伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ死神・千葉の「死神の精度」の続編。前作が短編だったが、今回はどっしり長編。
このシリーズはどこまでも、いついかなるときでも飄々としている死神・千葉のキャラクターがすべて。
死神のくせに、人間に興味がないくせに、妙に琴線に触れてくる。
「武家諸法度はシルクハットの仲間だろう」とか、こういう言葉遊びは安定の伊坂ワールドで、とくにこのシリーズでは千葉のキャラクターと相まって、間の抜けたやり取りにもかかわらずクスリとさせられるシーンが盛りだくさん。つい読んでしまったじゃないか~~。(褒めてる)
ただし、訴求力という点では前作のほうが圧倒的に上。
まあ、前作は千葉というキャラクターが初お目見えというので、だんだんわかってくる死神というもの(いや、死神というより<千葉>というもの)のあのなんともいえない性格がやっぱり魅力的すぎた。
今回は続編だから、その辺はもうある程度わかってしまっているのでねえ。
ただし、千葉で3作目も読んでみたい。
それはあとがきで伊坂さん本人が語っているように、死というものが伊坂さんにとってももっと身近に感じられるようになったときに、ぜひ千葉で新たな世界を描いてみてほしい。私もそれにものすごく興味があるから。
===データベース====
小学生の娘を殺された山野辺遼・美樹夫妻は、犯人への復讐心に燃えていた。そんな二人の前に現れた謎の男・千葉。彼は遼の「死」を判定するために訪れた死神だった。行動を共にする千葉と夫婦を待ち構えていたのは、想像を絶するほど凶悪な殺人犯の罠で――。飄々とした死神を引き連れて、夫婦の危険すぎる復讐計画が始まる! 著者の特別インタビューも巻末に収録。
【新装版にあたり加筆修正をしています。】 -
Posted by ブクログ
2026.3.13
★4.3
敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!
5編からなる小説。
伊坂先生の小説初めて読んだんだけど、結構読みやすかった。
小学生が題材で、なんだかその小学生たちが大人びていて、大人な考えを持っていて、自分が小学生の時こんなこと思ってかな?疑問を抱くようなことなんてあったかな?ないよなーなんて考えた。
磯賢先生のキャラクターがすごく魅力的だった。久保先生も。大人なんだけど、決めつけとか偏見とかを慎重に考えられて、それを伝えようとしているのがすごく伝わった。(この大人なんだけどって言う感想も偏見だけど笑)
「スロウではない」「アンスポーツマンライフ」「逆ワシントン」がすきだった。
✍僕は、そうは、おもわない
#さとの本棚