伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • グラスホッパー

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    著者特有のテンポの速い展開とリズム感、時々入ってくるユーモア。でもしっかりと描写されている暴力。それが大丈夫なら最後まで読む手が止まらない一冊。

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    2026年06月22日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ファンタジーの世界と現実世界が交錯しながら物語が進んでいきます。
    何気ない行動が誰かを助けたり、助けられたり。
    こんな偶然、奇跡があったら素敵だなと思いました。
    音楽フェスで配られた冊子が元になっているそうで、とあるバンドの歌詞が多数引用されています。ファンの人はたまらないだろうなあ。


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    2026年06月22日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんのアイネクライネナハトムジークが大好きで、カタカナの長めのタイトルに惹かれて(同じシリーズだと確信して)出会ったその日に買いました。
    ファンタジー?かと思って設定に慣れないと、、と思いつつ読み進めると、どうやらあっち(小さい世界)の世界とこっちの世界(大きな人間の世界)を行ったり来たりしてることに気づく。
    そこからは一気読み。こんな偶然、こんな奇跡があったら素敵だな、という感想が、アイネクライネナハトムジークを読んだ時の感想と同じで、
    今、びっくりしてます。笑

    伊坂幸太郎さんの作品はやっぱり面白い!
    頭使うからちょっと疲れるけど、
    読んだ後にいつも感じる、
    自分が見ている世界、

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    2026年06月22日
  • 重力ピエロ

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    冒頭の1行が気持ち良いです。
    テーマは重いはずが、本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ。の作風で話が進むのでテンポよく読めます。

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    2026年06月21日
  • 陽気なギャングは三つ数えろ

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    ネタバレ

    「成功は『たまたま失敗しなかった』の別名だからな」

    陽気なギャングシリーズ3作目

    3作目にして初めて正体がバレそうになってこれまで以上に焦った

    今回の相手は前作までのものよりタチが悪く途中まで読んでいて不快感があったので最後のラストにはスカッとした。

    やっぱり、ギャング内でのどうでもいい話が面白く、特に響野をいじっているときは毎回にやけてしまう。
    けど、響野のふとした言葉の成功は偶然うまくいっているだけという言葉が印象的だった。

    彼としてはいつも通り適当なことを言っただけだと思うけど、行き当たりばったりな自分としてはハッとする格言だったので覚えておきたいと思った。

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    2026年06月21日
  • チルドレン

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    破天荒で独特な正義感を持つ陣内を中心に進む5つの短編集。友人の鴨居、銀行強盗を機に知り合う永瀬(盲目)、家庭裁判所で働く武藤、永瀬の彼女優子など登場。伏線回収も見事で読みやすい。
    タイトルにもなっている「チャイルドがチャイルズではなくチルドレン」という、子供は複数・集団になると変わるという一節が意外に深く、個人的には面白かったなと。

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    2026年06月21日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    -「俺にとって残っている武器は、人を信頼することくらいなんだ」-

     先日の投稿でも匂わせておりました、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、ようやく読み終わりました!もうね、おんもしろかった!読んで良かった!初めて書評を書いてみようと思います。

     そもそも私と伊坂幸太郎との出会いは、「アイネクライネナハトムジーク」でした。時を超えた愛の物語という私の大好物ストーリーだったのと、登場人物がみんな魅力的だったのが印象的でした。「ゴールデンスランバー」はそれでいえば設定自体はかなり現実離れしていますが、登場人物がみんな魅力的な点は伊坂作品を感じました。
     物語は首相が爆殺され、青柳という青年が指名

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    2026年06月21日
  • 重力ピエロ

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    久しぶりに伊坂幸太郎。
    良かった。
    会話のテンポや過去と現在の行き来がリズミカルで飽きない。
    まさに深刻なことを明るくまとめ上げてくれた作品。
    でも、だからこそ、明るく取り繕うからこそ春の苦悩がクッキリと映し出されて切ない。
    そんな春とお兄ちゃん、2人のお父さんの考え方や捉え方に逆に元気をもらい、励まされた。
    田鎖ブラザーズを見終えた後ということもあり、兄弟愛がなんか素敵。
    血は繋がっていなくてもお互いを思いやる、家族を思いやる素敵な2人だった。
    もちろんそんな2人を育てたお父さんとお母さんが素敵。

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    2026年06月21日
  • クジラアタマの王様(新潮文庫)

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    アヒルと鴨のコインロッカーよりもこっちの方が好き。
    望まぬ人事異動とか、理不尽な現場を知らない上司とか、思わず主人公に自己投影して肩入れしたくなる。
    一緒にゲーム場面にいる気分で一気に読めた。あとがきにRPGのような設定、とあってなるほどな、と。

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    2026年06月21日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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     大学になり一人暮らしを始めた椎名が、アパートの隣室に住む河崎から「本屋を襲撃して広辞苑を盗む」という頓狂な計画に誘われた。
     並行して、2年前の琴美、ドルジ、河崎の3人を巡る物語が展開される。
     2年前の物語と現在の本屋襲撃が交わる先にあるものはーーー

     青春小説(とは言っても「溌剌」「甘酸っぱい」というよりは「気怠い」「白昼夢」のような空気感漂う)の要素とミステリ小説の要素を掛け合わしたような作品。
     要所要所に散らばった微妙な違和感が伏線となり最後に綺麗に回収。
     文章の端々やセリフの掛け合いがいちいち軽妙でコミカルでつい笑いそうになる。
     でも最後にはしんみりとして少し寂しいような読

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    2026年06月20日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    読みやすく、伊坂幸太郎らしさもたくさん楽しめる連作短編集。
    それぞれの登場人物が爽やかで清々しいのでうっかりすると忘れそうだけど、みんないろいろ背負っている。いろいろ背負っているけれど、それを引きずって不幸ぶるでも、逆に過去と完全に決別しているわけでもなく。
    ああ、清々しく行きたいなあ、と思った。

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    2026年06月20日
  • チルドレン

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    「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々。何気ない日常に起こった五つの物語。
    「バンク」「チルドレン」「レトリーバー」「チルドレンⅡ」「イン」
    銀行強盗巻き込まれたり(バンク)、恐喝事件に巻き込まれたり(レトリーバー)、陣内は事件を引き付ける何かがあるらしい(笑)
    陣内の独特の世界観が面白い。

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    2026年06月20日
  • 首折り男のための協奏曲

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    ネタバレ

    リンクしてるようでしてなかったり、何のことなのか分からないものがあったり、不思議な短編集だった。首折り男の昔の約束を守る時空のねじれの話好き。
    黒澤が言ってた、黒澤のふりをしてるってどういうことなんだろう。黒澤についてあまり掴めてないかも。「月曜日から逃げろ」がおもしろい構成だった。
    「僕の舟」かわいかったな。

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    2026年06月20日
  • サブマリン

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    めっちゃ良かった
    いろいろ、複雑な物語だけど重すぎず、軽すぎずいいですね

    3255冊
    今年154冊目

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    2026年06月19日
  • 重力ピエロ

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    成瀬好きだし、どうやら私は強い信念を持ったキャラクターが登場する作品に弱いようです。

    いいですねぇ〜春。やっぱり強烈な信念があればその信念が狂っていようと何故か説得力があるんだなぁ。

    なんとなく読めそうな展開ではあったけど、それでもどう転ぶかわからない不穏さが非常に良かったです。

    伊坂幸太郎作品はアヒルと鴨のコインロッカーしか読んだことなかったけど、読みやすくていいですね!セリフとかもなんか鼻につくけどかっこいい感じ。


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    2026年06月19日
  • 重力ピエロ

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    伊坂作品は、ラノベまでいかないけど会話のテンポが良くて、名言までいかないけど洒落た表現が光ってて、人間を描くと言うよりは筋書が面白い、というイメージ。そこが好きじゃないと言う人とも出会ったことがある。解説もそれだけを魅力とするなら軽すぎるということを言っていて、しかしこの本はそれが家族愛のテーマと上手く合ってると評価していた。これには共感。

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    2026年06月19日
  • 重力ピエロ

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    『ジュウリョクピエロ』の流行りに乗っかって購読
    以前から気にはなってたけど
    題名からコミカルなのかなと思い、今はいいか…と読み遅れた
    重いテーマだった
    答えなんかでるわけないけど…
    血がすべてじゃない、人生を共有する意味
    家族とは…とにかくいろいろ考えてしまって
    勝手に辛くなった

    この家族は正真正銘強い絆で繋がれた家族だ
    羨ましくさえ思える家族愛だった

    昔映画化されてて、春が岡田将生と知って
    納得だった
    俄然映画が観たくなった

    それにしても冒頭の
    『春が2階から落ちてきた』は秀逸
    『春はあけぼの』『吾輩は猫である』に匹敵するんじゃないかな



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    2026年06月19日
  • ラッシュライフ

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    打ち明けると伊坂幸太郎は大好物だ。作品の時代をバラバラに読み進める中、今回この2作目を読むにあたり初期の作品は好きと感じている作風とまさか大きく違ってたりして、それでもまぁいいさなどといささか不安もあったが自分の大好きと感じる伊坂は既にこの時点で伊坂であって伊坂は伊坂以外の何者でもなく伊坂だった。

    最後にはあれよあれよという間に収斂されて片っ端から伏線回収していくこの壮大なパズルを一体どのように作っているのか、そのパズルを作る過程に強く興味を惹かれた。めたくそ難解な数式の証明が出来ちゃったよおいって感覚に近い。

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    2026年06月18日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

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    最初は「どういうこと???」と混乱したけど、読み進めると色々繋がって面白かった!
    ザ、伊坂幸太郎ワールドという感じ!

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    2026年06月18日
  • シーソーモンスター

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    中編小説が2つですが、思わぬところで繋がるのが伊坂ワールドですね。
    詠み始めはただの嫁姑問題と思いきやそれだけで終わらないのが伊坂さん 笑
    そうきましたか?って感じでしたね。
    近い未来に起こるかも知れないことかもです。
    楽しんで読める本でした。

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    2026年06月18日