あらすじ
バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。(「シーソーモンスター」)
アナログに回帰した近未来。配達人の水戸は、一通の手紙をきっかけに、ある事件に巻き込まれ、因縁の相手檜山に追われる。(「スピンモンスター」)
時空を超えて繋がる二つの物語。「運命」は、変えることができるのか――。
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※〈螺旋プロジェクト〉とは――
「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画
〈螺旋〉作品一覧
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』
天野純希『もののふの国』
伊坂幸太郎『シーソーモンスター』(本作)
乾ルカ『コイコワレ』
大森兄弟『ウナノハテノガタ』
澤田瞳子『月人壮士』
薬丸岳『蒼色の大地』
吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
感情タグBEST3
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海と山。
シーソーモンスターは話の展開が終盤まで読めず、最後まで楽しむことができた。
スピンモンスターは納得する部分が多く色々なものを受け取った。
現代の技術の発達は人々の生活を便利、快適にしていくのと同時に危険に晒していくことにも繋がる。
現代のペーパーレスは作業の効率化に繋がるがデータを改ざんされてしまえばそれは本当に便利なのかどうかはわからない。
デジタル化の便利は危険と表裏一体であり、結局行き着くところはアナログによる保存であることに共感した。未来の日本もそうなっているのだろうか。
自分が見えている世界が全てログとして記憶に残ってしまっているとしたら。過去の嫌な思い出、楽しい思い出は本当は自分の記憶と異なる部分も多いのではないだろうかと思った。もし自分の視界もログとして記録されているのなら、見てみたいと思う。
Posted by ブクログ
「螺旋」という企画で書かれたものらしいが、全然知らなくて、企画云々はおいといて、掛け値無しにおもしろかった!!!ネタバレならない程度にいうと、嫁姑問題からまさかの伊坂さん殺し屋シリーズのような描写がたくさん出てくるし(毒針とか)、近未来の技術の様々なものの名称が私的に好きで(パスカとかジャマーとかカーゴとか…)全然まとまらないけど、好きです。せっかくなので、「螺旋」企画の本を全部読んでみようと思います。まだ読んだことのない作家さんがほとんどなので、幅を広げるよい機会になりそう。
Posted by ブクログ
螺旋プロジェクト作品
嫁姑、遺児同士の対立の2篇で構成された作品
シーソーモンスター
専業主婦が国家スパイという設定がありそうでなかなか見てこなかったので自分としてはすごく新鮮で楽しめた。その姑も実は、、というのも面白かった。
その対立している2人が腕を競うように尋問していくシーンがシュールさと残虐性が混ざって一番好き
自分を嫌悪する姑が自分と同じ境遇で、写鏡であることの皮肉が効いている
スピンモンスター
人口知能による支配の物語
人工知能ウェカセラリの破壊を目指す
構図としてはゴールデンスランバーやモダンタイムズに似てて個人対国家で懐かしさがあった。
内容がシリアスでいつもの軽いユーモアは薄かったけど、メッセージ性がその分強かったように思える。
・人間の歴史は、すべて争いだろ
・争いの間に小休止があるだけ
・争いはなくてはならないものだ。実験室でビーカーの中を撹拌するのと同じだ。かき混ぜなければ、実験にならないだろ。
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○シーソーモンスター
面白かった!どうしても対立してしまう嫁姑が、どちらにも属さない夫を助けるために一時的に協力し、最終的にはお互いに丁度良い距離で共存を選んだ素晴らしい物語でした!
○スピンモンスター
シーソーモンスターよりも苛烈な対立をしている二人追う・追われる展開が大変面白かったです...。
裏で手を引く者の手強さが所々の描写から理解できるのがとてもゾッとしました!
初めて伊坂幸太郎さんの著書を拝読しましたが、伊坂さん自身の人格が素敵なんだろうな、と感じられる本でした...!あとがきもとても素敵で、螺旋シリーズの他作品を読みたいと思いました!
Posted by ブクログ
夫婦の不穏な関係を描く「シーソーモンスター」と、未来の世界を舞台にした「スピンモンスター」の2編になります。過去と未来、それぞれ違った設定なのにどちらも人間同士の対立や関係性が軸になっていて面白かったです。テンポがよく先の展開が気になって一気に読める作品です。
Posted by ブクログ
よくある話だが当事者にとっては大問題。の、代表格な嫁姑問題。
セツの嫌味も受け手が違えば年長者の的確なアドバイスだったかも知れないし、そもそも相手が違えばセツも言わずに済ませた言葉だったかも知れない。
何故か温和なやり取りが出来ない相手というのは確実に存在する。他の人とはそれなりに構築できる会話が、この人だとどうもうまくいかない。あれ?私ってこんなに性格悪い人なんだっけ…???って違う違う、これは私の話だ。あまりにセツと宮子の空気感に覚えがあって途中から自分の話にスライドしてしまった(笑)
え?
って事は海と山なの?
なんて。それならどんなにいいか。
セツと宮子はそれでもバディとして最高だった。
海と山のどうしようもない関係にいい形で折り合いを付けた。
セツと宮子、どちらもかっこよかった。
完璧に見える宮子の仕事がセツの目線になると雑さも見えるのがまたいい。
そして後半、スピンモンスター。
もしかして…と思ってしまったがセツの訳がない。そりゃそうだ。
でもセツに似てきた宮子が居た。
90歳のお婆ちゃんになっても頼もしさは健在で、あぁきっとセツも晩年まで元気だったんだろうなと思う。
中尊寺敦と水戸直人、檜山景虎の長い数日間。警察からの逃走劇のようで戦う相手は人工知能で。未来の予言が当たりそうで怖い。
田舎はどこまでデジタル化されるのだろう。
都会のニュースではスマートメガネによる盗撮問題を取り上げている一方で、私の実家がある超山奥はスマホを持つ人が最近増えてきたという状況だ。suicaをかざさなくても駅の改札を通れるようになるニュースも見たが、実家の駅はまだsuicaの導入すらされていない。
都会と田舎の落差がどんどん進んだ未来は逆に田舎の強さが出てくるのだろうか。
伊坂幸太郎には珍しく伏線回収されてないフックがあるが、中編ではちょっと足りなかったのかも知れない。一冊丸々ページを費やせたらなぁ。
拳銃で撃たれた水戸直人がサービスエリアで子供を助けた英雄と同一人物と世の中に知れたら。
檜山景虎のルール厳守のアイデンティティをもっと崩せたら。
寺井の手紙が何故「中尊寺敦という名前じゃないかも」とあったのか。
色々想像が膨らむんだよなぁ。
それでもとにかく面白かった!
他も読みたくなる。
と言うより読む。
Posted by ブクログ
中央公論新社の企画から生まれた中編2編
シーソーモンスターとスピンモンスター…
昭和が終わる末期のバブル期と近未来のお話…組織の人間である嫁と姑の軋轢を書いたお話とそれから60年後くらいのお話とつながりがあり、特にスピンモンスターはお得意のゴールデンスランパーのような時間のない中で怒涛のようなスピード感がドキドキ感を助長する…
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おもしろかった!
セツ強い!セツと宮子の協力シーンアツい!!
ヴェレカセリは結局止められなくて、水戸は植物状態のようになってしまって、東西断絶の壁もできるかもしれなくて、なかなかしんどい終わり方。そのなかに少し希望があるだけなんだけど、不思議と暗くなりすぎない。
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中編小説が2つですが、思わぬところで繋がるのが伊坂ワールドですね。
詠み始めはただの嫁姑問題と思いきやそれだけで終わらないのが伊坂さん 笑
そうきましたか?って感じでしたね。
近い未来に起こるかも知れないことかもです。
楽しんで読める本でした。
Posted by ブクログ
かなり感情移入して楽しみながら読むことができた。
現実離れしたストーリーは好まないが、山と海の嫁姑問題だったり現実にもある問題を提示して、将来の現世にありそうな問題でスピンモンスターで取りあげられていたり面白かった
Posted by ブクログ
冷戦時代の米ソ対立と嫁姑バトルという、大小二つの対立を同列に描いた表題作「シーソーモンスター」がとにかく面白かった。相容れないようで、実は相性が良いのでは?と思わせる嫁姑のやりとりは、伊坂作品らしいウィットに富んだ会話劇で魅了される。一方、2作目の「スピンモンスター」では、人工知能が情報操作で主人公たちを追い詰め、東京を東西に分断する壁の建設が進んでいく様子は現実とリンクしてなんだか不気味。
Posted by ブクログ
螺旋プロジェクト。複数の作家が共通ルールをきめて年表の中で歴史を書く。
その中の一つの作品。
ルールの中で
海族山族対立、共通のキャラクター、共通のシーン。
本作は昭和後期嫁姑問題、
近未来での事故の遺族同士の話。
人工知能の暴走など、伊坂ワールドとテーマがいい具合に混ざってた。
Posted by ブクログ
面白かった~~!
シーソーモンスターも、スピンモンスターも背景の世界観が一緒なのはおもろい。あと、出てきた登場人物被るのとか、後からうわー!これそーゆーことかー!ってなるのもいい。人工知能こわい。どうしても仲悪い人は、先祖からの因縁だと思おう!
Posted by ブクログ
表紙をみて(勢いで)購入した、伊坂幸太郎さんの作品。
アートっぽい世界観だったので、どんな話だったのかが見えず読んでみました。
大まかな物語は『シーソーモンスター』は嫁姑問題、『スピンモンスター』は暴走するAIを食い止めようする。
物語を読み進めると気づくのが、『シーソー』を釣り合いや裏表の顔。そして『スピン』を回転、そして脚色・改作していく主人公たちの心理状態や行動を緻密に表現していることだった。
特に印象深い、直人が不正に行われた事件があると気づいた時の天使と悪魔のささやき。「いうべきか、言わないべきか」と迷う部分は誰もが経験をしていることで、それが自分の人生を左右するだろうという緊張感。
また親を殺す(=寺島テラオ)生成AIの判断。「自分が殺される(リセット)」と認識した時の生成AI判断。
ある程度の余裕、危機感のない平和な時間を作りたいのが人間にとっての理想郷。
恐怖や緊張感を人間の体に回り始めると判断に迷いが生じる。迷いがあるのは「この先、自分の人生にどれだけ影響が出てしまうのか」と恐怖に慄く事なんだと思う。
大まかな軸から彼ら彼女らの本質的な部分へと分解していくと、結構奥が深い物語かもしれない。
この物語は、『螺旋プロジェクト』他の作家さんも参加されている一環の企画。
伊坂幸太郎さんの作品は現代よりだけど、他の作品の時系列が幅広い。
(時系列が変わるけど)、次はどの作品を読んでみようかなと楽しみが増えそうです。
Posted by ブクログ
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他◯
螺旋プロジェクト、昭和後期を舞台にした作品。
もっと読み込む気力があったら、シリーズを通して作品に散りばめられている重要パーツを拾い集めながら読み進めていくのだろうけど、今の私にはできないのが悲しい。
Posted by ブクログ
シーソーモンスターとスピンモンスターの2作が収められていた。
螺旋プロジェクトとという他の作家さんと異なる時代設定で海の一族と山の一族の話を描いているらしい。
今回の二作は現代付近と近未来といったところ。2つの物語は海の一族、山の一族ってだけのつながりよりは繋がっている。2作目読み出したときにはつながりを感じられないのだけど、緩やかにつながっていく。シーソーモンスターの意外な展開は良かった。
Posted by ブクログ
知らなかったが、8作家による螺旋プロジェクトなるものが生まれていて、その一冊がこの伊坂幸太郎の「シーソーモンスター」だった。
昭和後期と近未来を舞台に、海族と山族の対立を扱う。対立がなければ人類は進化しないとAIが対立を企むくだりは背筋が凍る思いだった。
やはり伊坂幸太郎らしく、話の中に現代の行き過ぎたデジタル化への警鐘が見え隠れしていて、大いに共感した。
Posted by ブクログ
おもろかったー!
シーソーモンスター、なぜか単行本で読んだ時は挫折したけど改めて読み直すとめちゃくちゃ爽快感のある物語だった、、!
しかも他の作品との連動もしてるっていうし、改めて読み直そうと決心。
これでますます積読が増えていくけど嬉しい悲鳴笑笑
Posted by ブクログ
久々に読んだ。実は以前に単行本版を読んでいたので再読の形になる。
以前読んだ時は伊坂幸太郎にハマっていた時でその時に読んでいた。今回は螺旋プロジェクトの中にシーソーモンスターが入っていたので流れで再読。最初に読んだ時も面白かったけど、螺旋プロジェクトの内容を知りつつ読んでみるとまた違った面白さがあって再読読んで良かったなぁって思った。
対立軸を意識して物語を読み進めていくことに必然的になっていくので内容がストンと入ってきたし、その中での対立軸以外の構造にも目を向けられて物語全体を楽しめた気がする。特にスピンモンスターに関しては初めて読んだ時は何が何だかといった印象だったので改めて読み直すことができて良かった。
Posted by ブクログ
このプロジェクト、全部読みたい!と思った。
久しぶりに本を読んだら、やっぱり伊坂幸太郎さんのストーリーが好きで、久々にハマって、ほぼ1週間で読み終わった。
不思議さ
全体を通じて「不思議さ」を感じた。対立の設定がある中で作者のストーリー展開があり、またユーモアもあり、それらの化学反応、相乗効果を感じたのかもしれない。
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あとがきから読むべし。異なる時代の海族と山族の争いを書いた螺旋プロジェクト。他の作者の作品も読みたい。◆シーソーモンスター。昭和後期。米ソ冷戦、バブル景気。嫁姑問題は息子、夫の危機を救うための伏線だったのかどうかはまったく本当に定かではない。最後は貿易摩擦解消。昭和から平成へ。◆スピンモンスター。近未来。自動運転車の事故で家族をすべて失った少年二人。檜山景虎は警察、水戸直正は配達人となり、新幹線の車内で再会。水戸への不思議な依頼。審判員、先代海族も絡み、事態は思わぬところへ着地。
Posted by ブクログ
シーソーモンスターとスピンモンスターと二つの中編からなる作品、螺旋と他の小説家と繋がる作品とのこと、機会見つけて読んで見ようと思う。シーソーとスピン、断然シーソーが気持ちよく読み進めた。
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ミステリー作家として大変有名な伊坂幸太郎さんですが、私はこれまで、ほとんど作品を手に取ってきませんでした。
この作品は、かなり前に読んだためすでに内容を忘れてしまった『陽気なギャングが地球を回す』に次いで、私にとって2作目になります。
『シーソーモンスター』と『スピンモンスター』という2つの中編からなる作品で、「螺旋プロジェクト」という、8名の作家による企画作品です。山族と海族の対立を共通テーマとして、それぞれ異なる時代・設定で物語が描かれています。
前者は嫁姑の対立、後者は交通事故で生き残った同い年の子どもたちの対立を描いた物語です。
どちらも、シチュエーションの妙や巧みな伏線回収には感心しましたが、残念ながら、感動するほどではありませんでした。もしかすると、私は伊坂幸太郎さんとは、それほど相性が良くないのかもしれません。
とはいえ、まだ2作品を読んだだけで相性を判断するほど良い読者ではありません。もう少し作品を読んでみなければ分からないと思いますので、3作目にも挑戦してみたいと思います。
Posted by ブクログ
シーソーモンスターの方のオチ、かなり最高だった
途中までの嫁姑問題はかなりいらいらしたし長いなぁと思ったけどもオチが神すぎて読後感も最高だった
スピンモンスターの方の読後感が微妙だったな、、、、あと話が難しく感じた、思考が誘導されてる感じが否めなかったかなあ
とはいえ前半の話が後半にめちゃくちゃ絡んでくるのも、前半の伏線が後半で回収されるのも、未来のテクノロジーの話とかが出てくるのもすごくワクワクしたし面白かった
読後感はアヒルと鴨のコインロッカー、スピンモンスターの逃走劇はゴールデンスランバー、設定と構成はさよならジャパウォックに酷似って感じでした
螺旋プロジェクトは気になるので読む!
Posted by ブクログ
伊坂さんがまた面白そうなの出してるぞ、と手に取った作品。そしたら、「螺旋プロジェクト」の途中の時代だったけど、まぁ作家ごとの色があるし、話はそれぞれ完結しているだろうから、と読み始め。
嫁姑問題や苦手な人間関係が全て「海」と「山」のせいだったら、仕方ないよな、と思えるかな。それでも惹かれ合ったりする人もいるから不思議だし面白いよね、と思えた。そして伊坂さんお得意の殺し屋ワールド。その辺は現実離れしていて楽しく読めた。
近未来の話は、人の記憶の不確かさが怖い〜!ってなった。私の目にもレンズ入れて数年後に客観的に確認してみたい。
Posted by ブクログ
相性合わない人ってどうしてもいるけれど、山族と海族のような関係がもしもあったら仕方ないなって逆に安心できるかもな、、、
でも相手のことをすごく疑ったり自分の都合のいいように記憶をすり替えたりできてしまったら怖すぎる…
時代によって対立の仕方は変わってくるけれど、どの時代の対立の仕方も恐ろしいと感じた…
Posted by ブクログ
最初はなかなかストーリーにハマれず、読むのに時間がかかったけど、中盤からはみるみるいつもの伊坂幸太郎ワールドに引き込まれて、睡眠時間を削って読んでしまった。
Posted by ブクログ
螺旋プロジェクトとは、共通ルールを決めて原始から未来までの歴史物語を複数の作家が描く競作企画のこと。いくつかのルールやテーマに従い、それぞれの作家が少し変わった物語を紡ぐ。
というプロジェクトは伊坂幸太郎氏の呼びかけで始まったようで、本作はそのプロジェクトを代表する一作。
なんてことを全く知らずに手に取ったので、もちろん他の同プロジェクト作品を読んだわけでもなく、読み始めは「大丈夫かな?」と思ったのですが、これ単独でも十分楽しめる作品でしたのでなんの心配も不要でした。
本書では「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」の2作が収録。前者はスッキリと終わる一方で、後者はちょっとしこりが残る終わり方。
映画はどうなるのか?
「シーソーモンスター」は、設定から面白く、読み進めるのが楽しかった。伊坂さんらしい作品。
ただ「スピンモンスター」は… 宮子さんのところは良かったけど。
文庫本
新作と思って買ったのはいいけど、何か読んだ記憶有り
文庫本での新作、新書で買ってるのに同名を新作でお知らせする機能何とかならないんでしょうか?
文庫本版のあとがきだけ読みたい方もみえるんでしょうが
…それにしては自分に取っては高過ぎ。
合本版の特典見たさの購入も同じですか…。
今回は螺旋企画の他の作者の作品も読んでみたくなりました、新書で買った時には思わなかったのに不思議