伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    夫からの暴力に対抗し
    結果的に殺害してしまった妻。
    現実を受け入れられず、働かない頭を
    無理やり動かし今後を思案していたとき
    突如部屋を訪問してくる大学時代の後輩…


    こんな導入からは想像もつかない
    展開と結末だった。

    「人間が抱える暴力と親切の二面性」
    「変えられない過去と他人、変えられる未来と自分」
    この二つがこの本の主題だと感じた。

    SNSの発展により仲間か敵かを識別する線を
    引く行為自体が容易になったことで
    不必要なはずなのに、敵(輪の外)と認識しては
    その冷酷な暴力性を発揮する。
    量子が眠っていた20年の間に起きた
    技術革新によりその側面は加速し、結果として
    凍朗は世界を諦めて

    0
    2026年03月23日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    巡るめく登場人物の登場と死にめっちゃ戸惑いましたが、必死に読み進め、終盤はページをめくるのがもったいなくなりました。キャッチーなタイトルは作中で端役が言うだけで(あっけなく死んで茫然とした)、そもそもが誤訳であるとは、おもしろいと思いました。実際、目の前で処刑なんて行われたら私たちは娯楽として消費できるのか。私はネガティブなので、「もし自分だったら」「冤罪だったら」と怖くなりそうです。内容も展開もおもしろかったです。

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    2026年03月17日
  • さよならジャバウォック

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    ソワソワしながら読み進める。
    388ページ読み終えるまで長かったようであっという間
    量子の困惑が私の脳に取り憑いていたのかも⁉︎
    見当違いな私の推理も今回は出番なし最後まで予測出来ない内容でした。

    印象に残った文
    p168フランスの思想家はこう言いました。人間の最も強い欲望の一つは、 「今より落ちぶれたくないという欲求」だ、と。人間はお金を無駄にすることはあっても、地位を捨てることは稀だ、とも。
     そういう法則性があれば、人は身近な人と競い合い、足を引っ張り合い、時に意地悪に振る舞うようになるわけです。落ちぶれないために。

    急に性格が凶暴化したのはジャバウォックのせいなのか…

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    2026年03月17日
  • ラッシュライフ

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    まるで啓発本を1冊読んだみたいな感じになる。

    いろんな人が、とにかくいろんなことがあって
    それを読者の私が上から見守っている
    そこにいる人たちは、自分たちのことでいっぱいなんだけど、神様のように上から見下ろしている私には全てお見通しで

    伊坂坂幸太郎が泊まりに詰まった1冊

    人とつながる事は、苦手な私だけど
    でも、
    こんなふうに楽しいことも悲しいことも、実はなんだかんだで
    人とつながってたらいいな

    あと
    人生って何が起こるか分からない

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    2026年03月17日
  • オーデュボンの祈り

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    未来を知るカカシ、嘘しか言わない画家、動くことのできない女店主、理由になっていないといって撃ち殺す男、百年以上も人との交流がない離れ島で起こる様々な出来事。何とも不思議な世界が伊坂幸太郎ワールド。以前に初期の作品を読んだ時にはあまりに非現実的な、シュールな世界の面白さがよくわからなかったかもしれない。このところ連続で殺し屋シリーズや学生時代物を読んだ後でここに戻ってきたら、意外にもハマっていった感がある。
    この土地には何か欠けているものがある、それはリアリティだろうと思って読み進めていったが、そんなことは当たり前で、話はもっと単純だけど複雑な色々な関係性を持って、と感想を書こうと思っても混乱す

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    2026年03月17日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    ネタバレ

    大どんでん返しと言われていたので覚悟して読んだが、そこまでの衝撃はなかった。。笑
    ただただペット殺しが不快だった
    なんとなく予想はしてたしていたが、琴美も河崎も死んでいた。ドルジが切ない。生まれ変わって3人再会できてたらいいなあ。
    河崎のキャラ好きだな〜

    P182「僕はいかにも自分が主人公であるような気分で生きているけれど、よく考えてみれば、他人の人生の中では脇役に過ぎない。そんなことに今さらながらに気がついた。河崎たちの物語に、僕は途中参加しているのかもしれない。」
    当たり前だけど、自分の人生も他人にとっては脇役なんだな〜という真理。

    0
    2026年03月17日
  • さよならジャバウォック

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    タイトルだけじゃよく分からなかったけど、もう”ジャバウォック”って言葉が頭を駆け巡っている。途中までぼーっと読んでたけど最後はあっという間だった、そうだったのか!って。楽しかったしやっぱりキャラクターが素敵で愛着湧くなぁと思った。伊坂ワールドの愛深まる。

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    2026年03月16日
  • オーデュボンの祈り

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    伊坂幸太郎ってすごいな
    簡単に異世界を信じさせてくれる
    読んでいる間、伊藤と同じスピードで島のことを好きになったし変だと思っていたことを心地よく感じた

    この島の人達からちゃんと、温もりと繋がりを感じる気持ちの良い話だった

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    2026年03月15日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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     人生は巡り合いの連続。離れたと思ったら、実は真後ろだったり。でも決して正面から出会うことはないから、気づくことはない。ただまれにうっすらと何かを感じることもある。そんなギリギリの世界で私たちは生きている。

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    2026年03月14日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    1ページ目の「ひっくり返したスノードームの中身のように混乱している」というフレーズに痺れた。
    わかりやすくて、ぴったりな表現に感動すら覚えた。

    なぜ量子さんはずっと帰してもらえないのだろうと思っていた。もう少しもう少しと言われながらずっときてしまったが、まさかそういうことだったとは!
    2つのストーリーがバスケのワールドカップ会場でやっと1つにつながったと思ったら20年?
    ジャバウォックに憑かれた夫を死なせてしまったのだから想定できたはずなのに。
    章や節の変更なく、流れるように破魔矢と絵馬のゾーンに入っていったので、私自身、量子と同じように継ぎ目のない感覚でずっといってしまった。すごい技巧。

    0
    2026年03月14日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    表題作を含む中短編集。久しぶりの再読。

    過去の伊坂作品に出てくる人だったり言葉だったりが所々に潜んでいて、往年の伊坂ファンは思わずニヤついてしまいそう。

    表題作の『フィッシュストーリー』も良かったけど、個人的には『ポテチ』が好き。今村がいい奴すぎて、それに負けず劣らず黒澤がかっこよすぎて、めっちゃ泣いてしまった。弱いんですよ、スポーツものって。

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    2026年03月14日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりに読書にハマってから久しぶりの伊坂幸太郎さんの作品

    登場人物たちの個性的でおしゃれでユーモアあふれる会話が好きだったなあと、思い出させてくれた。読みやすく引き込まれてた。

    もう少し事件の真相の部分に触れて欲しかった、
    とは思ったけど多分面白くない利権や派閥争い?なんだろうと思いこれで良いんだろう、と感じた。

    0
    2026年03月14日
  • 逆ソクラテス

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    面白かった
    偏見をテーマにする話の短編集
    子供の目線の話が多く
    章ごとの登場人物が
    他の章にも出てくることがあり
    繋がりを感じた
    偏見を持っていることについて
    自分では気づけないことが多く
    この本を読んで気づけることが多かった

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    2026年03月14日
  • さよならジャバウォック

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    伊坂幸太郎2冊目。本屋大賞ノミネート作品ということで読んでみました。
    最後の伏線回収がやっぱり好きでした。中盤以降まで正直退屈な部分も多く意味あるのかな?という部分もあったのけれども一つ一つに意味があって最後に全てが繋がりました。
    漫画感覚で楽しめる小説だと感じました。
    伊坂幸太郎作品をもっと読んでみたい。

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    2026年03月14日
  • AX アックス

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    殺し屋シリーズ3作目
    恐妻家の凄腕殺し屋、兜。
    ユーモアと切なさを交えながら展開していくストーリーだった。

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    2026年03月14日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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     現在と2年前の二つの視点が交互に展開される構造に、読んでて飽きさせない。徐々に伏線回収していくうちに、気づいた時にはそんなどんでん返しが待ち受けていたとは!
     河崎、琴美、ドルジの関係性が良いなぁ〜、とそこに加わる椎名の存在がまた、交差する物語において、良いスパイスになっている!
    「一緒に本屋を襲わないか」なんて持ち掛けられる椎名も気の毒ではある笑

     読んでて面白いんだけど、それ以上に悲しすぎる…。伊坂節のおかげもあって、物語全体を包み込むような暖かい雰囲気を感じられた。それにしても、補えないくらいには物語が残酷で終盤にかけてとても悲しかった。タイトルもそういう事か〜!
    ほんと癖になるなぁ

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    2026年03月14日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    限定カバーだったので購入。普通に面白い作品だと思った。
    伏線回収がちゃんと気持ちいいと感じるような作品だった。
    なんだろう、基本的には逃亡劇の繰り返しではあるからめちゃくちゃ話が急展開する訳でもないのでちょっとページを進めるのに時間がかかったかなって感じ。
    あと事件の真相ももっとしっかりあったら良かったなぁと思った、ページ数的に厳しいかもしれないけどね。
    最後の章で物語に関わった人の後日談が出てくるのがちゃんと生存確認できてよかった。

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    2026年03月14日
  • さよならジャバウォック

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    とにかく頭の中がぐちゃぐちゃになりましたが、思考回路を働かせて読ませて頂きました
    ジャバウォックという凡人には思い付かない不思議な世界観でした

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    2026年03月14日
  • あるキング

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    伊坂幸太郎さんぽくない本。
    登場人物間の会話の面白さとかそういったのも全てが伊坂さんぽくない。
    だけど普通に面白かった。
    なんだろな…
    絵本を読んでるような感じというか…
    うまく言えないけど笑

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    2026年03月13日
  • 777 トリプルセブン

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    ホテルの備品が戦闘道具になるとは……

    天道虫が並べ立てる不運物語が、本当にくだらなくて面白くて。
    今回も荷物を届けるだけの任務のはずが、またまた不運に見舞われ、そして妙な巡り合わせの中でしっかり生き残っていく。
    世界一不運な男は世界一「しぶとい」ラッキー・ガイだった。

    殺し屋ばかり出てくる物騒な話のはずなのに、テンポの良い会話と小気味よいアクションのせいで、人がバッタバッタと死んでゆく展開ではあるが、読者が感情を差し挟む暇などは殆どなく、逆に爽快感さえ覚えるから不思議。

    全体的な軽口の合間に哲学的なことを挟んでくるので油断できない。
    肩の力を抜いて読めるエンタメ小説だった。

    ちなみに、

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    2026年03月14日