伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • ホワイトラビット(新潮文庫)

    購入済み

    さすがの伊坂幸太郎

    伊坂節炸裂!

    作品によって変幻自在な語り口調は
    さすがとしか言いようがない!

    序盤は少しストーリー展開が控えめなのかな?
    と思いきや、
    気付いたらどんどん物語に引き込まれていって
    終盤でそれまでの伏線回収が始まると
    面白すぎて止まれませんでした笑

    読んでる途中で、
    これは大丈夫かな?ちゃんと全員が納得のいくような落とし所があるのかな?
    と心配になるのですが、
    そこは伊坂先生が伊坂先生たる所以というか、
    読んだ後の爽快感と満足感は
    やっぱり伊坂作品だな、と安心しました。

    そしてみんな大好き黒澤の安定感半端ないです。
    伊坂好きは絶対満足するはずです。

    #ドキドキハラハラ #深い #シュール

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    2021年06月17日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    好きな作家さんの小説を読んでいると、「この人はどんな生活をしているのか」「どんなものに影響を受けてきたのか」など気になる方で、伊坂幸太郎さんも例に漏れず。エッセイを通して、今まで読んだ作品、これから読む作品がより楽しめそうです。

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    2021年06月10日
  • エール!(3)

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    “スプーンひとさじの砂糖”

    お仕事が始まったばかりのわたしにぴったりの一冊だった
    これから見かける沢山の人たちへの見る目も変わりそう
    色んな人が色んなところで頑張っている
    お仕事に上も下もない、好きになったもん勝ち

    どんな花にも蜜がある。どんな仕事にも砂糖はある。どんな人生でも価値はある。

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    2021年06月07日
  • SOSの猿

    購入済み

    Youtubeより面白い

    数十ページ読み進んだ所ですが、後半 とんでもないことになりそうな予感・・・。その予感は伊坂作品の醍醐味なり!

    #エモい

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    2021年06月05日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    ネタバレ

    3.5
    村上病、米軍機、テロ、サンダーレッド赤木の濡れ衣と陰謀、国家の陰謀など様々な伏線が徐々に明らかになり面白い。厚生省の官僚である桃沢の父へ想い、相葉の母親への想い、井ノ原の家族への想いなどの描写もよい。伊坂っぽく正義が描かれている感じでなかなかよい。井ノ原と相葉の因縁も伏線回収され、妻への出会いのきっかけ。村上病、筒井、島田など名称に作家が使われているよう。戦争をやりたがるのは、たいてい、戦場でひどい目に遭ったことがない奴ら。

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    2021年05月07日
  • キャプテンサンダーボルト 上

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    ネタバレ

    3.5
    戦時からの陰謀も含めた冒険小説。口が悪くお調子者の行動派で憎めない相葉時之とその旧友で落ち着いた物腰の井ノ原悠の逃亡劇。ライター桃沢瞳、コシキヌマの水、謎の疫病村上病、新規致死ウィルス、ワクチン、謎の組織、鳴神戦隊サンダーボルト。様々な要素・謎が絡みながら話が進みワクワクさせられる。村上病なるウィルスの話などコロナのことと重なる。コピー機営業マンの井ノ原が、各社のコピー機に自身のPCにスキャンデータを送る設定をして情報屋をしている設定も面白い。

    井ノ原の上司とのやりとりなど伊坂っぽい面白描写も。
    井ノ原の上司とのやりとり。営業部ではなく「ぐっとこらえる部」にしたら?その提案もぐっとこ

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    2021年05月07日
  • アイネクライネナハトムジーク

    購入済み

    やっぱり面白い

    相変わらずテンポが良く、登場人物の会話が面白くて、時間を忘れて読んでしまいました。

    この作品は「恋愛の出会い」をテーマにした作品とのことですが、恋愛物といった感じではなく、伊坂幸太郎さんらしい面白さに溢れた小説になっています。

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    2021年04月13日
  • サブマリン

    購入済み

    また前作チルドレンが読みたくて

    ウィットに富んだ会話とうんちく、張り巡らされたふくせんの妙、何よりステキな仲間たちと織りなす物語、もう一度前作チルドレンを読み直したくなりました。

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    2021年02月03日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    阿部和重の作品は読んだことがないので全編において伊坂幸太郎色が強いです。解説にはかなり綿密に話し合って執筆しているとのことなのですが、阿部作品を読めばわかるのかもしれませんね。
    伊坂作品っぽく伏線の回収や巻き込まれる主人公たち、謎の組織によるテロ、サンダーボルトにまつわる映画と架空の戦隊ものを取り込みつつ展開されるストーリーはさすがです。
    途中、アメリカ軍によるB29による章が挿入されていますが、中だるみするので不要と感じました。
    銀行の地下金庫に閉じ込めるくらいでウイルスは拡散しないのかな?

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    2021年01月05日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    伊坂幸太郎と阿部和重の共作小説。エンタメと純文学を代表する作家のコラボということもあって、期待に胸を膨らませて読んだ。単行本が発売された当初から話題になっていて読みたかったが、結局文春文庫になっても読まずに新潮文庫の新装版になってから読むことになった。阿部和重の陰謀的な要素と伊坂幸太郎のストーリーテリングが合わさって面白いエンタメに仕上がっている。伊坂作品をベースにして比較すると伏線回収の量はそこまでないが、陰謀や謎の組織の計画など気になる謎に引っ張られて一気に読んだ。また本編には「村上病」という感染症が登場するのだが、新型コロナのこともあってタイムリーに感じた。

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    2020年12月31日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    いゃぁー面白かった。日記みたいな、
    伊坂幸太郎、さすが賞なめし、次つぎ作品を産んでる作家だわ。いゃあ興味が湧いてくる
    人となりが慮れる

    伊坂幸太郎、出会い「?」はあった、6.7年前
    初期の作品を手に取った、確かに。
    ところが横浜に娘の出産、育児の応援にばあばの役目を仰せ使い任務実行中には〜読むエネルギーなし!
    なんせアップアップしている時、たぶんグラスホッパー?かなんかを読んだ。うーん。オーデュポンの祈りだった?いい加減ですみません。
    とにかく逃げたりせわしなくそんな本を読んだ。
    状況と合わずに
    娘婿ちゃんに面白い?と聞かれた時、せわしなくて読めないと感想を言った気がする
    あえなく挫折
    申し

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    2020年12月14日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    ゴールデンスランバーの時のような、ドキドキはらはらと、ちょっと笑いと。

    阿部和重作品を読んだことがないのですが、伊坂幸太郎作品そのもの?という感じで、ファンとしてはとても面白く読めた。

    コロナ禍の今、ウイルスなどの話が出て驚いた。
    村上病調べちゃいました。

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    2020年12月04日
  • 合本 キャプテンサンダーボルト

    購入済み

    この時期だから導かれたのか(笑

    読み進めていくうちに、登場する病気とコロナが重なっていました。
    2人の作者は今の状況を予想たにしてなかったでしょうに。
    近くにいてもおかしくない主人公ふたりが、あり得ないような人(組織)を敵に回して…
    解説を読むともう一回読むたくなりますよ!

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    2020年11月28日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    小説ではなく、まるでアクション映画を観たよう。
    それくらいにぶっ飛んだ設定。
    未知のウイルスにB29墜落に日本政府に戦隊ヒーロー。
    そこに昔、小学生の時にバッテリーを組んでいた二人組が加わり、様々な要素が絡み合う。
    この二人のコンビが本当に最高で、重たい状況の中、物語にユーモアを添える。
    純粋に面白い。楽しめる。先が気になってページをめくる手は止まらない。

    阿部和重さんの作品は初めてなのだが、極上のエンタメ小説でした。
    特に元バッテリーコンビの二人組はまさに、合作で手を組んだ阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの息の良さを感じさせる。
    書き下ろし短編もボーナストラックも良かった。

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    2020年10月10日
  • AX アックス

    購入済み

    最高

    やっぱり面白いです。

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    2020年09月13日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    本当にエッセイが苦手なんだなー
    でもやはり作品に通じる感性の片鱗があり、この人の物の見方はやはり面白いと感じた。
    干支エッセイの困り切ってる感がいい

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    2020年08月17日
  • キャプテンサンダーボルト 下

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    伊坂幸太郎と阿部和重の合作。

    著者が2人いるパターンは珍しい気が、、どこをどう分担?協力?しているのか自体気になるところだが、ところとごろ伊坂らしくない部分(いい意味で)があるのは阿部和重も加わっているからだろう。そういった意味ではこれもまた味が違っていてとても良い。

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    2020年03月20日
  • Waltz 2

    購入済み

    映画を機に購入しました。本編は未読ですが十分に楽しむことができました。ツンデレでポップな蝉が可愛い~!

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    2022年09月29日
  • 掌篇歳時記 春夏

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    24節気を3等分した72候があることを知って、日本には季節を細かく愛でる文化があったのだと再認識した.その季節感を念頭に置いて、著名な作家が短編を綴るという贅沢な本だが今回は春夏を読んだ.村田喜代子の雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)が面白かった.戦前の裕福な家庭に育った姉妹だが、それぞれにねえやがいて、様々な世話をするという、今では考えられない家庭内のやり取りが出てくる.あんな時代があったことは、映画や小説の中でしか接することはできないが、この姉妹の会話からその情景が想像できることが新しい発見をしたような感じだった.

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    2019年11月06日
  • サブマリン

    ネタバレ 購入済み

    おまえみたいなやつもいる

    久しぶりに著者の作品を読んだ。
    面倒くさい登場人物に伏せんではなく、短編が一編の物語を織り成していくのに、面白味と安心感を覚えながら読了。
    性善説ではなく、人は関わる人によって善くも悪くも変わるんだと、思わせられます。

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    2019年10月14日