伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 終末のフール

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎さんの作品2冊目。
    終末世界の話にしては軽くも重くもなくさらっと読めるな、の印象。

    あと数年で人類滅亡するってなったら自分は何をするかなぁ、と考えながら読み進めてた。『冬眠のガール』の女の子みたいに、籠ってたくさん積読してる本や気になる本は絶対読み終えたいなぁ。

    終わりが決められてるからこそ、前を向いて生きられる人もいるよね。あと、隕石が落ちてきて死ぬより他人に殺されるの方が怖い気がする。
    『鋼鉄のウール』と『演劇のオール』が特に好きだった!

    0
    2026年08月18日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    河崎が、実はドルジだったとわかった時にぐっと引き込まれた。確かに、現在と過去の河崎の風貌が違っていたなぁと。二つの時間軸が交互になって、本屋を襲った理由が段々と分かっていくのがおもしろかった。

    0
    2026年08月18日
  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    スピーディーな作品。『マリア・ビートル』は東北新幹線、今回はホテル。横から縦へと動きが変わる。なんでもブラッド・ピットからのリクエストだというが、天道虫が最後は倒れるものの、麻莉亜が助けに来る。またcocoさんは死んでない、とだけ言っておきましょう。

    0
    2026年08月18日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    面白かったー!久しぶりに伊坂幸太郎のこのわちゃわちゃ感を体験。
    限定カバーの仙台駅が良すぎる。流石に買ってしまう。
    時系列が最終盤で噛み合っていく感じが素敵。黒澤好きだな。
    この群像劇、パルプフィクションみたいだなと思っていたら案の定解説で言及されててなんか嬉しい。幸福の条件も見るか。

    0
    2026年08月17日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ。相変わらずの独特の空気感。
    殺し屋が周囲に多すぎる、物騒な世界線。愛らしいキャラクターの兜。
    人殺しや格闘はスマートにひょいひょいとやってしまうのに、家族が何よりも大切でとにかく恐妻家、家ではとにかく言動に気を遣って過ごしているというアンバランス。
    短編集のような構成だけど、色々な要素がリンクしていて、綺麗に回収されていく。
    文章自体は読みやすいのだけど、世界観に没入するのに少し時間がかかる。色々なピースが散らばっていて、場面も突然切り替わるので、集中していないと離脱しかけてしまう。
    読後の満足感はとても高い。面白かった。

    0
    2026年08月20日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    喫茶店で読んだのに100pくらいまで死ぬほど退屈。
    そっから怒涛の面白さ。
    稲井さんがどうなったかが描かれていないのと、なぜ関係者が不審死したのかが分からないのが少し残念。

    0
    2026年08月17日
  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    最初はよくわからなくて読みにくいなあと思ってたけど、中盤くらいから段々面白くなってきて、その先は一気に読めました!
    好きだったのはご本人もあとがきで書いている資本主義のくだり。
    本当にその通りだなと思いました。そして、りんごはりんごっていうところも改めて自分に自信がもてたというか、周りの情報に振り回されないように、自分らしく生きようと思いました。
    最後も気持ちよく解決していって、痛快な話でした!

    0
    2026年08月17日
  • ペッパーズ・ゴースト

    Posted by ブクログ

    作中作の小説と現実が交錯していく構造が秀逸で、先が読めず本当に面白かったです!
    奇妙な登場人物たちの魅力と、二転三転する展開に引き込まれました。

    0
    2026年08月17日
  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    アクション性の高い、ワンデイものの群像劇。
    ほどよい展開の早さと登場人物の視点や場面の俊敏な切り替え、娯楽小説として読む分にはストレスなく読める作品。
    登場人物は相当多いが、作者の腕で書き分けが良く出来ているので、これ誰だったかなと思うことはなし。
    展開の中でそれぞれの登場人物の関係性を推理しつつ、答え合わせを楽しむのもまた一興。

    もし最初に読むなら「マリアビートル」から読んだ方が良い。
    作品自体は前作が関わる部分はほとんどないので、単発でも全く問題はない。

    0
    2026年08月16日
  • オーデュボンの祈り

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎のデビュー作
    はじめは我慢して読み進めて、後半グッと面白くなった!前半にたくさん伏線がある感じだった。

    0
    2026年08月17日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    淡々と仕事として人を殺していた殺し屋さんが、奥さんと子供との生活の中で自分の身汚なさを恥じて、足を洗おうと足掻くお話。
    人を殺しちゃう描写とかがあっさりしていて、盛り上がりがない。そのさっぱりさが逆に、普段の生活の中にもこんなことが普通にあって気づかないだけだったらと、妄想掻き立てられる感じで面白かったです。

    0
    2026年08月16日
  • チルドレン

    Posted by ブクログ

    主人公の陣内がとにかく変わっていて面白い。意味があるのか分からないことにも行動的で、そのせいでトラブルに巻き込まれたり、逆にトラブルを引き寄せたりする。周りの人まで巻き込んでしまい、良くも悪くも人に大きな影響を与えてしまうところが印象的だった。

    短編集のような構成で、時系列もバラバラに描かれているが、読み進めるうちにそれぞれの話が少しずつ繋がっていくのが面白い。陣内の言動に振り回されながらも、どこか憎めないキャラクターで、楽しく読める作品だった。

    0
    2026年08月22日
  • モダンタイムス(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    結末の物足りなさは感じるが、それが良さでもある。
    結末よりも結末に向かうまでの過程が面白い。
    また、情報社会に対しての視点が鋭く、現実もそうかもしれないのではと思えることが多くある。
    何より、緊迫した場面でもユーモアのある会話の掛け合いで途中で疲れないのが伊坂の良いところ。

    0
    2026年08月16日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    これでもかというくらい繫りがある短編集でけっこうおもしろかった。
    audibleで聴いたけど、登場人物が多く時代も前後するので、本で読まないとそれ誰だっけ?に苦しむ。結局2回聴いて完全にわかった。
    でもaudibleだと斎藤さんの歌がなんとなくのメロディーで聴けて、印象に残るかも。
    「ライトヘビー」と「ルックスライク」の展開が特に楽しかった。

    0
    2026年08月16日
  • オーデュボンの祈り

    Posted by ブクログ

    誰も知らない島でのファンタジーミステリー

    その島は百年以上に渡り外界との交流をしておらず、島民は普通に生活しているようでも、少しずつ違和感のある世界を描いていて不思議な感覚になりました
    島にとっての普通が主人公にとっての異常で、主人公にとっての普通が島にとっての異常で、現実とファンタジーとの境目が曖昧になっていくのが面白かったです
    自分の常識が通じない脅“威の離”島に行っても、自分の使命を全うする主人公の力強さを感じました

    0
    2026年08月16日
  • 砂漠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人は新興宗教にハマる。なぜか?それは、大人になれば、答えなどが明確ではないからだ。しかし、宗教には「こうすればいいですよ。」と答えがある。だから、人々は、古い宗教であれ、新しい宗教であれ、ハマるのだ。

    僕はなぜ自分がキリスト教にハマっていた時期があったのか、これでわかった。つまり、ヒントなり、答えなりを探していたのだ。いわゆる、正しいものを追い求めていた。読書にハマるのも同じことで、正しさを追い求めるために読書をする、又は映画やドラマをNetflixで見る。そういう意味で本書は文学的要素がある小説だ。まさに、答えがある小説でもある。

    0
    2026年08月16日
  • 777 トリプルセブン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気読み必須の作品を一気読みできる、最高の休日。

    伊坂幸太郎作品はジャバウォック以来、また毛色の異なる作品ですね。
    なかなか特殊な設定、七尾さんがヒーロー的存在で終始描かれる、と思っていた。
    というかこの話、七尾さんがいない世界線も…もしかしてありえる?(一応ネタバレにしておきます)
    0と6を間違えない世界線だったなら茶色いシュワシュワはさんはもしかしたらミッションを遂行していたのかも?とにかく人物のすれ違い、思い違いのズレが面白さを生んでいる。

    良い読書でした。

    0
    2026年08月15日
  • ガソリン生活

    Posted by ブクログ

    まさか、主人公が車だなんて。
    伊坂さん、またまた面白い設定を思い付いてくれました。
    私たち人間には分からない、車だけが知ってる世界もあるんですねぇ。
    事件が起こったりドキドキもあるんですが、全体的にほっこりします。

    ラストは胸がいっぱいになって、ホロっと泣いてしまいました。帯にも書かれていたけど、この幸福感。読んで良かったです。

    0
    2026年08月15日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    いいんです、すごく。
    でも、先に見ちゃったんです、映画。
    瑛太、松田龍平、濱田岳で。
    それが人生No. 1てくらい良かったので…
    映画の方が勝つという珍しいパターン

    0
    2026年08月15日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    5つの視点から描かれるため一見それぞれ関わりがなさそうに見えるが読み進めると、そう繋がってくるのかとスッキリできる。まさに巧緻な騙し絵のごとき。
    やっぱり他の作品にも出てくる黒澤が好きになった
    よく考えればこの作品に出てくる黒澤が一番最初なのか!ホワイトラビット読み返したくなる
    個人的にはカウンセラーとサッカー選手の話がなかなか可哀想で…

    0
    2026年08月15日