伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • さよならジャバウォック

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    伊坂幸太郎好きだけど、1番面白いところが来るまでのストーリーでいつも挫けかける。笑
    でもその後に絶対「おもしれぇ〜」って所が来ることが分かってるので読む。笑

    脳みそについて、ファンタジックなようで実は非常にリアルな考え方が多く出てきた。つまりSFか。人間の脳みそって不可解なことが多くて、それが面白い一方で恐ろしい。
    水槽の中の脳の話も、いつか同じようなことを考えたことがあった。そんなことさえ考えついてしまう脳は興味深い。
    参考文献を見て、いろいろな方面から調べてアプローチしてるのも面白い理由だなと思った。

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    2026年03月30日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    動物園のエンジン、サクリファイス、フィッシュストーリー、ポテチの4篇を収録。いつもながら、タイトルからは全く内容がわからない。読んだ後でも何だこれ。そういうところも伊坂幸太郎ワールド。人を喰ったような話の展開、とぼけているのか、天然なのか、意味不明な行動をする登場人物も他編と繋がりがあるのも、もうすっかり伊坂ワールドにハマっている自分には楽しい。
    煙に巻かれたような、翻弄されているような、登場人物たちだけでなく、読者も一緒にフワフワできるのが楽しいのか。黒澤は今回も活躍するけど。ロックバンドでメジャーで夢見る話、作家で賞を取れたらいいなとか思って書いたのかしら。仙台の野球チームはどう思っている

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    2026年03月30日
  • ホワイトラビット(新潮文庫)

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    緊迫感のあるシチュエーションだけど、伊坂幸太郎さんの文章だからなんだか寸劇を見ているようで楽しく読んだ。どんどんひっくり返される展開にびっくりして、あっという間に読み終わってしまった。
    人情味あふれる立てこもり事件!

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    2026年03月30日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    伊坂幸太郎の作品には毎作品驚かされる展開があることがわかっているのに、勘付いたことが一度もなく、今回もまたまんまと騙されてしまった。
    ただ、今まで読んだ作品の中でも特に、正しさが幸せと繋がっているわけではない、というような、正しいものが報われない、というような、やりきれないような気持ちにさせられた。美しかったものが奪われた今、それが美しかったことを何とか証明するように、道理が通っているようであべこべな決断や行動をしていく彼の姿が、そうするしかなかった彼の美しさを表しているようで、その点でも、正しさとの矛盾を感じて虚しい気持ちになる。
    非常に純度が高く、感想とは真逆なことを言っているようだが、私

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    2026年03月29日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    自分は《コンフイデンスマンjp》《トリリオンゲーム》《オーシャンズ》みたいなものが好きなので、本作もワクワクしながら堪能いたしました。 

    ちょっと鼻につく成瀬のキャラがいい。



    〜全面的に賛同するつもりはありませんが、でも、応援していますよ。ドジらないでください。


    これに尽きます。
    自分以外の人に対して、こんな完璧なエール。
    さすがです。

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    2026年03月29日
  • 残り全部バケーション

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    ネタバレ

    ●悪い人ばかりなのに憎めないキャラクター。会話が軽快で面白い。
    ●第二章タキオン作戦が一番好き。
    ●焼肉屋のDMがまさかラスト1行で生きてくるとは…。岡田は結局生きてるのかわからないけど、生きててほしいなと思った。

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    2026年03月29日
  • 楽園の楽園

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    NIっていうのは本当にある言葉なんだろうか?
    あるんだろうな。それっぽいもんな
    ガイア理論か

    優午の話がちょっとだけ出てきて嬉しい

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    2026年03月28日
  • 逆ソクラテス

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    ネタバレ

     本作は、「先入観」という目に見えない枠組みに向き合う子どもたちの姿を通して、人が他者を理解していると思い込むことの不確かさを描いた作品である。学校という閉じた環境の中で、大人や周囲の評価、さらには同調圧力によって生まれる「決めつけ」の構造が示される一方、「僕はそうは思わない」という一言が、それらに対するシンプルでありながら本質的な異議として機能している点が印象的である。伊坂幸太郎の他作品に見られるような複雑な構成や群像的な展開と比べると、本作は比較的直線的で、テーマがはっきりと前に出ている。そのため、読みやすさを保ちながらも、読者のものの見方に問いを投げかける力を持っている。
     また、作中で

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    2026年03月28日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    ユーモアのあるタッチで描く4人の銀行強盗のお話。目当てのお金を手にするも逃走中に横取りされるということが起きる。物語中盤にかけて犯人が明かされていく。
    真剣に悩んでいる人はどんな言葉も響く、というフレーズが印象に残った。
    著者の個性が光る一冊でした。

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    2026年03月27日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    現実の世界と作中小説の世界がどんなふうに関わってくるのかとワクワクしながら読んだ。どの登場人物もキャラが立っていて覚えやすかった、し、最後の先生の考察が面白かった。前々から貼っていた伏線をゆっくり回収する感じが気持ちよかった

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    2026年03月27日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    【一言感想】
    想定外なことに対応するのは普段からの周囲に対する何気ない言動に対する観察力

    【感想】
    人間嘘発見機•摺の名人•正確な体内時計•虚言癖のある演説の達人が織りなすハイテンポな犯罪サスペンス小説で次から次へと展開が続くので、飽きが来ずに中盤からは読む速度は体感的に早くなると思う

    作中は常に主人公側にアクシデントやイベントが起き、中盤までは主人公側の特殊能力にて対応しているが、中盤以降は作中で登場した人物や発明品などに脚光を浴びせてフラグを回収しながら物語を収めていくのは凄く面白かった

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    2026年03月26日
  • ジャイロスコープ

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    短編小説。単独の話しではあるけど、少しずつどこかで誰かが繋がっていてそれも面白い。
    今起こったことが、間違えていたり、失敗したとしても、いつかその出来事は巡り巡って自分や誰かを助けたりするのかもしれないと思い、読んでいて気持ちが軽くなった。
    伊坂幸太郎さんの小説はいつも読後が気持ちいい。

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    2026年03月26日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    非現実的な内容のはずなのに、現実を予感させる内容

    4人の強盗は特殊能力を有しているが、その度合いが絶妙だと感じた。空を飛んだり、透明人間になったりする能力ではなく、五感を基盤とした拡張能力であるため、非現実的とは断定できない内容である。だからこそ、ワクワクする展開が続き最後まで楽しめた。
    また、伊坂幸太郎の凄さを再確認させられた。伏線回収の秀逸さ、心残りを一切排除した完成度、全てにおいて素晴らしいと思った。最初の成瀬と久遠の会話がラストで回収される。綺麗な構成だと思った。
    久遠のキャラクターが、物語のクッション的な役割を担っていた。人間よりも動物の命を大切にし、人間の腹黒さを嫌っている。強盗

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    2026年03月25日
  • 砂漠

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    私にとっての初伊坂幸太郎作品。
    書棚には、実は未読作品が他にもあって、でもまだどれも読めておらず、青春真っ只中作品だと思って読みました。

    学生生活に麻雀は付きものなの?と周囲に確認しました。そういう生活からはかけ離れていたので。

    一年間の話なのかな、と思ったら、4年間のお話で、彼女ができるとか、彼氏ができるとか、そんな経緯も面白いような、不思議なような…
    青春だし、学生ならではだし、街の様子も伺えるし、自分の中で今も悶々としていることもテーマになっているし…と、おもしろづくしでございました。

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    2026年03月24日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    この話は、春が葛城を殺すという運命を主軸に、それを取り巻く様々な偶然から成り立っているように見えた。
    葛城の殺害が運命だと考えられるのは、物語終盤に春が、自身の生い立ちを聞かされてからずっと、葛城を殺すのだと予感していたことによる。

    しかし本書が、単に因果応報を書いた話とは思えない。ちりばめられた過去のエピソード一つ一つは、伏線と呼ぶには弱いからである。
    ただし偶然起きた過去の一つ一つ、その総体が、家族の絆を深め、兄弟を行動に駆り立てた「きっかけ」になったであろう。

    偶然といえば、放火現場の頭文字が「放火」のスペルを途中まで表していたことも同様である。
    本書に関しては、ここに大いなる意思だ

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    2026年03月24日
  • 首折り男のための協奏曲

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    単なる殺し屋の話かと思いきや、

    そうでもなかったぞ。

    殺し屋と関わる人々の群像劇。

    個人的には、もっと殺し屋に活躍して欲しかった。

    そのへん、ちょっと物足りないかも。

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    2026年03月24日
  • ラッシュライフ

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    繋がっていく爽快感とそれぞれのストーリーがとても面白い
    次になにが起こるのかわからなくて、読み進めるにつれて高揚した
    こんなにも面白さに心が満たされる話に出会えたことを幸運に思いました

    すごい以上の言葉で表したいのに出てこない、本当にすごい

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    2026年03月24日
  • 砂漠

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    『人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである』
    くだらなくてバカみたいで、でも一番輝いてた

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    2026年03月24日
  • 砂漠

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    北村の一人称で書かれていますが、なんと言っても西嶋のキャラが凄すぎて、むしろ、この本の主人公は誰かと問われたら、西嶋だろう、と答えてしまいそうです。

    チグハグなようで、自然と溶け込んでいる5人の物語は、なんだか羨ましく、微笑ましく思います。

    自分も学生時代に、夜を徹してテーブルを囲み、雀牌片手に朝まで、友達と語り明かした日々を懐かしく、思い出していました。

    5人の物語を通して、ノスタルジーを思い出させてくれる小説です。

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    2026年03月24日
  • 777 トリプルセブン

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    ネタバレ

    しっかり騙された。悪いと思ってた奴とそうでない人がきっちり逆さまじゃないか

    七尾の不運さが今回も清々しい
    謝ったり、感謝されたいと思っているところがかわいい

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    2026年03月23日