感情タグBEST3
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いつものコーヒーブレイクが100倍
楽しくなりました。
ミルクコーラ、どんな味なのか気になる。
いつか何処かで
「見知らぬ知人」の一人になれたらいいな。
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大好きな作家、伊坂幸太郎さんのエッセイ。
あんなにハラハラ面白いストーリーを作る作家の普段の顔を見られる気がして、ワクワク読み始めた。
伊坂さんの作品に度々出てくる、心配性のキャラは伊坂さんがモデルなんだなと知った(笑)
今度仙台に行ったら、珈琲チェーン店に伊坂さんがいるかもしれない、と探してしまいそう。
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伊坂幸太郎の頭の中を垣間見た気になり面白かった
日常の出来事から楽しい?空想を膨らませて毎日が楽しそう 奥さんのツッコミも的確
震災で何もできないことに対する苦悩とkeep going,and keep doing what you'er doing ... going dancing には涙が出た メッセージを送った方の被災した人への寄り添う気持ちを感じた
これからも楽しみにしてます♪
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伊坂さんのエッセイはとても新鮮だ。
それだけでなんだか嬉しい。
仙台の喫茶店にはよく伊坂さんが朝から小説を書いていたようだが、今はどうなんだろうか?
映画で前の席の人の帽子が邪魔で注意しようとしたらバックの中に「重力ピエロ」があってやめた、とか、
書店で並んでたら前の初老の方が「オーデュボンの祈り」を買おうとしていて何故?と思ったり。
さすがに今の伊坂さんは顔もよく知られているし、状況も違うんだろうな。
私も震災後は何の本も音楽も触れられなかった。
そんなパワーがなかった。
でも、伊坂さんの本なら読めたかもなぁと今なら思う。
伊坂さんはそんな優しい人だと思った。
震災本にはしたくなかったけど、仙台に住む小説家と編集者があの時こんなことを考えていた、それを読者に読んで欲しかった。
その考えはしっかり受け取りました。
一つお願いがあるとすれば,土方さんに、もう一度「エッセイ書きましょう!!」と伊坂さんを推して欲しい、喉から手が出るほどまた伊坂さんのエッセイを読みたいです。
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大好きな伊坂さんのエッセイ。
何気ない日常を見つめる視点や感性がやっぱりユニークで、
なるほどこういう方だから、あんなに楽しい小説が書けるのだなと納得しました。
このエッセイも、伊坂ワールドが思いきり堪能できます。
伊坂さん、本当に魅力的な方だと思います。
2016年10冊目。
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伊坂幸太郎さんのエッセイ。地元仙台。わかる。わかるよ。仙台の程よい規模、日常のテンポ、伊坂さんの素直さが心地いい。震災の体験や短編小説「ブックモビール」も。あっさりさっぱりいいエッセイだった。
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ブックモビール
『最近、スリの仕事に疑問を感じ始めた』ってか笑
どういう意味やねん✋
未成年が『そろそろ酒を止めようと思ってる』て言うてるのと同じやん笑
いまさら罪悪感が芽生えたんか??
そもそも、スリは仕事でも職業でもない✋笑
・エッセイ
『自分のこと』を書いている。
会話好きの心配性である。
よく分からない他人に、よく声を掛けられる「引き」みたいなのを持っている笑
猫の話は、筆者の育ってきた環境が垣間見えたし、
他人の日記を読んでるみたいで楽しい。
『映画化については、僕自身が映画化から距離を取ろうとしている。今までの映像化作品に不満はない。』
『映画を観れば小説を読まなくてもいいと思われるのではないか』
↑ってホンマか??本音か??
あとがきでもさらに補足してたけど…
おれはモダンタイムスの井坂好太郎の方のセリフが本音やと思うけどな笑
少しずつ前に進んでる復興をみて、未来は僕らの手の中にあると感じたんやろな。
僕らは泣くために生まれてきたわけじゃないよ―
僕らは負けるために生まれてきたわけじゃないよ―
だから、
これからも楽しい話を書き続けて下さい。
2012年05月12日
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一人の人が生活の中で浮かんでくるよしなしごとを綴っている本。仙台ぐらしだから、ってわけでなくて、名古屋ぐらしでも沖縄ぐらしでもいい、とにかく一人の人間の心の中を見ている。(エッセイってそういうものか)震災に寄せての話もいくつか。すこしつらくなる。
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「人が、住み着いた場所を離れるのは、何か大事なものをぴりぴり引き裂くようなものじゃないのか」
転勤のため30年以上暮らしてきた街を離れ、仙台へやってきてからはや3年。
最初は苦痛でしかなかったが、今は仙台から離れたくない。このエッセイを読んでなんとなく、本当になんとなくその理由が分かった気がする。
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「僕は、楽しい話が書きたい」
人生の半分以上を仙台で過ごす伊坂さんが、地元紙『仙台学』に寄稿したエッセイ集+α。
作家としての地位を確立しつつも、地元の時間の流れと人や猫とのディスタンスの取り方に緩~く悩む重度の心配性、伊坂さんにほのぼの。
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もはや伊坂幸太郎が主人公。フィクションとノンフィクションの境目なんていらないですよね。本って読んでて面白ければそれで良いと思います。だって読書って究極娯楽ですもの。
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読みやすい話を書く伊坂幸太郎先生がどんなエッセイかくのかとおもったら、すこし神経症チックで緊張感が伝わってきた。うーん期待ほどではなくてちょっと居心地悪いなと思ったらご本人も後書きで苦手とかかれてて、それがまたオチのようでほっとした。
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天才も、日常で考えていることは私たちと何ら変わらないのか…と、良い意味でいろんなことに気付かせてくれました。
クスッと笑ってしまうところも多くあって、大変伊坂さんらしいエッセイ集です。
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震災前の仙台での◯◯すぎる日常を書いたエッセイと、震災直後を書き留めた短い文章と、被災地を舞台にした短編小説で構成。
酷い災害の渦中では娯楽は価値の低いものかも知れないが、回復過程にはきっと必要な人がたくさんいると思う。
だから、単純な感想だけど、無力感に苛まれて伊坂幸太郎が小説家を辞めるなんてことがなくて良かった。
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見る、感じる、考える、そして言葉にする。
言葉というより文章にする。
エッセイとはそんなものなのかな、と思う。
なかなか自分はできてない。
コレが生きているってことなのに。
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仙台。僕は仙台市の、隣りの隣りのまちに住んでいます。仙台市の南の方です。震災があって、僕のまちにも海岸線があって、ということは沿岸の集落は当然のように津波の被害を受けました。僕の父親の父親、つまり祖父は、その集落の出身で、ということは縁をたどれば、遠い親戚も居たわけです。現在その集落は内陸部への集団移転の対象区域になり、縁者たちは、思い思いにそれぞれの地で生活を再建したと“思われます”。
“思われます”…ということは、すなわち現時点において、もはや彼らの消息すら定かではありません。いまどこに暮らしているのか、などまったく知る術がありません。それぞれの立場で、それぞれが遠慮し、互いに本心を明かさずに、そっとしておこう、などと手前に都合の良い言い訳などを用意して、集団移転を期に縁が切れたと言っても過言ではない現状に至りました。同じ被災地に居ながらも、被害の度合いはさまざまです。そのことについては、著者も悩んでおられますね。被災地の住民としては、有り余るほど共感します。僕も、何もできなかったし、言えなかった。僕よりも苦しい方々ばかりなのですから。僕だって苦労はしたけれど、僕より苦しまれた方々のことを思うと、かける言葉も見つかりませんでした。
仙台という地理のコンパクトさ加減については、僕も常々思っています。一方的な膨張を良しとしない、バランス感覚というか、潔さのような、東北の人の、まちの気質であるともいえるでしょう。
コンパクトな仙台だからこそ起こりうる日常の出来事が、愛おしく描かれておりました。仙台ならでは、どこか僕自身も思い当たる節が…?
著者の本を読むのは初めて。これから長い付き合いになりそうです。仙台のまちで、いつか僕も著者に出会うことはできるかな。多すぎる見知らぬ知人の一員になれるかな。その日を楽しみに!
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『仙台で暮らすということのすべて』
仙台といえば・・・と聞かれたら、牛タンと萩の月と、七夕祭りくらいしか答えられなかった私。
この本を読んだあと、タクシーの数が日本一多い場所と伊坂幸太郎が住んでる街が追加された。
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仙台に拠点をおく伊坂幸太郎氏のエッセイ。
震災をはさみ、足掛け8年の仙台にまつわる氏のエッセイ集。飄々としつつ、若干小心?考えすぎ?な性格がユーモラスに描かれています。
・・・
「〇〇が多すぎる」の定型タイトルが9つもあり、途中で強引?な印象も見え隠れ。自ら設定したマイルールに縛られ相当苦労された様子。
なかでも印象的なのは「見知らぬ人が多すぎる」で、声をかけてくる見覚えのない人と氏とのやり取りを描きます。ある時はファンであったり(当然伊坂氏は知らない)、またある時は単なる隣人が声をかけてきただけだったりします(これまた「有名人になったかも?」という自意識過剰感を恥ずかしく思う)。仙台というコンパクトな町を愛し、自らの立ち位置をユーモラスに描きます。
そんな仙台での最大のびっくりは、最後の「文庫版あとがき もしくは、見知らぬ知人が多すぎるIII」に表われています。偶然声をかけてくれたファンに手渡されたCD。その名も「ソンソン弁当箱」。さらに翌日、子供の手を引いて入った喫茶店で初老の店員から声を掛けられる。「昨日息子に会っていただいたようで」。なんと偶然にも「ソンソン弁当箱」メンバーのお父様がその店員。さらに、こうしたことを文庫版あとがきに載せたいと編集者に話すと、「あ、ソンソン弁当箱?知ってますよ」との返答。その理由については読んでからのお楽しみ。
・・・
ということで伊坂氏のエッセイでした。
得意ではないということですが、どうしてなかなか、面白いですね(プロですからねえ)。スリラーのようにツイストを期待するわけでもないし、むしろ筆者の人となり、仙台愛が伝わってくる、ほのぼのエッセイであったと思います。
仙台に暮らしたことのある方、お仕事でご縁のある方、今後暮らしてみたい方、伊坂幸太郎氏のファン等々にはお勧めできると思います。
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またエッセイかぁ〜と思ったけど、3652よりはずっと「読み物」となっていて面白かった!
数年後に必ず起こるであろう地震を怖がり、数年後に本当に震災に見舞われた話は、読んでて鳥肌が立つようだった、、人ごとじゃないから余計怖くなって、でも何を準備したらいいか分からず、きっと私も怖がりながら「数年後」を迎えてしまうんだろうな、、
ブックモビールは、唐突に伊坂さん以外の人が主人公になって、実話かフィクションか最初戸惑った。
どれも短くまとめられてて、サラッと読めた。
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多すぎるもの
タクシー、見知らぬ知人、消える店、機械まかせ、ずうずしい猫、心配ごと、映画化
僕は良く、仙台の街中に出かけ、コーヒーショップやファーストフードの店を転々とするのだが、ここは仕事がやりやすいぞと思っているところばかりが閉店していくような、そんな気がしていた
この地震で、へこたれるために、今まで生きてきたわけでは無いのだと、自分自身に言い聞かせている
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大好きな作家さんの日常がみられるのは、「すっごく面白い!」作品じゃなくても、楽しいし、うれしい。自分との類似点が見つかれば、そりゃ、よりうれし。
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伊坂幸太郎さんのエッセイ集。個人的には好きだが、万人受けするかという点で☆3。
どの作品か忘れたけど、大学を卒業した日や結婚記念日などのメモリアルな日も大切だが、記念に残らないそんな日々が大切なのだと、人生の充実だと。誰かが言っていた。気がする。
平凡だと思った日々も思い返すと大切な思い出だったなって、思う。ただ忘れてることもたくさんある。「仙台ぐらし」では伊坂幸太郎さんの人生の記念日ではなく、ちょっとした1日の出来事がたくさん詰まっている。
しかし、その内容も震災の話で一変する。
辛い日々の中、史上最大の復興に進む姿。
「僕は、楽しい話を書きたい。」
僕も、伊坂さんの、楽しい話を読みたいです。
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仙台の喫茶店でPCで小説を書く日常
震災をはさんだエッセイ
日常は地続きだが、震災前と後では日常の意味が変化してしまった
のの日常の変化を今コロナで感じている
ブックモビール:
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仙台在住の筆者がその暮らしをエッセイとして書いたものをまとめ、読み切りも追加している。
心配性なのに自意識過剰という伊坂さんにとても人間らしさを感じた。
地震のことを除くと、なんと平穏な街なのだろうと思う方が多いと思いますが、仙台ってそんな街なんです笑
最後のブックモービルはオチが正直よくわかりませんでした、、
Posted by ブクログ
小説は好きなのですが、伊坂幸太郎さんのエッセイを初めて読みました。
「あの小説を書く人だ!」と勝手にらしさを感じながら、楽しく読みました。
仙台が近くに感じました。
最後の震災についての話は、私とは環境が全然違いましたが、なんだか思い出すものがありました。「すごく面白い!」とか「感動!」という文章ではないけど、気持ちを一緒に感じて、勝手に「そうだよなぁ」と思えました。よいものを、読ませてもらったな、と思います。