伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    おっもしろ…である。
    特にボーナストラックがおっもしろ。
    本編ははらはらドキドキ過ぎて、心臓に悪い、という表現がしっくり。

    伝染病にワクチン接種、そして兵器。
    ハードボイルドもあり、人間の営みもあり。

    作家さんって本当にすごい職業だと思います。フィクションの中に、いろんな要素を整えて、楽しませてくれる作品を生み出している。

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    2026年04月04日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    短編集。でも1つ1つが面白くてサクッと読めてしまった。
    短編ながらに、それぞれがちょっとずつ繋がっていたりして全然、舞台が違う話なのに不思議と同じ世界線のなかでの物語になっている。

    いちばん好きだったのは、「1人では無理がある」かな。
    冒頭の物騒な話から、サンタクロースの話になってどう展開するのか…と思いながら読んでいたので、これがいちばん面白かった。

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    2026年04月02日
  • 終末のフール

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    あと3年で世界が終わる
    みんな死んでしまう中で生きていく人達の短編集

    人それぞれ3年で終わる世界での死と生への感情が違いとても面白かった
    色々な登場人物がある時点で交差する点なども読んでいて面白かった

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    2026年03月31日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    今後サスペンス小説のおすすめを聞かれたら自信を持ってモダンタイムスと答えるだろう。

    それくらい終始ハラハラドキドキの連続だった。
    上下巻合わせて700ページ超という長編小説だったが退屈することなく最後まで読むことができた。

    上巻で散りばめられた安藤商会や株式会社ゴッシユの正体、播磨崎中学校事件の真相や検索の仕組みなどありとあらゆる伏線がどんどんと回収されていき、読み進める手が止まらなかった。

    中でもホテルで緒方と兎の男と対峙する場面がドキドキした。
    もうダメかと思う度に超能力が解放したり思わぬ人物が助けに来たりと胸熱な展開に何度歓喜したことか。

    SEとしてPC上のシステムを制作する渡辺

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    2026年03月30日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    動物園のエンジン、サクリファイス、フィッシュストーリー、ポテチの4篇を収録。いつもながら、タイトルからは全く内容がわからない。読んだ後でも何だこれ。そういうところも伊坂幸太郎ワールド。人を喰ったような話の展開、とぼけているのか、天然なのか、意味不明な行動をする登場人物も他編と繋がりがあるのも、もうすっかり伊坂ワールドにハマっている自分には楽しい。
    煙に巻かれたような、翻弄されているような、登場人物たちだけでなく、読者も一緒にフワフワできるのが楽しいのか。黒澤は今回も活躍するけど。ロックバンドでメジャーで夢見る話、作家で賞を取れたらいいなとか思って書いたのかしら。仙台の野球チームはどう思っている

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    2026年03月30日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    ●悪い人ばかりなのに憎めないキャラクター。会話が軽快で面白い。
    ●第二章タキオン作戦が一番好き。
    ●焼肉屋のDMがまさかラスト1行で生きてくるとは…。岡田は結局生きてるのかわからないけど、生きててほしいなと思った。

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    2026年03月29日
  • 楽園の楽園

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    NIっていうのは本当にある言葉なんだろうか?
    あるんだろうな。それっぽいもんな
    ガイア理論か

    優午の話がちょっとだけ出てきて嬉しい

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    2026年03月28日
  • ジャイロスコープ

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    短編小説。単独の話しではあるけど、少しずつどこかで誰かが繋がっていてそれも面白い。
    今起こったことが、間違えていたり、失敗したとしても、いつかその出来事は巡り巡って自分や誰かを助けたりするのかもしれないと思い、読んでいて気持ちが軽くなった。
    伊坂幸太郎さんの小説はいつも読後が気持ちいい。

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    2026年03月26日
  • 首折り男のための協奏曲

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    単なる殺し屋の話かと思いきや、

    そうでもなかったぞ。

    殺し屋と関わる人々の群像劇。

    個人的には、もっと殺し屋に活躍して欲しかった。

    そのへん、ちょっと物足りないかも。

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    2026年03月24日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    たくさん本読んだし、そろそろ伊坂幸太郎節もわかっちゃうかもしれんで…の気持ちで読み始め
    いや、全然わからん。どーなんのこれ?の一気読み。

    飛沫で未来が見えるってもう、どんな発想なん(好きです)いつもの魅力的なキャラ、アクションに加えて
    人生や人間についての考え方にもはっとさせられる言葉や、共感が多かった。
    面白いだけじゃなくて、未来に対して明るい印象をもてる話。

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    2026年03月23日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    なんだこれー!面白すぎる。
    読む手が止まらず、1日で読み終わってしまった!
    なんというファンタジーミステリー。
    冷たさだけじゃなく、人と人とのつながりの温かさもちゃんと描かれているのが良かった。

    城山の最期は呆気なかったな〜。
    ある意味、爽快でもあった。
    最初は怖いなあと思っていた桜も、伊藤との会話や物語が進むにつれてどんどん好きになっていった。

    園山さんの奥さんが生きていると分かった場面で、
    「まいったな、ベッドは彼女が独り占めだ」
    と、嬉しさと寂しさが混じった言い方をしたのが印象的で、、
    そのシーンを読んで、草薙の百合ちゃんに対する向き合い方を思い出した。
    荻島の男女は精神的に支え合っ

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    2026年08月18日
  • サブマリン

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    突飛な言動ばかりだけど愛おしくなってくる陣内という人物。人間として魅力的だよなぁ。
    武藤は現実的なキャラクターだから、主人公として読者と一緒に悩んだり感じたりしてストーリーが進むから読みやすい。武藤と一緒になって「陣内さん変わってるなぁ」と翻弄されながらも憎めない。
    若林青年には苦しくても頑張ってほしいなと鼓舞の気持ちでいっぱいになったし、棚岡少年には若林のように立ち上がっていけるといいなと応援したい想い。小山田くんはその能力を善の方向に役立てる方法があると素敵!
    この本に出会えて、極悪人の犯人ってのはそうそう存在しなくて、たまたま良くない方向につまづいてしまった人も多いのかもしれないと考える

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    2026年03月22日
  • SOSの猿

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    初めは孫悟空に少し戸惑いを覚えていたけれど、物語が一つに収束する中盤になると、納得した。おもしろい!!
    西遊記を元に因果応報を突き詰めていく作品!
    あとがきにあるように、なんとも妙な小説だ
    西遊記に煙に巻かれる作品。

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    2026年03月22日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    安定の面白さだった。伊坂作品のシリーズものは前作をあまり意識しすぎず見れる点が良い。新鮮さがある。でも陽気なギャングシリーズは不変さがより愛着が湧く気がする。皆んなが求めている4人のたわいもない会話を聞きたいんだろう。敵対する人物の遥か上をいく作戦、緻密に計算された伏線が絡み合いスピード感があってこのシリーズにしか摂取できない栄養がある。いつにも増して役に立たなかった響野が大好きだ。あのポジティブさ、鈍感さは見習いたい。9年越しの三作品目だったらしいが、最近見始めた自分はラッキーだった。四作品目がもう待ち遠しい。

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    2026年03月21日
  • 残り全部バケーション

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    長編小説の次はテンポが良くてスピード感が心地良い作品を、ということで伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」。
    一作一作が短編なのにちゃんとどこかで重なる世界線にさすがだなぁと舌を巻いてしまう。
    まさかの離婚寸前、離散直前の一家との話からよもやこんな結末になろうとは。。

    というか本を閉じてから気づいたけど、カバー作品田中達也さんでは?!?!
    青山美智子さんの作品から意識するようになったけど何気に田中達也さんの作品って色んなところでお目にかかれてすごく嬉しい。

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    2026年03月20日
  • 首折り男のための協奏曲

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    物騒なタイトルの割に、なにか社会全体を揺るがすような大きなことが起こる訳でもない。それぞれの主人公達の日常と繋がっているのか繋がっていないのかわからないようなところで「首折り」が起こる。

    現実もそんなものかもしれない。幸せなことも悲しいことも、毎日どこか遠くで起きていて、自分の人生に影響を不思議に及ぼしたり及ぼさなかったりする。

    それぞれの短編がゆるやかに繋がっていて、伊坂幸太郎ワールドっていう感じ。楽しみながら読めた。

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    2026年03月18日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    4人のキャラクターが今回もしっかり生きてて面白かったです。伏線もうまい具合に散りばめらてて、読みながら予測できたのもよかったです。

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    2026年03月18日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    巡るめく登場人物の登場と死にめっちゃ戸惑いましたが、必死に読み進め、終盤はページをめくるのがもったいなくなりました。キャッチーなタイトルは作中で端役が言うだけで(あっけなく死んで茫然とした)、そもそもが誤訳であるとは、おもしろいと思いました。実際、目の前で処刑なんて行われたら私たちは娯楽として消費できるのか。私はネガティブなので、「もし自分だったら」「冤罪だったら」と怖くなりそうです。内容も展開もおもしろかったです。

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    2026年03月17日
  • ラッシュライフ

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    まるで啓発本を1冊読んだみたいな感じになる。

    いろんな人が、とにかくいろんなことがあって
    それを読者の私が上から見守っている
    そこにいる人たちは、自分たちのことでいっぱいなんだけど、神様のように上から見下ろしている私には全てお見通しで

    伊坂坂幸太郎が詰まりに詰まった1冊

    人とつながる事は、苦手な私だけど
    でも、
    こんなふうに楽しいことも悲しいことも、実はなんだかんだで
    人とつながってたらいいな

    あと
    人生って何が起こるか分からない

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    2026年03月17日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    表題作を含む中短編集。久しぶりの再読。

    過去の伊坂作品に出てくる人だったり言葉だったりが所々に潜んでいて、往年の伊坂ファンは思わずニヤついてしまいそう。

    表題作の『フィッシュストーリー』も良かったけど、個人的には『ポテチ』が好き。今村がいい奴すぎて、それに負けず劣らず黒澤がかっこよすぎて、めっちゃ泣いてしまった。弱いんですよ、スポーツものって。

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    2026年03月14日