伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • チルドレン

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    何も知らずに先に「サブマリン」を読んで面白かったので、その前作である本書も読むことに。

    本書でも陣内さんの破天荒な言動や、屁理屈強めの持論が炸裂していて面白い。
    また、めちゃくちゃかと思いきや、優しさや思いやりが垣間見えるのも素敵だ。

    印象的だったのは、陣内さんが目の見えない永瀬さんのことを「皆と何が違うんだ、俺の方が凄い」みたいなことを言っていたところ。
    変に気を遣うこともなく偏見も持たず、永瀬さんと友人関係を築いていることがわかり、「あっ、いいな」と思った。

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    2026年06月13日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    取りこぼしのない伏線回収!20年以上も前の作品なのに全く色褪せないのがすごい。
    脳内で成瀬は星野源で再生してたんだけど、なんと映像化してるとは!若い大沢たかおもピッタリだと思った!
    続編も読みます。

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    2026年06月12日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    誘拐を生業としている兎田が、一番大事にしている嫁を誘拐され、妻との交換条件として組織のお金を横領したオリオオリオを探して差し出すことになり、探知機を追い辿ってきたところ、親子を人質に立て篭もりすることになってしまった。
    様々な「実は」、「実は」、で、とても意表をつかれて面白かった。

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    2026年06月12日
  • サブマリン

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    ネタバレ

    陣内はやはりかっこいい。短編じゃなくて長編だった。鴨居については残念なことになってるのが少し悲しい。不良少年が更生しておしまい!って話じゃないところが伊坂幸太郎っぽい気がする。最後も希望があっていい。小山田俊がいいキャラしてた。結構すき。
    それにしても陣内が漫画描き上げさせるのめっちゃかっこいい。約束忘れてないところもめっちゃかっこいい。

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    2026年06月12日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    友人に面白いよと勧められて読んだ。
    白兎事件とはなんぞや。と思いながら冒頭を読み、目まぐるしく変わる登場人物の語りを読み、次々と訪れる展開を乗り越え、気がつけば完全に術中にハマっていた。いつの間にかすっかり騙され、現れた真相に視点を据え、様々な登場人物たちの人生に起こる、いろいろなことやよんどころなき事情を知り、物語は結末にいたる。
    まるで落語か戯曲を観ているかのようだった(あまりどちらも嗜んでいないのだが)。
    これが、伊坂マジックだと言うのか…とても鮮やかで素晴らしかった。

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    2026年06月12日
  • オー!ファーザー

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    4人の父親がいる高校生男子。ん?な設定もこの父親達がかっこよーい♡頭のよい父、喧嘩強い父、ギャンブルの強い父、女性にもてる父、この父の全てを受け継ぎ学んでいくとこんな高校生になるのねー。トラブルをほっておけず色んな事件に巻き込まれてしまう優しい主人公。ピンチには父が必ず助けてくれる♡

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    2026年06月11日
  • シーソーモンスター

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    かなり感情移入して楽しみながら読むことができた。
    現実離れしたストーリーは好まないが、山と海の嫁姑問題だったり現実にもある問題を提示して、将来の現世にありそうな問題でスピンモンスターで取りあげられていたり面白かった

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    2026年06月11日
  • オー!ファーザー

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    ネタバレ

    終わりに向けてどんどん盛り上がって面白かった。
    それぞれ個性があって魅力的な父親達に愛され守られている由紀夫くん、素敵な男の子に育ってる。
    どのキャラも良い。

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    2026年06月10日
  • 首折り男のための協奏曲

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    まさに伊坂ワールドという感じでこういうのを読みたかった、と嬉しくなりました。
    こういう薄く繋がってる短編集が大好物です。

    「月曜日から逃げろ」の仕組みに気付いたときは震えました。思わず読み返してしまいましたね。

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    2026年06月09日
  • シーソーモンスター

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    冷戦時代の米ソ対立と嫁姑バトルという、大小二つの対立を同列に描いた表題作「シーソーモンスター」がとにかく面白かった。相容れないようで、実は相性が良いのでは?と思わせる嫁姑のやりとりは、伊坂作品らしいウィットに富んだ会話劇で魅了される。一方、2作目の「スピンモンスター」では、人工知能が情報操作で主人公たちを追い詰め、東京を東西に分断する壁の建設が進んでいく様子は現実とリンクしてなんだか不気味。

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    2026年06月09日
  • オー!ファーザー

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    人は自分が信じたいと思っている事を信じる。

    で、

    結局は自分が悲劇に遭わなければいいと、思っている。

    たしかにそうだよね、
    生きてるうちは必ず自分は大丈夫とか、なんで自分だけこんな目あうんだとか思う事があると思うんだよね。
    なるべく悲しい思いはしたくないんだけど、自分が幸せな時でも誰かは悲しい思いをしてるわけで。

    だけど必ず自分の親だけは知らないところで必ず守ってくれるんだよな。

    気配りとユーモアを大事に生きていこ。

    そうすれば少しでも悲しい出来事が減っていく気がする。

    それにしても毎回見事なカタルシスに繋げるなぁ。

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    2026年06月08日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    久しぶりすぎてシリーズの内容あんまり覚えてなかったけど、読み始めたら「あ〜そうそう、そうだった」すぐに物語に入り込めるのですごいと思う

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    2026年06月08日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    久々に読ませていただいた陽気なギャングシリーズ。後半のたたみかける伏線回収が気持ちいいし、前半の散りばめられた言葉に無駄がない。読み終わった後にすっきり気持ちいい読後感が味わえる。

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    2026年06月07日
  • 死神の浮力

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    ネタバレ

    <目次>
    略

    <内容>
    死神シリーズ第2弾。死なないってのに、そういう決着の仕方か!とうなりました。これ以上言えないけど…。山野辺夫妻の哀しさは、それで報われますよね…。千葉の超能力?にも笑いました。死神は何でもありなんですね。

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    2026年06月07日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    オリオン座のうんちくから白兎事件への発展で内容を思い出しやすい作品、途中登場人物が多く頭がこんがらがるかと思いきやすんなりと理解でき終始楽しく読み進められた、オリオオリオと意味もなく呟いてみたくなる。

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    2026年06月05日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    星野一彦は五股かけてるといっても、彼女たちへの別れの行脚を一緒にたどっていると、これを五股というのかなと思えてくるから不思議だ。いいヤツだ。

    誰かとの関係の終わりにきちんと別れを告げることができて、さよならの瞬間に自分を追いかけようとしてくれる人がいるなんて、幸せ者だね。

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    2026年06月05日
  • ガソリン生活

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     どこかで何かが見ていて、知らない世界がきっとある。自動車、自転車、人間だけでなく彩りのある世界がいくつも重なって我々は生きている。

     いろいろな世界が交錯するのは面白い。例えば自販機が何か考えていたら?目撃していたら?全ての歴史は、その側面だけを見ているかもしれない。

     車に思い入れがあるならば、ついつい自宅の車にも声をかけてしまうだろう。そんな日常への気づきがある。

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    2026年06月05日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    人生の「いろいろ」の中には本当に色々あるんだろうな。
    今までも色々あったけど、ここからさらに色々あるんだろうな。

    そのいろいろも時間が進まないとわからない。
    なくしてからその存在の大切さに気づくんだよね。

    ベテルギウスもとっくに無くなってるかもしれないよ?
    でもそれが本当かどうかわかるのは数百年後かもしれないし、もしかしたら明日かもしれない。

    結局は実際に体験しないとわからないんだ、なんだか人生って面白いね。

    はい、死にました、までは自分の人生を楽しも。

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    2026年06月04日
  • シーソーモンスター

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    螺旋プロジェクト。複数の作家が共通ルールをきめて年表の中で歴史を書く。
    その中の一つの作品。
    ルールの中で
    海族山族対立、共通のキャラクター、共通のシーン。
    本作は昭和後期嫁姑問題、
    近未来での事故の遺族同士の話。
    人工知能の暴走など、伊坂ワールドとテーマがいい具合に混ざってた。

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    2026年06月03日
  • チルドレン

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    サブマリンと繋がってるって知らずに読んで、若かりし日の陣内が出てきて、勝手にテンションあがった!
    チルドレンという言葉についての解釈は、自分の大学自体を客観視されてるようで、痛々しかった、、「子供ってのは集まると違う生き物になる」
    この解釈は、今後の子育てなどにも生きそう

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    2026年06月02日