伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 777 トリプルセブン

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    簡単な仕事だというのに、いつも何かに巻き込まれてしまう、殺し屋の天道虫こと七尾。(『マリアビートル』にも登場している。)
    今回も、超高級ホテルの一室に誕生日プレゼントを届けるという簡単な仕事(殺し屋なのに?)だったはずが、あれやこれやと面倒な事態に巻き込まれてしまい、中々ホテルを後に出来ない。

    時を同じくして、記憶力が驚異的で、1度記憶したら忘れない女・紙野結花が、ホテルに身を潜めていた。
    ボスの乾から逃げたいのだ。

    そうはさせるかと乾から依頼を受けた殺し屋たち、紙野を助けたい逃がし屋のココ、次々出てしまう死体を片付ける為に別途乾から依頼を受けた殺し屋などなど、次第に多くの殺し屋たちがホテ

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    2026年07月03日
  • さよならジャバウォック

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    『さよならジャバウォック』は賛否が分かれそうな作品だと思うが、私はとても面白かった。

    前半はミステリーとしてぐいぐい引き込まれ、途中からファンタジー要素が強くなっていく。私はファンタジー色が強すぎる作品はあまり得意ではないので、一度は離脱しそうになったが、それでも読み進められたのは物語全体の構成が巧みだったからだと思う。

    特に印象に残ったのは桂さんという人物だった。彼は「人間とは何か」という問いを突き詰めようとし、考え続けた末に行き詰まる。そして、人間は本質的に悪なのではないかという考えにたどり着く。しかし、その結論を受け入れたくないからこそ、人間以外の何かに原因を求めようとする。

    ただ

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    2026年07月03日
  • 残り全部バケーション

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     いろんな話が絡み合い、時に示唆的な言動もありながら、物語は繋がっていく。友達を作るのはなかなか難しい。

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    2026年07月03日
  • 777 トリプルセブン

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    今はだめでもいつか・・・

    とても大切なことだとは思うが

    今もそれなりに悪くない・・・

    そう思った方が楽ではある。

    他人より上位に行きたい気持ちはわかるのだが
    今となっては、ほどほどでよい・・・

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    2026年07月03日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎目当てで購入したものの全作面白かったです。梨木香歩さんの『見越しのマツ』が一番よかったのだけれど、実はそれまで梨木さんの作品は読んだことがなくて、今更ながら『西の魔女が死んだ』から読もうと思ったのでした。

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    2026年07月02日
  • オーデュボンの祈り

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     ファンタジーのように不思議な登場人物が登場する一方で、現実社会で実在する事件のように悪意の塊でしかない人間も登場する。この狭間で揺れる感覚が不思議と面白い。
     物事がだんだんと結びついていく感覚はやはりさすがの伊坂幸太郎作品。「この島に欠けてるものは何か?」また忘れた頃に読みたい。

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    2026年07月02日
  • AX アックス

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    殺し屋シリーズはハズレがない。
    殺しの場面より、家庭の場面の方が多かった。というより家庭の話の方が印象に残っている。
    主人公の性格は家と外では違った。外では非情な殺し屋。家では妻に頭が上がらない気弱な夫。矛盾しているようで両立しているところに人間味があった。
    息子が父親を助けているところに親子愛を感じた。時と場所で家族間の関係が変わっていく。
    主人公が妻の機嫌を悪くしない方法を考える場面が多かった。それは苦痛だったと思う。けど楽しんでいるようにも見えた。殺し屋の仕事をしているときに比べて、まだ感情があるように見えた。息子と妻の存在が、彼の暗い人生を支えているように感じられた。

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    2026年07月02日
  • さよならジャバウォック

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    いいね、こういう本じゃないと表現できない展開って面白いよね。
    でもこれはやり方次第では映像化もできそうだな。

    どんな最後を迎えるのかワクワクして読めた。
    途中細々と違和感があるんだけど、それが最後にそういうことか!って分かる。
    いや、分かんないところもあるな。
    害虫駆除の男がどういう経緯であの仕事に付けたのか、いまいちしっくり来てない。
    あと篤志家のなんちゃら夫妻もなぜジャバウォック研究なんかに金出してたのか。まぁその辺は舞台装置としてあまり気にする所でもないのかもな。
    主人公を自宅近くまで送り届けてくれる通りすがりのおばさんは都合良すぎないか。
    あと後半に出てくる女性係員も都合良すぎる出番

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    2026年07月02日
  • 777 トリプルセブン

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    マリアビートルの続編ということでハードルが上がっていたけど、シリーズとしての良さも引き継ぎつつ新キャラも魅力的で良かった。長さもちょうどいい。

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    2026年07月01日
  • アイネクライネナハトムジーク

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    実は初めて読む伊坂幸太郎氏作品でした!

    恋愛短編集ということで、彼の作風としては少し異端なものということでしたが、温かくて前向きな気持ちになる素敵な作品と感じました。

    どの登場人物も、不器用でままならないこともあるけれど、それでも皆幸せに暮らしていて、どうかこのままずっと幸せでいてほしい、と静かに願いながら読み終えました。

    ままならないままでもちゃんと幸せ。
    静かにエールを送ってくれる作品です。

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    2026年07月01日
  • グラスホッパー

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    疾走感っていう言葉がぴったり 気づいたらいろんなところが繋がっててうわあああ!っていう気持ちのまま最後まで読み切った たのし!!

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    2026年07月01日
  • 777 トリプルセブン

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    序盤から予想外の展開が続き一気読みした。特に七尾の不運のせいで事態がカオスになり、収拾が付かなくなりそうになる。しかし、伊坂幸太郎は細かな伏線を丁寧に回収し、読者の予想を裏切り続けながらも上手く結末をまとめ上げていた。
    ユーモアな会話には笑いつつも、気を抜いていると芯を食った台詞が飛び出してくる。そんな伊坂ワールド全開の魅力的な1冊だ。

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    2026年07月01日
  • 777 トリプルセブン

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    文庫化されるのをずっと待っていた、、、!
    不運な天道虫が主人公。マリアビートルが大好きだったから嬉しい。
    今回も特徴的なキャラクターがたくさんいたけど、ソーダがよかったな。

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    2026年06月30日
  • 死神の精度

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    明日死ぬとしたら、生き方がかわるのか?
    今の生き方は、どれぐらい生きるつもりの生き方なのか

    それでも、頑張れるかどうかなんじゃないかな

    努力は大事だけど、どんなに頑張っても「持ってる人と持ってない人」がいる訳で。

    目的を持って命をすり減らして生きていけば、また川の上流のスタート地点に立てるのではないだろうか

    それとも穏やかな下流も悪くないと思いながら生きていくのもいいじゃないか。

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    2026年06月30日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    社会風刺系ホラー。首相が暗殺されてその濡れ衣を着せられるのが、何の変哲もない一般市民の青柳君。青柳君はともすれば私である可能性もあって、終始うすら寒い。あんな強引な犯罪者扱いがあるもんかと思うけどありえなくもないんだろうな…。敵の正体は明らかにされず。面白いのに後味が悪いのは、青柳君の友人が何人も殺されてしまうこと、青柳君自身も整形し違う人生を選ぶ結末になるせい、かな。「花火を見てる今、別のところで同じ花火を見てる昔の友達は、自分と同じことを考えたりしてるものだ」って轟さんのセリフが温かい。

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    2026年06月30日
  • 残り全部バケーション

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    バラバラに見えたエピソードが鮮やかに繋がっていく構成は、さすが伊坂先生、本当に面白いです!軽妙な会話劇の中に伏線がちりばめられ、読後感も爽快。登場人物たちのその後をもっと見たくなる大満足の一冊。

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    2026年06月30日
  • さよならジャバウォック

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    オーディブルにて
    最初はとっちらかった感じで、なかなか入り込めず。
    量子パートと斗真パートと交互に話は進んで行くから何が何だか分からず。音楽を絡めているので余計に想像しにくかったです。また量子に感情移入が出来なくて、こりゃ途中離脱かなと。
    でも、伊坂幸太郎だし最後まで聴くかと辛抱強く聴いてたら、終盤にはまさかの!!流石の伏線回収でありました。
    ちょい泣けたよ。

    伊坂幸太郎は登場人物が洒落ているし名前の付け方が抜群に上手いと思う。

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    2026年07月01日
  • ラッシュライフ

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    人生がリレーだったらいいと思わないか?ってフレーズが印象的だった。実際につなぐと言う題名の絵はあるのかな。素晴らしい群青劇で、読後感もすごくいい。1日で読み終わってしまった

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    2026年06月29日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7人の人気作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編アンソロジー。伊坂幸太郎のミステリ、江國香織の静かな恋、宮部みゆきの人生を照らす一編、町田そのこの青春、米澤穂信の社会派ミステリ、梨木香歩の幻想、恩田陸の記憶に残る夏――7人7色の物語が詰まっています。

    直接的な夏の描写は多くない。それでも不思議とどの物語からも夏の気配が立ち上ってくる。陽炎のような読後感が、いつまでも心に残った。

    輪郭は見えているのに、どこか揺らぎ、現実と夢の境界を行き来するような読書体験。作家が変わるたびに夏の景色も表情を変え、その移ろいを味わえるのも、このアンソロジーならではの読書の楽しみだった。

    ぜひ、眠れない夏の夜

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    2026年06月29日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎の書き下ろしが載っているということもあり購入。
    他の作家も名のある人ばかりで読み応えもあるだろうと思ったので。

    肝心の伊坂作品はAI関連で途中まで何が何やらでネタバラシ後もイマイチすっきりせず。
    風変わりな探偵とその相棒、という構図や白河ヨフネのキャラクターは伊坂作品ぽくて良いのですがストーリーは少し大味でした。

    他の作品も全部面白く、あっという間に読み終わったのですが中でも「二つの宇宙」がお気に入りでした。人見知りのおばあちゃんというキャラクター、おばあちゃんと彼女の宇宙が重なり合うドキドキ感、大学生っぽい青春を感じました。
    他にも「真実のトランク」の昭和感(バブル感)、「

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    2026年06月29日