映画、音楽のこと。
これまた苦手なスピーチのこと。
憧れのヒーローのこと。趣味を語る中にも脈々と流れる「伊坂」的思考と、日常を -
Posted by ブクログ
伊坂さんの小説は、やはり面白いな。私の中では、これはハズレだな、、と思う作品が無くて安心して読める。もちろん、作品によって、これはすごく面白かった!とか、今回はまあそこそこ面白かった!とかはあるのだけれど。
今回も、風我と優我の双子の兄弟の特殊能力の設定に、何だこの能力、、、と初め戸惑ったものの、ファンタジー過ぎることもなく、すんなりと小説の世界に入っていくことができた。
伊坂さんはダークなことも、さらっと、何ならポップに書くよなあ、と時々思うのだけど、今回も二人の育ってきた環境や小玉の置かれた状況など、読んでいてとても辛い部分が結構あった。だからこそ、話の筋が見えてくるまでは、もしかして、 -
Posted by ブクログ
「喫茶店」で巻き起こる数々の奇跡、退職を決意したあの日、「青春」の部屋の直筆間取り図、デビュー前のふたりの恩人、偏愛する本や映画に音楽、「干支」に怯える日々、恐るべき料理、封印された「小説」のアイディア。20世紀「最後」の「新人作家」が歩んできた10年。
伊坂幸太郎さんのエッセイ集第一弾。発刊されたのが、デビューしてから10年。
伊坂さんの人柄、優しさ、謙虚さで溢れていて、とてもほっこりしながら読むことができました。伊坂さんのお父さんがたびたび登場し、謎の存在感を漂わせる。
「父は行動する人である。『今できることはすぐにやるべきだ』とよく言った。服にこぼれたスープの染みを布巾ですばやく -
購入済み
個人的には前2作のほうが好みでしたが、これも面白かったです。
恐妻家という設定はちょっと時代に合わないような気もしつつ、それでも面白く読ませるのはさすがでした。
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購入済み
新幹線の揺れ
この作者らしい、時系列をあえて入り乱れさせた技巧的な構成と軽妙な会話がとても目立つ作品である。使いつくされた舞台であるが新幹線車内という舞台は緊張感を盛り上げるのに適している。同じ作者の「魔王」でも描かれていたが、面白半分に人の心理や行動を自在に操る人物の造形が大変に際立っている。特にこの作品では「中学生」という形を取っているので悪魔的で更に目立つ。あまりにも真に迫ってうまく描かれすぎているので、嫌悪感を催してしまうほどである。
ところで新幹線の揺れが大きな役割を果たしている。東北新幹線ってそんなに揺れたっけ? -
購入済み
すごい作品!
コロナ前に書いた作品と知って驚きました。
コロナ感染初期頃のパニックの様子、マスコミやネットなどのでの錯乱状態がコロナと重なってて、未来を見通す力が伊坂幸太郎さんにはあるのでは?と、思ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
主人公自身は野球をしているだけなのに、彼が野球を続けるために、様々な悲劇が巻き起こる。
この小説は決して気分が良いものではない。だがユーモアな文体でどんどん読み進めさせるのは、さすが伊坂幸太郎。ある天才の報われない一生と言えばそれまでなのだが、その描き方はやはり伊坂節が効いていたし、伏線の回収も綺麗にされ、天才(王)というものに対する畏怖も存分に感じられたので、こちらでの評価の低さに驚かされた。
またおそらく次の天才が生まれるのだろうが、ただこの天才のいうものが全員イコールになるわけではないのがまたおもしろい。ネタバレになるため言葉は伏せるが、南雲慎平太が引退時に言った台詞を、果たして王求は感 -
ネタバレ 購入済み
さわやかどんでん返し
伊坂幸太郎さんらしさ全開の青春小説。
ライト文芸キャラクター小説寄りで、小説が苦手な方でも読みやすいと思います。内容も万人受けするものですので、後悔はしないでしょう。
また、叙述トリックもストーリー上の必然性があって無意味などんでん返しではなく、各所にある伏線からも伊坂さんのフェアプレイ精神を窺えて非常に好印象です。
自信を持ってお薦めできる一冊です。 -
購入済み
すんなり入ってくる学生生活
歳を重ねて学生たちが主役の話が読めなくなっていました。照れなのか、嫉妬なの…理由ははっきりさせたくありません。
後書きに読者からの支持が高いとありましたが、自分がこの物語をすんなり読めたのは、作者の作品だからなんだと思います。主人公達が学生であろうとなかろうと、起こる事件に対応していく様に好感がもてたというか。
そして、砂漠に踏み出していった彼らのその後の物語を読みたいと思っています。