伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • オー!ファーザー

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    かなりコメディな伊坂

    読みやすくわかりやすくライトな感じで楽しめる。
    教室と自宅の行き来をベースに事件に巻き込まれる王道的・漫画的な感じはとっつきやすく要所要所イメージがしやすいのでサッと読める。
    親っていいよなと適当に思いながら読む。

    起承転結の結にあたる部分はいまいちパッとせず、終盤も緊張感というかメリハリが少なくだらっと読んで終わった。作者の手癖??的な趣向を強く感じちゃったな。(それはそれで好きだけど……)
    続編あるなら納得できるけどそうではないのでなんか雑な終わり方にみえてしまう。
    風呂敷畳みきれてないのでもう少し補完欲しいなと思いました。

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    2026年02月12日
  • ラッシュライフ

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    お友達からプレゼントしてもらった本。

    ちょうど去年、前作「オーデュボンの祈り」を読み終わっていたので、早速読んでみた。

    ラッシュライフー豊潤な人生

    何人もの登場人物が出てきて、一体この話はどこに向かうんだ?ちゃんと結末を迎えられるのか?と心配になるくらい様々なストーリーが交錯していたが、段々とそれが同じところに戻り、何度も巡る景色があることに気づく。
    それぞれの人にそれぞれの突拍子もない人生があるが、それは決して特別すぎることはない。外側から見れば、日常に溶け込んでしまうような一幕。けれども平凡では無い。
    そんな堂々巡りのようなお話。

    いつも伊坂幸太郎の発想には驚かされる。
    話の面白さ

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    2026年02月11日
  • 死神の精度

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    サクッと読めるのに、いちいち少し感情が動く。
    物語に関係ないのだけれど、恋愛で死神の、「靴入れの上に乗っていた花瓶は横向きに倒れ、水がこぼれ、滴が垂れ、小さな溜まりを作っていた。外に降る雨を真似るかのような、垂れ方だ。」っていうこの2文、なぜかすごく好き。

    死神の視点で見ると、人間の世界、なんか無駄が多くて愛おしいかも。
    私の人生の下流の方も、悪くないといいな。

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    2026年02月11日
  • 楽園の楽園

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    話が短くまとまっており、セリフの比率が高いことは若干気になるものの読みやすい。作中、『オーデュボンの祈り』のエピソードが挿入されており、結末としても連想させられるものがある。筆者は超自然的な力としての「神」を描きたいのかもしれないと思わされた。

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    2026年02月11日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    再読。オリオン座が描かれた25周年記念の特別仕様のブックカバーがかわいらしい。黒澤の活躍が嬉しい!「レ・ミゼラブル」を読んだことがなく映像も観てないのでそんなに長い物語だと知らなかったけど、読むのに5年(!)に笑った。誘拐する側だと信じてた兎田がいつの間にか妻を人質に取られ立てこもり犯になりこの窮地をどう乗り切るのか、綿子ちゃんは相当痛めつけられてかなり心配になる。が、まさかそこでこんな方法があったとは!と驚かされる。あまりに悲しい夏之目の娘の話を読むのは切なかったけど乗り込んだ時のシーンは微笑ましい。

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    2026年02月11日
  • チルドレン

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    ネタバレ

    どの話も面白かった。
    1番好きなのは「チルドレン」、他の人質みんなが共犯者だという仕組みに驚いた、面白かった。

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    2026年02月11日
  • 重力ピエロ

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    強烈な冒頭の一行から始まって心を鷲掴み!
     なめらかに物語が展開されていき、伏線回収やすべての謎が明かされてから、最後の締めくくり方にも、思わず笑みが溢れてしまう。心地よい読後感。。。
     
     放火、レイプ、家族としての形。物語はとても深刻な内容であるにも関わらず、主人公の語り口から周りの人物、作品全体の作風にユーモア全開で楽しめてまったく飽きさせない。ストレスを笑い飛ばす様な、前向きな描写に一気に惹き込まれた。
     ポジティブな思考を持って困難な時にこそ、重力に逆らうピエロの様に、笑って生きていくべきだと勇気づけられる。「重力ピエロ」という、タイトルのセンスに脱帽!!

    初の伊坂幸太郎!
     読む

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    2026年02月11日
  • サブマリン

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    『加害少年たちの中身と独走家裁調査官』
    ・陣内の隠すことなく少年と接する姿勢・態度
    ・不安・孤独・疑いを持つ各人の心情

    久しぶりに伊坂幸太郎を読んでホッコリした
    そしてこの作品が続編だったとは…普通に楽しんで読めました

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    2026年02月11日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    まじで没頭して読む‼️みたいな感じじゃないけど、狭い世界のなかに住む違う人視点の短編で出来てるお話好き、星3.7くらい

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    2026年02月10日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎好きはここから始まった。記録しておかないといけない一冊なのに今頃。
    椎名は大学に通うためにアパートを借りる。
    隣の部屋に河崎が住んでいた。
    ディランの歌をきっかけに言葉を交わし、突然本屋を襲う片棒を担がされることになる。
    それが現在の話。

    並行して二年前の出来事と、交互に話が進んでいく。
    二年前は、ブータンからの留学生ドルジとペットショップの店員琴美が付き合っていた。
    河崎はドルジに日本語を教えていた。

    その頃(二年前)ペット殺しが発生する。公園で犯人グループを見たドルジと琴美は彼らに狙われるようになる。
    琴美は犯人をつかまえようとして、危険な道を走り出す。

    椎名は河崎言うとこ

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    2026年02月09日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ネタバレ

    銀行強盗なのですが、愛すべきメンバーで、実害がない分応援態勢で読んだ。ガンバレ四人組 m(__)m
    伊阪さんの作品は「死神の精度」もそうだが、ピリッと気の利いた反面とぼけたところもある面白い短編集が好きだ。
    読後の安心感と、お得感がある。
    文章(会話)もおしゃれで、ウイットもユーモアも、テンポもキレもいい。
    スピードも緊張感もある。
    深刻な世界観を様々な形にくるんで、時々は幻想的な風景に紛らせて作り上げてくれる。
    好き度マッハな作家に入れている。


    楽しいという「面白い」もあるが、これには文章や内容、設定人物が興味深いという面白要素が多分にある。
    主人公たちは実際ならアウトロー。泥棒だから。

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    2026年02月09日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    自分の地元ということもあり描写が浮かんで読みやすくて神だ、意外と自分の身の回りの人は知り合いの知り合いの知り合いの…だったりするのかもしれないと思わされて大変面白かった。

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    2026年02月08日
  • 死神の浮力

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    人間は必ず死ぬ
    自分も愛する人も
    怖くてしょうがないから、
    その事を考えずにその日を摘む。
    死ねないことも怖い。
    死んでも周りの世界に違いを及ぼさないけれど
    周りの人の心には残っていて生きている

    千葉のキャラがよくてコミカルな話に見えるけど、中身は結構重い話。

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    2026年02月08日
  • 777 トリプルセブン

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    ネタバレ

    再読。
    やっぱり面白い。このシリーズはたくさん死んでしまうから、少し哀しい。
    前の蜜柑と檸檬。今回のコーラとソーダ。いいキャラなんだけどねー。
    それにしても、蓬と佐藤は悪い奴等。

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    2026年02月08日
  • サブマリン

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    陣内と武藤の小君良い掛け合いや伊坂幸太郎らしい伏線回収も魅力的だが、何より少年犯罪というテーマをジャズと掛け合わせて作品に昇華したことに感激した。非行少年たちの多くは皆それぞれの境遇に「ひどいこと」があり、時としてそれは犯罪として牙を剥くこともあれば、音楽で観客を宇宙まで連れていくことにもなりうる。
    家裁調査官という仕事は常に答えのない問いと向き合っていかねばならないが、陣内ならきっとその奔放な振る舞いと先入観のなさで少年少女と真摯に向きあい、奇跡を起こしていくのだろう。

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    2026年02月08日
  • チルドレン

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    奇跡を起こす男、陣内を巡る五つの物語。そんな奴はいる訳がないけど、いても面白い、どうなるんだ、全くやってられない、目が離せない。不思議な魅力の主人公を作り出すのは簡単ではないが、伊坂幸太郎初期のこの作品は陣内と彼を取り巻く何人かの友人たちによって、普通の生活がちょっと普通でない物語になって面白かった。
    映像化を見たいとは思わないけど、続編は読みたい。しばらく伊坂ワールドを追いかけようと思っているので、陣内のその後も楽しみ。全然関係ないけど、横道世之介を思い出したりした。魅力的な男の話は面白いんだ。

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    2026年02月08日
  • ラッシュライフ

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    読み進めながら、早く先を知りたいけど読み終わりたくないって気持ちがせめぎ合っていた。

    作中に出てきた「リレー」が物語の構成に繋がってくるとも思うんだけど、それだけだとなんだか足りない気がする。

    リレーは次の人にバトンを渡したらその人の出番は終わりだけど、人生はそうじゃない。
    ここに出てくる登場人物の行動や言動一つ一つが重なり合って、良くも悪くも影響し合って、波のようなうねりが生まれたんだと思う。

    人間の嫌な部分、愚かな部分、哀れな部分が随所に出てきて、すごく応援したくなるような人がいるわけでもないのに、でも読み終わった後は全く嫌な感じがしないのは、伊坂さんの文才なんだろうな。

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    2026年02月07日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    ネタバレ

    最後の数ページのために読んだ甲斐があったなって思える
    人情とか、人の心ってやっぱり柔らかくてだけど気まぐれで純情だよねってことを改めて教えてくれた気がする、これまで読んできた元カノたちが結局ただの額縁だったのがとってもよかった
    繭美がこれまで黒く塗りつぶしてきた(塗りつぶさなければならなかった)経験たちが、人生という名の辞書が星野一彦と出会ったことでまっさらになるのがいい
    繭美にとって一彦は最後の光だったんだろうな

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    2026年02月07日
  • 重力ピエロ

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    独特でお洒落な言い回しが軽快に続いていました。冒頭から引き込まれ、読みやすく面白い。初めて読む伊坂幸太郎作品でした。家族愛が変に重く描かれておらず、自然に大切に表現されていて良かった。

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    2026年02月07日
  • 逆ソクラテス

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    小学生が主人公で物語が展開する短編集の本書は、普段見ることができない伊坂幸太郎さんの物語が楽しめるようになっています。

    なので初めて伊坂幸太郎を知る方やにも手を取りやすいのではないかなと思う。

    ただ普段の伊坂幸太郎の長編が好きな方には物足りなく感じる部分があるかもしれない。



    私が本書を読んだタイミングが江戸川乱歩の少年探偵団のようなものを見た後に見たのもあってタイミングとして良かったなと思う。同じように小学生が主役だし…



    個人的にはやはり最初の物語の逆ソクラテスの話が1番心に残っている。

    流されやすい自分にとって物語に出てくる言葉「僕はそうは思わない」この一言に自分の大切な価

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    2026年02月07日