伊坂幸太郎のレビュー一覧

  • 魔王 JUVENILE REMIX 1

    Posted by ブクログ

    サンデーで第一話から衝撃的に面白い漫画でした。
    原作は読んでいないのですが、かなり違っているようで…。
    でも漫画も充分面白いので原作がいいのか漫画がいいのかハッキリしないですが、絵もすごく好きですし、サンデー買ってるのに単行本も買おうと思ったのは初めてです。
    安藤を中心にその回りの関係とかが気になって、今一番面白い漫画です!

    0
    2009年10月07日
  • 魔王 JUVENILE REMIX 2

    Posted by ブクログ

    死んでるみたいに生きたくないなら、どうすりゃいいか考えろ。日常に滲み出る不穏な気配に着々と気付いていく安藤。その脳裏に響く「警告」の二文字。突如襲った不可解な事故…そして現れる殺し屋・蝉。騒然とする街を犬養の奇跡が包み込む。物語は今、大きく動き出す!!

    0
    2009年10月04日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    最初ずーっとモヤモヤ。
    その違和感がなんなのかわからないままとりあえず読み進めたら、ラストで一気に回収され心の中がわーっと明るく広がる感覚があった。
    読み終わって、さすが25周年!さすが伊坂幸太郎!と思わずにはいられなかった。
    私の好きな伊坂さんの言葉がたくさん詰まっていた。

    0
    2025年12月15日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんのラッシュライフです。
    以下の5人の人間の群像劇です。
    話は入り組んでいて最初なにがなんだかわかりませんが、一読後立ち返ってみて、時系列を整理して読み直すととても面白いです。

    黒澤は、泥棒を仕事としている人物です。
    河原崎は、神に憧れる学生です。
    京子は、不倫相手との結婚を目論んでいる女性です。
    豊田は、会社をリストラされ、就職先がなかなか見つからない男性です。
    志奈子は、拝金主義の画商である戸田に引き抜かれた若き女性画家です。


    1日目
    河原崎は喫茶店で「尋ね人」のチラシの裏に絵を描きます。そこで塚本と会い、「高橋」の話や「神の解体」について聞きます。白人女性から日本語を書

    0
    2025年12月14日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊坂幸太郎さんデビュー25周年おめでとうございます!!

    今作のお気に入りのセリフはこちら。
    「真面目に、誠実にやろうとするのはいいけれど、それを他人にまで求めはじめると危ない」
    何度か作中に出てくる、「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」にも通じるところがあると思うし、心に留めておきたい。

    ずっと翔のことを気にかけていた量子さん、安心の結末で良かった。

    物語の最後の北斎の言葉は、伊坂さんから読者へのメッセージかな?嬉しい!
    まだまだ読んでいない伊坂さん作品がたくさんある私は幸せ者だなあ。
    これからもどんどん読みたい。

    0
    2025年12月14日
  • ペッパーズ・ゴースト

    Posted by ブクログ

    現実なのか小説の中なのか…不思議な空間だった
    それを物語の中でも話してるのがまた不思議な感覚

    伊坂先生はコミカルに真理をついてくるのが好感持てる

    何より、今回のお話で一番の立役者は壇先生のお母さんだと思った
    何かにぶち当たったら『ヘディング』心の中で思うようになった

    0
    2025年12月14日
  • さよならジャバウォック

    匿名

    購入済み

    ミステリー?ミステリーなのか?笑
    伊坂幸太郎さん独特の世界観で、なんともジャンル分けできない感じですね
    面白かった!

    0
    2025年12月14日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    並行に進んでいた物語が実は縦軸で繋がっている、みたいなお家芸にただただ満足。
    いつもの如く読み終わった途端に読み返したくなるそんな展開でした。

    畢竟、ヒトは中々捨てたもんじゃ無い、と。

    0
    2025年12月14日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    謎が多いカリスマのあるキャラクターの書き方がとても上手いなぁと。最初は嫌味な奴という印象だけど、徐々にもしかしたら良い奴かもと思わせる描き方に引き込まれる。

    0
    2025年12月14日
  • 砂漠

    Posted by ブクログ

    それぞれ登場人物が生き生きしていて良かった。
    過ぎ去っていく時間は早い。読み初めは分厚めな本だと思っていたが、最後は終わらないで欲しいと惜しみながら読み進めた。「砂漠」への焦りを感じる自分に重ねて読んでいた部分もあったと思う。
    高校生の時に読んでいたら、きっとこんな生活や友情に憧れただろうし、大学を卒業してから読んだら、また違った感想になるかもしれない。いつかまた読み返したいと思える1冊だった。

    0
    2025年12月13日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    珍しく恋愛が絡んだお話で、特殊な環境は無し。
    なので最初は掴みどころが無くて、登場人物も多いし、いろんな場面があって???となっていたけど、読み進むとやっぱり伊坂幸太郎。進むにつれて暖かくサラッと繋がってくる人達の物語の世界に自分も参加していたような幸せな気持ちになれて面白かった。

    0
    2025年12月13日
  • マリアビートル

    Posted by ブクログ

    とても面白かった!
    皆さんが伊坂幸太郎さんを好きな理由が
    良く分かりました

    登場人物のそれぞれにしっかりした
    性格や心情、思考方法があり
    愛すべき者や憎めない者、はっきりと嫌な者が
    良いテンポで良く練られたストーリーを
    ドタンバタンと飽きさせる事なく
    結末まで大忙しです(笑)

    新幹線が舞台というのも面白く
    停車駅に着くまで降りる事が出来ず
    先頭から最後尾までは一本道なので
    逃げる隠れるも一般客もいるので
    戦うも大変、知恵と運が必要

    伊坂幸太郎さんは登場人物に容赦がないので
    どこで誰がどうなるか分からずその点でも
    ハラハラしましたね(笑)

    日本にこんなに殺し屋がいるか?
    とか思う軽妙なセ

    0
    2025年12月13日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

    Posted by ブクログ

    すらすらと読めました。
    映画も見てみたいけど、中々映像化難しい様な気もしますね。

    大学生の椎名が引っ越してきたアパートで出会う河崎との奇妙なストーリー。
    現在と過去を交互に交えながら、話は進み、最後には、、、、

    本を読み終わった後には、ボブディランの音楽が聴きたくなるのでは。
    そんなお洒落で、少し切ない本です。

    0
    2025年12月13日
  • グラスホッパー

    Posted by ブクログ

    <目次>


    <内容>
    鈴木、蝉、鯨、3人の視点から殺伐とした殺人の話が語られる。そしてそれが1つに収斂していく。それぞれの事情や考えなどが関連して終わりを告げる。明るい話ではないが、面白かった。

    0
    2025年12月12日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    「巻き込まれからのどんでん返し」という予定調和をある程度想定しながら、ある意味安心感を持って読んではいたのだが、別軸で進行するパートが徐々に重なり、クライマックスではかなりハラハラさせられた。
    印象的だったのは、映画『マトリックス』を想起させる「水槽の中の脳」の話。
    あと、子を持つ母としては、殺人事件の渦中にいながらも、量子が幼稚園から帰った息子に「おかえり」を言わなければとずっと気にしているのが、何だかすごくよく分かってしまう。
    ひとつ残念だったのは、名前に引っ張られてしまって桂凍朗の脳内ビジュアルがずっと木戸孝允だったことです。

    0
    2025年12月12日
  • さよならジャバウォック

    Posted by ブクログ

    北斎が伊坂幸太郎で、斗真が俺(読者)ってことなんだ。めちゃくちゃ喰らった、完全敗北。デビュー25周年書き下ろし長編で、これはズルいよ。ぐわーーー、すげーーーな伊坂幸太郎。こちらこそ本当にありがとう。

    めちゃくちゃサブリミナルでも確かな存在感の繭美。さすがにデラックス級です。

    0
    2025年12月12日
  • マイクロスパイ・アンサンブル

    購入済み

    めぐり合わせ

    ストーリーの展開の中でいろいろなめぐり合わせがあり、楽しく読めた。登場人物が、ゆかりのあった人が幸せであったら良いなと思っている姿が印象的。

    #共感する #癒やされる

    0
    2025年12月12日
  • 重力ピエロ

    Posted by ブクログ

    だいぶ前に読んでから、しばらく読んでいなかったので再読。どんな内容かも忘れてしまっていたので、ほぼ新鮮な気持ちで読めました。久しぶりに読んで思ったことは、伊坂さんはこの本を通じて訴えたかったことは何か、訴えたいと思った背景にはどんなものがあったのか。というものでした。そして、テーマの一つであろう悲しい出来事が、現実世界でも減っていく世の中であるといいなと思いました。

    0
    2025年12月11日
  • ラッシュライフ

    Posted by ブクログ

    泥棒にリストラ親父、神に憧れる青年に不倫の末にお互いの配偶者を殺めようとする女性カウンセラー。
    4人の話がそれぞれ進んでいく中、それぞれが互いに影響を及ぼし、互いに思いもしない結末に進んでいく。

    「オーデュボンの祈り」に続いて読んでみたが、それよりも若干突拍子さはなくなったものの、物語として面白く、また作者のトリックも仕掛けられている。未読の方のため詳細は避けるが、整理しながら呼んだほうがいいかもしれない。

    エッシャーの騙し絵が巻頭にあり、たびたび文中でも取りざたされるように、まさに騙し絵のような本作。
    ラストに行くにつれてその全貌が見えてくると思う。

    「オーデュボンの祈り」ほど好奇心が

    0
    2025年12月11日
  • モダンタイムス(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎の作風を解説の人が「そういうこと!」って言いたいほど明確に書いてくれてた。
    本来はシリアスなシーンでも登場人物の言葉遊び?的なのが止まらないところ、そのギャップ?というのかその違和感がなんとなく自分に合わない気がして、読み進めるのもすごい時間かかったけど、最後の方は一気に読めちゃった!展開がどんどん変わってハラハラしたからかなー?
    「システムに管理されてる」ことに気づかないままなのか、それに気づいて見て見ぬふりをするのかどっちが幸せなんだろう?と。気づかないままの方が色々楽だよなーとか思ってしまった苦笑
    大きなものに対抗する中で、目の前の小さなことを行う、っていう考え方。実際1人の人

    0
    2025年12月11日