伊坂幸太郎のレビュー一覧
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ネタバレAudibleで聴了。
物語は二人の視点で進み、「ジャバウォック」という共通点でつながっていく。記憶と現実の境目が曖昧で、「自分が見ている世界は本当に現実なのか」と考えさせられた。正直、怖い。
特に印象に残ったのは、
「他人と過去は変えられない。ただ、自分と未来は変えられる」
という言葉。当たり前のことだけど、つい忘れてしまいがちな考え方だと思う。
他人をコントロールすることはできない。変えられるのは、自分の考え方とこれからの行動だけ。
この作品は、「コントロールとは何か」を問いかける物語だったと私は感じた。
最後に。
相変わらず、独特のネーミングセンスに謎があるのかドキドキさせ -
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ネタバレグラスホッパー、マリアビートルほどの面白さがあったかと言われると、個人的には少し物足りなく感じてしまったかも。
これまでに登場した殺し屋達にも劣らない、魅力的なキャラクターの「兜」。
殺し屋の側面と、恐妻家の側面と、2つの顔を持ち、家族のために苦しみながらも殺し屋の仕事を引き受ける姿に、これまでの殺し屋達とはまた違った魅力を感じました。
特に「AX」の章は、かなり好みでした。
ラストの1ページも、ぐっときました。
ただ、
・1章「AX」で仄めかされた犯罪集団たちの話はどこにいったのか。
・「結婚し、家族を持つ」=「殺し屋としてはこれ以上ないほどの弱点」になり得そうなのに、それでもなお、 -
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家では妻に頭が上がらない恐妻家だが、一流の殺し屋「兜」。
子供が産まれたことで引退を考えながらも、日々淡々と仕事をこなしていた…。
伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ第3弾。
他作とはテイストが違い、ハートフルで切ない読後感でした。
伊坂先生は殺し屋シリーズに限らず、身も心も強い女性と一見頼りなさそうなのに逞しい男性キャラが多い印象です。
本作もまさにその構図が夫婦になっていますが、最近『モダンタイムス』を読んでいたのでその奥さんよりはマシだなあと思ってしまいました。笑
伊坂作品で恐妻家の解像度がどんどん上がっている気がします。
兜は殺し屋であり文房具メーカーの営業マンであり、家に帰れば普通の -
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「届けよ、誰かに。頼むから」
帯にも書かれていたこのフレーズがもう大好きで。メロディーのように口ずさみたくなります本当に最高です。笑
短編だけど読後にしっかりと重みも爽快感もどちらも味わえるような一冊でした。
タイトルにもなってる「フィッシュストーリー」はやっぱりホロッときましたし好きですが、他のどのストーリーも奇抜で面白いし、キャラクターも個性的で楽しい。
「ポテチ」に出てくる今村のお母さんと彼女の掛け合いが抱腹絶倒でした!今村、こんな二人が付いてるんだから大丈夫だよと言ってあげたい。いずれ二番煎じにならない世紀の大発見をしてくれることを期待しています。笑
あと他の伊坂さん作品でもあちこ -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎さんの小説をはじめて読みました。
面白くてあっという間に読み進めていました。
業者と呼ばれる、さまざまな裏側の仕事をする登場人物それぞれの視点から、ウィンストンパレスホテルという高級ホテルで巻き起こる事件が描かれています。
殺し屋というと、猟奇的な、少しどんよりした気分になるイメージもありましたが、最後には少しホッとこころが温かくなるような気持ちになったのも不思議。
読み終えた後に、この本は殺し屋シリーズという前3作に続く作品であることを知りました。
今回購入するときに、なぜか惹かれて購入したため、あえて色々と調べることをしないまま読んだので、もしかすると順に読むほうが楽しめる -
Posted by ブクログ
個性の強すぎる登場人物同士の軽妙なやり取り、最初はバラバラの同時多発的に進行する物語が最後に一気に収束することで得られるカタルシス、ほんの少し生活の希望になるようなテーマを押し付けがましくなく物語の中にふっと置いていく感じ、ああやっぱり伊坂幸太郎が好きだなと思った。
七尾も紙野もココも高良も奏田も、読み進めていくうちに頭の中で綺麗にキャラが出来ていく。ドラマを見ているかのようなありありとした感じで。
マクラとモウフはスマブラのアイスクライマーのイメージで読んでしまった。
そんなにたくさん小説家を知らないけど、この人の作品には妙な魅力があるなと再認識させられた。