伊坂幸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレジャバウォックは人間に取り憑いて前頭葉の抑制を効かなくする謎の物体。ジャバウォックの研究機関で働いていた桂凍郎は、研究機関の闇を世間に晒すため事件を起こす。
近年の世界情勢やDVなどか事件の背景としてあり、根底には常に人間の悪への不安が感じられる。しかし、登場人物のキャラクターやネーミング、ジャバウォックを人から剥がす道具となるあの有名な曲の明るさ、そしてヘルマンリクガメのユーモラスな姿により、伊坂作品らしい軽妙さで読み進める事ができる。
作中何度も語られるのは、他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。"、という言葉だ。世界情勢がどうあろうと前を向いて進むしか無いと再認 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ああしておけばよかった」と後悔するはめになるから最善を尽くさないと「運が悪かった」とは嘆けない、みたいなことが書かれててそこにハッとさせられた。
伊坂幸太郎もつんく♂もそうだけど、めちゃくちゃノリノリで流れるように作品に触れていると急に誰かの人生が救われちゃうようなひとつまみを入れてくるからたまらない。
6人にもっと痛い目を見て欲しかったし、ソーダとコーラ、マクラとモウフのキャラももっと濃くてかっこよくてスマート、檸檬と蜜柑くらいの濃度が欲しかったけどなんか今回出てきたチーム達は今時の若者っぽくてそれはそれでよかったな。なんか軽くて、なんとなくで、後先のことも考えてなくて、深い繋がりもなく -
Posted by ブクログ
ネタバレ伊坂幸太郎作品を初めて読んだ。自分は好きだったけど、読後に評判見たら賛否両論というか、否寄りだった印象。。それはそれとして、短編集で一夜一作くらいのペースで読んだ。こういう大人いるよなーって。子供の当時は言葉にできなかったし、そもそも自分の気持ちとかもはっきり分からなくて、ただずっとモヤモヤしてたなーって。自分は咄嗟に口は立たないし、今更というか、どのみち後の祭りなんだろうけど、年齢重ねるうちに周回遅れて気づいた色々なこととかもあるなかで、当時の子供時代を少し思い出すような再現VTRを見てる感じだった。大人とか年上ってだけで敬え感にうんざりしてたこととか、そういう奴らに一泡吹かせたいみたいな感