伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    春が二階から落ちてきた、という有名な書き出しを聞いたことはあった。けれど重力ピエロだったのかとびっくりした。はじまりは幻想的だけど、テーマは強姦を扱ったもので少し重めだった。
    血のつながりや遺伝子、DNA。
    科学が進歩すればするほど、そういうものが私たち人間にデータをつきつけて人間を評価する。それが押し付けがましくて、なんとなく嫌なときがある。
    遺伝子情報がすべて正しくて決して裏切らないのだろうか。そう考える時がある。
    泉水と春の父親が春に向かって、「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」と言ったときなんだか嬉しかった。

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    2026年03月13日
  • 重力ピエロ

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     スラスラ読み進めてしまうし
     ユーモアたっぷりの登場人物たちがすき

     「本当に深刻なことは、
     陽気に伝えるべきなんだよ」

     「人生はあまり長くないんだから、
     あまり深いことまで考えないほうがいいよ」
     

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    2026年03月13日
  • さよならジャバウォック

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    うん、おもしろかった!そう思って読み終えれた。登場人物はそれほど多くもなく、少しSF要素もありながら、物語の世界に引き込まれてページをめくり続けた。キャラも立っていて少し漫画みたいだと思ったほど。流れ石だよ、伊坂さん!と僕は思いました。

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    2026年03月14日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    面白かった。
    ただ、読むのに時間がかかった。
    最初の方は読むのをやめてしまおうかと何度も思った程で、伊坂作品は何冊か読んでいるけれど読みにくかったのは初めてだった。
    でも1つとして無駄な場所はなく、伏線になってゆく。
     
    濡れ衣を着せられた主人公
    大きな敵は問答無用で襲ってくる。
    その中で孤独と闘い不思議な出会いがあり、4章以降からぐっと面白くなる。
    読む手が止められなくなる。

    そしてラスト...

    さすが伊坂さんとなりました。

    面白かったです♪

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    2026年03月12日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ずっと読みたかった本。

    文字だけで登場人物の性格がはっきりと分かるからこそ、最後に麗子さんが笑うところとかよかったな〜。

    ドルジと河崎の入れ替わり?も、普通に騙された。
    それを知った上でもう一回読み返すと面白いやろうな。いつかまた再読したいと思える作品でした!

    ちなみに、昔働いた会社でドルジっていう名前のブータン人おったな。その子はお酒に酔って僕が介抱してあげた次の日とか、すごい感謝してきたな。もっとブータンについて聞けば良かった笑

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    2026年03月12日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    ネタバレ

    “ここで逃げてしまった人生を、もう一度! と思えるだろうか。”

    “「すべての『そうだった』を『わたしたちはそう望んだ』に変えたかったんです」”

     決して、「全ページ楽しくて愛おしい」とは言えない。全ページめっちゃ大変。でもその分とてもおもしろかった。特に後半、繋がったあたりからはイッキ読み。二人が現れて、ついテンションが上がった。境界線がだんだん曖昧になり、いよいよふたつの物語が絡み合ったと思ったら、別れを惜しむ間もなく、すっと離れ離れに(これがペッパーズ・ゴースト?)。初めて出会う構成にわくわくした。別れの後の、余韻がずるい。

    「ニーチェ」「ツァラトゥストラ」はなんとなく聞いたことがあ

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    2026年03月12日
  • 楽園の楽園

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    ネタバレ

    ファンタジー、SFが好きなのでとても刺さった。

    感染症が流行り、AIのせいで天変地異が起きているとされる近未来なのに、この物語はなぜか原始的だ。
    AIの暴走を止めるために、写真の手かがりを元に自然の深い場所に3人は向かわされる。

    そんな原始的な地こそが本来の地球の姿で人間は邪魔者だ。大いなる意志にそう告げられるような話の展開は神秘的で面白かった。

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    2026年03月11日
  • 逆ソクラテス

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    ネタバレ

    小学生が主人公の短編集。
    良いフレーズがいくつもあった。
    また忘れた頃に読み返したい。
    磯憲好き。
    話が少しリンクしている部分があるのがアツかった。

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    2026年03月11日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    キャラの個性が非常に上手く表現されていて楽しく読むことができた。ギャングたちの細かい掛け合いがすごく面白かった。

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    2026年03月11日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    いろんな登場人物が場面と時代を飛び越えて繋がっていくのが面白かったけど、難しかった。
    メモをとりながら読んだ方が良かったかも。
    アイネクライネナハトムジークは小夜曲、小さい音楽が集まったって意味

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    2026年03月11日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最後お世話になった人たちが生存確認できたのは不幸中の幸いだったなと思った。終わり方が綺麗に纏まっていて良かった。

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    2026年03月10日
  • ラッシュライフ

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    ネタバレ

    時系列も登場人物もバラバラなのにわかりやすくておもしろいってすごいなあと思う

    キャラクターの持つ強さに惹かれる
    京子もあんまり憎めない、谷崎潤一郎の本に出てくる女みたいに勝気だった

    何であの外国人は好きな日本語を書かせてたんだろう、なんで無色とかかせたんだろう

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    2026年03月10日
  • ガソリン生活

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    車目線のお話というのが新鮮でした。
    小学生とは思えぬ鋭い亨の言動を楽しませてもらいました。伊坂さんの作品からは、いつも意外性というか物事は一面だけ見ていてはいけないということを学ばされます。

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    2026年03月10日
  • グラスホッパー

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    ■殺し屋シリーズ第1作(2004年7月)書き下ろし

    元教師(鈴木)が妻の復讐をするため悪徳会社に潜入する。復讐相手が目の前で呆気なく殺し屋に消され、跡を追う。謎の殺し屋"押し屋"の情報を隠すことで立場が危うくなる鈴木。拉致された鈴木から情報を得るために殺し屋が集まってくる。

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    ■マリアビートルを再読後、鈴木って殺し屋だったけか?…とグラスホッパー再読。

    鈴木は普通の民間人だった。
    妻殺しの復讐のために不運に振り回された人。
    改めて、槿の不穏さが独特でいいな。
    押し屋、自殺屋と事故に見せられる殺し屋ばかりでは交わらない(話が展

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    2026年03月10日
  • 777 トリプルセブン

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    ■殺し屋シリーズ第4作(2023年9月)書き下ろし

    マリアビートルと同じく、天道虫こと七尾が主人公。今回はホテル空間内で起きる殺人事件。
    表紙はキーになってるエレベーターの内部かな?

    驚異的な記憶力の女性(紙野)を巡って、殺し屋がホテルに探しにくる。vsそれを守る業者。

    七尾は今回もまた早とちりで業者を殺めている。
    殺し屋シリーズにしては初めて女性ペアの業者(マクラとモウフ)が出てくる。悪者かと思っていた乾の落とし所も良かった。

    次回作があるなら、
    前作までに亡くなってしまっている、過去の業者(檸檬、蜜柑、兜の結婚前)などの生前の活躍っぷりや、女性業者が主人公なのを読んでみたい。

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    2026年03月11日
  • フーガはユーガ

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    久しぶりに伊坂幸太郎さんの本を読んで、伊坂ワールドにはまる。
    双子って子供の頃憧れだったんだけど、こんな能力があったら不便な反面2人の絆がより深くなるだろうな、とまた憧れが増してしまった。

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    2026年03月10日
  • 終末のフール

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    登場人物たちはいかにも伊坂さんらしさ満開の仙台の人々。ちょっと変だけどユーラスな人たちで一捻りある感じ。この世界では3年後には今近づいている宇宙からの天体によって人類滅亡が確定的な世の中。だからそれがわかった2年前からは大変な騒ぎになってかなりディストピア化したのだが、どうやらその騒ぎも収まりつつある、それでも結構治安の悪い日常という設定。
    最初はまぁゆったり読んでいたんですけど、出てくる登場人物の友達設定の家族が自分にはとても印象的だった。その友人には不治の病の娘がいる。親が何かの関係で亡くなったらとか、先に死ぬ娘を思うと辛い状況だったのだが、人類がいっぺんに滅ぶのなら、家族全員で同時に死ね

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    2026年03月09日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    再読。
    所々繋がりのある短編集。
    個人的にヤクザの話と最後のおばあさんの話が好きです。
    おばあさんの話は「え、人間じゃないことそんな素直に受け止めるんだ」と「あ、そこに繋がるんだ」の驚き。
    結末がないのが想像を駆り立てられる、、
    やっぱり伊坂さんの本は何回読んでも面白い!

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    2026年03月09日
  • ラッシュライフ

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    ・成金の画商戸田と画家の志奈子
    ・空巣の黒澤と大学の友人佐々岡
    ・新興宗教の教祖「高橋」に惹かれる河原崎と指導役の塚本
    ・お互いの配偶者を殺そうとする精神科医の京子とサッカー選手青山
    ・会社をクビになり再就職も難しい豊田

    並行してストーリーが進むがなんのこっちゃ分からなかったが、ストーリーが絡み合い、あそこで出てきたあの人がその人でみたいなストーリー。
    ラッシュライフ-豊潤な人生
    豊田が最後豊潤そうな終わりを見せたが、他の人たちにも豊潤な結末が待っているのではと感じさせる終わりでもある。

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    2026年03月09日
  • キャプテンサンダーボルト 新装版(新潮文庫nex)

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    金欲しさに危ない仕事を引き受けた人と巻き込まれた友人の物語
    ウイルスとか公開中止の映画、テロ、ヤバい外国人とか色んな要素が絡まりあって最後に回収されていく、というかそれぞれに意味や役割があったことが分かるラストだった
    以外なところから物語が繋がっていく展開が楽しい
    怪物との戦闘シーンがなんか好きだった
    登場人物が魅力的なのはさすがだと思う

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    2026年03月09日