伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 夜の国のクーパー

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    きっと何かのメタファーなんだろうなあと思っていたものが綺麗に回収される気持ちよさはこの作品でも共通。この瞬間のために読んでいると言っても過言ではない。

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    2025年10月18日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    陽気なギャングシリーズの2作目
    前作とは違い4人の銀行強盗各々の短編かは始まり最後は一つの物語に収束する長編物語!
    個性あふれる4人の日常を覗き見しているようで大満足でした!!響野さんの深そうで深くない話や雑学に何度も笑わされツッコみたくなりました。
    序盤の些細な会話に出てくる物や小ネタが終盤に意味を持ってくるところが読んでいて気持ちいいです!

    次の作品が今の所最新作ということでこの世界観を堪能できなくなると考えると悲しいですが3作目噛み締めながら読みたいと思います!

    p.s. 記憶が無くなりそうなほどお酒を飲む時はパエリアがマストアイテムらしいですよ(笑)

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    2025年10月17日
  • フーガはユーガ

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    フーガ"と"ユーガ ではなく フーガ"は"ユーガ なのが納得
    伊坂作品はしんどいこともあるけど抗っていきたいという気持ちにさせてくれる
    切ないけど綺麗なラストでした 改稿前のを読んだら感じ方が変わるのだろうか

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    2025年10月14日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    短編集。
    首を折って殺して回る男とそれに間違われる男の話。ロマンチックな恋愛話。珍しいホラー的なオチの話もあれば、合コンにまつわるハートフル(?)な話あり。バラエティーに富んでいる。
    好みなのは、伊坂幸太郎的な騙し絵的短編である〈月曜日から逃げろ〉。珍しく黒澤が押されてると思ったが、まんまと騙された。
    それはそうと、“彼”は何で死んだんでしょうね。

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    2025年10月13日
  • チルドレン

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    心地よい話ばかりで、陣内みたいな人がいたら、絶対うざいって思うはずなのに、伊坂先生が書いた時はふむふむってなってしまう。お父さんがバンド弾いてる話がほっこりする。

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    2025年10月12日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    幼い娘を殺した犯人への復讐を誓う夫婦と、音楽を愛する死神・千葉との7日間の犯人追跡劇。

    相変わらずピントのズレている千葉(本人は至って真面目なつもり)と極限の精神状態の夫妻との会話は絶妙に噛み合わず、その様子が微笑ましくもあり、シリアスな場面が続く作中の重さを軽減してくれる。
    読みながらどうしても夫妻に肩入れしてしまっていたので、犯人の『見送り』には落胆と絶望を感じてしまったけど、ある意味『可』の方が救いがなかったというか…落とし所としては納得のいく結末で安心。

    人間はいずれ死ぬわけだけど、自分はどう生きたいか、どうやって生きてどう死んでいくのか…死生観について考えさせられる深い内容の作品

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    2025年10月12日
  • 死神の精度

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    死期が近付いた人間の元へ派遣され、その予定された死について可否を判定する死神・千葉と、死の対象者との7日間を描いた6つの短編連作。

    死神という単語には冷たい印象を抱きがちだけど、今作の主人公である千葉は淡々としていてクールなのにどこか憎めない。
    音楽を愛し、渋滞を嫌い、彼の仕事の日は必ず雨が降る。彼は自分の仕事をしているだけで人間の気持ちに興味はなく寄り添うでもなく突き放すでもなく、でもただそこに居る。
    どの章も切ないけど心温まる話ばかりで、読後の余韻に浸れる一冊。

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    2025年10月12日
  • あるキング

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    なんとも言いようのない読後感!!
    予想がつきそうでつかない、伏線があるようでないようである、まさに「Fair is foul,and foul is fair.」
    この言葉が作品全体のいいスパイスとしてじわじわ効いている。一概にこの物語はこうだ、誰が悪い、などと安易な解釈ができない。こんな物語は初めてかもしれない。感服!

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    2025年10月11日
  • チルドレン

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    長編小説のような短編小説と筆者も言ってる通り、時間軸は前後するが登場人物は個性的で型破りな性格である陣内を中心に描かれている。
    陣内のような人間を見ていると、人を説得するのには論理やしきたりなどは関係ないのではと思わせてくれる。
    ミステリー小説をずっと読んでいて、人が死ぬ描写に少し疲れていたので、この作品のような比較的平和な世界観に癒された。
    気軽に伊坂幸太郎の世界を味わいたい人へおすすめの一冊です。

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    2025年10月11日
  • 777 トリプルセブン

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    キャラクター一人ひとりが「しっかり作り込まれている」からこそ、大勢の登場人物が入り乱れる物語でも、誰一人として埋没することなく記憶に刻まれます。
    それぞれが抱える哲学や、ふとした瞬間に見せる人間臭さ。それらが物語の推進力となり、読み手はいつの間にか全員を「覚え」、そして「応援」したくなってしまいます。伏線が多すぎて疲れるような難解さではなく、個々のキャラの個性が自然と物語のパズルを完成させていく爽快感。緻密な知略と、血の通った人間ドラマが完璧なバランスで融合した、素晴らしいエンターテインメントでした。

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    2026年03月22日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    父親が4人?!
    その設定だけでも興味深い。
    個性豊かな4人の父親たちが
    誰もが愛らしく見えてくる。

    由紀夫のなんでもそつ無くこなすところや
    達観した空気感も、父親たちの影響だねぇ。と
    なんだかとても微笑ましい。
    「鬱陶しい」と言う由紀夫からは
    父親たちへの愛を感じるし
    4人の父親たちの由紀夫への愛も
    とてつもなく大きい。

    母親が全然出てこないのが
    むしろポイント高いかも。
    あぁ
    鱒二のお父さんもいいんだよなぁ。

    まさにタイトル通り「オー!ファーザー」
    家族の温かいお話しと
    ちょっと有り得ない事件の伏線回収
    楽しく読めましたり

    多恵子はちょっと鬱陶しい(笑)

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    2025年10月09日
  • ラッシュライフ

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    ネタバレ

    世界は主人公が繋ぐリレーのようなもの

    DAY1 河原崎が主人公の1日
    河原崎が塚本と喫茶店で待ち合わせる
    河原崎がスケッチブックに『力』と書く
    河原崎が塚本に神の解体の誘いを持ち掛けられる
    塚本が行方不明者を解体
    高橋がテレビで「私は生きている」と言う
    河原崎が塚本を絞殺

    DAY2 黒澤が主人公の1日
    黒澤が塚本の死体を運び出す河原崎と出会う
    黒澤が河原崎の落とした塚本のくじを拾う
    黒澤がスケッチブックに『夜』と書く
    黒澤が強盗の誘いを断る
    黒澤が黒猫の死体に手をかざす
    黒澤が船木のマンションから20万を盗む
    河原崎が拳銃老夫婦と出会い、バラバラ死体を見られる
    黒澤が拳銃老夫婦と出会い

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    2025年10月08日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    全体的に読みやすいし、ストーリーの展開スピードもいい感じ。だけど、伊坂幸太郎のどんでん返しを期待してる人には少し物足りないかな

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    2025年10月08日
  • オー!ファーザー

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    先日、訪問したブックカフェの店主さんが、伊坂幸太郎さんを好きと伺いました。そのブックカフェには、伊坂幸太郎さんの本を集めた席もあるとの事。

    伊坂幸太郎さんは、全く知りませんでした。
    ネットで調べると、映画化された小説が多数あるのですね。
    カフェの帰り、書店で2冊ほど購入。

    面白かったです。
    高校生の由紀夫には、4人の父がいて、母と6人暮らし。そんなあり得ない設定ですが、なんだか楽しそう。
    そして、さまざまな事件に巻き込まれていきます。
    ミステリーなのかな。最後に、全部謎を回収していますし。
    映画も見てみたくなりました。

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    2025年10月08日
  • モダンタイムス(上) 新装版

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    伊坂幸太郎さんの作品は、貫井徳郎さんや薬丸岳さんの作品と違って初っ端からグイグイ引き込まれる感覚は無いのですが読み進めていく内にいつの間にか沼の真ん中に腰まで浸かっちゃっているという感覚です。前置きが長くなってしまいましたが、今回の作品はシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、出会い系サイトの仕様変更といったもので今迄受けてきた仕事と比べわりかし楽な仕事と思いきや、自分の前にこの仕事を担当していた上司の五反田正臣は突如失踪。。。不明な点が多すぎる仕事に対し、渡辺は発注者に問い合わせる為に電話しても繋がらないし、コンタクトを取ろうとした事を上司に叱られる始末。渡辺はこのプロジェクトの謎を

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    2025年10月04日
  • オー!ファーザー

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    伏線回収が見事で惚れ込んで過去作品全て揃えて出版順に読んでいる
    お父さんが4人お母さんはひとり
    そして親の影響がとても強くみんなとてもカッコ良いお父さんであるからこそ成り立つストーリー

    中高生くらいが読むとまた違う感想を持ちそうだし是非読んで欲しい

    映画もあるようなのでまた見つけたら見てみようと思う

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    2025年10月01日
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―

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    伊坂幸太郎の才能は、平凡を非凡に変換する能力のたかさにあるのじゃないだろうかと思わずにいられなかった。
    お父さんはとても面白い人だし、周りで起きていることも面白い。日常の小さなファニーを丁寧に拾い集め、かつ、伊坂の内側をこっそりお披露目してくれたのがこのエッセイ集だと思ってる。
    楽しかった!

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    2025年10月01日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    伊坂作品にしては心重たい部分が長くて疲れる本だった。

    平和警察とは名ばかりの一般市民に対して魔女狩りを行う世の中に対して、ちょっとした正義感から立ち上がる1人の青年を描いた物語。
    揉み消された平和警察の横暴を始めとして伏線の散りばめ方と回収のスマートさは伊坂幸太郎健在と言ったところ。

    真壁鵠太郎という敵側に置いておくには些か魅力的すぎるキャラクターが最終的には黒幕の1人であるあたりは伏線で裏切りを重ねながらも大事なところは押さえているな、という感じ。

    まさかタイトルが「不満があってもこの世で生きていくしかないよね、まさか火星にでも住むつもり?」みたいなニュアンスとは思わなかったけど。

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    2025年09月30日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    たしか解体全書で伊坂幸太郎ご本人が一番好き?自信作?って言ってた気がするので読んでみた!
    そんなに数多く作品を読んでるわけじゃないけどかなり拷問の描写がきつくてちょっとびっくりした。
    ずっと大学生の子がヒーローだと思ってたから、まさか死んじゃってると思わないし、全然別の人がヒーローの正体だったりあの人が本当は……みたいなずっと面白い そんで読みやすい
    平和警察なんかできたら終わりだよー

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    2025年09月28日
  • 残り全部バケーション

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    伊坂幸太郎さん節がきいていて面白かった。
    結末が曖昧なので自分で想像することができて色々考察する楽しさが読み終わったあとにもある。
    伏線回収のセリフや場面が多いので、何度も楽しめる作品!

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    2025年09月26日