伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • マリアビートル

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    新幹線という限られた空間で次々と起こる事件。ドキドキ、ハラハラしながらページをめくり、一気に読んだ。

    悪魔のような中学生・王子には、読み進めるほど嫌悪感が増していった。

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    2026年08月09日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    銀行強盗集団の久遠、成瀬、響野、雪子は、ひょんなことからハイエナ記者の火尻に彼らの正体を気付かれる。弱みを握られた久遠たちは火尻の借金を帳消しにするために、奮闘する。シリーズ三作目。

    個性的なキャラクターがテンポのいい会話を繰り広げ、トラブルに巻き込まれながらも、物騒な事件を見事に解決する。読者が求める伊坂さんらしさがふんだんに詰まった、伊坂作品の中でも大好きなシリーズ。

    約10年ぶりに再読したけど本当に4人の会話が魅力的で引き込まれる。
    特に、響野は事件への貢献度は低いものの、「個性的なキャラクター」「テンポのいい会話」という意味では、澱みなく言葉を紡ぐ演説の達人の彼がもっとも重要な人物

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    2026年08月09日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    「ペッパーズ・ゴースト」とはなんぞや?と。
    コショウに幽霊、何の関係があるのかと思っていたけど、そのような言葉知があったのか。

    本作は主人公の壇先生の物語と、女学生の書いた小説が交差しながら進む。
    本当に交差する。
    途中でどっちを読んでいたのか?いやどちらも現実か?と訳がわからなくなってしまった。
    伊坂幸太郎のすごいところだと思う。

    少し仕事も忙しくて、この本を読み終わるまでに長い時間をかけてしまったので、また改めて読み直したい。

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    2026年08月09日
  • シーソーモンスター

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    セツ強い!セツと宮子の協力シーンアツい!!
    ヴェレカセリは結局止められなくて、水戸は植物状態のようになってしまって、東西断絶の壁もできるかもしれなくて、なかなかしんどい終わり方。そのなかに少し希望があるだけなんだけど、不思議と暗くなりすぎない。

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    2026年08月09日
  • 重力ピエロ

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    面白かった。でも、先に映画を見て内容を覚えていたからか、これまでの伊坂幸太郎作品に比べると感動は薄かった。内容を忘れて読みたかった

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    2026年08月08日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    ロシアンブルとアメショーのコンビがとても好きだった。ふたりが境目を飛びこえて壇先生の前に現れたとき、ふたつの物語が合わさってさらに大きくうねり始める感覚にはワクワクした。

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    2026年08月08日
  • サブマリン

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    第二段
    今回も軽やかなタッチで、テンポよく読み進んでいく感じ!

    当たり前だけれど、
    それぞれにいろいろな背景があって、
    中々見えてこない想いもある

    なんだろうな
    少年たちが更生へ向かうまでに
    どんな人に出会えるのか
    それはすごく大事なことなのかもしれない

    「一人で考えていても限界がある」
    ほんとに、きっとそう

    この本でも、
    「目の見えない人は世界をどう見ているのか」
    が参考になっていて、また気になってきたかも

    あらすじで怖めかなと少し躊躇があったけれど、
    読めてとてもよかった!

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    2026年08月09日
  • 残り全部バケーション

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    そもそも表紙がかわいいしタイトルにも惹かれました

    この終わり方に対して、「好きだなー!」って思えるのは、私が伊坂幸太郎のファンだからなんだろうな!文章も、するすると体の中に入っていく感じで相性が良いのです

    章によって登場人物は変わるんだけど、ちょこちょこ関わり合っているのがやっぱり好きポイント!悔しいけど気付けなかった部分もあるが

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    2026年08月07日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    猪苗代湖を舞台に異なる生活をしている方々が偶然出現する扉によって繋がる物語…
    普通の社会と昆虫くらいの大きさの小さな人達が住む社会の2視点から物語は進む…どちらの世界も時間軸は同じ…
    小さい国ではぼくとエージェントハルトが、普通の社会では松嶋と天野さん、長倉課長が上司、部下という立ち位置でぼくも松嶋も上司をみながら成長していく…

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    2026年08月10日
  • 重力ピエロ

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    旅行で泊まった仙台のホテルに実写映画の俳優スタッフが一ヶ月ほど泊まっていた。と知り読み始めた。

    最初はなかなか本題から外れたり、遺伝子関係の聞き慣れない単語が出たりと読むスピードが遅かったが、終盤にかけて一気に面白くなった。
    放火犯については予想出来ていたけど、その中身は予想出来てなかった。
    自分が父親の立場だったら、産もう。と言えるだろうか…
    俺は器の小さい人間だから言えない気がする。実際に自分がその立場にならないと分からないけど。
    春や兄の立場だったら…と考えた

    気に入ったフレーズは父親の人柄を表しているようだ。
    ↓
    人生あまり長くないんだから、あまり深いことまで考えない方がいいよ。

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    2026年08月07日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    「ロマンはどこだ」

    4人の男女が銀行強盗を繰り広げるお話。
    普通に犯罪ですが、なんとも楽しそうでまったく重さを感じさせず、なんなら応援しちゃうくらい。
    エンタメ小説です。

    相手の嘘が分かる成瀬。公務員。37才。リーダー。
    離婚歴あり。自閉症の息子がいる。

    喫茶店の店主、響野。演説の達人。
    成瀬とは高校の同級生。

    スリの天才、久遠。20才。
    動物と自然を愛する。

    秒単位の正確な体内時計を持つ、雪子。
    シングルマザー。中学生の息子がいる。

    4人の視点で切り替わり、お話が進んでいきます。
    あらすじは紹介にある通りですが、ピンチに陥っても深刻さがあまり感じられないというか、まぁ大丈夫だろう

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    2026年08月07日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久々に伊坂幸太郎作品

    夢を軸に進むのは目新しくないけど、そこは伊坂幸太郎ワールドにかかれば面白くなるのは間違いない。

    コロナ禍を経て書かれたような内容だが、実はコロナ禍前の作品。まるで予言のようでありながら、それだけあの騒動が繰り返される歴史なのかもしれないとも思わせる。

    ただ、伊坂幸太郎作品としてはテンポが良くない感じと、伏線が弱い印象を受けた。生意気だけど。

    でも面白いのは間違いない。

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    2026年08月06日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ほ、ほぉーん!!!なんだろう!!ふんわりおもしろい!!!!広辞苑を盗みに、書店を襲おうだなんてなんてロマンチックなあらすじなんだ…私が買ったものにはビブリオバトルでの紹介文がかかれていたのですがこちらもとても魅力的でした

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    2026年08月06日
  • ジャイロスコープ

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんの短編集。
    書き下ろしの「後ろの声がうるさい」はラストに掲載されているが、ここに本書短編の一つ「浜田青年ホントスカ」に出てくる稲垣という人物が登場する。
    他の短編でも稲垣は相談屋を営んでいるのだが、他の短編で起きたバスジャック事件の発生に間接的に絡んでおり、思わず“お前が原因かよ”と呟いてしまった。
    しかしながら、何事も発想の転換が必要である。
    短編「if」の主人公的存在である山本は、二十年前に発生したバスジャック事件において勇敢な行動を取れなかったことを悔やみ続けていた。
    稲垣の間接的後押し(?)によって再び発生したバスジャック事件において、山本は他の乗客と共に犯人を取り押さえ

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    2026年08月06日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    てっきりコロナ禍を経験してそれを題材にした作品かと思ったらコロナ前の2019年の作品だと知り驚き。
    伊坂さんらしい、伏線をちりばめて最後に綺麗に回収して読み終わって爽快な気分になる作品だと思います。

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    2026年08月06日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    久しぶりに小説を読んだ。淡々と進んでいくが、2つの世界が繋がった時はワクワクした。自分も誰かから見られているのかな、と思ったりした。猪苗代湖に行ってみたい。

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    2026年08月06日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    現在と2年前の物語が交互に進みます。関係なさそうな2つの話、でも共通の登場人物が何人かいることがわかってきます。
    アパートの隣人・河崎から、書店襲撃計画を持ちかけられる主人公・椎名。
    動機も強奪するものにもイマイチ納得できないまま、流れで手を貸すことに。
    のっけからの「本屋襲撃」というワードに「どういうことなの」が止まらずグイグイ読んでいくと、ものすごい真相にたどり着き、ええー…(いろいろショック)。
    でも、だからこその、この展開だったというのはわかりました。わかったけど悔しいなぁ。
    伏線の回収はスッキリ!

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    2026年08月05日
  • 夜の国のクーパー

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    ネタバレ

    戦争という悲惨な話を
    猫からの視点という形で
    コミカルに読めるように作られていて
    とても読みやすかった。

    猫の視点なので人間の感情抜きで語られる話は
    人間の愚かさが目立って面白かったです。

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    2026年08月05日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    おもろかった
    読んでいた気がするけど中身8割くらい忘れてた
    もっかいちゃんと読みたい気持ちもある。色々と登場人物の云々含めて

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    2026年08月05日
  • オーデュボンの祈り

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    伊坂幸太郎のデビュー作であると聞いて読んだが、既に著者の世界観が確立されていて驚いた。閉ざされた島で「未来が見える」カカシを中心に物語が展開される。あらすじのこの部分だけを切り取ると子供向けの物語のように感じる。しかし、これこそが伊坂幸太郎の独自の世界観であり、このシュール(超現実感)は他の作家では感じることのないものだった。

    物語に散りばめられた伏線(伏線に感じられないものも)が終盤にしっかりと回収される。一見、関係性の見つからない大小様々な出来事がラストに繋がっていき、とても気持ちよかった。

    物語を読みながら、あれこれ自分で推理してみたのだが、ラストの展開は当てられなかった。構成が綺麗

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    2026年08月05日